【2023年最新】格安SIMおすすめ5選!選び方のポイントも紹介!
- 2023年07月28日
- 通信
携帯料金を安く抑える方法として、通信回線を格安SIMにするのも有効です。
ただ、格安SIMはさまざまな会社から出ており、どれを選べばよいかわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は、おすすめの格安SIMを紹介します!
あわせて、どの格安SIMにすればよいか、選び方のポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
格安SIMとは?メリットとデメリットも紹介
まず、格安SIMとは何なのか確認しておきましょう。
格安SIMとは、主に「MVNO」と呼ばれる通信キャリアが提供するSIMカードです。
MVNOは「Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)」の略で、ドコモやソフトバンクなど、大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供する事業者です。
自ら通信設備の投資をしなくて済むため、格安の携帯料金が可能となっています。
なお、近年はドコモのahamoやauのpovoなど、大手の携帯キャリアが格安プランを提供するようになりました。
媒体によってはこちらも格安SIMと呼んでいますが、今回の記事では大手キャリアではなくMVNOが提供するものを格安SIMとして紹介していきます。
格安SIMのメリット
格安SIMのメリットは、何といっても携帯料金の安さです。
MMD研究所が実施した「2022年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」によると、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアと契約しているユーザーの平均月額料金は、9,526円でした。
一方、格安SIMを利用するMVNOユーザーの平均月額料金は3,889円。
3大キャリアのユーザーより約5,600円も安くなっています。
また、格安SIMのメリットとして「契約期間の自由度の高さ」も挙げられます。
大手キャリアには「2年縛り」のように、2年間より前に解約した場合は違約金が発生することもありますが、格安SIMは契約期間が短かったり、そもそも縛りがなかったりする傾向があります。
・携帯料金が安い
・契約の縛りが少ない
格安SIMのデメリット
格安SIMのデメリットとしては、主に「通信速度が遅くなりやすい」「サポートが手薄な場合がある」ということが挙げられます。
MVNOは、大手キャリアの回線を借りているため、帯域幅が限定的であり、混雑時などではネットがつながりにくい傾向があります。
また、サポートが受けにくいというデメリットもあります。
設備投資や人件費を削減するために、MVNOのなかには実店舗が少ない事業者も存在します。
そのため、ネットでのサポートだけでは不安があるという方は注意しましょう。
・通信速度が遅くなりやすい
・サポートが手薄な場合がある
格安SIMの選び方!注目すべきポイントは?
格安SIMはさまざまな企業が提供しています。
そのため、どの格安SIMがよいか迷った場合は、ポイントを絞って比較検討することをおすすめします。
格安SIMの選び方において重要となるのは「利用料金とデータ量」「カバレッジエリア」「カスタマーサポート」の3つです。
料金とデータ量
まず注目すべきは、当然通信料金でしょう。
格安SIMを契約したのに、料金が高くなってしまった、値段が変わらないでは意味がありません。
ただ、一方でデータ量にも注目すべきです。
通信料とデータ量は比例し、たくさんデータを使いたいなら、プランの月額料金も高くなります。
格安SIMを契約する際は、事前に自分が月にどれだけのデータを使っているのか確認し、自分にあった事業者・プランを選ぶようにしましょう。
カバレッジエリア
格安SIMを選ぶ際は、ちゃんとネットにつながるかどうかカバレッジエリアも気になる部分だと思います。
先述のように、格安SIMを提供するMVNOは大手キャリアの回線をレンタルしてサービスを提供しています。
そのため、カバレッジエリアは大手キャリアのものに依存します。
たとえばドコモでつながらないエリアは、ドコモの回線を利用している格安SIMでもつながりません。
自分が住んでいる地域でつながるかどうか不安な場合は、現在使っている携帯キャリアの回線をレンタルしている格安SIMを選びましょう。
現状でも問題なくネットにつながっているなら、同じ回線を使っている格安SIMでもつながるはずです。
カスタマーサポート
サポートやカスタマーサービスの充実度も重視すべきでしょう。
問題が発生した際にすぐに対応してもらえない、対面で説明してもらえないので上手く理解できないなど、サポートやカスタマーサービスが充実していないと困る場合が多々あります。
格安SIMのデメリットの部分で説明したように、事業者のなかにはコストを抑えるために実店舗を少なくしている場合もあります。
それでもQ&Aサイトを充実させていたり、24時間チャットに対応していたりする場合もあります。
もちろん、実店舗があれば申し分ないですが、オンライン上でのサポート体制もちゃんと整えられているのか注目するとよいでしょう。
おすすめの格安SIM5選!各社の料金やデータ量を比較
格安SIMはさまざまななMVNOから提供されていますが、ここでは5社に厳選して解説していきます。
ポイント別にわかりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてください!
ワイモバイル
まず紹介するのは、ワイモバイルです。
CMでもおなじみで、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
ソフトバンクの回線を利用しており、データ量に応じた3つのプランを提供しています。
料金 | データ量 | カバレッジ | サポート |
---|---|---|---|
〇 | ◎ | ソフトバンク | ◎ |
料金・データ量
ワイモバイルでは、シンプルS/シンプルM/シンプルLという3つのプランから自分にあったものを選べます。
- シンプルS:料金/月2,178円、データ量/3GB
- シンプルM:料金/月3,278円、データ量/15GB
- シンプルL:料金/月4,158円、データ量/25GB
注目なのは、家族で入ると2台目以降の料金が割引になること。
シンプルSなら月990円、シンプルMなら月2,090円、シンプルLなら2,970円とどのプランも1,188円お得になります。
カバレッジエリア
ワイモバイルの回線は、ソフトバンクのものを使用。
4Gと5Gの両方に対応しています。
カバレッジエリアの確認はこちらを参照してください。
カスタマーサポート
ワイモバイルは、MVNOのなかでも最大規模の全国に約4,000店の実店舗を有しています。
各都道府県に数十店舗はあり、対面で料金プランや機種について相談できます。
また、オンラインでのサポートも充実。
ネットで契約や料金の支払い、チャットでの相談なども可能です。
UQモバイル
続いて紹介するのはUQモバイル。
2023年6月1日より「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」という3つのプランの提供を開始し、ライフスタイルに合ったプランを選択できます。
料金 | データ量 | カバレッジ | サポート |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | au | ◎ |
料金・データ量
UQモバイルでは、「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」という3つのプランを提供しています。
- コミコミプラン:1GBまで月990円、15GBまで2,178円
- トクトクプラン:料金/月3,278円、データ量/20GB、1回10分まで国内通話無料
- ミニミニプラン:料金/月1,078円、データ量/4GB
UQモバイルは、単純にデータ量に応じて月額料金が上がるのではなく、それぞれ特徴的な料金プランを用意しています。
コミコミプランは、月のデータ量が1GBまでに収まったら990円、超えてしまったら2,178円という2段階の料金設定となっています。
トクトクプランは、データ容量の大きいプランで、月3,278円で20GB利用可能。加えて1回10分まで国内通話無料となります。
ミニミニプランは、月1,078円で4GBの低価格プラン。あまりスマホを使わない人におすすめです。
カバレッジ
UQモバイルでは、auの回線を利用。
4Gと5Gの両方に対応しています。
カバレッジエリアの確認はこちらを参照してください。
カスタマーサポート
UQモバイルも知名度の高いMVNOであり、全国の各都道府県に数十店舗の実店舗を設けています。
また、機種変更は全国のauショップでも対応しています。
オンラインでのカスタマーサポートも充実。
Q&Aサイトはもちろん、チャットでの問い合わせにも対応しています。
IIJmio
IIJmioは、データ量だけでなく、通話オプションに関しても複数のプランを提供しているのが特徴です。
料金 | データ量 | カバレッジ | サポート |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ドコモ/au | 〇 |
料金・データ量
IIJmioは、データ量と通話定額オプションでそれぞれ複数のプランを提供しています。
データプランは「2GB/850円」「5GB/990円」「10GB/1,500円」「15GB/1,800円」「20GB/2,000円」の5種類、通話プランは「通話定額5分+/500円」「通話定額10分+/700円」「かけ放題+/1,400円」の3種類から選択可能です。
それぞれのオプションを組み合わせて、自分に合った料金プランを設定できます。
カバレッジ
IIJmioでは、ドコモ(タイプD)とau(タイプA)のどちらかを選択可能です。
自身の住所などから、どちらがつながりやすいか調べてみるとよいでしょう。
カバレッジエリアの確認はこちらを参照してください。
カスタマーサポート
IIJmioは、基本的にネットでの契約に対応しており、店舗はビックカメラやソフマップといった家電量販店などに限られます。
また、電話・ネット電話での問い合わせ、メール、チャットでの問い合わせなどにも対応しています。
mineo
mineoは、データ量で選ぶ「マイピタ」、通信速度で選ぶ「マイそく」、お試しパックの「mineoプチ体験」の3つのプランを提供しています。
料金 | データ量 | カバレッジ | サポート |
---|---|---|---|
〇 | ◎ | ドコモ/au/ソフトバンク | 〇 |
料金・データ量
mineoでは3つのプランを提供しており、自分に合ったプランを選択可能です。
- マイピタ
「1GB/月1,298円」、「5GB/月1,518円」、「10GB/月1,958円」、「20GB/月2,178円」の4つから選択可能(デュアルタイプ) - マイそく
「最大3Mbps/月2,200円」、「最大1.5Mbps/月990円」、「最大300kbps/月660円」、「最大32kbps/月250円」の4つからから選択可能 - mineoプチ体験
200MB/月330円の少容量SIMプラン
データ量だけでなく、データ速度でプランを決められるのが特徴です。
マイそくプランは、データ使い放題なので、高速通信をしたとしても料金がかさむことはありません。
カバレッジ
mineoでは、ドコモ(Dプラン)、au(Aプラン)、ソフトバンク(Sプラン)と3大キャリアの回線から自身のプランを選択できます。
また、「ネットワークお天気情報」というサービスも提供しており、その日のネットワーク混雑状況を一目で確認できます。
カスタマーサポート
mineoは、オンラインでの契約が中心ですが、実店舗も全国に配置しています。
オンライン上でのカスタマーサポートも充実しており、Q&AサイトやAIチャットボットなども用意してあります。
イオンモバイル
イオンモバイルは、1~10GBまでなら1GBきざみで料金を設定できるなど、きめ細かいプランを提供している格安SIMです。
料金 | データ量 | カバレッジ | サポート |
---|---|---|---|
◎ | 〇 | ドコモ/au | 〇 |
料金・データ量
イオンモバイルでは、1~10GBまでの「さいてきプラン」や、20~50GBまでの「さいてきプランMORIMORI」を提供しています。
さいてきプランは、1GB/858円から10GB/1,848円まで1GBきざみで選択可能。
さいてきプランMORIMORIは、20GB/1,958円から50GB/5,258円まで10GBきざみで選べます。
また、家族でギガを共有できる「シェアプラン」もあります。
たとえば、「シェア4GBプラン」を2人で使えば、月額1,580円で1人あたり2GBまで使うことが可能です。
「やさしいプラン」という60歳以上限定のプランもあり、0.2~8GBまで自分にあったプランを選べます。
カバレッジ
イオンモバイルでは、ドコモの3G/LTEエリアとauの4G LTEに対応しています。
5Gに対応していないことに注意しましょう。
カスタマーサポート
イオンモバイルは、全国各地にイオンモバイルショップを展開しており、対面にて契約やサポートを受けることができます。
また、オンライン上でもQ&Aサイトやチャットサポートなどを展開しています。
修理費用を抑えるならモバイル保険がおすすめ
スマホにかかる料金で見逃しがちなのは、故障や不具合が発生した場合にかかる修理費用です。
いまやスマホは10万円以上もする高級品であるため、修理費用も思っている以上にかかります。
たとえば、iPhone 14の場合、前面画面のひび割れを直すだけでも42,800円も必要とされています。
修理費用を抑えたいならモバイル保険への加入がおすすめです。
モバイル保険は、月額700円という格安の保険料で、年間10万円まで補償されます。
これに入っていれば、iPhone 14のひび割れも無料で修理することが可能です。
携帯料金を抑えられても、修理費用に大金が発生していては元も子もありません。
ぜひ格安SIMを契約すると同時に、モバイル保険の加入も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
さまざまなMVNOが提供する格安SIM。
各社は大手キャリアの通信設備をレンタルすることで、安い費用での通信サービスを提供しています。
格安SIMを選ぶ際は、データ量/料金のほか、カバレッジエリアやカスタマーサポートにも注目しましょう。
近所に実店舗がない事業者もあるので、契約に不安があればCMなどでもよく見る格安SIMを選ぶことがベターです。