iPhone 17シリーズは買うべき? iPhone 16との違いは? 価格やスペック、進化したポイントなど最新情報をまとめます!
- 2025年09月19日
- iPhone

iPhoneは日本で人気のスマホシリーズです。
2025年9月には最新のiPhone 17シリーズが発売されます。
近年のiPhoneは高額なので、どのタイミングでどのモデルを買うかは非常に迷うところ。
本記事では最新モデルに注目している方に向けて、iPhone 17シリーズがどのような端末か紹介します!
尚、今回新登場したiPhone Airは、厳密にはiPhone 17シリーズではありませんが、ここでは同じタイミングで発売するモデルとしてまとめて取り扱っていきます。
目次
iPhone 17シリーズの発売日
iPhoneは1年に1回のペースで新シリーズが登場しています。
iPhone 17シリーズは2025年発売の最新モデルです。
発売日は9月19日!
新型iPhoneの発売スケジュールはほとんど決まっていて、例年大きな差がありません。
9月第2週の前半にAppleの新製品発表イベントが開催され、この中で初めて公式に新型iPhoneがお披露目されます。
その後金曜日に予約が開始され、1週間後に発売開始という流れになります。
2025年のiPhone 17シリーズもスケジュールは同じでした。
新製品発表イベントが日本時間の9月10日(水)午前2時から開催され、9月12日(金)に予約開始、9月19日(金)に発売となります。
| イベント(発表日) | 2025年9月10日(水) 午前2時~ |
|---|---|
| 予約開始日 | 2025年9月12日(金) 午後9時~ |
| 発売日 | 2025年9月19日(金) |
iPhone 16以前のiPhoneの発売日
参考にiPhone 16シリーズ以前の発売スケジュールをまとめました。
同年に複数のシリーズが発売された年と、コロナ禍でサプライチェーンが崩れた2020年を除いて、スケジュールはほぼ同じで9月20日前後の金曜日に発売されています。
| シリーズ | イベント | 予約開始日 | 発売日 |
|---|---|---|---|
| iPhone 17 シリーズ |
2025年9月10日(水) | 2025年9月12日(金) | 2025年9月19日(金) |
| iPhone 16 シリーズ |
2024年9月10日(火) | 2024年9月13日(金) | 2024年9月20日(金) |
| iPhone 15 シリーズ |
2023年9月13日(水) | 2023年9月15日(金) | 2023年9月22日(金) |
| iPhone 14 シリーズ |
2022年9月8日(木) | 2022年9月9日(金) | 2022年9月16日(金) |
| iPhone 13 シリーズ |
2021年9月15日(水) | 2021年9月17日(金) | 2021年9月24日(金) |
| iPhone 12 シリーズ |
2020年10月14日(水) | 2020年10月16日(金) | 2020年10月23日(金) |
| iPhone 11 シリーズ |
2019年9月11日(水) | 2019年9月13日(金) | 2019年9月20日(金) |
| iPhone XS シリーズ |
2018年9月12日(水) | 2019年9月14日(金) | 2019年9月21日(金) |
| iPhone XR | 2018年9月12日(水) | 2018年10月19日(金) | 2018年10月26日(金) |
| iPhone X | 2017年9月13日(水) | 2017年10月27日(金) | 2017年11月3日(金) |
| iPhone 8 | 2017年9月13日(水) | 2017年9月15日(金) | 2017年9月22日(金) |
※イベントの日付は日本時間のものとしています。
iPhone 17シリーズの価格
スマホは年々高性能化が進んでおり、これに伴って価格も高くなってしまっています。
iPhoneは、その中でも性能やデザイン性をウリとするハイエンド端末であるため、今や10万円以上するのは当たり前となってしまっています。
高い費用をかけるので、購入の際は適切なモデルや買い方をしっかりと考えたいと考えたうえで決めていきたいところです。
128GBが廃止に、同じ容量では無印は値下げもProは値上がり
価格周りの大きな動きとして、ストレージ容量のラインナップの変化が挙げられます。
最小ストレージがこれまでの128GBから256GBに繰り上がったことにより、最低価格は引き上げられたことになります。
また、iPhone 17 Pro Maxには新たに2TBの選択肢が追加され、最高価格も大きく引きあがることとなりました。
また、事前の価格予想では据え置きになる可能性が高いと見られていましたが、容量ごとに5,000円~15,000円の変動があります。
iPhone 17では、最小となる256GBでは10,000円の値下がり、512GBでも5,000円の値下がりとなっており、最低価格は高くなってしまったもののコスパは良くなっています。
一方iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Maxは、256GBで5,000円、512GBで10,000円、1TBで15,000円の値上がりとなっています。
今回新たに登場したiPhone Airの価格帯は、廃止されたPlusモデルに相当しており、Proモデルと同じルールで5,000円~10,000円値上がりになった形です。
| モデル | 販売価格 | |
|---|---|---|
| iPhone 17 | 256GB | 129,800円 |
| 512GB | 164,800円 | |
| iPhone Air | 256GB | 159,800円 |
| 512GB | 194,800円 | |
| 1TB | 229,800円 | |
| iPhone 17 Pro | 256GB | 179,800円 |
| 512GB | 214,800円 | |
| 1TB | 249,800円 | |
| iPhone 17 Pro Max | 256GB | 194,800円 |
| 512GB | 229,800円 | |
| 1TB | 264,800円 | |
| 2TB | 329,800円 | |
海外の販売価格は実質無印が値下げ、その他は据え置き
国内のiPhoneは年々高額となっていますが、実は海外での販売価格は長らく変化がありませんでした。
値上げは2022年3月以降の円安が大きく影響した結果で、それ以前の1.5倍ほどになっているため、国内と海外で異なる推移をしているのは致し方ないところでしょう。
では今回のiPhone 17シリーズ、海外での販売価格はどうだったのかというと、“iPhone 17は値下げ、その他は据え置き”となっています。
最小ストレージが128GBから256GBに切り替わったので、最低価格はいずれのモデルも引きあがることになります。
iPhone Air(iPhone 16 Plusと比べて)、iPhone 17 Pro、iPhone 17 pro Maxはいずれも最低価格は100ドル高くなりましたが、同じ容量で比較すると価格は変わっていません。
一方でiPhone 17については、iPhone 16の256GBが899ドルだったのに対し、iPhone 16 128GBと同じ799ドルとなりました。
最も手にしやすいモデルである無印の最低容量の価格を据え置き、多くの人にiPhoneを使ってほしいという意図を感じずにはいられません。
| モデル | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | 2TB |
|---|---|---|---|---|---|
| iPhone 17 | – | 799ドル | 899ドル | – | |
| iPhone Air | – | 999ドル | 1,199ドル | 1,399ドル | – |
| iPhone 17 Pro | – | 1,099ドル | 1,299ドル | 1,499ドル | – |
| iPhone 17 Pro Max | – | 1,199ドル | 1,399ドル | 1,599ドル | 1,999ドル |
| iPhone 16 | 799ドル | 899ドル | 1,099ドル | – | – |
| iPhone 16 Plus | 899ドル | 999ドル | 1,199ドル | – | – |
| iPhone 16 Pro | 999ドル | 1,099ドル | 1,299ドル | 1,499ドル | – |
| iPhone 16 Pro Max | – | 1,199ドル | 1,399ドル | 1,599ドル | – |
| モデル | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 16 Pro Max | – | 189,800円 | 219,800円 | 249,800円 |
| iPhone 16 Pro | 159,800円 | 174,800円 | 204,800円 | 234,800円 |
| iPhone 16 Plus | 139,800円 | 154,800円 | 184,800円 | – |
| iPhone 16 | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 | – |
| iPhone 15 Pro Max | – | 189,800円 | 219,800円 | 249,800円 |
| iPhone 15 Pro | 159,800円 | 174,800円 | 204,800円 | 234,800円 |
| iPhone 15 Plus | 139,800円 | 154,800円 | 184,800円 | – |
| iPhone 15 | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 | – |
| iPhone 14 Pro Max | 164,800円 | 179,800円 | 209,800円 | 239,800円 |
| iPhone 14 Pro | 149,800円 | 164,800円 | 194,800円 | 224,800円 |
| iPhone 14 Plus | 134,800円 | 149,800円 | 179,800円 | – |
| iPhone 14 | 119,800円 | 134,800円 | 164,800円 | – |
修理も高額なので補償も入っておくと安心
iPhoneの本体価格が上がっているということは、故障してしまった時の損失も大きいということになります。
買い直すのはもちろん、修理も高額となりやすいです。
毎日持ち歩くものである以上、ちょっとした不注意や事故であっさりと壊れてしまうということもあり得るため、安心して利用するためには補償サービスの加入は半ば必須といってしまってもよいかもしれません。
iPhoneの補償といえば、Appleが提供するAppleCare+が有名です。
故障時に安価で修理できるようになり、バッテリー消耗時には無料で交換してもらうこともできます。
メーカーのサービスという安心感もあり充実した内容ですが、一方でAppleCare+自体の料金も高いという点がネックとなっています。
Proモデルの場合には月額1,500円以上もかかるため、利用しづらいと感じる人も少なくないかもしれません。
補償サービスは欲しいもののAppleCare+の料金が気になるという場合には、モバイル保険もオススメです。
さくら少額短期保険株式会社が提供するモバイル機器向けの保険で、修理にかかった費用が保険金として返ってきます。
年間で最大10万円までと上限はあるものの十分で、月額料金も700円と安価なため扱いやすくなっています。
特徴的なのは1契約で3台まで補償できること、iPhone以外にもiPadやMacbook、AirPodsなど無線通信機器なら幅広く利用できることで、3台まとめて補償することでさらにオトクに使うことができます。
iPhone 17購入の際は、ぜひモバイル保険も検討してみてください。
・月額700円と安い
・修理時の自己負担金0円
・1契約で3端末まで補償できる
・スマホ以外のモバイル機器全般を補償
Plusに代わって「iPhone Air」が登場
今回新たに、「iPhone Air」というモデルが登場しました。
「Air」はiPadやMacbookなどでは以前から存在する、上位モデルの性能を持ったミニマルなモデルです。
下位モデルと上位モデルの中間といえる立ち位置でしょう。
事前の予想では、iPhone 17シリーズの1つである「iPhone 17 Air」として登場するものと見られていましたが、「iPhone Air」とナンバリングは冠していません。
iPhone 16eの登場でなくなってしまったiPhone SEと同じように、新たに独立したAirシリーズとなるのかもしれません。
とはいえ、毎回春頃に登場していたSEシリーズと異なる秋の登場なので、フラグシップモデルの1つとして毎年アップデートされていく可能性もあります。
iPhone Airの最大の特徴は、その薄さでしょう。
従来のiPhoneはスタンダードモデルで7.8mm、Proモデルで8.25mmと8mm前後の厚さでしたが、iPhone Airは脅威の5.6mm。
重量もiPhone 17より軽いものの、miniモデルのような小型のモデルというわけではなく、画面サイズはPlusモデルに近い6.5インチあります。
大きくて薄いので、取り回しはこれまでのiPhoneと異ってくるように思います。
一方で中身は上位モデルであるProモデルと同じで、「A19 Pro」チップを搭載しています。
ただしカメラやバッテリー容量など、ハードに大きく依存する性能についてはiPhone 17にも劣る部分があります。
見極めは必要ですが、Proモデルのスペックが過剰だと感じていた人には有力な選択肢となるかもしれません。
尚、iPhone Airの登場に伴い、Plusモデルは廃止となりました。
(引用:MacRumors)
iPhone 17シリーズの性能
近年のスマートフォンは性能が高く、数世代前のモデルであっても、日常生活で困るようなことはないでしょう。
だからこそ、最新のiPhoneにはこれまで使っていたiPhoneにはない高い性能を求めたくなるものです。
iPhone 17シリーズの特徴的な機能・性能についてまとめていきます。
最新のA19チップは高効率がウリ
チップはスマートフォンの脳にあたるパーツで、処理能力を左右します。
iPhoneにはAppleが独自に開発した高性能なチップが搭載されており、毎年アップデートが施されてします。
iPhone 17には、順当に最新のA19チップが採用されました。
処理能力はもちろん高い方が望ましいですが、電力消費も大きくなってしまうのが課題です。
現行モデルでも既に高い性能を持つiPhoneなので、電池の持ちを犠牲にした高性能ではあまり歓迎することはできません。
今回のA19シリーズは消費電力を抑えた設計を選んだそうで、高効率がウリとなるのはユーザーとしては嬉しいところではないでしょうか。
単純な処理性能では最新のAndroidスマホのチップ(クアルコム製のSnapdragon)に劣るものの、iPhone 15 Pro・Pro Maxに搭載されたA17 Proから採用されている3nmプロセスにより十分に高性能で、日常使いに最適といえるバランス型のチップといえそうです。
A19 ProチップはM4並の性能?
上位モデルであるiPhone 17 Air・iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Maxには、iPhone 17より高性能なチップが搭載されます。
A19 Proチップは、A19と異なり高性能と高効率を両立させたものと見られており、前世代のA18 Proチップと比較して消費電力を25~30%抑えた上、性能は10~15%ほど向上するだろうという予測もあります。
シングルコアの性能はiPadやMacに搭載されている最新のM4チップにも匹敵すると見られており、スマホ向けのチップとしてはトップの水準となりそうです。
一方でマルチコアの性能はM4チップに届かず、6コア構成で効率重視と見られています。
いずれにしても最新モデルとして十分といえる進化を遂げていると思われるため、Proモデル志向の人でも安心して購入を検討できるのではないでしょうか。
全モデルでSIMカードが使用不可に
シリーズ単位の大きな変化として、物理SIMが使用できず、eSIMのみ対応するようになったことが挙げられます。
SIMは、スマホで通信を行うために必要なものです。
回線の情報が書き込まれたもので、通常はSIMカードと呼ばれる小さいカード状のものをスマホに差し込んで使用します。
eSIMは、このSIMカード無しでも通信を行うことができる機能です。
白紙状態のSIMをスマホ内に搭載し、後から遠隔で情報を書き込んで利用するものとなっています。
SIMカードの場合は、回線の新規契約や契約変更などの際に、郵送で届くのを待つ必要があるなど、手続き完了までに時間がかかっていました。
eSIMであれば、オンラインで手続きを行い設定をすませれば利用できるので、そのような煩わしさがありません。
ただ違いといえばその程度なので、現在でもSIMカードを使用し続けている人はたくさんいるはずです。
SIMカードを使用している場合には、iPhone 17シリーズへの機種変更の際にeSIMへの切り替えが必要となります。
予め手続きの手順などを確認しておくとよいでしょう。
Apple Intelligenceの強化
前世代iPhone 16シリーズの目玉となったApple Intelligence。
生成AIを用いてiPhoneにおける様々な機能・操作をサポートするもので、iPhoneの性能を底上げしてくれます。
まだ登場して1年、日本版は4月から利用が開始されたばかりで、まだまだ機能は限定的です。
日常的に使用している機能では、まだまだその恩恵を実感しづらいかもしれません。
今回アップデートされた機能としては、ライブ翻訳が目を引きます。
メッセージアプリでは、テキストが自動翻訳され、自分が入力したメッセージも相手が希望する言語に翻訳されます。
またFaceTimeや電話アプリでは、会話を認識してその内容が翻訳されたキャプションが画面に表示されるだけでなく、翻訳された内容を読み上げる機能もあるようです。
様々なツールで言語の壁が薄くなってきた現代ですが、違う言語を話す人と自然に会話できるようになるのは嬉しいところです。
常時表示ディスプレイが全モデルに拡大
iPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Maxで登場した常時表示ディスプレイ。
通常であれば一定時間で表示がオフとなり画面が真っ暗となってしまいますが、ディスプレイを完全には消さず、必要な情報を常時うっすらと表示し続けることができます。
例えば時計や日付を大きく表示したり、ウィジェットを使用してカレンダーやリマインダー、天気、バッテリー残量などを表示したりといったことが可能となります。
時刻や通知の確認のために点灯させる手間を省くことができ、手が離せないときに確認したいということが多い場合には重宝します。
登場から3世代に渡りProモデルにのみ搭載されており、スタンダードモデルとProモデルの違いの1つとなっている機能ですが、iPhone 17シリーズよりスタンダードモデルを含む全モデルで搭載される可能性があるそうです。
全モデルにProMotionを搭載
これまでProモデルにのみ搭載されていたProMotionディスプレイが、全モデルで搭載されました。
リフレッシュレートは「1秒間に何枚画像を表示させるか」を表す指標で、数値が大きいほどコマ数の多い映像ということになり、映像の動きが滑らかになります。
ProMotionディスプレイは、このリフレッシュレートが最大120Hzまで対応するディスプレイです。
これまで最大60Hzだったスタンダードモデルでも、Proモデル並みのキレイな映像が見られるようになります。
動画視聴時やスマホゲームのプレイ時に真価を発揮しますが、日常的に使用している画面スクロールなどでも違いがあるとされています。
スクロールをスピーディーに行っていても、その間に表示されている文字を認識しやすく、読むために時々止める必要が減るなど、情報を認識する速度が向上するようです。
しっかり比べないと体感はしづらいかもしれませんが、使い勝手を底上げしてくれる嬉しい機能となっています。
iPhone 17シリーズのデザイン
iPhoneはこれまで3年に1度のペースでフルモデルチェンジが行われていました。
通例通りであれば、iPhone 15シリーズがフルモデルチェンジの世代にあたるのですが、Proモデルのフレーム素材がチタン製に代わった点を除いて、見た目の大きな変化はありませんでした。
「変化の小さいフルモデルチェンジ」だったのか「フルモデルチェンジ自体が先送りされたのか」は判断しきれませんが、続くiPhone 16シリーズも近しいデザインをしているため、そろそろ大きなアップデートにも期待したいところです。
果たしてiPhone 17シリーズはどのようなデザインなのか、まとめていきます。
Proモデルがアルミ素材に、Airがチタン素材に
今回、フレームに使用される素材が変更となりました。
iPhone 17は以前と同じアルミ素材ですが、Proモデルがチタン素材からアルミ素材に、新登場のiPhone Airにはチタン素材が使用されています。
チタン素材は、iPhone 15 Proで初めて採用された素材で、Proモデルでのみ使用されました。
金属質で重厚感があるため、上位モデルであるProモデルにマッチした高級感のある素材でした。
しかし性能の向上とともに内部ではより大きな負荷がかかるようになるため、その発熱に対応していくことが課題になります。
今回Proモデルがたったの2世代でチタン素材をやめアルミ素材に変更されたのは、この要因が大きいようです。
スタンダードモデルと同じ素材となるため、iPhone 17とiPhone 17 Proとで見た目や質感は近いものとなりました。
一方で新たに登場したiPhone Airにはチタン素材が採用されました。
チタンはアルミよりも強度があるため、薄さ、軽さ、頑丈さが求められるiPhone Airには最適な素材といえます。
メインカメラの配置が変更に
iPhone 17はこれまでのように2眼が縦に並ぶ形ですが、iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxでは枠を横幅いっぱいに広くとっています。
レンズも大きいため3眼のうち1眼は中央に届くのではないかという位置となっており、センサーやライトの位置も変化しています。
左上に小さくまとめられていた従来に比べて、カメラの存在感がより際立っているような印象を受けます。
またiPhone Airは、Proモデル同様に横幅いっぱいに枠をとっていますが、カメラは1眼でスッキリした配置となっています。
本体が薄い分、カメラ部分の厚みの差は大きく、Google Pixelのようなデザインです。
iPhone 17シリーズのサイズ・重量
従来から続くiPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxは、それぞれiPhone 16シリーズよりも若干大きくなっています。
iPhone 17については画面サイズも6.1インチから6.3インチに拡大しています。
新登場するiPhone 17 Airは薄さが特徴のモデルです。
サイズは廃止されたPlusモデルに近いものの6.6インチから6.5インチと若干サイズダウンしており、iPhone 16 Plusよりも一回り小さくなっています。
薄く軽量であることは歓迎したいところですが、高さ・幅と厚さで逆の変化をしていることで、持った時の安定感などが気になるところです。
| ディスプレイサイズ | 本体サイズ | 重量 | |
|---|---|---|---|
| iPhone 17 | 6.3インチ | 149.6mm x 71.5mm x 7.95mm | 177g |
| iPhone Air | 6.5インチ | 156.2m x 74.7mm x 5.64mm | 165g |
| iPhone 17 Pro | 6.3インチ | 150.0mm x 71.9mm x 8.75mm | 206g |
| iPhone 17 Pro Max | 6.9インチ | 163.4mm x 78.0mm x 8.75mm | 233g |
| ディスプレイサイズ | 本体サイズ | 重量 | |
|---|---|---|---|
| iPhone 16 | 6.1インチ | 147.6mm x 71.6mm x 7.80mm | 170g |
| iPhone 16 Plus | 6.7インチ | 160.9mm x 77.8mm x 7.80mm | 199g |
| iPhone 16 Pro | 6.3インチ | 149.6mm x 71.5mm x 8.25mm | 199g |
| iPhone 16 Pro Max | 6.9インチ | 163.0mm x 77.6mm x 8.25mm | 227g |
iPhone 17シリーズのカラー
購入するうえでは、カラーのラインナップも大いに気になるところかと思います。
従来のカラーはスタンダードモデルとProモデルとで別れており、無印とPlus、ProとPro Maxは同じカラーバリエーションとなっていました。
今回のiPhone 17シリーズでは、iPhone Airというコンセプトの異なるモデルが登場することで、バリエーションが3パターンとなります。
Proモデルでは新色オレンジが登場しており、落ち着いた色が多いProモデルのカラーとしては異色といえるかもしれません。
一方チタン素材を引きついだiPhone Airは、”○○チタニウム”というカラーではない通常の色味で、比較的薄い色が多く採用されています。
| シリーズ | カラー |
|---|---|
| iPhone 17 | ホワイト ブラック ミストブルー セージ ラベンダー |
| iPhone Air | クラウドホワイト スペースブラック ライトゴールド スカイブルー |
| iPhone 17 Pro iPhone 17 Pro max |
シルバー ディープブルー コズミックオレンジ |
| シリーズ | スタンダードモデル | Proモデル |
|---|---|---|
| iPhone 12シリーズ | ホワイト ブラック グリーン ブルー (PRODUCT)RED |
シルバー ゴールド グラファイト パシフィックブルー |
| iPhone 13シリーズ | スターライト ミッドナイト ブルー ピンク (PRODUCT)RED |
シルバー ゴールド グラファイト シエラブルー |
| iPhone 14シリーズ | スターライト ミッドナイト ブルー パープル (PRODUCT)RED |
シルバー ゴールド スペースブラック ディープパープル |
| iPhone 15シリーズ | ブラック ブルー グリーン イエロー ピンク |
ブラックチタニウム ホワイトチタニウム ブルーチタニウム ナチュラルチタニウム |
| iPhone 16シリーズ | ホワイト ブラック ウルトラマリン ディール ピンク |
ブラックチタニウム ホワイトチタニウム ナチュラルチタニウム デザートチタニウム |
iPhone 17シリーズのカメラ
カメラの性能は、現行モデルと新型モデルを比較する際によく注目されるポイントです。
すでに高い性能を有していますが、世代を重ねるごとにさらに高性能化が進んでいます。
iPhone 17 Proは、望遠カメラやフロントカメラの解像度が強化されました。
現在望遠カメラ、フロントカメラとも12メガピクセルですが、望遠カメラが48メガピクセル、フロントカメラが18メガピクセルに強化されています。
さらにフロントカメラでは被写体に応じて自動でズームイン・アウトする機能が追加されています。
iPhone 17シリーズを買うべき?
最後に、iPhone 17シリーズを買うべきかどうかについて、考えてみたいと思います。
重視しているポイントや現在使用しているモデルによっても判断が変わってくるはずですので、3パターンに分けてみました。
毎年購入している人にはiPhone Airがオススメ
毎年最新のiPhoneを購入している人もいると思います。
iPhoneも安くはないので勿体ないようにも思いますが、新しいモデルは下取り価格も高いため、実質的な購入費用は大きく抑えることができます。
もちろん同じ端末を数年使うのと比べると出費は大きいですが、その分常に最先端の端末を堪能できるので、良い買い方の1つといえます。
新しさを求めるなら、iPhone Airがオススメです。
本来であれば、Appleの技術を最大限盛り込んだ上位モデル、Pro・Pro Maxモデルを推すところですが、今回は新しく登場した「Air」モデルであるiPhone Airが目玉といって差し支えないでしょう。
唯一無二の薄さを持ち、料金もProやPro Maxに比べて安価でありながら、性能そのものは上位モデルと同じです。
ハードの差の分、カメラやバッテリー容量などに差がありますが、これらを許せるならばiPhone Airを使ってみたいところです。
長く使いたいのであれば、最新のiPhone 17を買うのがオススメ
あまり機種変更する機会が多くなく、同じ端末を長く使いたいと考えている人がこのタイミングで機種変更をするのであれば、最新のiPhone 17を買うのがオススメです。
理由は明白で、利用できる期間が最も長いのは、その時の最新モデルだからです。
iPhoneの中身にあたるiOSは毎年アップデートされ、最新のモデルには最新のOSが搭載されています。
古いモデルでもOSをアップデートすることで最新モデルと変わりなく使うことができますが、いつまでも古いモデルを使い続けられるわけではありません。
公式にルールが決まっているわけではありませんが、Appleは5世代前までのモデルに対応するようOSをアップデートしています。
言い換えれば、最新の状態で使い続けられるのが発売されてから5年ということになるわけです。
また、アプリやサービスは年を追うごとに高度で充実したものとなっているため、その分要求するスペックも高くなります。
分かりやすいのがゲームアプリで、数世代古いと動きが重くカクついたり、すぐに処理落ちしてアプリが強制終了されるということも散見されます。
快適に使うのであれば最新の環境が望ましいことは間違いなく、可能な限りその状態を保つためにも、少ない機種変更の機会には最新端末を買うのがオススメということになります。
費用を抑えたい場合には、古いモデルや整備済み製品がオススメ
支払いやサービスの利用、手続きなど、日常生活の様々な面で必要となるスマホ。
もはや必需品といえるものですが、iPhoneはいわゆるハイエンドクラスのモデルであり、性能が良い分価格も高くなっています。
費用を抑えたいというのもごく自然なことです。
安価なスマホとしては、ミドルレンジモデルやローエンドモデルもあるAndroidスマホから選択するという手もありますが、iPhoneを手放したくないという人も少なくないはずです。
それであれば、古いモデルや整備済み製品などを利用することで、価格を抑えてiPhoneを購入するのがオススメです。
整備済み製品は、Appleが公式に展開している、いわゆる新古品といえるものです。
初期不良などで返却されたiPhoneを整備し、バッテリーを新調、様々なチェックを経て販売されるに至った、新品同等の端末となっています。
2世代以上古いモデルとなりますが、新品を安価に購入できるので、中古品に抵抗がある人にも利用しやすいのが嬉しいポイント。
その性質上、在庫があまり多くないようで目当てのモデルが販売されていない可能性もありますが、ぜひ検討してみてほしい買い方です。
まとめ
iPhone 17シリーズについてまとめていきました。
やはり目を引くのは新登場のiPhone Airでしょうか。
性能も上位モデルに相当するので、これまでProモデルを使用していた人でも選びやすいと思います。
ぜひ、iPhone選びの参考にしてください。
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