収納が足りない!収納スペースを増やす工夫や方法を紹介!
- 2025年01月24日
- その他
多趣味な人や好きなものが多い人は、ついついモノにあふれた生活になりがちです。
「モノが多い!」「部屋が狭い!」と収納に困る人も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、収納が足りないと感じている方に向けて、収納スペースを増やす工夫や方法を紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
目次
収納が足りないのかモノが多いのか
「収納が足りない」というのは、相対的なものです。
そもそもしまうものがなければ足りなくなることもないので、実態としては「収納が足りない」のではなく「モノが多すぎる」可能性もあります。
ここでは一度、適正な収納スペースの広さについて考えてみましょう。
住居の面積に対する収納スペースの面積が占める割合を「収納率」といいます。
生活している人数や生活様式などによっても変わってきますが、マンションで8~10%、一戸建てで13%前後が標準とされています。
もし自宅の収納率が標準に満たない場合は、住居の広さに対して収納スペースが少ないといえますので、ラックやチェストなどの収納家具を買うなどして収納スペースを増やすことが必要でしょう。
一方で、標準程度の収納率はあるという場合には、モノが多いという見方ができますので、モノの整理や分類を行う方が先決かもしれません。
収納スペース自体は多いに越したことがありませんが、収納率は必ずしも高い方がいいというわけではありません。
住居面積に対する割合なので、収納率が高いということはその分生活空間を削っているということにもなります。
また、面積だけでは高さが分からず、実際にどの程度モノを収納できるのかは把握しきれません。
あくまで参考程度にとらえるようにしてください。
モノが多いなら不要なものを処分してみよう
収納するモノ自体を減らせば、スペースは少なくても十分となる場合があります。
不要なものを分類して、処分してみるのがよいでしょう。
とはいえ、捨てる判断をするのは難しいものです。
モノの分類と処分は、どのように進めていくとよいのでしょうか。
手順とコツを解説していきます。
モノを分類する手順
処分に向けてモノを整理するときは、まず ①普段から使っているもの ②明らかにいらないもの ③それ以外 の3つに分類してみましょう。
普段から使っているものを捨ててはいけないのは明らかですので、①の分類は容易だと思います。
さらにいざ整理をしようとすると、②の明らかにいらないものというものも意外と出てくるもので、情報が古くなりやすい郵便物などの紙類が代表的です。
すぐに判断がつくものを手早く分類してしまい、残った③をどうするかを考えていくと効率的です。
処分を判断する基準
すぐに判断がつくものを除いた残りのモノについては、さらに細かい基準で分類していく必要があります。
オススメしたいのは利用頻度です。
一定期間使わなかったものは、その後も使わないことがほとんどです。
一見必要そうなものやいつか使うかもと思うものも、明確に使うタイミングや時期が想定できないものは、処分を検討してしまってよいでしょう。
モノによっても異なりますが、1年というのは分かりやすい目安の1つです。
直接処分するのが不安という場合には、一度このような”不要予備軍”を入れておく保管ボックスを作ってしまっておきましょう。
さらに1年経って取り出すことがなかったようであれば、やはりなくても困ることがない不要なモノだということが確認できます。
収納スペースを作る
モノを整理した上での収納スペースが足りないようであれば、やはりスペースを作るしかありません。
引越でもしない限り部屋の広さは変わらないため、本質はスペースを”有効活用”することにあります。
収納場所の見直し
収納スペースによっては、まだ余裕があることがあります。
入りきらないスペースの荷物を余裕のあるスペースへ移動することで、収納に充てているスペースそのものを変えることなく収納しきることができる可能性があります。
ただし、例えばよく使うものを遠いスペースに収納してしまうと使いづらいですし、同種のものを別々の場所においてはどこに何があるかが分かりづらくなってしまいます。
使用するときのことを考えて収納しようとすると、安易に場所を移動するのは難しいかもしれません。
デッドスペースの活用
生活空間を削らずに収納のスペースを作り出すには、デッドスペースの有効活用が必要不可欠です。
家具の配置や生活導線の都合で、結果的に「モノを置いていないのに全く使用もしていない空間」があることも少なくありません。
こういった場所を新たに収納スペースとして活用することができれば、生活に影響することなく収納スペースを増やすことができます。
基本的に、家具の上や家具と壁の隙間などがデッドスペースになりやすいです。
具体例としては、以下のようなものが考えられます。
- 洗濯機やトイレの上の空間
- 家具や壁との隙間
- クローゼットの中
- 窓の周辺
収納スペースを増やす
基本的に空間を収納スペースとして活用するためには、そのスペースに見合った家具や小物の設置が不可欠です。
例えば、チェストの上の空間を活用するのであれば、チェストの上にさらに小物入れなどの収納家具を置いたり、チェスト自体を高くする必要があります。
また、洗濯機やトイレといった特定の機器の上の空間を活かす場合には、突っ張り棒などを使ってモノを置くスペースを作ることになります。
また積み上げられるタイプの収納ボックスを活用するのも、高さを出しやすく有効です。
靴箱などのしっかりした空き箱でも代用でき、簡単に収納スペースを増やす方法の1つといえます。
トランクルーム使ってみるのもオススメ
ここまでで紹介したのは、住居内に収納スペースを増やすための手順です。
趣味で集めているものがあるなど、整理してもモノがなかなか減らないという場合、住居内でやりくりするには限界があります。
いっそトランクルームサービスなどを用いて、住居の外に収納スペースを確保するのも有効です。
トランクルームは、荷物を置くスペースをレンタルできるサービスです。
外部に荷物を置くことができるので、自宅内の荷物を減らしスッキリとした生活空間を作ることができます。
よく使うものを外部においては不便ですが、例えばキャンプ道具のような特定のイベントのときにしか使わないものや、季節外の洋服などしばらく利用する機会のないものを置いておくと効率的です。
ただ、本来荷物は自宅内でお金をかけずに保管するものです。
そのため、費用のかかるトランクルームサービスの利用を躊躇する人は少なくないと思います。
いざ利用しようとすると上乗せの費用であることは間違いないのですが、視点を変えると必ずしもそうでもないことが分かります。
荷物の量が変わらない限り、一定のスペースが必要なことは変わりなく、そこは生活できる空間にはなりえません。
自宅で荷物を保管するということは、実際に利用できるスペースを削っていることになるのです。
そしてその利用できないスペースにも、本来家賃が発生しています。
もし荷物を外部に移した分狭い部屋に住んでいたとすると、その分家賃も安く済むはずです。
トランクルームの利用料金も家賃の一部と考えれば、結果としてトータルの費用を抑えることができるのです。
モノが多い場合には、利用する価値のあるサービスであるため、ぜひ一度検討してみてください。
まとめ
収納が足りないという場合の対応についてまとめていきました。
費用は発生するものですが、トランクルームの解決力は高いと思います。
うまく利用すれば、モノが多くても困らないですし、ゆとりのある生活空間を作ることもできます。
収納の工夫ももちろんですが、トランクルームの利用もぜひ検討してみることをお勧めします。