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au新プラン「povo」はどんなサービス? メリットやデメリット、注意点をまとめました。

  • 2023年03月15日
  • povo

au新プラン「povo」はどんなサービス? メリットやデメリット、注意点をまとめました。

 

2021年1月13日、auより新料金プラン「povo」が発表されました。
これまでのスマホの料金からは考えられないような安価な料金設定が魅力で、提供開始が待たれる注目のサービスです。

しかしオンライン専用のプランということや、これまでのau・UQモバイルとは別の新しいブランドとして展開されることから、契約前に把握しておくべきポイントがいくつかあります。

そこで本記事では、povoのメリットやデメリットをまとめ注意点を挙げていきます。
povoの利用を考えているいる人はぜひ参考にしてください。

povoのプラン内容


povoは2021年3月より提供開始予定のオンライン専用プランです。
プランの概要を表にまとめました。

月額料金 2,980円(税抜)
月間データ容量 20GB
容量超過時の通信速度 最大1Mbps
通信 auの4G・5G
音声通話 20円/30秒
手数料 ソフトバンク・ワイモバイル間の移行手数料が無料
申込窓口 オンライン限定
追加トッピング データ使い放題 200円(税抜)/24時間
容量追加 500円(税抜)/1GB
5分以内通話かけ放題 500円(税抜)/月
通話かけ放題 1,500円(税抜)/月

 

povoのメリット

povoのメリット

POINT

・月額2,480円という安さ
・条件のないシンプルなプラン
・追加トッピングによるサービスの柔軟性
・200円で24時間データ使い放題
・全てオンラインで完結できる
・速度制限後も十分利用可能な速度

・月額2,480円という安さ

povoはこれまでと一線を画す非常に安価なプランです。月額2,480円で通信容量も20GBまで利用できます。

auの既存プランでは、使い放題プランが最安値で3,460円でしたが、期間が限られた割引が複数あるため1年後には5,460円となってしまいます。
容量の差はありますが、データ容量も十分にあってこの安さなので、非常にお得なプランということがいえるでしょう。

・条件のないシンプルなプラン

povoの料金設定は非常にシンプルで、月額2,480円に、任意に利用した追加トッピングの費用が上乗せになるだけです。
通信量による料金の変動や期間限定の割引などもないため、いつのまにか料金が高くなっていたという事態を心配する必要もありません。

・追加トッピングによるサービスの柔軟性

povoの最大の特徴は、追加トッピングよりプラン内容を自由にカスタマイズできることです。
専用のアプリ上で簡単に付け外しができ、その時々に合わせて柔軟に選択することが出来るのが魅力です。

トッピングは現在4種類が用意されており、今後も拡大予定だそうです。

追加トッピング 料金
データ使い放題 200円/24時間
容量追加 500円/1GB
5分以内通話かけ放題 500円/月
通話かけ放題 1,500円/月

200円で24時間データ使い放題

povoでは、追加トッピングを利用することで24時間データ使い放題にすることが出来ます。
料金も200円で、容量追加の1GBあたり500円と比べ非常に安価となっています。

月間の通信量が20GBを超えてしまいそうであっても、通信を多く使う日にこのトッピングを利用することで、容易に通信量をコントロールすることが出来ます。
うまく使えば、数十GB利用してもauの使い放題プランより安価に済ませられるかもしれません。

・全てオンラインで完結できる

povoはオンライン専用のプランです。そのため、オンラインで全ての手続きが完結するよう設計されています。

スマホの手続きは、Webで出来るよう整備が進められていますが、未だ店頭や電話でのみ受付しているものも少なくありません。
お店のやっている日中に時間を作る必要もなければ、手続きや順番を待ち時間もありませんので、従来と比べ非常に使いやすくなるでしょう。

・速度制限後も十分利用可能な速度

スマホは、契約しているプランに設定されている上限まで通信を使うと月内の通信量が制限されてしまいますが、povoは制限後の速度も遅くはなく十分利用可能となっています。
制限後の速度は最大1Mbpsで、これは従来の128kbpsと比べると8倍にもなります。動画も画質を多少我慢すれば視聴可能な速度なので、容量追加をせずとも使い続けることが出来そうです。

povoのデメリット

povoのデメリット

POINT

・受付はオンラインのみ
・割引が利用できない
・補償サービスが利用しづらい

受付はオンラインのみ

povoはオンライン専用のプランのため、オンライン以外で手続きを行うことが出来ません。

手続きは専用サイトやアプリ上で行うことになります。
auショップやUQモバイルのショップに持ち込んでも、サポートを受けることが出来ないので注意が必要です。
自分一人でオンラインでの手続きをするのは不安という場合には、povoの利用は避けauかUQモバイルのプランを利用した方がよいかもしれません。

尚、不明点があるもののどうしても利用したいという場合には、手続きのサポートサービスを実施しているお店を利用するのも有効です。
例えばiCrackedというスマホの修理店では、スマホの困りごとを一緒に解決してくれる「iTechサポート」というサービスを実施しています。
料金は3,300円(サポート内容が多く長時間の対応となる場合は6,600円)で、ラインの引き継ぎやデータのバックアップ、使い方が分からないアプリ、設定の代行など、何でも相談が可能です。
全国に店舗がありますので、近くにお住まいであればぜひ利用してみてください。

スマホのお困りごとならiTechサポート

・割引が利用できない

povoには割引が用意されておらず、auスマートバリューの割引や、スマホの料金には一般的となった家族割や固定回線とのセット割などを利用することが出来ません。
povo自体は非常に安価なプランであるため利用料金は下がるはずですが、割引のために利用していたサービスがある場合にはその意味がなくなってしまう可能性があります。

また、povoとauでは契約も別の扱いとなってしまうため、auの家族割の回線数としてカウントすることが出来なくなります。
auを継続する家族がいる場合には、家族の利用料金が上がってしまう可能性がありますので、事前に契約内容や料金の内訳を確認しておいた方がよいでしょう。

尚、2021年夏ごろまでにpovoに申し込んだ場合には、早期申込特典として家族割の回線数としてのカウントが可能となっていますので、家族割を利用していた倍は早めの切り替えをオススメします。

キャリアメールが使えない

通常、キャリアの通信サービスを契約するとキャリアのメールサービスを利用することが出来ますが、povoではキャリアメールの提供がありません
auのメールアドレスは引き継ぐことは出来ず、povoに切り替えた時点で削除されてしまうことになります。

連絡手段としてはLINEなどの通話アプリが主流となりメールはほとんど使われなくなりましたが、サービスの会員登録や問い合わせなど、メールを利用する機会は現在も少なくありません。
これらにキャリアメールを利用していた場合には、アドレスの変更を行っておく必要があります。

もし変更することなくpovoに切り替えてしまった場合、メールを確認する手段がなくなってしまうため、たとえば2段階認証やパスワードの再設定の通知も受け取ることが出来ず、サービスの継続利用が難しくなってしまいます

事前に確認・変更の作業を忘れないように注意してください。

・補償サービスの提供がない

スマホのトラブルに備えて加入する補償サービスですが、povoでは補償サービスの新規加入は出来ません。
auで契約中の場合に限り、引き継いで利用することが出来ます。

もしSIMフリー端末でpovoを利用する場合や他のキャリアから乗り換える場合にpovoでスマホに補償を付けたいのであれば、機種変更やキャリア変更をしても継続できるスマホ保険を選ぶ必要があります。
端末補償といえばAppleCare+やキャリアの補償が一般的ですが、よりオトクなスマホ保険がモバイル保険です。

モバイル保険は、AppleCare+やメーカーの補償と比べても月額料金が安く、1契約で同時に3台まで補償することが出来るのが特徴です。
スマホ以外のモバイル通信機器に幅広く対応していて、機種変更やキャリア変更したときにも補償を継続できるため使い勝手は抜群です。

モバイル保険の詳細はこちら

auとUQモバイルとの関係

povoはau回線を扱う新ブランドです。既にあったau、UQモバイルはどうなるのでしょうか。

今回オンライン専用のpovoを新規に立ち上げたことで、auはau・UQモバイル・povoの3ブランドでの展開となります。
いずれも同じauの回線を使用するため、通信の質は同一。違いは通信量と店頭サポートの有無です。

これに伴って、auとUQモバイルもコンセプトを新たに、その立ち位置を明確にしてきました。
auは大容量の通信を行うユーザー向けの使い放題プラン、UQモバイルが小中容量向けプラン、povoが店頭サポートを不要と考えるデジタルネイティブ向けのオンライン専用プランとなっています。
3ブランド間の移行手数料も0円で、自身にあったプラン、ブランドを適切に選択することが出来ます。

基本的には、オンラインで全て自分で解決できるのであればpovo、店頭サポートが欲しい場合には自身の使う通信量でauとUQモバイルを選択することになると思います。
20GBでは到底足りない、データ通信を大量に行うユーザーは、本来であればauの使い放題プランを利用するのが適切ですが、24時間使い放題のトッピングを利用することで、povoでより安価に同じような使い方が出来る可能性も十分ありそうです。

まとめ

povoは非常に安価な料金プランです。
追加トッピングを利用することで、より自身に適したプランにカスタマイズすることも可能です。

ぜひ本記事を参考に、povoをお得に利用してください。

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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