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2021年からキャリア学割が無くなった? 代わりに使えるキャンペーンを詳しく解説!

2021年からキャリア学割が無くなった? 代わりに使えるキャンペーンを詳しく解説!

例年、10月・11月頃から翌年の5月末にかけて、キャリアの学割キャンペーンが展開されます。
毎月かかる料金なので、携帯の料金はできるだけ抑えたいものです。
あくまでキャンペーンとして展開されるので、期間もあれば翌年には内容が変わっていることもあり、割引の詳細を把握できていない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、各キャリアの学割について詳しくまとめていきます。

 

 

学生向けではなく30歳以下のキャンペーンに

例年キャリアの学割は10月~11月頃に開始され、翌年の5月末が期限となっています。
1年単位でサイクルするキャンペーンだったわけですが、今回2021年から2022年にかけて展開されたのは学割と異なるものでした。

「U30」ということで、5歳から30歳以下が対象となっており、より幅広いユーザーが利用できるようになっています。
期限は未定となっており、しばらく継続する可能性が高そうです。

尚、ドコモとauはかなり類似した内容で月額料金の値引き、ソフトバンクは端末購入の金額に対する値引きとなっています。

 

ドコモの「U30ロング割」

ドコモの割引は、申込から半年間の大幅な値引きと、以降30歳までずっと値引きをしてくれるという長期のサービスとなっています。

初めの半年間は値引き額が非常に大きく、4,000円近く安くなります。
7か月目以降は毎月550円の値引きと控えめになりますが、30歳まで継続的に適用されるため、トータルではかなり大きな値引きといえます。
条件も軽いので、利用できる場合使わない手はありません。

サービスの対象となる料金プランは、データ容量無制限の「5G ギガホプレミア」、もしくは月間60GBまでの「ギガホ プレミア」(4G)です。
どちらもヘビーユーザー向けの大容量プランで、月額料金も7,000円以上と高額です。
U30ロング割を使うことで半額以下に抑えることができ、家族割や光回線のセット割なども併用すると最大1,089円まで値下げすることが可能です。

申込ができるのは、ドコモで新規契約や契約変更、機種変更、プラン変更を行ったときです。
性質上、申し込みが早い方がより多く値引きを受けることができるので、これを機に料金の見直しなどを行ってもいいでしょう。
4Gから5Gへのプラン変更でも申し込み可能です。

サービス名 U30ロング割
値引き額 1~6ヶ月目 3,839円(初月日割り)
7ヶ月目以降 550円(31歳の誕生月で終了)
申込条件 ①30歳以下であること
②新規契約・契約変更・機種変更・プラン変更を行うこと
対象プラン 5Gギガホプレミア・ギガホプレミア・ギガホプレミア(2年定期)
受付期間 2021年9月21日~ (終了未定)

 

auの「au 応援割(U30)」

auの割引は、半年間大幅な値引きを受けられるというシンプルな内容です。
ドコモの割引と類似している点が多いですが、7か月目以降の値引きがありません。
代わりに半年間の値引き額が僅かながら高くなっています。

サービス名 au応援割(U30)
値引き額 申込翌月から6ヶ月間 3,938円
申込条件 ①30歳以下であること
②新規契約・契約変更・機種変更・プラン変更を行うこと
対象プラン 使い放題MAX 5G/4Gとエンタメパックプラン
受付期間 2021年10月29日~ (終了未定)
備考 使い放題MAX 5G/4Gの場合、専用サイトから申し込むとAmazonプライムが1年ついてくる

 

Softbankの「U30スマホおトク割」と「U30 Web割」

Softbankの割引は、スマホ本体の購入価格を値引きするというものです。
ドコモとauは回線契約の月額料金から値引きするもので、値引きの方法が大きく異なっています。

割引自体は2種あります。
「U30 スマホおトク割」は、ユーザーが5~30歳であれば、キッズフォンを除くスマホ全機種の購入代金が割引になるというものです。
ただし、年齢に加えて、48回の割賦払いで購入することが条件となっています。
一括購入に拘る人も少なくないと思いますが、年齢と支払方法だけと条件が軽いので利用できる人は多いのではないでしょうか。

もう1つの「U30 Web割」は、同じく5~30歳のユーザーがソフトバンク公式オンラインショップでスマホを購入する場合に、代金が値引きされるというものです。
こちらの条件は少々重く、年齢と48回の割賦払いで購入することに加えて、ソフトバンクの回線を新規契約することが必要です。
既にソフトバンクのユーザーである場合には利用できないのが大きな欠点です。
値引き額は高いものの、使いづらいサービスといえます。

サービス名 U30 スマホおトク割
値引き額 スマホ購入時端末価格から 10,080円
申込条件 ①30歳以下であること
②48回割賦で購入(ソフトバンク回線以外のユーザーも対象)
受付期間 2021年11月17日~ (終了未定)
サービス名 U30 web割
値引き額 スマホ購入時端末価格から 21,600円
(一部の機種は12,480円、もしくは6,720円)
申込条件 ①30歳以下であること
②48回割賦で購入
③ソフトバンクオンラインショップで購入
④ソフトバンク回線を新規契約
端末の受け取り方法を「自宅受取」に
受付期間 2021年11月17日~ (終了未定)

 

楽天モバイルの「楽天学割」

楽天モバイルには、家族割や学割などの割引サービスがありません
ただし、以前は利用できるものがあったため、今後新たな割引がスタートする可能性もあります。

以前利用できた割引は、2つあります。
1つは月額料金を3ヶ月にするというもので、2020年8月まで利用できました。
楽天モバイルとしての学割ではなく「楽天学割」という楽天サービス全体としての学割で、特典の1つがこの割引でしたが、楽天学割のリニューアル後はなくなってしまいました。

もう1つは2021年10月1日から2021年11月30日に実施されていたキャンペーンで、同じく楽天学割のメンバー限定で利用できたものです。
キャンペーンにエントリー後に楽天回線を申し込むことで、楽天ポイントを1,000ポイントもらうことができました。
ただ、学割ではありませんが、対象のAndroidとセットで申し込むことで25,000ポイント、他社から乗り換えることで20,000ポイントもらえるキャンペーンが実施されているため、これと合わせることで最大26,000ポイントの還元を受けることが可能でした

いずれにしても、楽天モバイルはデータ通信使い放題でも月額3,278円で済み、割引が無くても他キャリアに引けを取らない安価な料金設定です。
楽天サービスを複数利用することで相乗的におトクになりますので、学割以外のキャンペーンや特典にも目を向けてみるのが良いかと思います。

 

どのキャリアの割引がおトク?

キャリアごとに、メインとなる料金プランも違う上、割引にも家族割や光回線のセット割などいくつか種類があるので、特定の割引のみ比較をしても実際の損得の比較とは異なり、意味がないかもしれません。
そのため、あくまで参考レベルの話となりますが、まとめてみました。

キャンペーン自体はドコモがもっとも使いやすい

ドコモとauの割引は条件が軽く、利用しやすいサービスです。
年齢以外の条件は、新規契約か機種変更・プラン変更などの変更手続きを行うことですが、通常利用の範囲でクリアできます。
半年で24,000円ほどと、割引額も小さくありません。

ドコモはこれに加えて、7か月目以降も継続的に割引を受けることができます
毎月550円ですが、継続期間が長いとその分トータルの割引額が増大していくので、結果的に大きな差になってくるでしょう。

新規契約であれば、Softbankが最も還元が大きい

Softbankの割引は、端末購入代金からの値引きです。

2種類のうち条件の軽い「U30おトク割」は、年齢以外の条件がほとんどなく多くの人が利用できますが、値引き額が10,080円と控えめで、ドコモやauの割引総額と比較すると大きく見劣りします。

もう一方の「U30 Web割」は、最大21,600円と値引き額が大きく、「U30 おトク割」と合わせると3万円以上の値引きになります。
しかし利用条件が重く、Softbankの新規契約が必要です。
既にSoftbankを契約中の場合は利用できず、対象となるのは初めてスマホを持つときか乗り換えるときとなります。
しかし現在Softbankは大容量プランに力を入れていて、小中容量のプランはサブブランドであるワイモバイルでの提供がメインとなっています。
利用しようにも、プランの選択肢が少なく、乗り換えづらいのがネックです。

 

まとめ

キャリアの学割、改めてU30の割引について解説しました。
一時的なものですが値引き額自体はかなり大きいので、積極的に活用しましょう。


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この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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