AppleCare+に加入している?加入してない?忘れてしまいがちな加入状況の確認方法を解説!
- 2024年12月06日
- その他
日々の生活に欠かせない大切なiPhone。
日本で人気のスマートフォンで、国内のスマートフォンの半数以上を占めています。
高価かつ壊れたら困るものなだけに、iPhoneを守ることができるAppleCare+も多くの人に利用されています。
しかし、AppleCare+が活躍するまでには、多少期間が空いてしまいます。
そのため、AppleCare+に加入していたかどうか、忘れてしまう人も少なくないのではないでしょうか。
本記事では、AppleCare+の加入状況の確認方法を解説します。
AppleCare+のサービス内容やその他の保険サービスなども併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
目次
AppleCare+とは?
AppleCare+は、メーカーであるAppleが自社製品の保証として展開している有償サービスです。
いわゆるメーカー保証を延長・拡大するもので、iPhoneをはじめとするApple製品を安心して利用し続けるためには加入しておくことが望ましいものとなっています。
AppleCare+に加入することで受けられるサポートを簡単に紹介していきます。
端末の故障時に安価で修理できる
iPhoneをはじめとするApple製品が損傷したり不具合が発生したりした場合には、メーカーであるAppleへ修理を依頼することができます。
ただ、Apple製品は基本的にハイエンド端末で、性能やデザイン性は非常に優れているものの、同種の機器と比べても高価です。
そのため修理の費用もそれなりに高額となっています。
AppleCare+に加入している場合、この修理費用を抑えることができます。
機器やモデル、修理箇所によって費用は異なりますが、数千円~1万円強程度で修理が可能となるので、安心して端末を利用することができます。
無償でバッテリー交換を受けられる
Apple製品も電子機器である以上、使用するにはバッテリーが必要です。
バッテリーは消耗品であり、使用していると確実に劣化していき持ちが悪くなってしまうため、長く使用するのであればいずれかのタイミングでバッテリーを交換しなくてはいけません。
通常であればバッテリー交換はもちろん有償なのですが、AppleCare+に加入していると条件次第で無償でバッテリーを交換してもらうことができます。
この条件というのは、バッテリーが一定以上に劣化している場合というものです。
さすがに無料で交換となると、乱雑な利用を避けるために基準を設けるのは致し方ないところでしょう。
基準となるのはバッテリーの最大容量で、本来の80%を下回っている場合には無償交換の対象となります。
iPhoneであれば、設定アプリからバッテリーのパフォーマンスを確認することができるようになっています。
エクスプレス交換サービスを利用できる
本来端末が故障してしまった場合には、故障端末を一旦預け、修理完了後に返却してもらうという手順が一般的です。
この際1週間前後、端末が手元から離れてしまう期間が発生してしまいます。
エクスプレス交換サービスはこの期間を極力無くすことができるもので、自分の端末を先に送るのではなく、Appleから先に交換用の端末を送ってもらいます。
あらかじめバックアップを取るなど端末を切り替える準備をしておき、故障端末と引き換えに交換用端末を受け取ります。
初期設定などの必要はありますが、ほぼタイムロスなく正常な端末に切り替えることができます。
iPhoneのような日常的に使用し少しでも手元にないと困ってしまう端末の場合には、重宝するサービスといえます。
AppleCare+の加入状況の確認方法
AppleCare+は保証サービスであるため、加入してから実際にサポートを受けたいというタイミングまでに期間が空きます。
そのため、AppleCare+に加入したかどうかを忘れてしまうこともあるかと思います。
AppleCare+の加入状況は、端末本体やWebサイトから確認することができます。
端末本体から確認する
iPhoneやiPadの場合は、端末本体からAppleCare+の加入状況を確認することができます。
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「一般」を選択
- 「情報」を選択
手順通りに開くと、画面の中央付近にその端末の保証状況が表示されています。
AppleCare+に加入している場合はもちろん、未加入の場合にはいわゆるメーカー保証にあたる限定保証の適用期間かどうかも確認することができます。
Apple公式サイトで確認する
端末本体で確認する方が簡単で手間がかからないので、基本的にはそちらで確認することをお勧めしますが、端末が壊れてしまったときには画面が見えなかったり操作できなかったりといったことも考えられます。
このようにAppleCare+の加入状況が気になる場面では本体から確認できない可能性もあるので、Web上でも確認できることを頭に入れておくとよいでしょう。
Apple公式サイトに「保証状況の確認」という専用ページがあります。
こちらで使用しているApple IDでサインします。
するとそのIDが紐づいているデバイスの一覧が表示されるので、該当の端末を選択すれば保証状況を核にできます。
Apple IDでサインインせずシリアル番号を直接入力しても確認することが可能ですが、Webで確認する必要がある場合にはシリアルの確認が困難な可能性も高いはずですので、実際の利用シーンとしてはサインインすることが多くなると考えられます。
AppleCare+に加入するには
AppleCare+を利用して安価な修理サポートを受けるためには、そもそもAppleCare+に加入しておく必要があります。
いつどのような手続きで加入することができるのか、解説していきます。
AppleCare+の加入条件
AppleCare+はいつでも好きな時に無条件で入れるサービスではありません。
保証サービスの性質上、加入するのであれば購入直後に手続きをする必要があります。
たいていの場合、iPhoneなどのApple製品を購入した際に、AppleCare+をつけるかどうかを選択することになります。
例えばApple公式サイトで購入する際は、容量やカラーなどと同じく購入のために選択していく項目の1つなので、自然と手続きできるはずです。
この購入のタイミングで見送った場合にも、購入から30日以内であれば加入が可能です。
これを過ぎてしまうとAppleCare+に加入することはできないので、検討するのであれば早めに決断しなければいけません。
AppleCare+にあとから加入する方法
端末購入時の加入は、前述の通り購入時に選択できるようになっているため、特に迷うことなく加入することができると思います。
ではそのタイミングで加入しなかった場合には、どのように手続きを行えばよいのでしょうか。
基本的にはApple公式サイトから手続きすることになります。
Apple IDでサインした後、加入したい端末を選び、AppleCare+の購入手続きを進めます。
iPhoneやiPad、Macの場合には端末本体から手続きすることも可能で、いくつかの手順を省けるためより簡単に手続きできます。
詳細は下記の記事でご確認ください。
AppleCare+の料金
AppleCare+は端末の故障時の費用負担を抑えてくれるものですが、これを利用するにも費用が掛かります。
Apple製品それぞれのAppleCare+利用料金をまとめてみました。
機種 | AppleCare+ | AppleCare+ 盗難・紛失プラン |
||
---|---|---|---|---|
一括購入 | 月額料金 | 一括購入 | 月額料金 | |
iPhone 16 Pro Max | 31,800円 | 1,580円 | 34,800円 | 1,740円 |
iPhone 16 Pro | 31,800円 | 1,580円 | 34,800円 | 1,740円 |
iPhone 16 Plus | 28,800円 | 1,380円 | 31,800円 | 1,540円 |
iPhone 16 | 23,800円 | 1,180円 | 26,800円 | 1,340円 |
iPhone 15 Plus | 28,800円 | 1,380円 | 31,800円 | 1,540円 |
iPhone 15 | 23,800円 | 1,180円 | 26,800円 | 1,340円 |
iPhone 14 Plus | 28,800円 | 1,380円 | 31,800円 | 1,540円 |
iPhone 14 | 23,800円 | 1,180円 | 26,800円 | 1,340円 |
機種 | 一括購入 | 月額料金 |
---|---|---|
iPad(第10世代) | 10,800円 | 550円 |
iPad mini(A17 Pro) | 10,800円 | 550円 |
iPad Air 11インチ(M2) | 12,800円 | 650円 |
iPad Air 13インチ(M2) | 16,800円 | 850円 |
iPad Pro 11インチ(M4) | 23,800円 | 1,180円 |
iPad Pro 13インチ(M4) | 26,800円 | 1,350円 |
年間プラン (継続年払い) |
定期プラン (3年一括払い) |
|
---|---|---|
13インチMacbook Air(M2) | 9,800円 | 27,800円 |
13インチMacbook Air(M3) | 10,800円 | 29,800円 |
15インチMacbook Air(M3) | 12,800円 | 34,800円 |
14インチMacbook Pro | 16,400円 | 44,800円 |
16インチMacbook Pro | 23,400円 | 62,800円 |
iMac | 9,800円 | 26,800円 |
Mac mini | 5,800円 | 15,400円 |
Mac Studio | 9,400円 | 24,800円 |
シリーズ | 月額料金 | 一括料金 |
---|---|---|
Apple Watch Ultra | 740円 | 14,800円 |
Apple Watch Series 9 | 580円 | 11,800円 |
Apple Watch SE (第2世代) | 340円 | 6,800円 |
Apple Watch Hermès Series 9 | 740円 | 21,800円 |
機種 | 料金 |
---|---|
AirPods 4 | 4,600円 |
AirPods Pro(第2世代) | |
Beats | |
AirPods Max | 7,800円 |
シリーズ | 月額料金 | 一括料金 |
---|---|---|
Apple Vision Pro | 4,600円 | 89,800円 |
シリーズ | 1年間 | 3年間 |
---|---|---|
Apple Studio Display | 9,000円 | 24,400円 |
Pro Display XDR | 28,800円 | 77,800円 |
シリーズ | 3年間 |
---|---|
Apple TV | 4,200円 |
シリーズ | 3年間 |
---|---|
Apple TV | 4,200円 |
シリーズ | 2年間間 |
---|---|
HomePod | 6,400円 |
HomePod mini | 2,200円 |
費用を抑えたいならモバイル保険への乗り換えもオススメ
近年は端末の高額化が進んでおり、これに伴ってAppleCare+の料金も高くなっています。
しかしだからといって、万が一の損失を抑えるためにAppleCare+を利用するのに、AppleCare+の費用が負担になってしまっては元も子もありません。
「保証がないのは不安だけどAppleCare+は高くて使いづらい」という場合には、モバイル保険に乗り換えるのもオススメです。
モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供しているモバイル通信機器向けの保険サービスです。
補償対象として登録している機器が故障してしまった場合、その修理にかかった費用が保険金として返ってくるため、万が一の時に負担なく修理を行うことができます。
Wi-FiやBluetoothにつながる機器全般に利用可能なので、Apple製品も一通り登録することができます。
1契約で3台まで補償できるので、例えばiPhoneとAirPodsとApple Watchのように、複数の機器をまとめて登録することで費用をさらに抑えることも可能です。
モバイル保険に登録できるのは購入してから1年未満の機器ですが、AppleCare+に加入している機器であれば1年以上経過していても加入できるので、気軽に乗り換えることができるでしょう。
AppleCare+の費用で悩んでいる場合には、モバイル保険もぜひ検討してみてください。
料金 | 月額700円(非課税) |
---|---|
修理時の費用負担 | 0円 |
利用上限 | 年間最大10万円まで |
補償台数 | 3台まで |
まとめ
AppleCare+の加入状況の確認方法に加え、簡単にAppleCare+のサービス内容や利用料金について解説しました。
適切に保証サービスを利用する助けになれば幸いです。