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ドコモ「eximo(エクシモ)」は割高?ギガホプレミアやahamoとどう違うか比較!

ドコモ「eximo(エクシモ)」は割高?ギガホプレミアやahamoとどう違うか比較!

eximo(エクシモ)」は、NTTドコモの新料金プランです。
いままでの5Gギガホプレミア・ギガホプレミアは新規契約できなくなり、それに代わる形で2023年7月1日よりスタートしました。

ただ、メディアやネットには「わかりずらい」という声も見られます。
そこで今回は、旧プランである5Gギガホプレミア・ギガホプレミアとどう違うのか、eximoはどのようなユーザーに合っているのかなどを解説します!

【目次】

ドコモ新料金プラン「eximo(エクシモ)」とは?

NTTドコモは2023年6月20日、新料金プランの「eximo(エクシモ)」を発表しました。
5Gギガホプレミア・ギガホプレミアの新規契約を6月30日をもって終了し、7月1日よりそれに代わるプランとしてeximoの提供が開始されました。

まずは、eximoがどのようなプランなのか、特徴を確認していきましょう!

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データ無制限

eximoはデータ無制限の料金プランです。
しかも、データ使用量に応じて価格が変動するため、あまり使っていない月は料金が抑えられる一方で、多く使っても7,315円(税込)以上かかることはありません。

eximoの月額料金(税込)
~1GB 4,565円
1GB~3GB 5,665円
3GB~無制限 7,315円

5G・4Gの両方に対応

いままでの5Gギガホプレミア・ギガホプレミアは、名称のとおり5Gを使うなら5Gギガホプレミア、4Gスマホならギガホプレミアといった形で棲み分けられていました。

eximoでは、その区分を撤廃。
5Gを使う人でも、4Gのみの人でも同じeximoに契約することになります。

通話オプションは?

eximoでは、従来の5Gギガホプレミア・ギガホプレミアと同様に、ファミリー割引グループ内での家族間通話は無料、それ以外では通話30秒あたり22円の通話料が発生します。

通話オプションとしては、「かけ放題オプション」と「5分通話無料オプション」が選択可能。
家族以外の方と料金を気にせずに国内通話をしたいなら、加入を検討しましょう。

音声オプション 月額料金(税込) 通話料
かけ放題オプション 1,870円 国内通話かけ放題
5分通話無料オプション 770円 国内通話
5分以内:無料
5分超過分:30秒あたり22円

割引特典でお得になる!

前述の通り、eximoはデータ無制限で利用でき、どんなにパケットを使用しても最大で7,315円(税込)です。

ただ、割引特典を活用するともっとお得になります。
割引額は最大2,387円(税込)、月々の料金が2,178円~4,928円(税込)になります。

割引内容 割引額(税込)
みんなドコモ割(3回線以上) 1,100円
ドコモ光セット割/home 5G セット割 1,100円
dカードお支払割 187円

 

eximoと5Gギガホプレミア・ギガホプレミアはどう違う?

eximoは、7月1日にスタートし、それに取って代わる形で5Gギガホプレミア、ギガホプレミアは新規契約が終了します。
eximoは、旧プランにあたる5Gギガホプレミア・ギガホプレミアとどのように違うのか、比較していきます。

3段階の料金プラン

eximoと5Gギガホプレミア・ギガホプレミアの最大の違いは、料金体系にあります。
月額料金に関しては、eximoと5Gギガホプレミアが最大で7,315円、4Gプランであるギガホプレミアが7,205円となっています。

ただ、異なるのはeximoはデータ利用量に応じて料金が3段階設定されていること。
5Gギガホプレミアとギガホプレミアが2段階だったので、より柔軟な利用が想定されています。

料金比較(税込)
eximo 5Gギガホプレミア ギガホプレミア
~1GB 4,565円 5,665円 5,555円
1GB~3GB 5,665円
3GB~ 7,315円 7,315円 7,205円

eximoは、1GB以下のデータ使用量だった場合、月額料金が5Gギガホプレミアとギガホプレミアより割安になります。
なお、ギガホプレミアは60GBまでというデータ制限があり、超過すると通信速度が1Mbpsに低下してしまいますが、eximoはデータ無制限で利用できます。

 

eximoとahamoはどう違う?

ドコモにはahamoという料金プランもあります。
2021年3月に開始された安価なプランで、手続きがWebで完結するオンライン専用のプランであることが特徴となっています。

料金だけ見れば、間違いなくahamoの方がオトクです。
ahamoのサービス内容で十分という場合には、迷わずahamoを選択しましょう。
eximoを利用するのは、ahamoの通信容量が不足な場合や、その手続き方法に不安や不満がある場合などになるはずです。

ahamoは店頭で契約できない

ahamoはWebでのみ契約が可能な料金プランで、店頭で申し込みや契約変更といった手続きを行うことができません。
窓口を原則無人のWebに限ることで、本来これらの対応に要する人件費を削減し安価な利用料金を実現しています。
分からないことがある場合には有料でサポートを受けることも可能ですが、あくまで自分でスマホを操作して手続きを進めていく必要があります。

eximoは従来通り店頭で手続き可能なプランです。
細かい設定や割引特典、不明点などを詳しいスタッフに直接質問できるので、安心して契約することができるでしょう。

eximoとahamoの料金を比較

ahamoは、eximoのようにデータ使用量に応じて料金が変動するプランではなく、決まったデータ量に対して定額料金を支払うシステムです。
上限は月間20GBと一般のユーザーには十分な容量があり、上限を100GBまで増やすことができる大盛りオプションもあるため大容量ユーザーでも利用可能です。

料金比較(税込)
eximo ahamo ahamo大盛り
~1GB 1GB~3GB 3GB~ 20GB 100GB
4,565円 5,665円 7,315円 2,970円 4,950円

 

 

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eximoのメリット・デメリット

料金が安いということで話題になったahamoと似た名称ということで、eximoに期待している人も少なくないかと思います。
実際にeximoを契約する際は、メリットとデメリットの両面から比較検討することが重要です。

eximoのメリット

メリットとしては「データが無制限であること」「店頭で手続きが可能なこと」が挙げられます。

データが無制限であること

exmimoのメリットはデータが無制限で使えるということです。
通信容量を気にせず動画を視聴したり、仕事でバリバリ使ったりしたとしても、青天井で料金を請求される心配はありません。

また、5Gギガホプレミアとギガホプレミアのように5Gと4Gで分かれていないため、1つのプランにまとめられたので分かりやすくなりました。
まだ5G対応のスマホを使用していない場合には、予めeximoに切り替えておくことで、今後5Gスマホに切り替えた際にプラン変更する必要が無くなります。

店頭で手続きが可能なこと

オンライン専用のプランであるahamoが登場したことで、店頭で手続きが可能なことが相対的にメリットとなりました。
通信契約は、料金の仕組みや割引の内容、オプションの契約状況など、分かりづらい点が少なくありません。
スマホの使い方が分からない時や契約内容を変更したいときなど、キャリアショップで店員を頼ることができるのは心強いでしょう。
少しでも不安がある場合には、eximoにするとよいでしょう。

eximoのデメリット

eximoにはデメリットも存在します。
主なデメリットとしては「料金が割高になる可能性があること」「通話料金が含まれないこと」が挙げられます。

データ無制限の利用でないと料金が割高

eximoは使用した通信量に応じて3段階に料金が変動する仕組みです。
本来この段階制の仕組みは、実態に合わせて無駄の無い料金で利用できることが期待できるものですが、各段階の上限は1GB、3GB、無制限となっており、ボーダーがかなり低めに設定されています
3GBというと、例えば通勤中に動画などを見ていれば簡単に超えてしまうような規模であり、スマホをある程度日常的に使用しているユーザーであれば容易に3段階目に突入することになるはずです。

また、3GBを越えることがないようなユーザーには、月額880円(割引適用後)で利用できる「irumo」があります。
3GB以下での利用はあまり適しておらず、eximoは実質、データ無制限で利用したい大容量ユーザー向けのプランといえます。

通話料金は含まれない

eximoで無制限なのは、あくまでもデータ使用料です。
電話料金は別途発生するので、なんでも無制限に使い放題になるわけではないことを留意しておきましょう。

eximoでは、ファミリー割引が適用される家族間は通話無料、それ以外の通話は30秒あたり22円としています。
また、通話オプションとして「かけ放題オプション(月額1,980円)」と「5分通話無料オプション(月額880円)」を提供しています。

 

eximoはどんな人に向いている?

メリットもデメリットもあるeximo。
契約内容を他のプランと見比べてみても、なかなか自分に合っているかどうか判断できない人もいるのではないでしょうか。

そこでeximoはどういった人に向いたプランなのか、紹介していきます。

無制限に通信サービスを利用したい大容量ユーザー

まず最初に挙げられるのは、無制限に通信を使いたい人です。

前述のように3段階目は使いたい放題の無制限プランであり、毎月大量の通信を行う人にはうってつけです。
ただし100GBまでであればahamoの大盛プランも利用できますので、自身が必要とする通信量を把握した上で選択すると良いでしょう。

ネットでの契約に不安がある人

eximoは、ネットで契約することに対して、不安や心配があるという方にもおすすめです。契約についてや割引特典についてなど、疑問を解消してから気持ちよく契約をすることができます。

 

修理費用を抑えるならモバイル保険がおすすめ

携帯料金に隠れて見逃しがちですが、スマートフォンの修理にも多くの費用が発生することをご存じですか?

たとえば、iPhone 15の場合、前面画面のスクリーンのひび割れを直すだけでも42,800円の修理費用がかかるとされています。
また、iPhone 15 Proのような上位モデルであったり、故障がよりひどかったりする場合は、もっと高額な修理費用を請求される可能性もあります。
こういった事態にそなえるためには、メーカーやキャリアなどの補償サービスを利用するのが一般的です。

中でもオススメしたいのが、モバイル保険です。
これは、月額700円というお得な保険料で、最大10万円まで補償されるというもの。
自己負担金も必要ないため、実質無料で修理を受けることができます。

また、1つの契約で3つのデバイスを守れるというのもメリット。
自分のスマホだけでなく、家族のスマホも一緒に補償対象にできます!

ぜひ、スマートフォンの契約プランを新しいものにする際には、それと同時にモバイル保険の加入もご検討ください。

 

まとめ

ドコモは2023年7月1日より、eximoという新しい料金プランをスタートさせました。
そしてそれに伴い、これまでの5Gギガホプレミアとギガホプレミアの新規契約が6月30日をもって終了しています。

eximoは、データ使用量に応じて3段階で料金が変動するというもの。
ギガが1GB未満なら4,565円、1GB~3GBなら5,665円、3GB以上なら7,315円となります。
そのため、月々のデータ利用にばらつきがある人には、おすすめのプランとなっています。

また、みんなドコモ割などを活用すれば、最大2,387円も月額料金が安くなる特典も用意されています。
eximoは店頭で契約できるので、詳しい内容をスタッフの方に聞いてみるのもよいでしょう。

一方で、利用状態によっては同じくドコモが提供するahamoの方がお得になる場合もあります。
そのため、この記事で紹介したようなメリットとデメリットを見比べながら、慎重に契約するかどうか検討するとよいでしょう。

 

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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