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ahamoは海外でも利用できる? 料金や利用方法、利用制限など分かりやすく解説します!

  • 2023年03月15日
  • ahamo

ahamoは海外でも利用できる? 料金や利用方法、利用制限など分かりやすく解説します!

ahamoは2021年3月よりスタートしたドコモの新プランです。
安価な料金設定が魅力的ですが、ドコモの従来のサービスとは異なる点も少なくありません。

本記事では、ahamoの海外利用に関する情報をまとめて紹介していきます。

ahamoは海外でも通信サービスが利用可能

日本で契約している携帯電話を利用して海外でデータ通信を行うことを、海外ローミングといいます。
ahamoは海外ローミングに対応しており、ahamo回線のスマホを持って海外に行った場合そのスマホで通信サービスを利用することが可能です。

追加料金なしで利用可能

海外ローミングは通常、契約中のプランとは別に通信量がカウントされ、通信量に応じた従量制の費用がかかります。
しかしahamoの場合は、プランの持つ20GBのデータ容量の中でカウントされるため追加料金が発生しません。
20GBに達してしまったとしても速度制限がかかるだけでなので、気づかず高額の通信料金が発生するということもなく、安心して利用できます。

使い方は簡単で手続き不要

海外でデータ通信を使う方法は、海外ローミングの他にもいくつかあります。

海外でデータ通信を行う方法

・海外利用可能なモバイルWi-Fiルーターをレンタルする
・現地のプリペイドSIMを購入する
・現地のフリーWi-Fiを利用する

海外でも利用できるモバイルWi-Fiを渡航期間だけレンタルするという方法も一般的です。
契約中の回線が海外ローミングに非対応な場合や、パソコンやタブレットなどスマホ以外の機器でもデータ通信を行いたい場合にはオススメです。
また海外ではプリペイドの通信サービスも珍しくないため、現地でプリペイドSIMを購入してしまうのも1つの手です。

ただし、これらはいずれも、レンタルの申し込みやSIMの購入といった手間が発生し、費用もかかります。
フリーWi-Fiは無料で利用できる方法ですが、使える場所が決まっており自由にデータ通信を行うことが出来ません。

一方でahamoは、海外で利用するにあたって何らかの申し込みや手続きを行う必要はありません。
スマホ本体で海外データ通信をオンにすればそのまま利用できるので、非常に手軽で便利な方法といえます。

利用できるのは82の国々・地域

ahamoの海外データ通信が利用できる地域は、世界の82の国々・地域となっています。

ahamoの海外データ通信対応エリア

北米

・アメリカ(本土)
・アラスカ
・カナダ
・グアム
・サイパン
・ハワイ

アジア

・インド
・インドネシア
・カンボジア
・シンガポール
・タイ
・フィリピン
・ブルネイ
・ベトナム
・マカオ
・ミャンマー
・ラオス
・韓国
・香港
・台湾
・中国
・バングラディシュ

オセアニア

・オーストラリア
・ニュージーランド
・フィジー
・ナウル

ヨーロッパ

・アイルランド
・アゾレス諸島
・アンドラ
・イギリス
・イタリア
・エストニア
・オーストリア
・オランダ
・カナリア諸島
・キプロス
・ギリシャ
・クロアチア
・サンマリノ
・スイス
・スウェーデン
・スペイン
・スペイン領北アフリカ
・スロバキア
・チェコ
・デンマーク
・ドイツ
・トルコ
・ノルウェー
・バチカン
・ハンガリー
・フィンランド
・フランス
・ブルガリア
・ベルギー
・ポーランド
・ポルトガル
・マディラ諸島
・モナコ
・ラトビア
・リトアニア
・リヒテンシュタイン
・ルーマニア
・ルクセンブルク
・ロシア

中南米

・米領バージン諸島
・プエルトリコ
・ブラジル
・ペルー
・メキシコ
・チリ
・エクアドル

中東

・カタール
・オマーン
・イスラエル
・ヨルダン
・サウジアラビア

アフリカ

・エジプト
・モロッコ
・南アフリカ
・レソト

中長期の渡航には向かない

ahamoの海外データ利用における唯一の制限は、連続利用できるのは15日間までということです。

海外ローミングを開始してから15日間経過後の日本時間0時以降は、通信速度が128kbに制限されてしまいます。
これは容量の追加で解消するものではなく、日本に帰国してデータ通信を行うまで解除されません
そのため利用できるのは、旅行や短期留学といった短期間の渡航に限られます。

ahamoとドコモ通常プランの海外利用の違い

ドコモの通常プランにおける海外データ通信の利用方法は、ahamoと大きく異なります。

ドコモ通常プランでは追加料金が必要

通常プランの場合、一般的な海外ローミングと同様に、契約中のプランとは別に通信量がカウントされ費用が発生します。
利用にあたっては、短期の定額パックを申込するか、申込不要で使った量に応じて料金が支払(最大2,980円/日)する必要があります。

定額パックを使っても数日でahamoの月額料金と同じ程度の費用となってしまうので、追加料金なしで利用できるahamoがいかにお得かわかるのではないでしょうか。

料金プラン 月額合計
パケットパック 1時間プラン 200円
24時間プラン 980円
3日間プラン 2,480円
5日間プラン 3,980円
7日間プラン 5,280円
海外パケ・ホーダイ 1,980円~2,980円

利用できる地域が異なる(ahamoの方が狭い)

ahamoと通常プランで海外データ通信が利用できる地域は同じではなく、通常プランの方が広範囲となっています。

通常プランのみ利用可能なエリアは、下記となります。
中南米・アフリカは、ahamoではほとんどが対象外となっているので、以前からこれらの地域でドコモの海外データ通信を利用していた場合には注意をしておきましょう。

ドコモの海外データ通信対応エリア

アジア

・スリランカ
・ネパール
・パキスタン
・東ティモール
・ブータン
・モンゴル

オセアニア

・クック諸島
・サモア
・ソロモン諸島
・トンガ
・ナウル
・バヌアツ
・パプアニューギニア
・パラオ
・仏領ポリネシア(タヒチ含む)
・ミクロネシア連邦

ヨーロッパ

・アイスランド
・アルバニア
・アルメニア
・ウクライナ
・ウズベキスタン
・ガーンジー
・カザフスタン
・キルギス
・グリーンランド
・コソポ
・ジブラルタル
・ジャージー
・ジョージア
・セルビア
・タジキスタン
・トルクメニスタン
・フェロー諸島
・ベラルーシ
・ボスニア・ヘルツェゴビナ
マルタ
・モルドバ
・モンテネグロ

中南米

・アルゼンチン
・アルバ
・アンギラ
・アンティグア・バーブーダ
・ウルグアイ
・英領バージン諸島
・エルサルバドル
・オランダ領アンティル(キュラソー・ポネール島)
・ガイアナ
・キューバ
・グアテマラ
・グアドループ島
・グレナダ
・ケイマン諸島
・コスタリカ
・コロンビア
・ジャマイカ
・スリナム
・セントクリストファー・ネイビス
・セントビンセント・グレナディーン諸島
・セントルシア
・タークス諸島・カイコス諸島
・ドミニカ共和国
・ドミニカ国
・トリニダード・トバゴ
・ニカラグア
・バミューダ諸島
・パラグアイ
・バルバドス
・仏領ギアナ
・仏領サン・マルタン
・ベネズエラ
・ベリーズ
・ホンジュラス
・マルティニク
・モンセラット

中東

・アフガニスタン
・アラブ首長国連邦
・イエメン
・イラク
・イラン
・クウェート
・バーレーン

アフリカ

・アセンション島
・アルジェリア
・アンゴラ
・ウガンダ
・エスワティニ
・ガーナ
・カーボベルデ
・ガボン
・ガンビア
・ギニア
・ケニア
・コートジボワール
・コンゴ共和国
・コンゴ民主共和国
・ザンビア
・シエラレオネ
・セイシェル
・赤道ギニア
・セントヘレナ島
・タンザニア
・チャド
・中央アフリカ
・トーゴ
・ナイジェリア
・ナミビア
・ニジェール
・ブルキナファソ
・ベナン
・マイヨット島
・マダガスカル
・マウライ
・マリ
・モーリシャス
・モザンビーク
・リベリア
・ルワンダ
・レユニオン

他キャリア競合プランの海外利用の状況

ahamoは、従来のユーザーの窓口であった店頭での受付を廃止しオンライン専用とすることで、安価な料金を実現したプランです。(尚、現在では店頭での手続きサポートを有料にて実施しています)
2020年12月のahamo発表を受けて他キャリアも追随して同様のコンセプトを持ったプランを発表し、サービス提供がスタートしています。

auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」、そしてオンライン専用ではない従来通りのプランでありながら同じ価格帯の楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」。
これらの海外データ通信のサービス内容をまとめました。

povoの海外データ通信

povoでは、現在海外ローミングは利用できません。
提供予定とはされていますが、開始時期を始め、手続きの要不要や追加料金の有無、対応エリアなど、詳細は未定となっています。

LINEMOの海外データ通信

LINEMOでは、「世界対応ケータイ」というサービス名称で国際ローミングを提供しています。
ソフトバンク・ワイモバイルで提供している国際ローミングと同じ内容です。

ローミングを利用するための料金は無料となっていますが、別途通信料は発生します。
海外データ通信の通信料は非常に高く、わずか25MBで5万円を越えてしまうので、定額サービスである「海外パケットし放題」の設定は必須です。
「海外パケットし放題」を適用すると、1日当たり最大2,980円となります。

楽天モバイルの海外データ通信

楽天モバイルでは、利用料・通信料ともに0円となっており、ahamoと同様に追加料金なしで海外ローミングの利用が可能です。

ただし利用上限があり、ahamoが最大15日間という連続利用期間で制限がかかるのに対し、楽天モバイルは通信量で制限され上限は2GBです。
超過後は通信速度が最大128kbに制限されますが、1GBあたり500円でデータ容量を追加することで解除も可能です。

利用可能なエリアは若干少なく、海外指定66の国と地域となっています。

 

まとめ

ahamoは、海外データ通信に手間も費用がかからない点が魅力で、他の方法との大きな差別化にもなっています。
制限は半月以上という連続利用のみなので、旅行などの短期間の渡航であれば最適な方法といえます。
ahamoを利用する大きな特徴の1つとして評価できるポイントです。

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この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

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