スマホを変えずにキャリアを変更！ SIMロック解除の方法を解説します！

2021年10月以降発売のスマホはSIMロック解除不要に

2021年10月から、SIMロックが原則禁止となります。
これ以降に発売されるスマホはSIMロックを解除する必要がなくなり、実質フリースマホと同じような状態となっています。
そのため購入直後から、自由に回線を変更して利用することが出来ます。

尚、「原則」と例外の余地を残す表現となっていますが、これはスマホの分割購入などをした際、キャリアが未払いとなるリスクが高いとした場合に総務省への確認も経て初めて認められるもので、SIMロックのかかったスマホが発売される可能性があるということではありません。

SIMロック解除をする際の注意点

別の通信会社での利用のためSIMロック解除をしようというとき、注意しておきたい点があります。

通信会社によっては、SIMロックを解除しても使えないことがある

通信には規格があり、通信会社によって技術方式や周波数帯などが異なります。
そのため、変更後の通信会社の通信規格にスマホが対応しているかどうかが問題となります。

例えば2020年4月より4つ目のキャリアとして参入した楽天モバイルでは、iPhoneX以前の機種は利用することが出来ず、これ以降の機種であっても海外利用は出来なくなっています。

通信会社を変更する際には、使おうとしているスマホがちゃんと対応しているかを事前に確認しておくのが賢明です。

SIMロック解除を行うには条件がある

条件といっても以前はなかなか厳しいものでしたが、今では大分軽くなっています。
スマホの購入から100日経っていれば解除可能なので、通信会社を変更したいと考える頃には条件を満たしていることがほとんどでしょう。

100日経っていない場合にも、端末自体の費用を一括で購入するかクレジットカードによる分割払いとなっていれば解除することが可能です。

SIMロック解除の方法

SIMロックを解除する手順を、キャリアごとに解説していきます。

方法は店頭とオンラインの2つで、ドコモのみ条件次第で電話対応も可能です。
店頭では手数料がかかってしまいますので、無料で手続きできるオンラインで行うのがおススメです。

それぞれのマイページにログインする必要があるので、ID・パスの入力や二段階認証などの手間はありますが、手続き自体はシンプルで簡単に進めることが出来ます。
下記のリンクから手続き画面に進み、IMEIなどいくつか入力を行えば5分ほどで完了してしまいます。

※ドコモの電話受付は、契約者本人の購入履歴があるドコモの携帯電話機の場合のみ手続き可能です。

まとめ

SIMロック解除についてまとめました。

2021年3月には、各キャリアからオンライン専用の格安プランの提供が始まります。
povoとLINEMOの場合は、au・ソフトバンクの利用者でもキャリア変更が必要となりますので、乗り換えを考えている場合には事前にSIMロック解除を済ませておくとよいでしょう。