おすすめのスマホ保険はどっち? AppleCare+とモバイル保険を徹底比較!
- 2025年10月15日
- その他
iPhoneを購入する際、多くの方が一度は悩むのが「保険に入るべきかどうか」ではないでしょうか。
万が一の落下や水没、画面割れといったトラブルに備えて、Appleが提供する「AppleCare+」に加入する方もいれば、最近では月額コストを抑えられるスマホ保険として「モバイル保険」に注目するユーザーも増えてきました。
しかし、いざ比較しようとすると「どちらがいいのか分からない」「おすすめのスマホ保険はどっち?」と迷ってしまう方も多いはずです。
本記事では、AppleCare+とモバイル保険という2大スマホ保険を徹底的に比較し、それぞれの補償内容やメリット・デメリット、向いているユーザー像までわかりやすく解説していきます。
スマホ保険の選び方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
スマホ保険って入ったほうがいい?その必要性とは
iPhoneは年々高額化が進んでおり、最近のモデルでは本体価格が10万円を超えるのが当たり前になってきました。
iPhone 17シリーズに至っては、Proモデルで20万円を超える構成も存在し、万が一のトラブルによる出費も深刻なものになりつつあります。
少しの落下で画面が割れたり、水濡れや故障で本体交換が必要になったりと、修理費用が数万円〜10万円以上にのぼるケースも珍しくありません。
こうした背景から、iPhoneユーザーの間では”スマホ保険”への注目が高まっています。
Apple公式の「AppleCare+」をはじめ、民間のスマホ保険サービスを利用する人も増えており、もはや”入っておいた方が安心”という声も少なくありません。
とはいえ、「本当に保険は必要?」「どっちの補償がいいの?」と迷っている方も多いはず。
そこで本記事では、おすすめのスマホ保険の代表格である「AppleCare+」と「モバイル保険」の違いを徹底的に比較し、それぞれの特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説していきます。
iPhoneの保険といえばメジャーなAppleCare
iPhoneの補償サービスといえば、もっともよく知られているのがApple公式の「AppleCare+」です。
AppleCare+は、通常1年間の製品保証を2年間(または月額契約で無期限)に延長し、過失や事故による損傷にも対応してくれる延長保証型のスマホ保険です。
Apple直営店や正規サービスプロバイダで修理が受けられるほか、エクスプレス交換や24時間サポートなど、Appleならではのサービスも付帯しています。
ただし、加入費用はモデルによって異なり、Proシリーズなどでは2年間で2万円以上かかることも。
毎月または一括で支払う保険料が発生するに加え、安価とはいえ修理費用がかかるため、AppleCare+を利用するためのトータルの費用は決して安くない金額となっています。
- 画面や背面ガラスの破損:1回につき3,700円で修理
- その他の損傷(落下・水濡れなど):1回につき12,900円で本体交換
- バッテリー容量が80%未満になった場合の無償交換
- エクスプレス交換サービス(故障品と先に交換)
- 盗難・紛失プラン(オプション)に加入すれば、紛失時にも補償対象
機種 | AppleCare+ | AppleCare+ 盗難・紛失プラン |
||
---|---|---|---|---|
一括購入 | 月額料金 | 一括購入 | 月額料金 | |
iPhone 17 Pro Max | 31,800円 | 1,580円 | 34,800円 | 1,740円 |
iPhone 17 Pro | 31,800円 | 1,580円 | 34,800円 | 1,740円 |
iPhone Air | 31,800円 | 1,580円 | 34,800円 | 1,740円 |
iPhone 17 | 23,800円 | 1,180円 | 26,800円 | 1,340円 |
iPhone 16 | 23,800円 | 1,180円 | 26,800円 | 1,340円 |
iPhone 16e | 19,800円 | 980円 | 22,800円 | 1,140円 |
柔軟性とコスパが魅力なモバイル保険
AppleCare+と並んで注目されているスマホ保険が、さくら少額短期保険株式会社が提供する「モバイル保険」です。
モバイル保険は、iPhoneを含むさまざまなモバイル端末に対応した民間のスマホ保険で、柔軟性とコストパフォーマンスの高さが大きな特長です。
修理対応の流れとしては、ユーザー自身が修理を手配し、あとから保険金を申請して受け取るという仕組み。
この方式により、Apple Storeやキャリアショップといった正規の修理サービスも利用できるほか、他社のスマホやタブレットなども含めて、自由度の高い運用が可能となっています。
費用面では、月額700円で最大3台までの端末に補償をかけられるうえ、自己負担なしで修理費用の全額補償(上限内)が受けられる点が大きな魅力といえるでしょう。
AppleCare+のように“iPhone 1台に対して手厚く”という補償とは異なり、複数端末をまとめて効率よく補償したい方や、月額コストを抑えたい方に向いているスマホ保険です。
- 月額700円で主端末1台+副端末2台まで登録可能
- 主端末は年間最大10万円まで、副端末はそれぞれ3万円まで補償
- 自己負担金なし(上限額内であれば実費全額支給)
- 中古端末・SIMフリー端末にも対応(条件あり)
AppleCare+とモバイル保険を項目別に徹底比較
AppleCare+とモバイル保険を項目ごとに比較しながら、それぞれの補償内容や使い勝手の違いを整理していきます。
両者は“スマホ保険”という点では共通していますが、提供形態や契約条件、補償の柔軟性には大きな違いがあります。
料金・コストの違い
iPhoneに保険をかけるうえで、多くの人が気になるのが月額費用や自己負担の金額です。
AppleCare+はモデルごとに保険料が設定されており、Proシリーズや大容量ストレージモデルでは2年間で2〜3万円を超えることもあります。
また、画面割れや本体交換の際には、別途自己負担金(3,700円〜12,900円)が発生します。
一方のモバイル保険は、月額700円の固定料金で最大3台まで補償がかけられる仕組みになっており、修理時の自己負担金も原則ゼロ(上限内)です。
比較項目 | AppleCare+ | モバイル保険 |
---|---|---|
月額料金の目安 | 1,180円(iPhone 17の場合) | 700円(非課税) |
補償対象台数 | 1台(加入したiPhoneのみ) | 最大3台(主1台+副2台) |
自己負担金 | 画面割れ:3,700円 その他損傷:12,900円 |
なし(上限内で全額補償) |
支払い方法 | 月額払いまたは2年一括 | 月額払い |
補償範囲と上限金額
保険を選ぶうえで、どこまでのトラブルが補償対象になるか、そして補償金額の上限がどれほどかは重要な比較ポイントです。
AppleCare+では、Apple製品に損傷や不具合が発生した場合に、安価で修理を受けることが可能になります。
さらに交換機を迅速に郵送してくれるエクスプレス交換サービスや、一定以上消耗している場合にバッテリーを無償交換してもらえるなど、サポートが充実しています。
全国のApp Storeや、ビックカメラ・カメラのキタムラといった正規修理店と修理を受けることができ、郵送修理も行っています。
都度費用は掛かりますが、サポートの利用回数に上限はなく、手厚い保証サービスとなっています。
一方のモバイル保険は、補償対象としている機器にトラブルが起きた際、修理にかかった費用を補償してもらうことができるものです。
補償金額は年間で最大10万円までですが、自己負担金がなく全額保険金として返ってくるのが魅力です。
特徴的なのが補償台数と対象の広さで、モバイル保険はWi-FiやBluetoothにつながるモバイル通信機器を最大3台まで補償することができます。
例えばiPhoneとApple WatchとAirPodsに1サービスでまとめて保険をかけるということも可能で、柔軟でコストパフォーマンスに優れています。
比較項目 | AppleCare+ | モバイル保険 |
---|---|---|
補償対象の損傷 | 画面割れ・背面ガラス・水濡れ・その他損傷 | 破損・水濡れ・故障(物理的損傷全般) |
補償対象店舗 | Apple直営店・正規サービスプロバイダ | Apple・キャリア・正規修理店など |
補償金額上限 | 回数制限なし/自己負担制(損傷ごとに定額) | 主端末:年間10万円/副端末:各3万円 |
対応端末の種類 | 購入したiPhone(1台のみ) | iPhone/iPad/Apple Watchなど複数機種 |
修理対応の流れ・スピード感
いざiPhoneが故障したとき、どれだけスムーズに修理できるかは、補償を選ぶ上で重要なポイントのひとつです。
AppleCare+は、Apple公式の補償ということもあり、Apple Storeや正規サービスプロバイダでの対応が前提となります。
店頭での即日対応や、エクスプレス交換サービスといった迅速なサポートが受けられるのは大きなメリットです。
一方のモバイル保険では、ユーザー自身が修理手配を行い、後日その費用を保険金として申請・受け取りする流れになります。
修理と保険金請求で手続きが2回となるものの、修理はメーカーやキャリアショップに依頼することができるので、修理の品質にこだわることもスピードやお店の使いやすさを重視することも可能です。
比較項目 | AppleCare+ | モバイル保険 |
---|---|---|
修理の流れ | Apple Store等で受付→即日または数日で返却 | ユーザーが修理→後日保険金請求→受取 |
エクスプレス交換 | あり(先に交換品を発送) | なし |
対応スピード | 即日〜数日 | 修理店・申請処理により数日〜1週間程度 |
修理場所 | Apple Store 正規修理店 |
Apple Store キャリアショップ 正規修理店 |
対応端末と柔軟性
スマホ保険を選ぶ際には、「どの端末が補償対象になるか」も大切なポイントです。
1台だけを確実に守る保険と、複数台をまとめて補償できる保険では、使い勝手に大きな違いが出てきます。
AppleCare+は、購入したiPhone 1台のみに適用される補償です。
新品購入直後であれば申し込みやすい一方で、中古端末やSIMフリー機種などには原則非対応となります。
一方のモバイル保険では、主端末に加えて副端末を2台まで登録できるため、家族で複数のスマホを使っている場合や、iPad・Apple Watchなども含めて補償したいときには非常に便利です。
さらに、条件を満たしていれば中古やSIMフリー端末も補償対象にできるため、柔軟な端末管理が可能になります。
比較項目 | AppleCare+ | モバイル保険 |
---|---|---|
補償対象台数 | 1台(購入時のiPhone) | 最大3台(主端末+副端末2台) |
補償対象端末の種類 | iPhoneのみ | iPhone・iPad・Apple Watch・AirPodsなど |
中古端末への対応 | 不可(原則、新品のみ) | 対応可(条件あり) |
SIMフリー端末への対応 | 対応(条件付き) | 対応(要確認) |
どっちが自分に合っている?選び方のポイント
ここまででAppleCare+とモバイル保険の違いを比較してきましたが、最終的には“自分にとってどちらが使いやすいか”を基準に考えることが大切です。
補償の手厚さ、コスト感、柔軟性など、重視するポイントによって適した保険は異なります。
AppleCare+が向いているユーザー
AppleCare+は、iPhoneをできるだけ”手厚く、公式の体制で守りたい“というユーザーに向いています。
Apple製品のみを使用しており、トラブル時にはApple Storeでのサポートを希望する方にとっては、最も安心感のある選択肢といえるでしょう。
- 修理・交換はすべてApple公式で対応してほしい
- 故障時にエクスプレス交換など迅速な対応を重視する
- Apple Storeや正規店にアクセスしやすい環境にいる
- iPhone 1台を丁寧に長く使いたい
モバイル保険が向いているユーザー
モバイル保険は、「できるだけコストを抑えながら、必要十分な補償を受けたい」という方に適したスマホ保険です。
iPhoneに限らず、iPadやApple Watchなど他のデバイスもまとめて補償したい方や、中古・SIMフリー端末を利用している方にとっては、AppleCare+にはない柔軟さが魅力となります。
また、家族で複数台の端末を管理しているようなケースでは、1契約で3台までカバーできるという仕組みが実用的です。
- 月額コストを抑えながらスマホ保険に加入したい
- iPhone以外にもiPadやApple Watchを使っている
- 家族や複数端末を1つの契約でまとめて補償したい
- 中古端末・SIMフリー端末でも保険に入りたい
まとめ:補償内容を知った上で最適な選択を
iPhoneを使っていると、ふとした拍子に落下させてしまったり、水濡れや故障に見舞われたりすることは決して珍しいことではありません。
そうしたリスクに備えるためのスマホ保険として、AppleCare+とモバイル保険はそれぞれ異なる強みを持った選択肢といえます。
AppleCare+は、Apple公式による安心感とサポートの手厚さが魅力。
一方のモバイル保険は、月額コストを抑えつつ複数端末まで柔軟に補償できる点が支持されています。
補償範囲、自己負担、対応スピード、登録できる端末の種類など、重視したいポイントは人それぞれです。
どちらが正解というわけではありませんが、自分の使い方やライフスタイルに合ったスマホ保険を選ぶことが、後悔しないための第一歩となるはずです。
この記事で比較した内容を参考に、自分にとって納得のいく補償を検討してみてください。