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iPhone 13からiPhone 16へ買い替えるべき? 価格やスペックを徹底比較!

iPhone 13からiPhone 16へ買い替えるべき? 価格やスペックを徹底比較!

以前ほどの画期的な新機能は無くなってきているものの、新型iPhoneの登場は常にワクワクさせられます。
2024年に発売されると見られるiPhone 16についても、既に様々なリーク情報が流れています。

今回は、現在iPhone 13を使用しているユーザーの視点で、iPhone 16に買い替えるべきかどうかを検討してみます。
機種変更を考えている方の参考になれば幸いです。

iPhone 16の発売日(予想)

日本では、Apple製品はその全般が人気を博しています。
特にiPhoneはスマホユーザーの半数以上が使用しており、日本はiPhone大国と言っても過言ではありません。
そんなiPhoneの新型モデルの発売は、多くの人々が楽しみにしているイベントといえるのではないでしょうか。

近年の傾向を考えると、iPhone 16の発売日もまた2024年の秋頃が有力です。
これまでの傾向を参考にすると、Appleは通常、火曜日か水曜日に発表イベントを開催し、新型iPhoneの発表を行います。
そしてその2日後の金曜日に新型予約が、その次の金曜日に発売が開始されるのが通例です。

つまり、例年通りのスケジュールであれば、新型iPhoneの発表が9月10日(火)か11日(水)に行われ、予約開始は9月13日(金)、発売開始は9月20日(金)になると考えられます。

ただし、状況によっては日程がずれる可能性もあるため、正確な日程についてはAppleの公式発表を待つ必要があります。

 

iPhone 16の価格(予想)

新しい機器を買うとなれば、当然その価格は気になるものです。
特に近年のiPhoneは高額化が進んでいるので、新型iPhoneの価格がどのようになるかは注目の的といえます。

米国価格の予想

近年は円安の影響もあり、国内と国外とでは価格の動向が異なります。
まずは米国での価格の予想をまとめました。

常に進歩を求められるスマートフォンのような危機は、新しい技術や機能の追加が行われる一方で、これを実現するためにコストが増加することが一般的です。
販売価格に反映されユーザーに跳ね返ってくることも多いですが、市場競争力を維持するためiPhoneの価格は長らく据え置かれています
日本では少しずつ値上がりしている印象があるかもしれませんが、iPhone 12シリーズ以降、各モデルの米国価格は変化していません。

iPhone 16も様々な新機能が噂されていますが、おそらく費用は据え置かれるものと予想されます。

iPhone 16シリーズの米国価格(予想)
価格
iPhone 16 $799
iPhone 16 Plus $899
iPhone 16 Pro $999
iPhone 16 Pro Max $1,099

日本価格の予想

日本では円安の影響が非常に大きく、iPhone 16シリーズの値上がりは避けられないでしょう。
米国での価格が変わらないため、日本価格は適用さえる円とドルの為替レートによって決まります。

モデルごとに若干の前後がありますが、iPhone 15シリーズは1ドルあたり156円~160円ほどの換算となります。
2024年7月現在の為替相場は160円前後なので、消費税を加味すると1ドル180円近いレートとなってしまいます。
これをもとに価格を算出すると、下記のようになると想定されます。

10万円を超えたと思ったら、次の大台である15万円が目前に迫っています。
せっかくの最新モデルですが、金額がネックで購入を迷う人も少なくないのではないでしょうか。
下取りやキャンペーンを活用して、少しでも安価に抑えて購入したいところです。

iPhone 16シリーズの日本価格(予想)
価格
iPhone 16 143,800円~
iPhone 16 Plus 161,800円~
iPhone 16 Pro 179,800円~
iPhone 16 Pro Max 197,800円~

※1ドル = 約180円(税込)で換算

 

iPhone 13から変化したのはどんなところ?

iPhone 16は、iPhone 13から見ると3世代先のモデルです。
どのような変化があるのか、項目ごとにまとめてみました。

デザインの変化

iPhone 13は、前年のiPhone 12シリーズより採用されたフラットエッジデザインとなっています。
側面が、それまでの曲面から平面になったデザインを指し、滑らかで光沢があることから高級な印象も与えます。

iPhone 16も引き続きフラットエッジデザインが採用される見通しですが、ベゼルがさらに薄く軽量になると考えられています。
Proモデルではフレームの材質もアルミニウムからチタンに変更となり、金属感のある少し暗めの光沢で重厚感が増しています。

ディスプレイの進化

iPhone 13のディスプレイには、フロントカメラやセンサー類を収めたノッチ(切り欠き)が存在します。
iPhone X以降のiPhoneの象徴的ともいえる部分で、iPhoneユーザーであれば慣れてはいると思いますが、現行のAndroidスマホなどと比べると遥かに大きく、画面を狭く感じる要因となっています。

iPhone 15で、まだ大きなノッチではあるものの、従来よりも小さいサイズとなりました。
ノッチ周辺を活用し、使用中のアプリや操作に応じて付加情報を表示するDynamic Islandという仕様も追加され、ユーザー体験は改善されています。

iPhone 16では、iPhone 15の仕様を引き継ぐ可能性が高いですが、「アンダーディスプレイカメラ」という仕様の噂もあります。
これはカメラやセンサー類を全てディスプレイの下に埋めるというもので、ディスプレイにレンズをのぞかせる穴を開けたりする必要がなくなります。
加えて、ベゼルが今以上に薄くなると想定されているので、iPhone 15以上にディスプレイを広く使用できるようになると考えられています。

パフォーマンスの向上

電子機器を動かすために必要な基幹的なパーツをひとまとめにしたものを、SoC(システムオンチップ)といいます。
人でいう脳にあたる部分で、スマホのパフォーマンスは基本的にSoCによって決定づけられているといえます。

iPhoneには、Appleが独自に開発している専用のチップが搭載されています。
基本的に新型iPhoneが登場するたびにアップデートが行われており、iPhone 13に搭載されているのはA15 Bionicチップです。

長らく同一シリーズでは同じ世代のチップが使用されていましたが、iPhone 14シリーズではProモデルのみ最新チップが搭載され、スタンダードモデルにはiPhone 13と同じA15 Bionicチップが採用されています。
現行のiPhone 15シリーズでも、スタンダードモデルとProモデルで世代が異なりますが、iPhone 16シリーズではA18チップで統一されるのではないかと予想されています。

A18 Bionicは、おそらくA17Proチップと同じく3nmプロセスで製造されると思われるので、A15 Bionicの5nmプロセスと比べて性能と電力効率が大きく向上すると考えられます。
演算能力の性能や機械学習の処理速度なども向上すると見られ、使い勝手は大きく改善すると予想できます。

iPhone 13とiPhone 16のプロセッサ比較(予想)
iPhone 13 iPhone 16
チップ A15 Bionic A18 Bionic
CPU 6コア(2高性能コア + 4高効率コア) 改良された6コア
GPU 4コアまたは5コア 改良された5コアまたは6コア
エンジン 16コアニューラルエンジン 18コア以上のニューラルエンジン
製造プロセス 5nm 3nm(予想)

カメラ性能のアップグレード

現時点で、iPhone 16のカメラの細かい情報は出ていません。
iPhone 15のカメラ性能をベースに浮上している変更点を加味して、iPhone 13と比較してみます。

まず目につく変化はカメラの画素数です。
iPhone 13では1200万画素だったところが、iPhone 15(ProモデルではiPhone 14 Pro)から4800万画素へ大きく向上しました。
カメラにおける画素数は、レンズが集めた光を取り込んでデータに変換する際の色の数を表しています。
画素数が高いカメラで撮影すると、より多くの色で構成された写真となるため滑らかで、一部をトリミングした時にも荒れることなく鮮明な写真になります。
iPhone 16では、超広角カメラについても4800万画素になるといわれており、広範囲の撮影やクリエイティブな撮影も行いやすくなります。

センサーの改良も進んでおり、低光量でも高品質な撮影が可能で暗いところでも気軽に撮影できます
さらにProモデルであれば、光学ズームの倍率も引き上げられており、遠方からでも鮮明な写真を撮ることができます。

また、動画撮影の機能が向上しているのもポイントです。
志ネマティックモードはiPhoneで映画撮影も可能と喧伝されているほどで、動きながら撮影しても被写体をしっかり捉えてくれるうえ、手ぶれも強く補正してくれます。

カメラ性能は全体的に改良されており体感しやすい変化も多いため、撮影する機会が多い人であればその変化を十分に実感できると思います。

充電コネクタの規格変更

iPhone 13とiPhone 16の最も明確な違いは、コネクタの規格が変更されたことでしょう。

iPhoneには長らく、Appleが独自に開発したLightningコネクタが採用されていました。
Apple製品でのみ使用されるコネクタでしたが、スマホやその周辺機器でコネクタの規格を統一する動きがあり、iPhone 15シリーズにてとうとうUSB Type-Cに変更されることとなりました。
これまでiPhone 13で使用していた充電ケーブルは使用できなくなってしまいますので、人によってはケーブル類を一新しなくてはいけないかもしれません。

新しいボタンの追加

iPhone 15で、アクションボタンというボタンが登場しました。
ユーザーが任意にカスタマイズできるもので、よく使う機能や実行までに手間がかかる操作を割り当てて、よりシームレスにiPhoneを使うことが出来るようにしてくれます。
iPhone 15ではProモデルのみの搭載でしたが、iPhone 16では全モデルに搭載されるとされています。

さらにiPhone 16ではキャプチャボタンというボタンが追加されるという話も出ています。
機能は明らかになっていないものの、右側面下部という設置場所や名称から、写真撮影時に使用するボタンだと推測されます。

これらのボタンにより、今までよりも便利にiPhoneを使うことが出来るようになりそうです。

 

iPhone 13からiPhone 16へ買い替えるべき?

現在使用しているiPhone 13の状態やユーザーの考え方によっても、買い替えるべきかどうかという判断は変わってきます。
ここでは判断に用いるであろうポイントそれぞれについて、考えていきます。

iPhone 16は魅力的なモデル?

現行の最新モデルであるiPhone 15の時点で、Dynamic Islandやカメラの画素数の向上、USB-Cポートの採用など明確な変更点があります。
さらに、噂されているアンダーディスプレイカメラは実装された場合の変化が大きく、新ボタンの追加で利便性の向上も期待できます。
iPhone 13からの変化は十分に実感することができるでしょう。

悩ましいのが、最新のiPhone 16にする必要があるかどうかという点です。
魅力は十分だとしても、新型iPhoneは非常に高価で、費用面で手を出しづらいと感じてしまう人も少なくないと思います。

そういった場合には無理をせず、iPhone 16が登場したタイミングで型落ちとなるiPhone 15を購入するというのも有効です。
型落ちといっても1世代程度であれば十分新しいといえる環境ですし、変更点も少ないため意味の薄い機種変更とはならないでしょう。
新しさとコスパを両方撮るのであれば最良の選択肢と言えるかもしれません。

iPhone 13はまだ現役?機種変更した方がいい?

iPhone 16が登場したタイミングで、iPhone 13は最新から3世代古いモデルとなります。
3世代前のスマホは継続利用しても問題ないのか、機種変更するべきなのかを考えてみます。

いわゆる「スマホの寿命」が何年ぐらいなのかという議論で、バッテリーとOSの2つの観点から考えることができます。

iPhoneのバッテリーの寿命

バッテリーは消耗品であり、使用していると必ず劣化してしまいます。

AppleCare+に加入している場合、バッテリーの最大容量が本来の80%を下回った場合にバッテリー交換を無償で受けることが出来るようになります。
これが、iPhoneがその機能を発揮するためには不十分だとAppleが判断するラインであり、iPhoneにおけるバッテリー寿命の目安といえます。

iPhone 13では、500回のフル充電サイクル(フル充電1回=合計100%分の充電)を行っても80%を下回らないように設計されているとされているため、例えば毎日50%程度充電する人であれば約3年が寿命ということになります。
iPhone 16登場のタイミングであれば、そろそろ替え時という人は多くいそうですね。

iOSの寿命

iPhoneを動かす基幹的なシステムであるiOSは、常に大小様々なアップデートが続けられており、新型iPhone登場に合わせて大きなメジャーアップデートが行われています。
最新のiPhoneでなくても最新のiOSが使えるように旧端末にも対応するようにアップデートが行われますが、全てのiPhoneすべてに対応しているわけではなく、徐々にサポートが打ち切られていきます。
このメジャーアップデートがラインナップが変更されるタイミングで、現状では5世代前のiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XRまでサポートされています。

サポートが切れるとアプリが正常に動作しなかったりセキュリティが脆弱になったりするため、機種変更することが推奨されます。
逆に言えば、サポートが切れてしまうまでであれば使用することは可能です。
この観点での寿命は、サポート対象のラインナップから、端末登場から6年間ということになります。

 

iPhone 16を購入した場合、AppleCare+はつける?

iPhoneの機種変更を考える際、一緒に検討したいのがAppleCare+の加入です。
数年前とは異なり、今の最新iPhoneは十数万円もする高価な製品です。

このような高価な機器を日常的に持ち運ぶとなると、落としたりぶつけたりするリスクが高まります。
安心して使用するためにも、AppleCare+のような保証サービスに加入しておくことをおすすめします。

AppleCare+は高い?

AppleCare+は、iPhoneのメーカーであるAppleが提供する公式の保証サービスです。
大手通信キャリアも、多くがAppleCare+をベースにした補償サービスを提供しています(ドコモを除く)。

AppleCare+に加入すると、iPhoneが故障した際に安価で修理が可能になります。
また、一定以上の劣化が確認された場合には、バッテリーを無料で交換してもらえることもあります。
iPhoneを安心して使うための非常に有力なサポートですが、それなりの費用がかかります。
例えば、現行最新モデルであるiPhone 15のAppleCare+の月額料金は1,180円です。
iPhone 16の修理料金やAppleCare+の料金はまだ明らかではありませんが、過去の傾向からするとさらに高くなる可能性があります。

AppleCare+に加入せずに修理を行うと非常に高額になるため、故障時のサポートのメリットは大きいです。
しかし、必ずしも故障するとは限りません。
故障がなく無事に使い切れる場合、掛け捨ての費用が高く感じることもあるでしょう。

iPhoneを安価に守るなら「モバイル保険」がオススメ

AppleCare+は手厚いサポートを受けることができますが、もっと費用を抑えたいという方には「モバイル保険」がオススメです。

モバイル保険は、さくら少額短期保険株式会社が提供するモバイル通信機器向けの保険です。
登録した機器が故障した場合、その修理費用を年間最大10万円まで補償してもらえます。
1回の修理であればほぼカバーでき、自己負担金もないため、月額料金のみで利用が可能です。

モバイル保険はWi-FiやBluetoothに接続するさまざまな機器に対応しており、1契約で3端末まで同時に補償できます。
これにより、iPhoneと一緒にAirPodsやApple Watch、iPad、Macbookなどのデバイスもまとめて保護することが可能です。
iPhoneの保険を手頃な価格で探している方には、ぜひ「モバイル保険」を検討してみてください。

 

まとめ

現時点で判明している情報をもとに、iPhone 13からiPhone 16へ買い替えるべきかをどうか、情報や考えをまとめてみました。

現状では、新しい要素も少なくなく機種変更する意義はありますが、購入価格が非常に高いので悩ましいというところでしょうか。
より魅力的な情報が出てくることに期待したいところです。

引き続き新情報が出てきましたら、順次更新していきます。

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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