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大手キャリアの格安プランを徹底比較!ahamo・povo・LINEMOでおすすめなのは?

大手キャリアの格安プランを徹底比較!ahamo・povo・LINEMOでおすすめなのは?

「携帯料金が高くて、プランの見直しをしたい」という方も多いのではないでしょうか。
近年は、格安プランもさまざまなキャリアから提供されているため、どのプランを利用したらよいか迷ってしまいますよね。

そこで、今回はドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアが提供する格安プランを中心に、どれがおすすめなのか比較していきます。
あなたにぴったりのプランを見つけられるよう、ぜひ参考にしてください!

大手キャリアの格安プランとは?

ドコモやauなど、大手キャリアを使っている人が、月に平均何円ほど携帯料金を支払っているか、ご存じですか?

MMD研究所が2021年12月に発表した調査によると、三大キャリアの平均金額(通話代込み)は8,471円でした。
なかなか高いと思いませんか?

2018年8月、当時内閣官房長官だった菅義偉氏は、日本の携帯料金について「今よりも4割程度下げる余地がある」と発言しました。
大手キャリアが格安プランを次々と発表したのは、この発言がきっかけです。
ドコモはahamo、auはpovo、ソフトバンクはLINEMOを発表。
オンラインでの契約に限定することで、いままでのプランよりも割安で携帯を利用できるようになりました。

先のMMD研究の調査によると、格安プランを利用している人の平均月額料金は6,345円
通常プランより2,000円も平均して安くなっていることがわかります。

ahamo

ahamoは、2021年3月よりドコモが提供している格安プランです。

選べるプランは、「月額2,970円で20GB」「月額4,950円で100GB」の2種類。
当初は、20GBのプランのみでしたが、2022年6月から100GBのプラン(ahamo大盛り)の提供も開始しました。

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povo

povoは、2021年3月からauが提供する格安プランです。

現在は、「povo1.0」の新規契約は終了しており、「povo2.0」のみが契約可能です。
povo1.0は、月額2,480円で20GBまで使える固定プランでしたが、povo2.0は自分でプランをトッピングする仕様となっています。
データ量やかけ放題など、トッピングに応じて料金が変動します。

povo2.0のトッピング(税込み)
データトッピング
24時間のデータ使い放題 300円/回
データ追加1GB(7日間) 390円/回
データ追加3GB(30日間) 990円/回
データ追加20GB(30日間) 2,700円/回
データ追加60GB(90日間) 6,490円/回
データ追加150GB(180日間) 12,980円/回
コンテンツトッピング
DAZN使い放題パック(7日間) 925円/回
smash.使い放題パック(24時間) 220円/回
通話トッピング
5分以内通話かけ放題 550円/月
通話かけ放題 1,650円/月
サポートトッピング
スマホ故障サポート 830円/月
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LINEMO

LINEMOは、2021年3月からソフトバンクが提供する格安プランです。

LINEMOでは、月額990円で3GBまで使える「ミニプラン」と、月額2,728円で20GBまで使える「スマホプラン」の2種類を提供。
また、LINEを使用する場合のデータ量はカウントされないため、いくらでも使い放題となっています。

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データ量ごとのおすすめプランは?大手キャリアの格安プランを比較!

ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアが提供する格安プランを選ぶとき、とくに重要になるのは「携帯料金」「データ量」です。
この2つは相関しており、多くのデータを使う場合は携帯料金も高くなります。
そのため、2つのバランスが重要になります。

3大キャリアが提供する格安プランは、データ量に応じておおまかに3つに分けられます。
「~3GB」「3GB~20GB」「20GB~」のなかから、どのプランが最もお得なのか考えていきましょう。

【~3GB】料金をとにかく抑えたい人におすすめのプラン

料金をとにかく抑えたい人は、データ通信量が3GBで収まる以下のプランがおすすめです。

  • povo2.0「データ追加3GB」:3GB/30日990円
  • LINEMO「ミニプラン」:3GB/月990円

3GBで収まるプランがあるのは、povo2.0LINEMOの2つです。

povo2.0には、30日990円で3GBまで使えるトッピングがあります。
LINEMOには、月990円で3GBまで使える「ミニプラン」があります。

どちらも990円で3GBと料金・データ量に違いはありません。
ただ、LINEMOではLINEが使い放題であるというメリットがあり、povo2.0には柔軟にトッピングを追加できるというメリットがあります。

LINEMOかpovo2.0で迷ったら、それぞれのメリットを比較するとよいでしょう。

【3GB~20GB】バランス重視の人におすすめのプラン

月々のデータ利用量が20GBまでに収まるのであれば、以下のプランがおすすめです。

  • ahamo:20GB/月2,970円
  • povo2.0「データ追加20GB」:20GB/30日2,700円
  • LINEMO「スマホプラン」:20GB/月2,728円

これらのプランは、無理してデータ利用を節約しなくてよく、なおかつ料金も高くないバランスの良いプランです。

MM総研が2022年1月に発表した調査では、日本人の月間データ通信量は「平均8.95GB」としています。
20GBもあれば、多くの方がデータ量を気にせずにスマホを利用でき、ちょっと使いすぎてしまったとしても収まるでしょう。

【20GB~】大容量を使いたい人におすすめのプラン

データ量を気にせずにスマホを使いたいというのであれば、以下のプランがおすすめです。

  • ahamo大盛り:100GB/月4,950円

格安プランの特性上、データが無制限に使えるプランというものは存在しませんが、ahamo大盛りでは月4,950円で100GBまで使えます。

ahamo大盛りは、ドコモが提供するデータ無制限プランよりお得。
ドコモには「eximo」というデータ無制限プランがありますが、データを無制限で利用した場合は月7,315円かかります。
ahamo大盛りには100GBという制限がありますが、eximoより2,000円以上もお得となっています。

なお、100GBがどのくらいかというと、YouTubeを高画質(720p)で約85時間視聴できる程度のデータ量です。

 

ahamo・povo・LINEMOはどんな人におすすめ?

料金以外にも各キャリアの格安プランには、魅力的な特徴があります。
どのプランが自分にあっているのか、スマホの使い方やライフスタイルに応じたものを提案していきます。

大容量を使いたいなら「ahamo」

ahamoがおすすめな人は、大容量のデータを使いたい人です。

先述したように、ahamoには月100GBまで利用できる「ahamo大盛り」があり、こういった大容量のプランがあるのはahamoだけです。
携帯料金を抑えつつ、データもたくさん使いたいという人はahamo大盛りがおすすめです。

また、ahamoには「国内通話料金が5分まで無料」「海外データ通信が月額20GBまで無料」というメリットもあります。

注目なのは、「海外データ通信が月額20GBまで無料」ということ。
海外で自分のスマホをそのまま使うには、Wi-Fiを利用するか、データローミングを利用するか選ぶ必要があります。
どちらにしても、追加で費用を支払わなければなりませんが、ahamoなら月額20GBまで無料です。

頻繁に海外旅行に行く人などにも、ahamoはおすすめです。

柔軟にプランを使いたいなら「povo」

povoがおすすめな人は、柔軟にプランを使って無駄をなくしたい人です。

povoは、他のキャリアが提供する格安プランとは異なり、データ量に応じて料金が決まっているのではなく、自分で選んだトッピングに応じて料金を払います。

トッピングの選択は自由自在。
たとえば、データ追加3GB(30日間990円)を選んで、ちょっと足りなくなったらデータ追加1GB(7日間390円)を購入することも可能です。

また、毎月データ追加20GB(30日間2,700円)を購入するのではなく、3カ月分をまとめてデータ追加60GB(90日間6,490円)でまかなえば、データ追加20GBを3回購入するよりも1,500円ほどお得です。
加えて、90日間をひと括りで考えられるので、最初の1カ月で使いすぎてしまっても、あとの日数で調整すれば追加でトッピングを買う必要がありません。

LINEを多用しているなら「LINEMO」

LINEMOがおすすめな人は、LINEを日ごろからたくさん使っている人です。

LINEMOには、月額990円で3GBまで使える「ミニプラン」と、月額2,728円で20GBまで使える「スマホプラン」がありますが、どちらもLINEはデータ量に加算されず、たとえばスマホプランを契約している人が20GB使っても、LINEのデータは消費量ゼロで通信速度も落ちません。
しかも、対象となるサービスはチャットだけでなく、LINEでの音声通話やLINE Payも含まれます。

LINEはいまや、プライベートだけでなく仕事などでも活用される必需品です。
料金を抑えつつ、LINEを気にせず使いたいならLINEMOはぴったりなプランです。

 

 

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格安プランを選ぶ際の注意点

料金が抑えられ、各キャリアで魅力的な特徴もある格安プランですが、選ぶ際にはいくつか注意したいこともあります。
実際に契約する際は、以下で解説する3つの注意点も理解しておくと、納得して格安プランを利用できるはずです。

オンラインでの契約に限定される

ahamo、povo、LINEMOは、いずれもオンラインのみで契約するプランとなっています。
そのため、契約時に実店舗でのサポートは受けられないことを理解しておきましょう。

契約に関して疑問があったり、SIMカードの挿入方法がわからなかったりした場合も、基本的に自力で解決する必要があります。

ahamoに関してはドコモショップでのサポートを提供していますが、利用につき3,300円かかります。

データ量が超過すると遅くなる

格安プランには、それぞれデータ利用量の上限があります。
このデータ量を超えると、通信速度に制限がかかり、満足にインターネットが使えなくなってしまいます。

データ量超過時の通信速度

  • ahamo:最大1Mbps
  • povo2.0:最大128kbps
  • LINEMO:スマホプラン、最大1Mbps/ミニプラン、最大300kbps

制限がかかった状態での利用にストレスを感じる方は、各社が提供する追加オプションを利用しましょう。
また、毎月超過してしまうならプラン自体を見直すことも必要かもしれません。

MVNOの格安SIMも検討する

携帯料金を抑えるなら、MVNOの格安SIMを利用する方法もあります。
MVNOは、日本語で「仮想移動体通信事業者」と言い、ドコモやソフトバンクといったキャリアの通信インフラをレンタルして、通信事業をおこなっています。

MVNOの格安SIMは、自分たちでインフラを整備する必要がないため、料金が安いのが特徴です。
ただ、キャリアの回線の一部を借りているため、通信品質が劣るといったデメリットがあります。

もしもに備えてモバイル保険の検討を!

携帯プランを見直しているなら、一緒にモバイル保険の加入も検討してみませんか?
モバイル保険に加入すれば、もしもスマホが故障してしまった場合でも修理費用を実質無料にすることができます。

スマホの修理費用は、思っているより高額です。
たとえば、iPhone 14の場合、前面画面のひび割れを直すだけでも42,800円の修理費用がかかるとされています。

もし、モバイル保険に加入していれば、その負担を0円にできます。
モバイル保険は月額700円という格安の保険料で、年間10万円まで補償されるスマホ保険。
補償額内に収まれば追加費用を払う必要がないため、ひび割れの修理を0円で受けられます。

また、1つの契約で3つのデバイスを守れるのもメリットです。
スマホを複数台持っているなら、それらをまとめて保険に入れられるので保険料の節約にもなります。

 

まとめ

ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアは、それぞれahamo、povo、LINEMOという格安プランを提供しています。

どのプランがよいか考えるとき、重要となるのは「携帯料金」と「データ量」です。
データ量は、おおまかに「~3GB」「3GB~20GB」「20GB~」の3つに分けることができ、利用可能なデータ量が増えるほど料金は高くなります。

また、それぞれのプランで特徴的なサービスを提供しているため、自分にぴったりなものを選びましょう。
ahamoは100GMまでの大容量プランがあり、povo2.0はトッピングを自分で選択できるため無駄のない料金プランを設定できます。
また、LINEMOではLINEが使い放題です。

それぞれの特徴や注意点を確認し、よりよいスマホライフを送ってください!

 

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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