ドコモからahamo(アハモ)の申し込み方法を徹底解説! 必要な事前準備についても細かく紹介!
- 2024年10月07日
- 通信
2021年3月26日から、ドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」の申込みが開始されました。
安価な料金が魅力のプランですが、従来と異なり店頭での受付ができず、手続きは全てオンラインで行います。
初めての形式で、その手順に不安や不明点がある人も少なくないのではないでしょうか。
本記事では、ドコモからahamoへのプラン変更の手順と、手続きの前に必要な事前準備について解説していきます。
ahamoの申し込み前にチェックしておきたいこと
ドコモからahamoに契約変更する場合、手続き自体は非常に簡単です。
ただ、契約状況によってはすんなりと手続きを進めることができず、事前に準備が必要になることがあります。
また、ahamoになることでできなくなることや使えなくなるものも少なくありません。
後で困らないように、これらの注意点もしっかりとチェックしておくべきでしょう。
ahamoの手続き時にも、複数の規約や注意事項が表示されますが、文字だらけの長い文章では読み飛ばしている人がほとんどだと思います。
把握しておくべき要点をまとめたので、ぜひ確認してみてください。
dアカウント発行
dアカウントは、オンラインでドコモのサービスを受ける上で必要になるアカウントです。
契約内容や利用料金、使用したデータ通信量の確認など、オンラインでの手続きの際に必要になるものですので、ドコモのスマホユーザーであれば大部分の人が所持していると思います。
ahamoの手続きには必須となりますので、もし所持していない場合にはアカウントを作成しましょう。
dアカウントは無料で作成することができます。
※dアカウントの作成はこちらから
dポイントクラブ入会・dポイントカード利用者登録
dポイントはドコモのポイントサービスです。
新規にdアカウントを作成した場合は同時に入会となります。
ドコモの支払をした時や、dポイントの加盟店での買い物の際にポイントをためることができます。
事前に手続きが必要なサービス
利用しているサービスやプランによっては、事前に何らかの手続きが必要なものがあります。
ahamoの申し込みを進めようとすると、dアカウントにログイン後に契約内容のチェックが入ります。
事前手続きが必要なものが残っていた場合には、そのまま手続きを進めることができません。
未対応の手続きについて案内されるので、先にそれらに対応しましょう。
事前手続きが必要なサービスと手続き内容の一覧はこちら
大分部は、ahamoでは利用できないサービスの設定変更です。
ドコモからの変更の場合プラン変更という形式をとるため、ahamoでは利用できない設定を予め変更します。
基本的にはMy docomoから簡単に変更することができますが、その場ですぐに終えることができない手続きもあります。
・契約者が未成年の場合は、成人している家族へ名義変更が必要
・利用者が成人している場合は、当人への名義変更が必要
ahamoは18歳以上の成人でないと契約できません。
未成年者がahamoを利用する場合には、親権者などの成人した家族が契約を行い、利用者登録を行う必要があります。
逆に、18歳以上の場合は利用者登録することができず、利用者自身の名義に名義変更する必要があります。
長らく家族で契約をまとめ、親の名義のまま利用しているという人は少なくないのではないでしょうか。
いずれにしても名義変更が必要なパターンです。
名義変更はオンラインでは行うことができず、ドコモショップで手続きする必要があります。
名義変更の際は、名義人と利用者本人が店頭に赴く必要があります。
どちらか一方、または第三者が手続きを行う場合には、名義人・利用者それぞれの委任状と本人確認書類を持参する必要があります。
これらを用意していない場合や、持参した書類に不備があった場合は、手続きを行うことができず出直さなければなりません。
時間を無駄にしないためにも、しっかりと事前チェックを行った上で店頭へ向かいましょう。
尚、名義変更の費用は家族間であれば無料です。
名義変更に必要な書類はこちら
ahamoでは利用できず、自動廃止となってしまうサービス
ahamoはドコモのオプションサービスのほとんどを利用することができません。
前述の事前手続きが必要なものに関しては、面倒な代わりに事前に全てチェックすることになりますが、自動廃止となるサービスは確認しないまま手続きを進めてしまうこともできてしまいます。
少なくとも、廃止になるサービスがあることを把握した上で、手続きを進めましょう。
ahamoに切り替えると自動廃止となるサービスはこちら
利用しているサービスは全て確認しておくのが望ましいですが、特に影響が大きいと思われるサービスをピックアップして紹介します。
キャリアメール(ドコモメール)が利用できなくなる
ドコモユーザーであれば誰もが利用しているサービスの1つがキャリアメールですが、ahamoではこれが使えなくなります。
メールデータが消滅し、メールを受信できなくなるため、キャリアメールを利用していた場合は別のメールアドレスに変更する必要があります。
特に、サービスの会員登録などで利用していた場合、2段階認証やパスワード再発行などのメール通知を受け取ることができなくなってしまうため、サービスの継続利用が困難になります。
ahamoに変更した後に気づいても対応できない可能性が高いので、忘れずに事前に見直すようにしましょう。
キャリア決済が利用できなくなる(NTTファイナンスのまとめて支払は利用可)
「spモードコンテンツ決済サービス」、いわゆるキャリア決済が利用できなくなります。
キャリア決済で支払を行っていたサービスがあった場合、利用料金の支払が止まり解約となってしまいます。
利用できなくなってから気づいても、復旧できなかったり復旧に時間がかかったりする可能性が高いため、利用している場合には支払方法の変更など対応をしておきましょう。
データ保管BOX・dフォトなどのクラウドサービス
クラウドサービスもahamoでは利用できなくなります。
データの保存に利用するサービスなので、これらが消えてしまうのは致命的でしょう。
事前にパソコンや別のクラウドサービスに移動するなど、対処をしておきましょう。
ahamoの申し込み方法
事前手続きが全て済んでいれば、ドコモからahamoへのプラン変更は簡単です。
規約や注意事項の確認など目を通すものは多いですが、迷う点もほとんどなく手続き自体は容易に進められます。
手続きの中でやることは、
・オプションの選択
・規約や注意事項を確認した後にチェックボックスにチェックを入れる
ぐらいで、後はページを順に進んでいけば5分程度で完了します。
手順1 申し込みはahamoの公式サイトから
まずはahamoの公式サイトへアクセスしましょう。
メニューの「申し込み」から申し込み画面へ移動します。
手順2 契約形態を選択し、dアカウントにログイン
ドコモを契約中かどうか、機種変更も同時に行うかどうかを選択します。
今回はドコモからのプラン変更で進めていきます。
次の画面でdアカウントのログインを求められますので、「生体認証または画面ロックで認証」かアカウントのパスワードを入力してログインしてください。
手順3 対応端末の確認
ahamoの対応端末について案内されますので、利用予定の自身のスマホが対応機種かどうか確認しましょう。
問題がなければ「この内容を確認しました」にチェックを入れて、次の画面に進みましょう。
手順4 ahamoのサービス内容を確認
料金やできなくなることなど、ahamoのサービス内容について案内が表示されます。
画面内での操作は特にありませんので、内容に問題なければ次の画面に進みましょう。
尚、文章は長いですが、ahamoのサービス内容や注意点を把握できているか不安な場合に、しっかりと目を通しておくのが望ましいでしょう。
把握できているという場合も、知らない項目がないかの確認程度はしておいた方が良いかと思います。
手順5 料金プランの選択
料金プランの内容を決める画面です。
上部には現在契約中のプランと料金が表示されています。
ahamoはワンプランなので、特に悩まずにチェックを入れればOKです。
音声通話の定額オプションやオプションサービスの利用についても選択します。
さらに廃止となるサービスと継続となるサービスの一覧、適用開始日の案内が表示されますので内容を確認しましょう。
最後に申込書の電子交付の方法を選択します。
登録されている連絡先アドレスか、別途指定のアドレスに送るかを決め、次の画面に進みます。
手順6 利用するサービスの注意事項を確認
ahamoや利用するオプション、廃止となるサービスそれぞれについて、注意事項の確認が必要となります。
「開いて確認」のボタンで詳細を表示し、一番下まで進むと「同意する」のチェックボックスが出てくるのでチェックを入れます。
全て確認しチェックをいれたら、次の画面に進みましょう。
手順7 解約金留保について
ドコモの解約金留保についての案内です。
これは、2年契約のプランの契約期間中にプラン変更を行い、その本来の更新月までにドコモを解約した場合、元の2年契約のプランの解約金が請求されるというものです。更新月を一度過ぎれば、解約金が発生することはありません。
解約金が発生する期間(元のプランの更新月)も案内されますので、しっかりと確認しておきましょう。
申し込みができない場合
ahamoの申し込み手続きをしようとしたところ、うまく進められないことがあるかもしれません。
原因として考えられるものを挙げるので、確認してみてください。
事前準備が必要なものに対応できていない
ahamoの契約には「dアカウントの取得」「dポイントクラブへの入会」「オンライン発行dポイントカード登録番号」が必要です。
また、ドコモの一部のサービスがahamoでは利用できないため、該当サービスの事前変更・解約が必要な場合もあります。
これら事前準備に不足があると手続きを進めることができません。
「ahamoの申し込み前にチェックしておきたいこと」を確認してみてください。
審査に落ちている
ahamoに限らず、携帯電話の契約には審査があります。
手続き自体は進められても審査が通らない場合には、契約が完了せずahamoを利用することはできません。
審査落ちのポイントは、過去の契約状況と今後の支払能力です。
過去に料金支払いを滞納していたり踏み倒していたりすると、審査に通らない可能性が高いです。
これらの履歴は携帯電話キャリアに保管されており、キャリア間で共有されているため、他社での話であっても審査落ちにつながります。
携帯料金の支払いに問題がなかったとしても、クレジットカードの支払状況が悪い場合や収入が著しく低い場合にも、今後の支払い能力が疑われ審査落ちする可能性があります。
また、以前の携帯電話販売では、新規契約やMNPをした際に高額のキャッシュバックをもらうことができた時期があり、キャッシュバック目的で短期間で契約と解約を繰り返すということも見られました。
その他犯罪に利用されたなど不正契約と見なされた場合にも、審査に通らなくなってしまいます。
審査落ちとなる場合、すぐに解消されるとは限りませんが、未対応の滞納を解消したり滞納が発生しないよう支払状況を見直して改善を図りましょう。
ahamoアプリでできること
ahamoの申込みが完了した後は、ahamoの専用アプリを使ってみましょう。
iPhoneであればApp store、Androidであればgoogle Play ストアで、「ahamo」もしくは「アハモ」で検索すると一番上に「ahamo(アハモ)」のアプリが出てきます。
アプリでできることを簡潔にまとめましたので、機能を把握する参考にしてください。
利用料金・データ通信量の確認
アプリのホーム画面で、ahamo料金や現時点のデータ通信量を確認することができます。
詳細もタップ1つで簡単に表示することでき、料金の内訳や直近3ヶ月の1日ごとのデータ通信量を確認できます。
契約内容の確認や変更
契約中のプランや契約者情報などを確認することができます。
項目をタップすることで手続き画面へアクセスすることができるので、変更したいときもスムーズに行うことができます。
dアニメストアやDisney+といったドコモで利用できるコンテンツに、データ量突立つ通知サービスやあんしんウェブフィルターといったahamoで利用できる簡易サービスも一覧表示することができ、申し込み・解約も簡単に行うことができます。
手続きページを探すのにも一苦労だった従来と比べ、非常に分かりやすく使い勝手のよいアプリとなっています。
故障・紛失時の案内
「故障/紛失」というメニューがあり、スマホを故障・紛失してしまった時の案内がまとめられています。
故障の診断ツールの案内や修理・利用停止の依頼手続き、ケータイ補償サービスを契約している場合の利用フローなどを確認することができます。
尚、ahamoで修理を依頼できるのはドコモショップ・ドコモオンラインショップ・ahamoで購入した端末に限られます。
ドコモで修理できない機種を利用している場合は、メーカー修理や街の修理店を利用するなど別の修理方法をとる必要があります。
また、ahamoの端末補償を利用できるのも、docomoから契約を引き継いだ場合かahamo契約時に端末を同時購入した場合に限られます。
SIMフリースマホや他社で購入したスマホでahamoを利用する場合は、端末補償を利用できません。
もし端末補償を利用したいという場合には、メーカーが提供する補償やモバイル保険などの保険会社が提供する補償サービスを利用することになります。
ドコモ以外での修理方法や利用できる端末補償については、下記の記事に詳しくまとめていますので、併せて確認いただければと思います。
サポートやチャット問い合わせ
メニューの「サポート」からahamo公式サイトのサポートページへアクセスすることができます。
通常の検索でahamoのサイトにアクセスするのと変わりありませんが、アプリからわざわざ検索し直さなくてもそのまま開くことができるので便利です。
また、チャットの問い合わせもアプリ内で行うことができます。
困りごとやトラブルがある場合には、気軽に問い合わせてみましょう。
ただ、ahamoの提供開始からしばらくは、混雑していて使えないことが多いようです。
手続きに不明点や不安がある場合
ahamoの手続きはオンラインのみで、基本的には自身の手で手続きや内容の確認を行わなくてはいけません。
分からないことや不安な点がある場合は、公式サイトのよくある質問のページや、申し込み手続き後であれば専用アプリ上でチャットサポートを利用することができますが、それでも解決しない場合にはどうすればよいのでしょうか。
ドコモショップで有料サポートを利用する
当初は店頭でのサポートはおこわないとされていましたが、その後有料で手続きのサポートを受けることができるようになりました。
新規契約やプラン変更をサポートする「ahamo WEBお申込みサポート」と、ahamo契約後の各種手続きの申込みをサポートする「ahamo WEBお手続きサポート」で、それぞれ3,300円で利用することができます。
ただしあくまでサポートで、従来のプランのようにお願いすればスタッフが手続きを進めてくれるというものではありません。
スタッフの補助をもとに、端末操作自体は利用者自身がスマホで行う必要があります。
まとめ
以上、ドコモからahamoへの申込みについて、事前準備と手順をご紹介しました。
事前準備は、該当する場合少し手間がかかります。特に名義変更が必要な場合は店頭手続きが必要になるので時間もかかります。
ぜひ本記事を参考に、スムーズに申し込み手続きを行っていただければと思います。
スマホの故障に備えるモバイル保険
スマホは生活に欠かせない必需品でありながら、高価で万が一壊れてしまうと修理も買い替えも気軽にするのは難しいアイテムです。
そこで、スマホの契約と併せて考えたいのが端末補償です。
端末補償といえばiPhoneで利用できるAppleCare+が有名です。
メーカーの補償として手厚いサポートを受けることが可能ですが、利用料金も高く過剰な補償内容のサービスと見ることもできます。
手頃な内容で安価に利用できる端末補償としては、モバイル保険がオススメです。
・月額700円と安い
・修理時の自己負担金0円
・1契約で3端末まで補償できる
・スマホ以外のモバイル機器全般を補償
利用期間 | こんなにおトク! | モバイル保険 | AppleCare+ for iPhone |
---|---|---|---|
1年 | 18,660円 | 8,400円 | 27,060円 |
2年 | 37,320円 | 16,800円 | 54,120円 |
4年 | 74,640円 | 33,600円 | 108,240円 |