スマホ
ガジェット
通信
アプリ / サービス
戻る

iPhone 12からiPhone 16へ買い替えるべき? 気になるポイントを徹底比較!

iPhone 12からiPhone 16へ買い替えるべき? 気になるポイントを徹底比較!

iPhoneファンの皆さんにとって、毎年の新モデル発表は一大イベントですよね。
今年も期待の新モデル、iPhone 16の発売が近づいてきました。
新しいデバイスに心が躍る一方で、今使っているiPhone 12から本当に買い替えるべきかどうか迷われている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、iPhone 12ユーザーを対象に、最新モデルであるiPhone 16への買い替えのメリットとデメリットを比較・検討します。性能や価格の違いなどを詳しく解説し、皆さんが賢い選択をするための参考情報を提供できればと思います。

目次

  1. iPhone 12とiPhone 16の基本スペック比較
  2. 性能の違い
  3. デザインと使い勝手
  4. 価格比較
  5. 買い替えのメリットとデメリット
  6. モバイル保険の活用法
  7. まとめ:iPhone 16は購入するべき?

       

iPhone 12と iPhone 16の基本スペック比較

iPhone 16は2024年に発売が予定されている最新モデルです。新モデルの大きな特徴として、6.1インチのProMotionスーパーRetina XDRディスプレイを採用しており、120Hzのリフレッシュレートに対応しています。これは画面のスクロールやアニメーションが非常に滑らかになることを意味します。

プロセッサには最新のA18 Bionicチップを採用する見込みで、より高速かつ効率的な処理が可能です。
これにより、アプリの起動やゲームの動作が大幅に改善されることが期待されています。

カメラシステムは12MPのトリプルカメラ(広角、超広角、望遠)に加え、LiDARスキャナを搭載しています。
AR体験やポートレートモードの精度が向上し、写真や動画のクオリティも大きく向上しています。

サイズや重量に関しても、iPhone 16のほうが少し軽量で薄型になる予定です。
具体的には、iPhone 12が146.7 x 71.5 x 7.4mmで162gであるのに対し、iPhone 16は146.7 x 71.5 x 7.2mmで158gになる見込みです。

なお、iPhone 14シリーズ以降でminiモデルが廃止され、代わりに6.7インチのPlusモデルが登場しています。これにより、大画面の選択肢が広がるため、多様なニーズに対応できます。

iPhone 12とiPhone 16のスペック比較
項目 iPhone 12 iPhone 16
発売年 2020年 2024年
ディスプレイ 6.1インチ OLED 6.1インチ ProMotion OLED
プロセッサ A14 Bionic A18 Bionic
カメラ デュアル12MP(広角・超広角) トリプル12MP(広角・超広角・望遠) + LiDAR
サイズ 146.7 x 71.5 x 7.4mm 146.7 x 71.5 x 7.2mm
重量 162g 158g
バッテリー 約15時間の動画再生 非公開
ストレージ 64GB, 128GB, 256GB 128GB, 256GB, 512GB, 1TB

 

性能の違い

まず、全体の概要としてiPhone 12とiPhone 16の性能には大きな進化があります。
特にプロセッサ、カメラ、ディスプレイ、バッテリー、そしてストレージオプションにおいて、深い改良とアップグレードが施されています。
これにより、日常の使い勝手から高度なアプリケーションの利用まで、幅広いシーンで快適な操作感を得られるでしょう。

プロセッサとスピード

iPhone 12に搭載されているA14 Bionicチップは5nm(ナノメートル)プロセス技術で製造されており、高効率かつ高速な処理が特徴です。
一方、iPhone 16では、3nmプロセス技術を採用したA18 Bionicチップが搭載される見込みです。
「3nmプロセス」とはチップ内の回路を描く線の細さを示しており、より細かい構造となったことで、電力消費・発熱を抑えながら高性能を発揮できるようになります。

これにより、アプリの起動時間がさらに短縮され、ゲームの描画がより滑らかになるほか、複数のアプリを同時に使用してもスムーズに動作します。
日常の操作やエンターテインメント体験がさらに向上することが期待されるでしょう。

カメラ性能

iPhone 12のカメラシステムは1200万画素のデュアルカメラ(広角、超広角)を搭載していますが、iPhone 16ではさらに進化が期待されています。
iPhone 15ですでに実現していた広角カメラの4800万画素に加え、超広角カメラも4800万画素になるとの噂があります。
カメラの画素数は光をデータとして取り込むためのセンサーの数を表しており、高画素になるほど同じ映像を細かく捉えることが出来るため、より滑らかで鮮明な写真や動画を撮影できるようになります。

また、iPhone 15 Pro Maxで実装された高倍率の光学ズームを搭載した望遠カメラが、iPhone 16 Proにも搭載されるとされています。
短に引き伸ばしただけのデジタルズームと違い、光学ズームは実際に取り込む画像を拡大するものなので、画質を損なわずにズームすることができます。
iPhone 12 Proでは2倍、iPhone 12 Pro Maxでは2.5倍だったところが5倍となるため、遠方でも高画質の写真を撮影することが可能となります。

ディスプレイとノッチの変更

iPhone 12の6.1インチスーパーレティナXDRディスプレイも高品質ですが、iPhone 16のProMotionテクノロジー対応ディスプレイはさらに進化しています。
画面が1秒間に更新される回数を「リフレッシュレート」といいますが、120Hzのリフレッシュレートを採用されています。
通常の60Hzよりも2倍高いリフレッシュレートにより、スクロールやアニメーションが非常に滑らかになり、ゲームや動画視聴の体験が向上します。

また、iPhoneのディスプレイには、上部に特徴的なノッチ(切り欠き)があります。
フロントカメラやセンサーが収められている部分で、iPhone X以降のiPhoneを象徴するデザインといえる部分です。
スタンダードモデルではiPhone 15シリーズから、ProモデルではiPhone 14シリーズから、Dynamic Islandという仕様が追加され、ノッチ自体が小さくなり特定の操作時には周辺も使って補足情報を表示するなど、iPhone 12シリーズよりもリッチな扱いが可能となります。

さらに、現状iPhone 16ではアンダーディスプレイカメラと呼ばれる技術が用いられるという噂も出ており、これはカメラやセンサー類をディスプレイの下においても動作するようにするもので、これが実装される場合、従来のようにレンズをのぞかせるための穴などをあける必要がなくなるため、ディスプレイ全てを表示領域として使うことが出来るようになります。
ディスプレイをより大きく使うことができる仕様であり、見た目にも変化が大きいため注目が集まっています。

バッテリーと充電速度

バッテリーの持ちは、年々向上している傾向にあります。
iPhone 12のバッテリーは動画再生で連続11時間とされていましたが、iPhone 15のバッテリーでは連続16時間まで可能とされています。
iPhone 16の詳細なバッテリー性能はまだ公開されていませんが、iPhone 15と同等かそれ以上のバッテリーの持ちが期待できます。
30分で最大50%充電可能という急速充電も同様に対応しているので、バッテリー周りについては基本的に改善していると感じることができるでしょう。

ストレージ容量

iPhone 12のストレージオプションは64GB、128GB、256GBが提供されています。
一方、iPhone 16は128GBからスタートし、最大1TBのストレージオプションが用意されています。特に大容量の写真や動画、アプリを保存しておきたい人にとって、安心の選択肢です。
例えば、写真や動画を多く撮影する人や、クリエイティブな仕事で大量のデータを扱う方、または様々なアプリをたくさんインストールする方には最適です。

アクションボタン・キャプチャボタンの追加

iPhone 16には、iPhone 12にないボタンが2つ搭載される可能性があります。

1つはアクションボタンで、iPhone 15 Proモデルで既に登場しているものです。
多機能ボタンとしてユーザーが好みに応じてカスタマイズ可能で、特定のアプリや機能を素早く起動することができます。

一方キャプチャボタンは今回のiPhone 16から搭載されるとされているボタンで、まだ何に用いるものなのかはハッキリしていません。
ただ名称や配置予定の位置から写真やスクリーンショットの撮影に用いるボタンだと考えられており、より直感的で迅速な撮影が可能になると予想されます。

これらのボタンにより、これまで以上に効率的な操作が可能になり便利に扱うことが出来るようになると期待できます。

 

デザインと使い勝手

iPhone 16は、より薄型で軽量化されたデザインが特徴で、持ちやすさが向上しています。
また、新たにアクションボタンやキャプチャボタンが追加されることで操作性も強化されており、ホーム画面のカスタマイズや新しいジェスチャーも追加され、日常の操作が一段と便利になっています。
iPhone 12とiPhone 16では、使い勝手が大きく改善しているといえます。

外観の違い

iPhone 12とiPhone 16の外観にはいくつかの違いがあります。
iPhone 12のデザインはフラットなエッジとアルミニウムフレームが特徴で、洗練された美しい外観を持っています。
一方、iPhone 16はより薄型で軽量化されており、エルゴノミクスを重視したデザインが採用されています。

具体的なサイズで比較すると、iPhone 12は146.7 x 71.5 x 7.4mm、重量が162gであるのに対し、iPhone 16は146.7 x 71.5 x 7.2mm、重量が158gと、若干ではありますがさらにスリムで軽くなっています。
手に持った際のフィット感も向上し、持ち運びが一層楽に感じると思われます。

iPhone 12とiPhone 16のサイズ・重量の比較
項目 iPhone 12 iPhone 16
サイズ 146.7 x 71.5 x 7.4mm 146.7 x 71.5 x 7.2mm
重量 162g 158g

ボタン配置や画面操作性

Phone 16では、新たにアクションボタンとキャプチャボタンが追加されました。アクションボタンはカスタマイズ可能で、ユーザーが任意の機能を割り当てることができるため、操作性が大幅に向上します。
また、キャプチャボタンの追加により、ワンタッチで写真撮影やスクリーンショットを簡単に行うことができます。

 

価格比較

iPhone 12とiPhone 16の価格にはどれほどの違いがあるのでしょうか。
このセクションでは、現在の市場価格や発売時の価格について詳しく見ていきます。
また、コストパフォーマンスを考慮し、買い替えにかかる費用の比較も行います。

定価と実際の市場価格

iPhoneの価格は年々高額化が進んでいます。
近年のiPhoneは高額という印象も強いのではないかと思いますが、実は米国での販売価格は基本的に据え置きとなっていて、iPhone 12以降の価格は変わっていません。

iPhone 16シリーズも同じ価格帯で販売されるだろうと見られていますが、日本ではこの数年で円安が大きく進行しているため、iPhone
12の販売価格と比べると非常に高額となってしまいます。
1ドルあたり180円(税込)で換算した場合、iPhone 16は14万円以上になります。

iPhone 16シリーズの日本価格(予想)
価格
iPhone 16 143,800円~
iPhone 16 Plus 161,800円~
iPhone 16 Pro 179,800円~
iPhone 16 Pro Max 197,800円~

※1ドル = 約180円(税込)で換算

コストパフォーマンス

iPhone 16に搭載されている新機能や性能向上は大きく明確なアップデートが期待できるものの、価格は非常に高くなると予想されます。
コストパフォーマンスを重視する場合に、iPhone 16シリーズが購入に値するかどうかの判断は、人によって意見が分かれるところでしょう。

選択肢として、無理にiPhone 16を買わずに、iPhone 16の発売によって型落ちとなるiPhone 15を購入する選択肢も有力です。
他にも、iPhone 12を下取りに出すなどして購入費用に充て、実質的な負担額を抑えることもできます。
いずれにしても、iPhoneが高額になることは避けられないので、負担にならないよう購入方法はしっかりと選ぶことが望ましいでしょう。

 

買い替えのメリットとデメリット

iPhone 16への買い替えは、最新の機能や性能を重視する方にとっては非常に魅力的な選択肢です。
しかし、高額な価格設定や既存のiPhone 12でも十分に対応できる点を考慮すると、費用対効果について慎重に検討する必要があります。
無理をせず、下取りを活用したり型落ちモデルを購入したりなど、負担を抑えた購入方法を選ぶことが望ましいでしょう。

メリット

性能向上

iPhone 16は最新のA18 Bionicチップを搭載し、3nmプロセス技術により処理能力が飛躍的に向上しています。
これにより、アプリの起動時間が短縮され、複数のアプリの同時使用もスムーズになります。

カメラ機能強化

広角と超広角のカメラは4800万画素にアップグレードされ、夜間撮影やポートレートモードでの撮影が一層美しくなります。
特にプロユーザーや写真・動画撮影を重視する方には大きなメリットです。

大容量ストレージの選択肢

iPhone 16では最大1TBのストレージオプションが提供されており、大量のデータやアプリを安全に保存できます。
特にクリエイティブな仕事をしている人やデータを多く扱うユーザーにとっては魅力的です。

改良されたデザイン

iPhone 16はより薄型で軽量化されたデザインが採用される見込みで、持ちやすさが向上します。
アクションボタンやキャプチャボタンの追加により操作性も高いため、使い勝手はよくなるはずです。

デメリット

高額な価格

iPhone 16は円安の影響もあり、高額な価格が設定されると予想できます。
予想価格は128GBモデルで143,800円からとなっており、従来に比べても一際高いため、予算を大きく超える場合があるかもしれません。

既存のiPhone 12もまだ十分使用可能

iPhone 12は最新iOSに対応しており、多くの機能が十分に利用可能です。
性能面でも普段使いには十分なスペックを持っているため、必ずしも買い替えが必要というわけではありません。

買い替えによる手間

買い替えを行う際には、データの移行や設定の引き継ぎなど、ある程度の手間がかかります。
また、新しいデバイスに対応するアクセサリの購入も必要になる場合があります。

 

モバイル保険の活用法

スマートフォンの性能が向上する一方で、その価格も高騰しています。
今まで以上にiPhoneの故障時のリスクは高くなっているため、想定外のトラブルやアクシデントから端末を守るために補償サービスが重要な役割を果たします。
ここでは、新しくiPhoneを購入した際に加入を勧めたいモバイル保険について紹介します。

モバイル保険とは

モバイル保険は、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末に関する様々なトラブルに対して、その際にかかった修理費用を補償するサービスです。

補償対象の広さが特徴で、Wi-FiやBluetoothにつながるモバイル通信機器全般が対象となるため、スマホやタブレットだけでなくノートパソコンやスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンなどにも利用できます。
さらに1契約で同時に3端末まで対象とすることができるため、サービスをまとめて効率よく補償の体制を整えることができます。

AppleCare+との違い

iPhoneをトラブルから守るサービスとしては、メーカーであるAppleが提供するAppleCare+が有名です。
モバイル保険とAppleCare+はiPhoneを守る同種のサービスですが、料金や補償内容には違いがあり、実態としては棲み分けされている状態です。

カバー範囲と加入条件

AppleCare+は、Apple製品を購入した際にその機器を対象として加入するものです。
対象機器は1台であり、購入から30日以内に加入する必要があります。

一方、モバイル保険は同時に3端末まで補償対象とすることができます。
購入から1年未満まで加入可能(メーカーやキャリアの有償の補償サービスに入っていれば1年以上も可)なので、機器を複数所持しているとメリットが大きくなります。

利用料金

AppleCare+は、対象とする機器によって異なる月額利用料金が設定されています。
iPhone 15の料金と円安の状況を踏まえると、おそらくiPhone 16のAppleCare+の月額料金は1,300円前後かかります。
さらに修理サポートを受ける際には、その修理内容に応じて1万円前後の費用が発生します。

これに対してモバイル保険は、月額700円と安価です。
年間の保険金に上限はあるものの、それ以内であれば自己負担金もないため、月額料金のみで利用することができます。
近年は得この観点からパーツ修理も実施されるようになってきているので、上限はあるといっても十分カバー可能です。

総じて、費用は掛かるが手厚いAppleCare+と、手頃な価格で備えとしては十分なモバイル保険>/span>ということになります。

 

まとめ:iPhone 16は購入するべき?

ここまで、iPhone 12とiPhone 16のスペックや性能、デザインの違い、価格、そしてモバイル保険について詳しく見てきました。
最後に、ここまでの内容をまとめますので、買い替えを検討する際の参考にしてもらえればと思います。

現時点のiPhone 16の評価

iPhone 16は、A18 Bionicチップの搭載により、圧倒的な性能向上を実現しています。
また、カメラ機能の大幅なアップグレードや新たに追加されたアクションボタン・キャプチャボタンにより、使いやすさが一段と向上しています。しかし、円安の影響で価格が高騰しており、コストパフォーマンスをよく考慮する必要があります。

買い替えを検討すべきユーザー

最新技術を追求するユーザー

最新のプロセッサやカメラ機能を最大限に活用したいユーザーや、常に最新モデルを利用している技術志向の高い方には、iPhone 16への買い替えは非常に魅力的な選択肢です。

高度な写真・動画撮影を楽しむユーザー

カメラ機能の大幅なアップグレードにより、iPhone 16はプロフェッショナルな写真や動画を手軽に撮影できるデバイスとなっています。
写真・動画撮影を趣味や仕事で楽しむ方にとって、大きなメリットがあります。

長期間の使用を考えるユーザー

最新のプロセッサとバッテリー技術により、iPhone 16は長期間の使用が可能です。
長期的に見て費用対効果を重視する方にとって、新しいモデルへの投資は価値があります。

現行機種を続けるべきユーザー

現在の端末で満足しているユーザー

iPhone 12のパフォーマンスや機能に満足しているユーザーにとって、まだ数年間は快適に利用できるでしょう。
買い替えを急がず、現行機種を続けることで経済的な負担を軽減できます。

格を重視するユーザー

高額な価格が気になる方は、無理にiPhone 16を購入するよりも、型落ちとなるiPhone 15を検討することも有力な選択肢です。また、iPhone 12を下取りに出すなどして、購入費用に充てることも可能です。

次のモデルを待つユーザー

最新の技術が次々と登場するスマートフォン市場において、次のモデルが発表されるまで待つという選択肢も考えられます。
もう1年待てば、iPhoneもさらなる進化を遂げるでしょう。

まとめのまとめ

iPhone 12からiPhone 16への買い替えは、多くのメリットを伴う選択肢です。
しかし、高額な価格設定や現行機種の満足度を考慮すると、必ずしも全てのユーザーが買い替えを選ぶべきではありません。
ご自身の使用状況や予算に応じて、最適な選択をするための参考にしていただければ幸いです。

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

その他の関連記事