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ハウスクリーニングの費用は? 料金相場や安く抑えるコツを解説!

ハウスクリーニングの費用は? 料金相場や安く抑えるコツを解説!

ハウスクリーニングは、プロによる徹底的な自宅の清掃サービスです。
自分では落とせない頑固な汚れや、そもそも掃除できない箇所を依頼するなど、様々な活用の仕方があります。

ただハウスクリーニングは条件次第で料金が変動します。
いざ利用しようと思っても料金が把握しづらく、業者選びも一苦労です。

そこでこの記事では、料金相場や料金に影響するポイントをまとめ、安く抑えるコツなどを紹介していきます。
ハウスクリーニングの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

ハウスクリーニングと掃除代行は違う

ハウスクリーニングと類似したサービスとして、掃除代行があります。
どちらも業者に自宅を清掃してもらうという点は同じですが、サービスとしては別物です。
業者選びや依頼をスムーズに行うために、この違いは把握しておいた方が望ましいでしょう。

まとめるなら、プロによる大掛かりな清掃を依頼したい場合はハウスクリーニング本来自分でやるべき日常レベルの清掃を依頼したい場合は掃除代行に依頼することになります。

掃除代行の掃除は、あくまで一般的な家事のレベルです。
担当してくれるスタッフは研修を受けて知識や技術を身に着けた方々ですが、基本的に器具や洗剤は自宅にあるものを使用します。
業者ならではの特別な作業や器具のようなものがあるわけではないので、仕上がりは依頼者自身でも再現できるレベルに留まります。
文字通り、本来自分で行う掃除を代わりにやってもらうサービスが掃除代行ということです。

また、例えばエアコンやレンジフード・換気扇の清掃などは、基本的にハウスクリーニングの領域です。
実施している業者も全くないわけではありませんが、掃除代行サービスでは依頼できないものと考えておいた方がよいでしょう。

 

料金は自宅の条件によって変わる

掃除代行が『代行してもらう時間』を決めて依頼するのに対し、ハウスクリーニングは『清掃してほしい箇所』を指定して依頼します。

しかし世の中には様々な住宅があります。
一口に「キッチン」や「浴室」と言っても、住宅によってその広さや作り、使われている素材などは異なるため、清掃にかかる労力や器具のコストも変わってきます。
ハウスクリーニングの費用は、住宅や清掃箇所の条件によって変動することになります。
最終的には見積もりをとらないと、しっかりとした料金の把握は難しいでしょう。

料金に影響する主な条件は下記のとおりです。
広さなどは変えようがないかと思いますが、中には片付けや依頼のタイミングなど意識すれば費用を抑えることにつながるものもあります。

条件① 清掃箇所の広さ

清掃作業をする面積が広ければ、その分労力がかかるため料金が高くなります。
広さはリフォームでもしないと変わらないため、依頼する時点でおのずと金額感も決まります。
基準は業者によって様々ですが、一般的なサイズを標準としてオーバーした分に合わせて料金が追加される仕様が多いようです。

また、同じ間取りの集合住宅と一戸建てでは、一戸建てのほうが費用が高くなる傾向があります。
割高になるということではなく、廊下や階段などのスペースがあるために作業面積が広くなることが多くなるためです。

条件② 頑固な汚れの有無

いわゆる頑固な汚れがあるかどうかも、料金が変わるポイントとなります。
分かりやすい例がカビ汚れで、カビの量が多い場合や除去が難しい黒カビが発生している場合には、通常の清掃では不十分な可能性もあります。
このような場合にはカビ専用の器材や洗剤を用いる必要があるため、追加料金が発生することになります。

自分で判断するのは難しいと思いますが、同じように通常の清掃で取り切ることができない汚れや臭いなどがある場合には、費用が高くなると考えておくのがよさそうです。

部屋の広さは住んでいる以上そうそう変えられるものではありませんが、汚れについては日々の掃除やハウスクリーニングを依頼するタイミングによって調整することが可能です。
頑固な汚れがついてから1回清掃を依頼するよりも、定期的に依頼して複数回清掃してもらう方が安価で済むこともあるため、計画に利用できると望ましいでしょう。

条件③ 家具の多さ

ハウスクリーニングには、水や洗剤を用います。
家具や家電がある場合には、これらがかからないように移動したり養生したりしなければいけません。

家具が多いと、保護のために時間もより多く要することになります
入居中のクリーニング料金にはこれらの費用は原則加味されていますが、業者によっては料金に反映される可能性があり、作業時間も長くなるので、事前に整理できるのであればしておいた方がよいでしょう。

条件④ 駐車場の有無

ハウスクリーニングには専用の器具や洗剤を用いるため、これらを搬送するために、業者は基本的に車で移動します。
訪問してくれた際に駐車可能なスペースがない場合、近隣のコインパーキングなどを使用してもらうことになり、かかった費用を追加で支払うことになる可能性があります。

 

メニューやオプションも豊富で料金が把握しづらい

ハウスクリーニング業者のHPで料金表を見ると、同じ清掃箇所でも、清掃メニューやオプションが豊富にあることが多いです。

例えば、浴室の清掃1つをとっても、一般的な浴槽+洗い場の浴室だけでなく、シャワー室の場合やトイレ・洗面台と同じ部屋になっているものなど、様々なパターンが考えられます。
標準料金と一緒に、広さに応じた追加料金が掲載されていることもあります。
さらに配管の清掃や防カビ、鏡の水垢防止など、やろうと思えば清掃できる範囲は広く、要望に合わせて対応することになります。
そのためオプションも豊富となり、メニューとオプションで料金表の項目は非常に多くなっています

せっかく清掃するのであれば徹底的にキレイにしたいと考えると、オプションも複数つけたくなるところですが、並べられると目に見えて金額が変わるようで選択が難しくなります。
自分でHPを見比べて業者を選ぼうとすると、業者ごとにメニューやオプションのラインナップも異なるので、なかなか判断できなくなってしまいます。
いくつかの業者をピックアップしたうえで、見積もりを取ってもらう方がスムーズでしょう。

 

ハウスクリーニングの料金相場

業者によって内容は異なりますが、ハウスクリーニングの大メニューごとに、一般的な清掃の内容と料金相場をまとめていきます。

エアコンの料金相場

パーツを分解して1つ1つ丁寧に清掃しつつ、本体も高圧洗浄機などを使って内部までキレイにしてくれます。
一般的に家庭で行うのはフィルターの掃除程度で、内部にカビやほこりがたまりやすいということもあって、ハウスクリーニングとしては人気のメニューです。

料金が変わるのは、エアコンのタイプと台数、オプションの有無です
一般的な壁掛けタイプのものか、天井埋め込みタイプのものかで異なり、天井埋め込みタイプは壁掛けタイプの2倍以上の費用がかかります。
また自動洗浄機能付きのエアコンやサイドファンがついているエアコンなど、分解の難易度が高いものだと高額になることもあります。
台数は単純に掛け算ですが、2台以上同時に依頼した場合に少し安くなることも多いです。

オプションは、主に防カビの抗菌対応と室外機の清掃が用意されています。

エアコンクリーニングの料金相場
項目 料金
メニュー 壁掛けタイプ 10,000円~15,000円/台
天井埋め込みタイプ 25,000円~35,000円/台
オプション 防カビ抗菌 3,000円
室外機 3,000円~10,000円

キッチンとレンジフード・換気扇の料金相場

キッチンは普段から掃除する箇所ですが、コンロの油汚れやシンクの水垢など汚れがつきやすいところでもあります。
これらは日常レベルの掃除ではなかなか落としきれず汚れがたまっていくので、こまめに徹底的な掃除を行うことが必要になります。
家庭ではなかなか落とせない汚れが目立つようになってきた際には、ハウスクリーニングを依頼してみてもよいでしょう。

キッチンの清掃メニューはシンプルで、シンク回りやガス台、調理台、壁、棚、レンジフード、床など、外から見える箇所の清掃をひとまとめにしたワンプランが標準的です。
これに冷蔵庫や食洗器といった内部のクリーニング、汚れや水垢防止のコーティングなどがオプションとして並びます。
業者によって基本メニューの範囲やオプションのラインナップは異なるので、業者を選ぶ際はどこまで対応してくれるのかを確認しながら進めることが望ましいです。

尚、レンジフード・換気扇の清掃は、キッチンのオプションとして扱われている場合と別の1メニューとして扱われている場合とがあります。
1メニューとなっている場合には、コンロのみなどオプションとしてキッチン清掃の一部を依頼できるようになっていることもあります。

キッチンクリーニングの料金相場
項目 料金
メニュー キッチンクリーニング 20,000円前後
レンジフード・換気扇 15,000円~20,000円/台
オプション 冷蔵庫内部 10,000円~15,000円
食洗器内側 5,000円~10,000円
コーティング 3,000円~10,000円

水回り(浴室/トイレ)の料金相場

水回りは、汚れが発生しやすい場所です。
水垢やざらつき(金属石鹸)、ピンク汚れ、ヌメリ、カビ汚れなど様々な汚れがあり、掃除してもすぐに新たな汚れが出てくるため、日常的な掃除が欠かせません。
汚れがたまってきたときには、ハウスクリーニングの出番かもしれません。

浴室清掃のメニューは一般的に、浴槽や床、壁、蛇口、鏡など、目に見えるところを一通り実施します
オプションが豊富なことも多く、エプロン内部の清掃や浴室乾燥機の清掃、鏡の水垢防止コーティング、追い炊き配管の除菌などが並びます。

トイレも基本的には同様に目に見えるところは標準メニューとしてカバーしており、便器の内側・外側、床、壁、天井、換気扇カバーなど対応してもらうことができます。
オプションとしては、換気扇のクリーニングやタンク内のクリーニング、便器のコーティングなどが可能となっています。

浴室クリーニングの料金相場
項目 料金
メニュー 浴室クリーニング 20,000円前後
オプション エプロン内部 3,000円~5,000円
浴室乾燥機 7,000円~10,000円
鏡のコーティング 5,000円~10,000円
追い炊き配管除菌 20,000円前後
トイレクリーニングの料金相場
項目 料金
メニュー トイレクリーニング 10,000円前後
オプション 換気扇クリーニング 3,000円~5,000円
タンク内クリーニング 4,000円前後
便器コーティング 5,000円前後

部屋周りの料金相場

部屋周りとまとめていますが、清掃箇所としては細かく分かれていて複数のメニューがあります。
床や壁、ガラスが基本ですが、業者によってはソファやカーペットといった家具について対応してくれる場合もあります。

オプションがほとんどない一方で、部屋は浴室やキッチンよりも広さや家具の量の幅が大きく、料金にぶれが出やすくなります
大きい部屋であれば、相場以上の費用が掛かる可能性もあります。

また、部屋全体を清掃してもらうパックプランなどを用意している業者もあります。
個別に依頼するのと比べると料金を大きく抑えられることが多く、積極的に活用していきたいところです。
気になっている清掃箇所がしっかりと網羅されているか、確認したうえで利用してみてください。

部屋周りのクリーニング料金相場
項目 料金
メニュー 床・フロア 10,000円~15,000円
ガラス・サッシ 5,000円~10,000円前後
壁紙クリーニング 10,000円前後
壁紙塗装 15,000円~20,000円
部屋まるごと
(1K/1DKの場合)
30,000円~60,000円

 

料金を抑えるには

ハウスクリーニングは、プロの手で自宅が見違えるようにきれいになり、基本的に費用に見合うだけのクオリティがあるサービスです。
とはいえ金額そのものは安くありません。
複数の箇所を清掃しようとすると費用もかさんでしまうので、可能であれば抑える努力をした方がよいでしょう。

料金を抑えるコツを紹介していきます。

相見積もりをとる

紹介してきたように、ハウスクリーニングは住宅や部屋の状況によって料金が変動します。
業者のHPなどをみているだけではそもそもハッキリとした料金が分からないので、料金を吟味するのであれば見積もりの取得が必要といえるでしょう。
できれば、候補となる業者をいくつかピックアップしてそれぞれから見積もりを取得して比較するのが良いかと思います。

また業者によって、通常のサービス内で対応してくれる範囲も異なってきます。
気になるポイントについて質問や確認を行うことで、過不足のない依頼ができるようになります。
特に勝手の分からない初回利用時は、少し時間をかけて吟味してもよいかと思います。

セットプランや割引を利用する

ハウスクリーニングでは、複数箇所の清掃を1つにまとめたセットプランを用意している業者が少なくありません。
特によく見られるのが水回りのセットプランで、キッチンや浴室、トイレといった水回りを割安で清掃することができます。
水回りは自力で落とせない頑固な汚れが発生しやすく、そもそもハウスクリーニング向きの清掃箇所であるため、人気のプランとなっているようです。

また、例えばエアコンの清掃が2台目から単価が安くなるというような割引が用意されていることもあります。
当然トータルの費用は高くなりますが、単価は安くオトクに清掃可能となるため、可能な限りまとめて依頼するのがおすすめです。

家具を片付ける

生活している自宅であれば、当然様々な家財道具があるかと思います。
ハウスクリーニングにおいては、これらは作業の邪魔になってしまい、保護のために養生する手間や時間がかかってしまいます
結果として料金が高くなる要因となるため、別の部屋に移すなどしておくと費用を抑えられる可能性があります。

閑散期のキャンペーンを利用する

ハウスクリーニングには繁忙期と閑散期とがあり、閑散期にはどの業者でも依頼が少なくなります。
そのため割引キャンペーンなどが実施されることが多く、オトクに利用できるチャンスとなっています。

ハウスクリーニングの閑散期は、1~2月と9~10月とされています。
9~10月は、エアコンを利用する夏場の繁忙期と大掃除を控える冬場の繁忙期の間であるため、他の時期に比べると落ち着いてしまうようです。
また、年末に大掃除を済ませた後である1~2月も利用者が少なくなります。

掃除の必要性が少ない時期に閑散期となるため、少し前倒すなど時期をずらせると費用を抑えやすくなりそうです。

 

まとめ

ハウスクリーニングの料金周りについて解説をしました。
費用感をつかむ参考になれば幸いです。

ハウスクリーニングの料金設定は条件が細かくわかりづらいため、自分では把握できるのはおおよその費用感ぐらいまでということが多いかと思います。
最終的にはいろいろとネットで調べるよりも見積もりを出してもらう方が早いため、サービス内容やおおよその費用感が把握出来たら、候補となる業者に迷わず見積もりの依頼を出してしまうことをオススメします。

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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