「povo2.0(ポヴォ)」登場! サービス内容やpovoで使えるスマホ保険を解説します!
- 2023年03月15日
- povo
2021年9月より、auのオンライン専用ブランド「povo2.0」がスタートしました。
同年3月から開始した「povo」をリニューアルしたもので、これまでのスマホの通信プランとは一線を画す特徴的なプランとなっています。
この記事では、povoのサービス内容を、au・UQモバイルとの比較を交えながら解説していきます。
目次
povo2.0のプラン内容
povoは2021年3月より提供開始予定のオンライン専用プランで、同年9月よりリニューアルされ、新たにpovo2.0としてスタートしました。
povo2.0のプラン内容の概要を表にまとめました。
基本料金 | 0円 | |
---|---|---|
月間データ容量 | 0GB | |
0円0GB時の通信速度 | 最大128kbps | |
通信 | auの4G・5G | |
テザリング | 無料 | |
キャリアメール※1 | 提供あり | |
音声通話 | 22円/30秒 | |
手数料 | au・UQモバイル間の移行手数料が無料 | |
申込窓口 | オンライン限定 |
※1キャリアメールは引き継ぐことが出来ますが、別途費用が毎月かかります。
トッピングとは何?
povo2.0は「トッピング」という独特の仕組みをとっています。
料理の付け合わせに一品頼むと同じように、その日の予定に合わせてサービスを追加することが出来る仕様で、povoで初めて用意された取り組みです。
従来のオプションサービスに近いですが、自由に付け外し出来る点が大きな違いで、柔軟にプラン内容をカスタマイズすることが出来ます。
トッピング | 料金 | |
---|---|---|
データトッピング | データ追加 1GB | 390円(7日間) |
データ追加 3GB | 990円(30日間) | |
データ追加 20GB | 2,700円(30日間) | |
データ追加 60GB | 6,490円(90日間) | |
データ追加 150GB | 12,980円(180日間) | |
データ使い放題 | 330円(24時間) | |
コンテンツ | DAZN使い放題パック | 760円(7日間) |
smash使い放題パック | 220円(24時間) | |
通話トッピング | 5分以内通話かけ放題 | 550円/月 |
通話かけ放題 | 1,650円/月 | |
サポートトッピング | スマホ故障サポート | 830円/月 |
povo2.0とau・UQモバイルの関係
povo2.0はau回線を扱う新ブランドです。当然auや、そのサブブランドとされていた格安スマホの1つであるUQモバイルとの関係も気になるところです。
3ブランドそれぞれのコンセプト
au・UQモバイル・povoは同じKDDIグループのブランドです。
もともとUQモバイルは格安SIMブランドの1つであり、auのサブブランとして位置づけられていましたが、現在ではいずれもauの回線を利用できる横並びの3ブランドとなっています。
この3つのブランドの違いは、ターゲットとなるユーザーです。
povo2.0はオンラインの対応に精通し店頭サポートが不要なユーザー向けのオンライン専用プラン、auは月間の通信量が多いヘビーユーザー向けの使い放題プラン、UQモバイルは月間の通信量があまり多くないユーザー向けの小中容量プランを提供しています。
自身のスマホの使い方に合わせて、適したブランドを選択して利用することになります。
今まで1つのブランドの中で選択していた料金プランを、今後はブランド単位で選択していくことになるイメージです。
povo2.0の立ち位置
大容量向けのauと小中容量向けのUQモバイルは、月間の通信容量の大きさで選ぶことができるので、棲み分けは容易です。
では「オンライン専用」という特殊なコンセプトのpovo2.0は、どのような立ち位置になるのでしょうか。
povo2.0は通信容量のコストパフォーマンスが非常に高いプランです。
毎月一定以上利用する場合は使い放題のプランを提供しているauが適していますが、中容量以下の場合には最も安価に利用することが可能です。
毎月の利用料金や通信容量はカスタマイズできるので一定ではありませんが、概ね月間3GBか20GB前後利用する想定のデータトッピングが用意されています。
多少容量が余ったとしても、auやUQモバイルより安価なため、オンラインの手続きに不安がないという人であればpovo2.0を利用するのがオススメです。
povo2.0 | au | UQモバイル | |||
---|---|---|---|---|---|
データ使い放題MAX 5G/4G | くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | ||
月額料金 | 0円~ | 4,928円~7,238円 | 990円~1,628円 | 2,090円~2,728円 | 2,970円~3,828円 |
データ容量 | 0GB~ | 使い放題 | 3GB | 15GB | 25GB |
容量超過時の速度 | 最大128kbps | – | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
月間の通信量がこれを下回るのであればpovo2.0の方が確実に安く、24時間使い放題のトッピングをうまく利用すれば、より安価に済ませることもできるかもしれません。
povoで使えるスマホの保険・保証
スマホの契約につきものなのがスマホの保険・保証です。スマホが壊れてしまった時に、安価で修理や交換をしてもらうためのサービスですが、povoで使える保険・保証は何があるのでしょうか。
実はスマホの保険には、機種変更やキャリア変更しても継続して利用できるサービスがあります。
povoの利用を機に、モバイル保険を使ってみませんか?
1. モバイル保険とは
モバイル保険は、月額700円で年間合計10万円まで、Wi-FiやBluetoothにつながるモバイル通信機器全般を補償してくれるスマホの保険です。
メーカーの保証、キャリアの補償と比較してもお得な内容ですので、povoのユーザーでなくても利用をおススメしたいサービスです。
2. 機種変更・キャリア変更しても補償を継続できる
通常の補償サービスは購入したものに対してかけるサービスですが、モバイル保険は「人」に対してかけるサービスです。その人が持っているモバイル端末を補償するという物なので、新しいスマホを買った時やキャリアを変更したときにも、登録の情報を変更しておくだけでそのまま補償を継続するすることが出来ます。
頻繁に機種変更やキャリア変更をすることになりそうであれば、モバイル保険の利用がおススメです。
3. 壊れたときの修理はどの修理店でもOK
povoは全てオンラインでの対応で、店頭でのサポートはありません。
端末の故障を始め、トラブルが起きたときにちゃんと解決できるか、解決できるとしても郵送対応などで時間がかかるのではないか、など細かい点も気になります。
ただキャリアショップを頼ることが出来なくても、スマホの修理店自体は街中に多数あります。
povoを使用する際は、そういった街中の修理店を使うのも1つの考えです。
まとめ
povoは非常に安価な料金プランです。
追加トッピングを利用することで、より自身に適したプランにカスタマイズすることも可能です。
ぜひ本記事を参考に、povoをお得に利用してください。