iPhone 16は待つべきか? 発売日や価格など気になる最新予想を紹介します!
- 2024年04月18日
- iPhone
2023年の新型モデル「iPhone 15シリーズ」が登場してからまだ間もないですが、早くも次世代の「iPhone 16シリーズ」の情報が少しずつ見られるようになってきました。
現時点では不確かな情報も多いですが、噂やリークをまとめiPhone 16シリーズがどのようなモデルか整理していきたいと思います。
目次
iPhone 15シリーズからの主な変更点
最新シリーズについて、まず気になるのは現行モデルとの違いではないでしょうか。
新機能や大きなデザインの変更など、iPhone 16シリーズの特徴といえるポイントをまとめていきます。
サイズが少し大きくなる
iPhone 12からiPhone 15シリーズまでの直近4世代は、僅かな差はありながらも同じモデル同士では殆ど差がなく、同じサイズ感で展開されていました。
画面サイズもスタンダードモデルやProモデルが6.1インチ、大型のPlusモデル・Pro Maxモデルが6.7インチとなっています。
これに対して今回のiPhone 16シリーズでは、Proモデルのみ画面サイズが6.3インチと6.8インチへと僅かながら拡大される可能性があると予想されています。
ベゼルも小さくなるようですが、本体サイズもこれに伴って少し大きくなると想定され、iPhoneの巨大化がさらに進むことになりそうです。
キャプチャボタンを搭載
iPhone 16シリーズには、新たに「キャプチャボタン」が搭載されるといわれています。
ただ、名称が先行しているものの、何に使われるボタンなのかは判明していません。
素直に考えれば、画面キャプチャに用いるボタンだと考えられます。
画面キャプチャは画面上に表示されているものを画像や動画として保存する機能で、特に画像についてはスクリーンショットと表現することもあります。
現在も比較的容易に使用することができる機能であることから、ワンタッチでより使いやすくなるという見方もある一方で、あまり大きな違いがなく微妙な変更点だという見方も可能です。
そのため、このボタンならではの新機能が追加される可能性も高いと考えられます。
ボタン自体は物理的なものではなく静電容量式のボタンと見られています。
タッチパネルと同じ方式で、指で触れるだけで感知するのでなぞる操作に向いているものです。
おそらく左右どちらかの側面に用意されると思われますが、現状の配置を踏まえると右側の下部あたりが有力でしょうか。
この位置の場合、iPhoneを横向きにして写真を撮影する際にシャッターボタンとして使われるのかもしれません。
iPhone 16シリーズの発売日
iPhone 16シリーズの発売日は9月20日(金)と予想されます。
新型iPhoneの発売スケジュールはほぼ毎年同じタイミングとなっており、9月4週目の金曜日に発売されています。
予約開始はその1週間前で、さらにその数日前にAppleの新製品発表イベントで新シリーズの情報が解禁となります。
このことから2024年の発売スケジュールの予想も容易で、日本時間の9月11日午前2時からイベントが開催、13日21時から予約開始、そして20日に発売開始になると考えられます。
Apple新製品発表イベント | 2024年9月11日(水)(日本時間午前2時) |
---|---|
予約開始 | 9月13日(金)午後9時 |
発売開始 | 9月20日(金) |
iPhone 16シリーズの販売価格
iPhone 16シリーズの販売価格は、現時点では据え置きとなる可能性と値上がりする可能性が半々という見方が強くなっています。
高性能化により製造コストが増加しているのに加えて世界的なインフレの影響も合わさって、シンプルに考えると値上がりしてしまう可能性が高いと言えます。
しかしこの環境は2023年のiPhone 15シリーズ発売の時点でも同様であり、その中にあっても前年のiPhone 14シリーズと変わらない価格で発売されました。(日本では円安の影響もあり若干の値上がりとなりましたが、米国での販売価格は変わりませんでした)
前回価格への反映を抑えることができたのであれば今回もできるのではないかと、据え置きとなる可能性も期待されます。
そのため、値上がりするのか据え置きとなるのかどうか、読み切れない状況となっています。
モデル | 日本価格 | |
---|---|---|
iPhone 15 | 128GB | 124,800円 |
256GB | 139,800円 | |
512GB | 169,800円 | |
iPhone 15 Plus | 128GB | 139,800円 |
256GB | 154,800円 | |
512GB | 184,800円 | |
iPhone 15 Pro | 128GB | 159,800円 |
256GB | 174,800円 | |
512GB | 204,800円 | |
1TB | 234,800円 | |
iPhone 15 Pro Max | 256GB | 189,800円 |
512GB | 219,800円 | |
1TB | 249,800円 |
iPhone 16シリーズのサイズ・重量
iPhone 16シリーズは、画面サイズが少し大きくなる可能性があります。
iPhone 12シリーズからiPhone 15まで、ベゼルの大きさによる微妙な差異はあったものの、通常サイズが約6.1インチ、大型サイズが約6.7インチとほぼ変わらないサイズでした。
これが、iPhone 16シリーズでは、Proモデルのみ通常サイズが6.3インチ、大型サイズ6.9インチと、1.5インチほどの拡大となるようです。
ディスプレイサイズ | 本体サイズ | 重量 | |
---|---|---|---|
iPhone 16 | 6.1インチ | 147.6mm x 71.6mm x 7.80mm | 173g |
iPhone 16 Plus | 6.7インチ | 160.9mm x 77.8mm x 7.80mm | 203g |
iPhone 16 Pro | 6.3インチ | 149.6mm x 71.45mm x 8.25mm | 194g |
iPhone 16 Pro Max | 6.9インチ | 163.0mm x 77.58mm x 8.25mm | 225g |
ディスプレイサイズ | 本体サイズ | 重量 | |
---|---|---|---|
iPhone 15 | 6.1インチ | 147.6mm x 71.6mm x 7.80mm | 171g |
iPhone 15 Plus | 6.7インチ | 160.9mm x 77.8mm x 7.80mm | 201g |
iPhone 15 Pro | 6.1インチ | 146.6mm x 70.6mm x 8.25mm | 187g |
iPhone 15 Pro Max | 6.7インチ | 159.9mm x 76.7mm x 8.25mm | 221g |
iPhone 16シリーズのカラー
近年のiPhoneは、スタンダードモデルは明るくカラフルなラインナップ、対してProモデルは重厚で高級感のある少し暗めのラインナップとなっています。
iPhone 15シリーズでは、Proモデルのフレームがチタン製となり、その材質を活かした金属的な色味をしています。
スタンダードモデルとProモデルの差別化が進められているので、iPhone 16シリーズでもその傾向は同様だと考えられます。
また同じく近年の傾向として、そのシリーズを象徴するような”推し”のカラーが新色として登場することが多いです。
iPhone 16 Proシリーズで、ゴールドもしくはローズが実装されるという噂が出ています。
どちらも歴代のiPhoneで人気だったカラーであり、どちらが実装されたとしても喜ばしい追加といえるのではないでしょうか。
シリーズ | スタンダードモデル | Proモデル |
---|---|---|
iPhone 12シリーズ | ホワイト ブラック グリーン ブルー (PRODUCT)RED |
シルバー ゴールド グラファイト パシフィックブルー |
iPhone 13シリーズ | スターライト ミッドナイト ブルー ピンク (PRODUCT)RED |
シルバー ゴールド グラファイト シエラブルー |
iPhone 14シリーズ | スターライト ミッドナイト ブルー パープル (PRODUCT)RED |
シルバー ゴールド スペースブラック ディープパープル |
iPhone 15シリーズ | ブラック ブルー グリーン イエロー ピンク |
ブラックチタニウム ホワイトチタニウム ブルーチタニウム ナチュラルチタニウム |
iPhone 16シリーズのデザイン
デザインの変化としては、カメラの配置が換わるのではないかという話が出ています。
現在スタンダードモデルのカメラは広告と超広角の2種類のカメラが斜めに配置されていますが、縦に配置されるようになるのではないかと考えられています。
レンズは大型化していますがイメージとしてはiPhone XやiPhone XSの配置に近く、カメラの周囲の透明なカバーの部分も配置に合わせて縮小されるようです。
iPhone 16シリーズのスペック
iPhone 16シリーズのスペックに関する情報は、現状目につく範囲ではSoC関連ぐらいです。
SoCはSystem on Chipの略で、電子機器を動かすために必要となる半導体等の精密部品を1つの基板(チップ)の上にまとめたもののことをいいます。
iPhoneの性能を決定づける重要なパーツであり、最適なパフォーマンスを発揮するようAppleが独自開発したチップが搭載されています。
前年までの流れと同じであれば、スタンダードモデルにはA17 Bionicチップが搭載されると予想するところですが、iPhone 15シリーズで新たに登場したチップはA17 Proチップのみであり、翌年のiPhone 16には搭載されるチップは大きな関心が寄せられるポイントです。
「Pro」の名を冠したA17 Proチップがスタンダードモデルに搭載されるとは考えづらいため、A18 Bionicチップが登場する可能性が高いと予想されます。
そのため、iPhone 16シリーズではスタンダードモデルにA18 Bionicチップ、ProモデルにはA18 Proチップが搭載されるものと見られています。
下位のチップとはいえ、前年モデルの流用ではないということで、iPhone 16シリーズは相対的にスタンダードモデルの性能が高いシリーズとなるかもしれません。
シリーズ | スタンダードモデル | Proモデル |
---|---|---|
iPhone 12シリーズ | A14 Bionic | A14 Bionic |
iPhone 13シリーズ | A15 Bionic | A15 Bionic |
iPhone 14シリーズ | A15 Bionic | A16 Bionic |
iPhone 15シリーズ | A16 Bionic | A17 Pro |
iPhone 16シリーズのカメラ
iPhone 16シリーズのカメラについて現時点で見られる情報は、Proモデルの光学ズームと超広角カメラの性能アップです。
現在iPhone 15 Pro Maxのみ、テトラプリズムという方式を採用し、5倍までの光学ズームが可能となっています。
iPhone 16シリーズでは、少しサイズが大きくなることでiPhone 16 Proでもテトラプリズムを搭載でき、同様の光学ズームができるようになるのではないかと予想されています。
光学ズームは、機械処理で引き伸ばすだけのデジタルズームと違い、高画質のままズームが可能となるものであるため、遠方の撮影がより充実したものになると考えられます。
さらにProモデルでは、超広角カメラの性能も向上すると見られています。
超広角レンズは、通常のレンズと比べて近くの被写体と遠くの被写体の大きさの差がより大きくなります。
遠近感を強く表現することができるため、ダイナミックで臨場感のある写真を撮影することが可能です。
現在メインカメラが4800万画素、超広角カメラが1200万画素という並びですが、iPhone 16 Proモデルでは超広角カメラも4800万画素になると考えられているため、より本格的な写真を撮ってみたいという人には朗報といえるでしょう。
iPhone 16シリーズのバッテリー容量
iPhone 16シリーズは、iPhone 15シリーズよりも僅かながらバッテリー容量が増加するかもしれません。
iPhone 16 Proの試作品バッテリーの情報が出ているようで、容量が3,355mAhになるということでした。
iPhone 15 Proのバッテリーは3,274mAhであるため、微増することになります。
もっとも、容量の増加自体は嬉しいことであるものの、性能アップにより消費電力自体が増える可能性もあるため、必ずしもバッテリーの持ちがよくなるとは限りません。
増加分を考えても、ほぼ同じぐらいの捉え方をしておく方が無難かもしれません。