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「スマートグラス」は何ができる? 機能や最新の代表的なモデルを紹介します!

スマートグラスは、メガネ型のウェアラブルデバイスです。

映画や漫画といったフィクションの世界では古くから存在するもので、「ドラゴンボール」のスカウターや「名探偵コナン」の犯人追跡メガネなどがイメージしやすいでしょう。
近未来的な装置としてメジャーなものですが、とうとう時代が追いつき、現実のものとなってきました。

とはいえ、スマートグラスはまだ世の中に浸透しているとはいえません。
同じウェアラブルデバイスであるスマートウォッチのように広く認知されるには、もう少し時間がかかりそうです。

2026年時点のスマートグラスはどのようなことができるのでしょうか。
価格やデザイン、使い勝手はどうでしょうか?

本記事では、そのような疑問に答えられるよう、スマートグラスの特徴や注目の最新機種について深掘りしていきます。

スマートグラスって何?

スマートグラスとは、一言で言うとメガネ型のコンピューターです。
メガネのレンズ部分をスクリーンとして、文字や映像を映しだします。

視界に直接情報を表示することができるため、スマホのようにカバンやポケットから取り出したり操作したりする必要がありません。
例えば、街を歩いているときに、メッセージの通知が視界に浮かび上がったり、地図のナビゲーションの矢印が目の前の空中に表示されて目的地まで案内してくれたりします。
使用するうえでは”操作”も必要となりますが、音声コントロール機能を搭載しているものも多く、手を使わずに使用できるのが大きな特徴といえます。

これまでのデバイスと異なる特徴を持つため、ビジネスの現場でも活用が広がっているようです。

 

ウェアラブルデバイスとはどんなもの?

ウェアラブルデバイスとは、身体に装着して使用するコンピュータを指します。

近年では小型化や高性能化が進み、日常生活の中で自然に使えるデバイスとして普及が進んでいます。
代表的なデバイスとしては、「腕」に取り付けるスマートウォッチ、「耳」につけるスマートイヤホン(ワイヤレスイヤホン)、「指」につける「スマートリング」などが挙げられます。
スマートグラスはメガネ型のデバイスで、「頭」にとりつけ「視界」を強化するデバイスです。

医療や物流、建設現場などのビジネスシーンでも活用が広がっており、今後はますます多機能化して、より生活や仕事を支える重要なテクノロジーになると期待されています。

 

スマートグラスがあれば何ができる?

スマートグラスは、視界に情報を表示できるウェアラブルデバイスとして、さまざまな機能を備えています。
表示装置としての印象が強いですが、その最大の利点は「ハンズフリーで使える」ことにあります。

どのようなことができるのか、中心的な特徴を解説していきます。

AR機能が利用できる

“スマートグラスならでは”といえる最も象徴的な機能はAR(拡張現実)でしょう。
ARは「Augmented Reality」の略で、現実の風景にデジタル情報を重ねて表示する技術のことです。

スマートフォンでも利用できる機能ですが、スマホのディスプレイ越しに見ることになるため、あくまでデジタル映像上のもので”現実の延長”という印象は薄いと思います。
スマホ自体が小型なデバイスであり、視界が一部の小さな領域に限られることも、それに拍車をかけています。

これに対しスマートグラスの場合、現実の風景は実際に自身の目で直接見ているものです。
現実世界にデジタル情報を追加された、文字通りの”拡張現実”を体験することができます。

リアルタイム翻訳が可能

近年スマホに搭載されるようになってきたリアルタイム翻訳の機能ですが、スマートグラスでも利用可能です。
主機能の1つとして搭載されることが多くなってきているようです。

リアルタイムで音声を認識し、翻訳したテキストを字幕のように表示してくれます
またカメラでとらえた目の前のテキストを翻訳してもらうことも可能です。
スマホと異なり、話している相手とスマホのディスプレイとで都度視線を移す必要がなくなるため、よりスマートに利用できるようになるでしょう。

観光地や公共機関での外国人対応など、ビジネスシーンでの活躍も期待されます。

音声操作が可能

AIアシスタント機能により、スマートグラスを音声で操作することができます。
中~上位のスマートグラスではほぼ当たり前となっているようです。

AIアシスタントは、スマートグラスの根幹となる機能の1つです。
ウェアラブルデバイスは身に着けて使うために、小型化・軽量化が1つの課題で、操作のために多くのボタンやディスプレイを搭載することは現実的ではありません。
操作のたびに触れなければいけないこともスムーズな利用を妨げるため、手を使わずに音声で操作できることは非常に重要になってきます。

たとえば、スマートグラスに向かって「今の天気は?」と尋ねると、瞬時に目の前にその日の天気予報が表示されます。
また、「次のアポイントは何時?」と聞けば、カレンダーの情報をもとに、予定を教えてくれます。
手を使わずに操作できるため、忙しい時や外出中でも安心して情報を得ることができます。

さらに、AIアシスタントは家電の操作にも「テレビをつけて」や「音楽を再生して」といったリクエストに応じて、スマートデバイスの操作がメガネ一つで可能になります

作業や操作を遠隔でサポートできる

スマートグラスのカメラを通して、装着者の視界をリアルタイムで共有することができます。
映像を通して作業者の状況を把握し、外部から音声で指示を出したり画面上に書き込んだりと、遠隔的な支援を行うことが可能となります。
工場や建設、医療などの現場で重宝する機能です。

主に作業現場での活用が想定されるため、基本的にはビジネス用の機能です。
一般ユーザー向けのスマートグラスとしては、似た使い方はできますが通話の延長レベルといえるでしょう。

 

スマートグラスのその他の機能

スマートグラスならではの特徴的な機能については、上で解説しました。
ここでは、それ以外のスマートグラスの主な機能を紹介します。

他のデバイスでも利用できるものですが、他の機能と合わせてスマートグラスならではの使い方もできるかもしれません。

通話機能・骨伝導スピーカー

スマートグラスには、マイクとスピーカーも搭載されています。
そのため、音声やビデオによる通話も可能となっています。

骨伝導スピーカーを利用することで、周囲の音を遮ることなく通話が可能です。
また、音声アシスタントとの連携によって、音声コマンドで通話の開始や終了ができるため、手を使わずに操作が可能です。

さらに、一部のモデルではノイズキャンセリング機能が搭載されており、騒がしい環境でもはっきりとした通話が実現します。

耳を塞がず、音声をクリアに伝えることができ、周囲の音を聞きながら会話できるので、より自然な形でコミュニケーションを取れることが、スマートグラスの大きな魅力となっています。

一人称視点カメラ

スマートグラスは一人称視点の映像を撮ることができます。
GoProなどでも可能ですが、メガネ型という気軽に装着できるデバイスで撮影できるので、スマートグラスのメリットの1つといえるでしょう。

一人称視点の映像は臨場感があり、ユーザーの体験を再現しやすくなります。
後で見返すとより当時のことを鮮明に思い出せますし、別の人もまるで自身が実際に体験しているかのように映像を楽しむことができるかもしれません。

動画視聴

スマートグラスには、動画視聴機能が搭載されているモデルが多く、ユーザーはどこでも手軽に映画や動画を楽しむことができます。

実際のディスプレイは小さいですが、目のすぐ前に表示されるため、体感的には100インチ以上の大型スクリーンを見ているような感覚になります。
場所に関係なく大画面で映像を楽しむことができるのは、スマートグラスならではかもしれません。

また周囲の風景と合わせてみることができるので、移動中や家事、作業の最中にも利用可能です。
どこでも、手軽に、大画面で動画を楽しむことができます。

データ記録と閲覧

フィットネス向けのスマートグラスもあります。
対応するモデルでは、内蔵されたセンサーで運動データを記録することが可能となります。

扱えるデータとしては、移動速度や距離、心拍数、時間、消費カロリーなどです。
スマートグラス単体で計測するものと、スマートウォッチなどと連携して計測するものとがあります。
現時点では後者の方が主流で、スマートグラスはその計測データを表示、閲覧するための役割を担うことが多いようです。

 

片目と両目タイプがある

スマートグラスには、片目タイプと両目タイプの2種類があります

片目タイプは、主に作業現場や医療現場などで使われることが多く、左右どちらかの目に情報を表示するため、片方の目はクリアに見えるので作業がしやすい点が大きいです。
方向指示や通知など表示が視覚の妨げを最小限に抑えながらも必要な情報を提供します。

一方、両目タイプは、より広い視野を確保し、没入感のある体験を提供します。
このタイプは、映像の視聴など情報を立体的に表示することで、現実感が増し、より深い没入感を得ることができます。

片目タイプは日常使いに便利で、両目タイプはエンターテイメントや専門的な用途での利用が期待されています。

 

注目の最新スマートグラスをチェック!

現在、スマートグラス市場は急速に進化しており、さまざまなモデルが登場しています。

スタイリッシュなデザインと音声アシスタントを備えたRay-Ban Meta、次世代ARグラスはXREAL One Proは、空間にデジタル情報を重ね合わせる独自の機能を持っています。

さらに、Apple Vision ProはARとVRを融合させた高機能デバイスとして注目されており、実用性と革新性を兼ね備えています。

AI搭載の「Ray-Ban Meta」サングラス

Ray-Ban Meta(レイバン・メタ)は、FacebookやInstagramを運営するMetaとアイウェアブランドのRay-Banが共同開発したスマートグラスです。

新スタイルの「Ray-Ban Meta Optics Styles」は、度付きレンズでも最適化されており、視覚的にも機能的にも優れたデザインが特徴です。

最大の特長は、見た目が普通のオシャレなサングラスでありながら、AIとカメラが搭載されているという点です。

日常的に使用しやすいスタイリッシュなデザインに加え、写真や動画を瞬時に撮影できるカメラ機能や、音声アシスタントとの連携により、情報取得が簡単になります。

これまでは日本未発売でしたが、2026年4月に日本を含む新市場での展開計画が発表されました。

今後は日本語でのリアルタイム翻訳への対応や、日本国内での公式販売が予定されています。
また、2025年後半にはフルカラーディスプレイを内蔵した上位モデル「Meta Ray-Ban Display」が発表され、さらなる多機能化が進む見込みです。

Ray-Ban Metaの詳しい情報はこちら

Ray-Ban Metaスペック一覧
スペック/機能 詳細
フレームタイプ 「Blayzer Optics」と「Scriber Optics」の2種類
搭載機能 カメラ機能、AI機能、翻訳機能、スマートフォンとのBluetooth連携機能
バッテリー 最長4時間~8時間以上(充電ケース使用時:最大48時間)
価格 税込価格は82,500円
発売日 2026年4月に日本で発売予定
カメラ性能 超広角1,200万画素、3K Ultra HD動画対応
度付きレンズ 対応

次世代型のARグラス「XREAL One Pro」

これまでの最上位モデルであった「XREAL Air 2 Ultra」が2026年2月末に販売終了したため、現在は「XREAL One Pro」が独自の空間コンピューティングチップを搭載したハイエンドモデルとして実質的なフラッグシップとなっています。

独自の「X Prism」光学エンジンと専用チップ「X1」を備え、映像の広さと安定性を極めています。
視野角はシリーズ最大の57度を実現し、視界いっぱいに広がる没入感のある映像が楽しめます

また、専用チップ「X1」により、グラス本体で映像処理を行い、接続するスマホやPCに負荷をかけず、低遅延で滑らかな3DoF(空間固定機能)が動作します。
さらに、最大輝度700ニト、リフレッシュレート120Hzに対応しており、明るい場所でも鮮明な映像が提供されます。

XREAL One Proにはグラス本体にバッテリーが搭載されておらず、接続したデバイスから給電を受けて動作します
そのため、使用時間は接続しているスマートフォンやPCのバッテリー残量に依存します。

デザインは薄く軽量化され、外部からの光の映り込みを抑えるよう設計されています。

サイズはMサイズとLサイズの2種類が用意されています。

さらに、視野角70度以上・Android XR対応の次世代機「Project Aura」の開発も進行中で、今後の展開が期待されます。

XREAL One Proの詳しい情報はこちら

XREAL One Proのスペックと機能
スペック/機能 詳細
価格 税込価格は84,980円
解像度 1920 × 1080 (フルHD / 片目)
重量 約87g
ディスプレイ Sony製 0.55インチ Micro-OLED
サウンド BOSE 監修 指向性スピーカー
調光機能 3段階エレクトロクロミック
3DoF機能 ネイティブ対応 (グラス単体で動作)
視野角 (FOV) 57度 (シリーズ最大)
サイズ展開 MサイズとLサイズの2種類が用意されています

究極の空間オペレーティングシステム「Apple Vision Pro」

Apple Vision Proは、Appleが「空間コンピュータ」と位置づけした、ゴーグル型のハイエンド・ウェアラブルデバイスです

これまで紹介した「XREAL」や、「Meta Ray-Ban」とは異なり、圧倒的な性能と多機能さを備えたデバイスです。

現実の風景の上に、アプリのウィンドウや3Dオブジェクトを自由に配置できる技術を採用しています。

まるでiPhoneの画面が現実の空間全体に広がったかのような感覚で、映画を巨大スクリーンで楽しんだり、複数のPC画面を空中に並べて仕事をすることができます

このデバイスは、ARとVRの機能を融合させており、ユーザーはリアルな空間でデジタル情報を自由に操作できます。
最高品質のディスプレイと直感的なユーザーインターフェースによって、没入感のある体験を楽しめます。

2024年6月28日に日本で発売され、価格は税込599,800円からと非常に高価ですが、これはMacやiPhone、Apple Watchで培った技術の集大成として、現時点で可能な最高峰の技術をすべて詰め込んでいるためです。

Apple Vision Pro詳しくはこちら

Apple Vision Proのスペックと機能
スペック/機能 詳細
価格 税込価格は599,800円
解像度 2,300万ピクセル
重量 約750g〜800g
ディスプレイ 3Dディスプレイシステム
装着システム デュアルニットバンド(後頭部と頭頂部で支える新構造)
バッテリー 最大2.5〜3時間
カメラ 高解像度メインカメラ2基
下方・側方カメラ
LiDARスキャナ
TrueDepthカメラ
赤外線センサーなど合計12個のカメラと5つのセンサー

 

スマートグラスに保険をかけよう

スマートグラスは比較的高価なデバイスです。
Apple Vision Proは極端ですが、5万~10万円ほどはかかります。

身に着けて使うものなので、不意に落としてしまったり着け外しの際にぶつけてしまうこともあるかもしれません。
そのような故障リスクに備えるためには、保険サービスを利用するのが最適です。

「モバイル保険」はモバイル通信機器向けの保険で、補償対象として登録している機器が故障した場合に、その修理費用を補償してもらうことができます。
Wi-FiやBluetoothにつながる通信機器全般が対象となるため、スマートグラスでも利用することが可能です。
1契約で3端末まで補償できるので、スマホやワイヤレスイヤホンなどと一緒にまとめて補償することも可能です。

スマートグラスを購入した際は、ぜひ検討してみてください。

まとめ

本記事では、スマートグラスやウェアラブルデバイスがどのように私たちの生活を変革するのかについて詳しく探ってきました。

近未来的な視界を持つこのデバイスは、情報をリアルタイムで表示することで、私たちの日常をより便利で豊かにします。

ウェアラブルデバイスとしては、スマートウォッチやスマートリング、さらには服型のスマートテキスタイル(Smart Textiles)や耳に装着するヒアラブルデバイス(Hearables)など各々が特定の機能と用途を持っています。

さらに、「XREAL One Pro」、「Ray-Ban Meta」サングラスやゴーグル型の「Apple Vision Pro」といった最新のスマートグラスは、ARやVRの機能を融合させ、新しい視界体験を提供します。
私たちは現実世界にデジタル情報を重ねて生活することができ、仕事やエンターテイメントが進化しています。

こうした技術の進化は、映画やドラゴンボールの「スカウター」や名探偵コナンの「犯人追跡メガネ」が描く世界を現実に近づけており、未来はもう目前にあり、私たちの未来を形成するための重要なツールとなるでしょう

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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