スマホ
ガジェット
通信
アプリ / サービス
戻る

ahamo(アハモ)で家族割は使える?カウント対象とは? 利用方法や通常プランとの比較まで徹底解説

  • 2024年10月07日
  • ahamo

ahamo(アハモ)で家族割は使える?カウント対象とは? 利用方法や通常プランとの比較まで徹底解説

2021年3月26日より、ドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」の提供がスタートしました。
事前エントリーの数は254万人に上り、非常に注目を集めています。

安価な料金が魅力のサービスですが、スマホの料金といえば割引がつきものです。
ahamoの家族割はどのような内容、仕組みになっているのでしょうか。

本記事では、スマホの料金に大きく影響するahamoの家族割について解説していきます。

ahamoで家族割は使える?

家族割は、家族でまとまって契約するとオトクに利用することが出来る割引の俗称です。

ドコモでは、家族割に当てはまるサービスとして、「ファミリー割引」と「みんなドコモ割」の2つがあります。
「ファミリー割引」は家族間の通話が無料となるサービス、「みんなドコモ割」は利用している回線数に応じて月額料金が値引きされるサービスです。
どちらも家族全員が同様に割引を受けることが出来るものなのですが、ahamoでは適用範囲が大きく限定されています

「ファミリー割引」は、ahamoからの発信では無料とならず5分以上話した場合は料金が発生します。
連絡を受ける場合は問題なく、ahamo・irumo以外を利用している家族からの発信は、割引が適用され無料となります。

「みんなドコモ割」は、ahamo利用者は割引となりませんが、ahamo以外を利用している家族の利用料金は、ahamo回線も回線数としてカウントして値引きされます。

どちらもahamo利用者自身にメリットはないものの、一緒に利用している家族側にはしっかりとメリットがあるので、サービスは利用するのが望ましいといえるでしょう。

 

「ファミリー割引」はどんなサービス?

「ファミリー割引」は家族間の国内通話が無料となるサービスです。
ドコモの通話料は30秒につき22円で、30分も話すと1,000円をゆうに超えてしまいます。
家族でドコモを契約しているのであれば、利用しておくべきサービスといえるでしょう。

ただ一口に家族といっても、例えば祖父母や孫も含むのか、親子で別名義となっている場合はどうなるのか、逆に親の名義のまま子が離れて暮らして使っている場合はどうなるのか、というように様々な関係性・状態が考えられます。
ここでいう家族とは誰のことを指すのでしょうか。

ドコモの家族割の仕組みでは、「ファミリー割引」を利用するために「ファミリー割引」のグループを組みます。
このグループにおける主回線(代表回線)から三頭身以内の者であれば誰でも入れることができ、20回線まで組み込むことが出来ます。
代表者との関係が条件となるので、名義や住所が異なっていても問題ありません。


(出展:ドコモ「ファミリー割引」より)

この「ファミリー割引」グループに含まれている回線同士であれば、通話料金が無料となります。
ahamo回線もこの「ファミリー割引」グループに組み込むことが出来ますが、割引の適用は限定的なので注意する必要があります。

ahamo回線から発信した場合は割引を利用することが出来ず、5分以上通話すると料金が発生します
逆にahamo以外のプランの回線からahamo回線へ発信した場合には、通常通り割引が適用され、無料で話すことが出来ます。
通話が5分を超える長いものになりそうであれば、相手からかけ直してもらうようにするのがよいでしょう。

「みんなドコモ割」はどんなサービス?

「ファミリー割引」のグループ内の音声通話が可能なプランを契約している回線数に応じて、回線ごとに月額料金を値引きするサービスです。
値引きされる金額は、回線数が2回線で550円、3回線以上で1,100円となっています。

ahamoは、「ファミリー割引」のグループに入っていても、「みんなドコモ割」の値引きを受けることが出来ません。
ただし、値引き料金を決定する回線数としてはカウントすることが出来るので、家族が利用しているahamo以外のプランの月額料金はこれまで通り値下げすることが可能です。
現在ドコモの別プランを利用しているという場合にも家族の料金に影響することはないので、安心してahamoに変更することが出来ます。

尚、ahamoの競合プランとして、auから「povo」、ソフトバンクから「LINEMO」の提供がスタートしていますが、家族割の回線数としてカウント可能なのはahamoのみです。
あくまでドコモの料金プランの1つとされているahamoと違い、povoやLINEMOはau・ソフトバンクから独立していて、ブランドを跨いでの利用特典というものも実施されていません。
家族で利用する場合には、ahamoに大きなメリットがあります。

 

ahamoでファミリー割引を使う方法

ファミリー割引は、ドコモショップ、電話、申込書郵送で申し込みが可能となっています。
ahamoはオンライン専用のプランなので、申込書郵送を利用しましょう。

ファミリー割引の申込書の送付を依頼する

ドコモのオンライン手続きの画面にアクセスし、dアカウントでログインします。
ログイン後は既に依頼画面になっているので、難しい操作はありません。
画面の案内に従って送付を依頼してください。

家族で使うなら、ahamoとドコモの通常プランどちらがオトク?

ahamoで利用できる家族割は一部です。
では家族でドコモを利用している場合、ahamoを利用するのと家族割をフルに活用できる通常のプランを利用するのと、どちらがオトクなのでしょうか。

ここでポイントとなるのは、ahamoを契約したとしても、ahamo以外のプランを利用している回線の月額料金は変わらないという点です。
irumoやeximoの回線から見れば、相手がahamoであろうとなかろうと、「ファミリー割引」も「みんなドコモ割」も変わらず適用できるのです。

よってオトクかどうかは、シンプルにahamoを検討している本人の月額料金が安くなるかどうかで判断出来ます。

月間の通信量が少ない場合

あまり通信を利用せず、月間の通信量を抑えられている場合、ahamo以外の選択肢となるのはirumoです。
残念ながら、前身にあたるギガライトに代わって登場したirumoは、ahamoと同じように家族割を利用することが出来なくなりました。

irumoで利用できるのはドコモ光セット割、もしくはhome 5Gセット割です。
対象プランであれば家族全員の料金が割引されるので、実質こちらが家族割といえそうです。

irumoは利用できる通信データ容量が異なる4プランが用意されています。
最小は0.5GBと僅かですが料金が非常に安く、ほとんど通信を使わない場合には大きく料金を抑えて利用することが可能です。
基本料金としては、3段階目の6GBのプランがahamoより若干安く、容量の最も大きい9GBのプランの場合はahamoを越える価格設定となります。

料金比較(5分通話無料オプション込み)
ahamo irumo
月間データ容量 20GB 0.5GB 3GB 6GB 9GB
月額基本料金 2,970円 550円 2,167円 2,827円 3,377円
5分通話無料
オプション
-(料金内に含む) 880円 880円 880円 880円
ドコモ光セット割
or home5Gセット割
-1,100円 -1,100円 -1,100円
dカードお支払い割 -187円 -187円 -187円 -187円
合計金額 2,738円 1,430円 1,760円 2,420円 2,970円
通話料金 5分以上は30秒につき22円

※料金は税込

いずれも、セット割を適用すればahamoよりも安価になります。
ahamoと同じように5分の音声通話無料オプションを付けた場合でも、9GBのプランが僅かに超えるだけで、基本はahamoよりもオトクです。

逆にセット割を利用出来ない場合は、データ通信容量や音声通話のオプションによって結果が変わってきます。
通話もWi-Fiのない環境での通信もほとんど利用しないという場合にはirumo、いずれかを多用する場合にはahamoの方がオトクということになります。

オトクなプランはどっち?

・ドコモ光セット割orhome 5Gセット割を利用できる場合にはirumo
・音声通話を利用しない、かつ月間の通信量が6GB以下の場合はirumo
・音声通話も通信もそれなりに使うという場合や、月間6GB以上の通信を行うという場合はahamo

20GB以上の大容量の通信を利用する場合

ahamoで利用できる通信量は20GBですが、1GBにつき500円で容量を追加することが可能です。
そのため、毎月数GB程度であれば、超過してしまってもahamoを利用した方がオトクになります。

また、現在ahamoには大盛りオプションがあります。
データ容量を80GB追加し、計100GBまで使えるようになります。
料金は月額1,980円なので、4GB以上超過する場合には大盛りオプションを利用するのがよいでしょう。
1ヶ月だけ利用することも可能なので、20GBを超えたり超えなかったりという場合には、基本的にはオプションなしで使い、必要に応じて付け外しをすると無駄がありません。

毎月100GBを超えるような大容量の通信を行う場合には、ahamoでは不十分なのでeximoを利用することになります。
eximoは1GB未満、1~3GB、3以上の3種類のプランがありますが、小容量プランはirumoの方が安価に利用できるので、3GB以上のプランと比較します。
ahamoとの料金比較では、割引を最大限利用してやっと僅かにeximoの方が安くなるという関係性になるので、シンプルにプラン内容で判断すれば問題ありません。

ahamo eximo
月間データ容量 20GB 100GB 無制限
月額基本料金 2,970円 4,950円 7,315円
5分通話無料オプション -(料金内に含む) -(料金内に含む) 880円(あり)
みんなドコモ割 -1,100円
ドコモ光セット割 -1,100円
dカードお支払い割 -187円 -187円 -187円
合計金額 2,738円 4,718円 5,808円

※料金は税込

オトクなプランはどっち?

・100GBで十分であればahamoの方がオトク
毎月100GB以上の通信を行う場合にはahamoでは足りないのでeximo

 

まとめ

ドコモの家族割について、整理しました。
家族揃ってドコモを利用しているのであれば他の利用条件はありません。
代表者から三頭身までということで親戚も含めることが出来るので、意外と広範囲に適用出来ます。

ただ、小容量向けプランirumoも、ahamo同様に家族割が適用できないプランであるため、家族割を適用できる機会自体が少なくなってしまいました。
割引によって料金が逆転するということがなくなってきたので、シンプルに個々人が最適なプランを選ぶのがよいかもしれません。

ahamoの場合にも、家族全体でみればちゃんとメリットが出る可能性はあるので、ぜひ活用してみてください。

スマホの故障に備えるモバイル保険

スマホは生活に欠かせない必需品でありながら、高価で万が一壊れてしまうと修理も買い替えも気軽にするのは難しいアイテムです。
そこで、スマホの契約と併せて考えたいのが端末補償です。

端末補償といえばiPhoneで利用できるAppleCare+が有名です。
メーカーの補償として手厚いサポートを受けることが可能ですが、利用料金も高く過剰な補償内容のサービスと見ることもできます。
手頃な内容で安価に利用できる端末補償としては、モバイル保険がオススメです。

モバイル保険のメリット

月額700円と安い
・修理時の自己負担金0円
1契約で3端末まで補償できる
・スマホ以外のモバイル機器全般を補償

iPhone 16で1年間に1回本体交換行う場合のシュミレーション
利用期間 こんなにおトク! モバイル保険 AppleCare+
for iPhone
1年 18,660円 8,400円 27,060円
2年 37,320円 16,800円 54,120円
4年 74,640円 33,600円 108,240円

 

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

ahamoの関連記事