ワイモバイル(Y!mobile)でスマホが壊れたときはどうすればいい? 対処方法や故障に備える保険・補償を解説!
- 2023年03月15日
- 通信
ワイモバイルは、キャリアより安価な料金設定ながら全国に店舗がある、格安スマホの筆頭といえるブランドです。
本記事では、ワイモバイル利用中にスマホが故障してしまった場合どうすればよいのか、また故障に備えて利用できる端末補償はあるのか、解説していきます。
目次
ワイモバイルで修理を依頼する
ワイモバイルの契約中にスマホが故障してしまった場合、ワイモバイルにて受付を行い、メーカー修理を受けることが出来ます。
また、ワイモバイルの端末補償サービスである「故障安心パックプラス」に加入している場合には、故障交換を受けることも可能です。
どんな場合に依頼できる?
どのような場合に修理を依頼することが出来るか整理しました。
・ワイモバイルを契約中
・ワイモバイルで購入した端末
・故障した機種の修理受付が終了していない
・購入から1年以内で過失のない故障の場合は無償修理可
修理できるのは修理受付中の機種に限られます。
日本で高い人気を誇るiPhoneは修理不可の機種なので、ワイモバイル以外での修理が必要となります。
ワイモバイルで取り扱っていない機種はもちろん、販売から日が経った古い機種についても修理が出来ない可能性があります。
格安スマホであるワイモバイルは、SIMフリー端末や他社で購入した端末を利用する人も多いと思いますので、該当する場合は修理可能な機種かどうか事前に確認しておきましょう。
ワイモバイルの機種別メーカー修理受付対応状況
また、購入から1年以内であれば保証を適用して無償で修理を受けることが可能です。
無償修理を受ける場合は、例えば傷がついているなどの利用者の過失がないことと、保証書の添付が必要となります。
修理の方法は?
ワイモバイルショップで修理を依頼することが出来ます。
尚、新型コロナウイルス感染症への対応として、電話でも修理依頼が可能となっています。
修理受付時に必要なもの
・本人確認書類(必要書類はこちら)
・修理するスマホ本体
・保証書
来店予約
こちらから店舗を探して予約できます
電話受付
【ワイモバの電話から】511
【他社携帯・固定電話から】0570-039-151
【海外から】+81-44-382-0800
修理期間は?
ワイモバイルのスマホ修理は、店頭での即日修理ではなく、一定期間スマホを預けてメーカーにて修理を行う預かり修理です。
修理期間は修理内容やメーカーによって異なりますが、数週間ほどかかるとされています。
修理期間中は代替機の貸出が可能ですが、代替機が全て貸出されていて在庫がないことも多いようです。
代替機がないと困る場合は、事前に店舗に問い合わせて在庫の確認をしておくとよいでしょう。
修理料金は?
修理料金も修理内容や機種、メーカー、補償サービスの契約の有無によって異なります。
見積もりは無料で、端末を預けた後修理担当部署の診断にて行われます。
事前にどの程度の費用がかかるか確認したいという場合には、こちらから修理料金のシミュレーションをすることも可能です。
故障交換サービスを利用する
ワイモバイルの端末補償サービスである「故障安心パックプラス」に加入している場合、スマホの故障時に安価で新品同等の同一機種に交換することが出来ます。
修理は受け付けていないiPhoneも、故障交換であれば利用可能です。
ワイモバイルショップでのみ申し込みでき、端末の在庫状況によっては取り寄せになる可能性があります。
また、故障端末は回収されてしまうので必要であればデータのバックアップなども済ませておくとよいでしょう。
交換料金は機種によって異なっており、以下のようになっています。
機種 | 料金 |
---|---|
iPhone 12 , iPhone 12 mini , iPhone SE(第2世代) , iPhone 7 , iPhone 6s Xperia 10 II , Xperia 8 , Android One X5 |
13,750円 |
OPPO Reno5 A , Android One S8 , AQUOS sense4 basic , OPPO Reno3 A , かんたんスマホ2 , Android One S7 , Android One S6 , Android One X4 , かんたんスマホ , AQUOS sense3 , arrows J , LG Q Stylus | 11,000円 |
Libero 5G , Libero S10 , HUAWEI P30 lite , Android One S5 , Android One S3 , HUAWEI P20 lite | 8,250円 |
ワイモバイル以外で修理を依頼する
ワイモバイルで修理できないiPhoneの場合や、修理に数週間かかるのは困る、代替機の残っている店舗が見つからないという場合には、ワイモバイル以外の修理サービスを利用することになるかと思います。
利用できるサービスを紹介していきます。
Appleで修理する(iPhoneの場合)
iPhoneはワイモバイルで修理を受け付けていないため、直接Appleへ修理を依頼することになります。
直営の専門店としてApple Storeがあります。直営店らしい洗練された高品質のサービスを利用することが出来ますが、全国に10店舗しかありません。
(Apple Store一覧)
近くにApple Storeがない場合にはApple正規サービスプロバイダを利用しましょう。
直営ではありませんが、公式の修理店で、Apple Store同等のサービスを受けることが出来ます。
正規サービスプロバイダは全国に100店舗以上あり、カメラのキタムラやビックカメラなどがあります。
お店がどこにあるか、公式サイトではこちらから問い合わせるよう案内されていますが、少々分かりづらいのが欠点です。
また、Appleも郵送修理を実施しています。
正規サービスプロバイダも近くにない場合や、店舗に行く時間が取れない場合などは利用すると良いでしょう。
AppleのiPhone修理サービスの詳細については、こちらをご確認ください。
メーカーで修理する(iPhone以外のスマホの場合)
iPhone以外のスマホの場合も、メーカー修理を利用することが出来ます。
Appleほど多くありませんが、その他のメーカーも公式の直営店を展開しています。
メーカーによっては、Appleの正規サービスプロバイダと同じように正規店として修理可能な店舗を複数持っていることもありますので、まずはメーカーの公式サイトを確認するのがよいでしょう。
街の修理店で修理する
実はスマホの修理店は、街中に多数存在します。
メーカーでもキャリアでもない、第三者の修理店です。
正規店に対して非正規店とも呼ばれるため、ちゃんとしたお店なのか、しっかり直るのか不安を覚える人もいると思いますが、たとえば自転車や時計などを近くの自転車屋、時計屋で修理してもらうということは経験があるのではないでしょうか。
スマホの修理技術を持ったプロのスタッフが対応してくれますので、あまり怖がらずに利用してみても良いでしょう。
ただ、修理店によっては劣悪なパーツを使用していたり、雑な修理によってすぐに不具合が出たりといったこともありえます。
修理料金が安すぎる場合には怪しんでみるなど、お店選び自体は慎重に行いましょう。
ワイモバイルで利用できる端末補償
ワイモバイルで利用できる端末補償についてまとめていきます。
端末補償とは?
端末補償は、万が一スマホが故障したときに無料、もしくは安価に端末修理を可能にするサービスです。
スマホは今や生活に必須のアイテムでありながら高額な端末が多く、最近では最新機種は10万円を越えることも珍しくありません。
壊れたからといって気軽に買い替えるのも難ししいため、修理して同じ端末を長く使う人が増えてきました。
しかし買い替えよりは安いとはいえ修理代も安くはありません。
修理できないほどの損傷ということもありえます。
そこで利用するのが端末補償というわけです。
ワイモバイルの補償サービスに加入する
端末補償を利用しようという場合、最も一般的なのが携帯電話会社の提供するサービスです。
携帯電話会社のほとんどが自社購入した端末のみを対象としていますが、ワイモバイルは他社で購入した端末を持ち込んだ場合でも加入できる端末補償も提供しています。
ワイモバイルで購入した端末の場合
ワイモバイルで購入したスマホで端末補償に加入する場合、故障安心パックプラスというサービスを利用できます。
スマホのトラブル時のサポートを詰め込んだサービスで、トラブルには一通り対応しています。
月額料金は759円ですが、自然故障を除き修理や交換には別途費用がかかります。
サービス | 内容 | 費用 |
---|---|---|
故障保証サービス | 自然故障時の修理対応 | 0円 |
破損保証サービス | 外装破損時の外装交換対応 | 最大1,650円 |
故障交換サービス | 自然故障・外装破損・水濡れ・全損時に新品同等の同一機種に即日交換 | 8,250円~13,750円(機種によって異なる) |
水濡れ・全損保証サービス | 水濡れ・全損などのトラブル時の対応 | 水濡れ修理:5,500円 水濡れ修理+外装交換:7,150円 修理不可の場合:同一機種もしくは指定機種を会員価格で購入可 |
盗難・紛失補償サービス | 盗難・紛失時の機種購入 | 同一機種もしくは指定機種を会員価格で購入可 |
電池パック無料サービスまたは内蔵型バッテリー交換修理割引サービス | 1機種につき電池パック1個の無料提供、もしくは内蔵型バッテリーの交換修理を割引 | 交換修理の割引は一律3,300円 |
紛失ケータイ捜索サービス | 携帯電話を紛失した際などに、携帯電話のおおよその位置を調べる (詳しくはこちら) |
無料 |
セキュリティトラブル補償 | ウイルス駆除をはじめとする専門業者のトラブル対応を受けた際にかかった費用を補償 | 補償上限は5,500円 |
データ復旧支援サービス | 水没・水濡れ・破損などのトラブル時のデータ復旧サービス | 無料 |
ワイモバイル以外で購入した端末の場合
SIMフリースマホなど他社で購入したスマホの場合、「故障安心パックライト」というサービスを利用できます。
ただサービス名は似ていますが、内容は「故障安心パックプラス」と異なります。
ワイモバイルで他社製品の修理はできないため、出来るのは通常より少し安く端末を買い替えるというものになっています。
購入できる機種、価格はこちらから確認できます。
ワイモバイル以外で購入した(iPhone)の場合
他社で購入したスマホがiPhoneの場合、「故障安心パックライト」だけでなく「持込端末補償 with AppleCare Serviecs」も利用することが可能です。
AppleCare+をベースとしたもので、これにワイモバイル独自の紛失ケータイ捜索サービスとデータ復旧支援サービスも利用できるようになったサービスです。
AppleCare+との違いは、加入できるタイミングです。
AppleCare+はiPhoneの購入後30日以内に加入する必要がありますが、「持込端末補償 with AppleCare Serviecs」は購入からの経過日に関わらずワイモバイルの契約時に申し込むことができます。
購入からしばらく経過したiPhoneを補償に入れる場合には、有力な選択肢となります。
メーカーの提供する補償に加入する
通信回線を提供する携帯電話会社の補償に対して、スマホ本体を提供するメーカーの補償サービスを利用する方法もあります。
通常家電メーカーは、自社の製品に1年間の保証を設けています。
この保証は基本的にいわゆする自然故障に対応するもので、破損や全損、水没といった物損故障には対応していません。
メーカーが補償を提供する場合、この保証を延長・拡大したサービスとなることが多いです。
メジャーなのは、iPhoneのメーカーであるAppleが提供する「AppleCare+ for iPhone」でしょう。
ただし、メーカーによって必ずしも端末補償を提供しているわけではない点に注意です。
「メーカーで修理する(iPhone以外のスマホの場合)」でもご紹介した通り、メーカーはキャリアと異なり窓口が限られ、非常に少ないことが欠点です。
修理・交換といったサービスの適用を受けることが難しく、都心でもない限り便利とはいえません。
メーカーとしても端末補償として提供しづらいのでしょう。
補償内容や料金もサービスによって異なるため、利用を考えている場合には事前に確認しておきましょう。
「メーカー名 or スマホのシリーズ名」+「端末補償」などで検索できるかと思います。
スマホ保険を利用する
キャリアやメーカーのサービス以外にも、保険会社が提供するスマホ保険という選択肢もあります。
少額で利用できる保険で、スマホが故障した際にかかった修理費用を補償してくれます。
スマホ保険もいくつかサービスがありますが、ここではモバイル保険を紹介します。
キャリアやメーカーの補償と比べても明確なメリットがあるので、キャリア補償・メーカー補償を利用している人にもオススメのサービスです。
・キャリアやメーカーの補償よりも利用料金が安い
・キャリア変更や機種変更しても継続利用できる
・1契約で3端末まで補償可能
・スマホだけでなく、wi-fiやbluetoothにつながる機器全般が補償可能
まとめ
以上、ワイモバイルで利用できる修理方法や補償サービスについてご紹介しました。
スマホは日常的に使うものなので、故障し使えない状態は大変不便です。
できるだけスムーズに修理を行う参考になればと思います。
また端末補償は、補償内容や加入条件、利用料金など、サービスごとに内容が意外と異なるものです。
ぜひ、自分にあったおトクなサービスを見つけてください。