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iPhone 14からiPhone 16へ買い替えるべき? 現在の最新情報をもとに徹底比較!

iPhone 14からiPhone 16へ買い替えるべき? 現在の最新情報をもとに徹底比較!

2024年に発売が予想されるiPhone 16シリーズについて、様々なリーク情報が出回っています。
既にAppleの新製品発表イベントの日程も公表され、発売は間近に迫っています。
機種変更を検討している人も少なくないのではないでしょうか。

今回は、2世代前にあたるiPhone 14を利用している人向けに、iPhone 16へ買い替えるべきかどうかを考えていきます。
ぜひ参考にしてみてください。

iPhone 16の発売日(予想)

まずはiPhone 16の基本的な情報を見ていきます。

iPhone 16は、2024年に登場すると見られているiPhoneの最新シリーズです。
現時点では未発売でAppleの公式の発表もありませんので、出回っているのは基本的にリークをもとにした情報となっています。

変更を考えているのであれば、真っ先に気になるのはその発売時期がいつ頃かということでしょう。

iPhoneの発売スケジュールは、基本的に毎年同じです。
円安やサプライチェーンの崩壊といった世界的な事件が起きた2020年のiPhone 12シリーズのような例外はあるものの、iPhone 16シリーズも同じスケジュールだと考えてよいと思われます。

例年のスケジュールでは、9月第2週の火曜日(日本時間では翌水曜日の深夜2時)に、Appleの新製品発表イベントが開催されます。
このイベントの中で新型iPhoneの公式の情報が初公開され、金曜日には予約開始、その1週間後に発売開始となります。

8月26日にAppleよりイベントの日程が発表されました。
予想より1日早い9月9日(日本時間では翌10日)となっています。
予約開始日・発売日は例年通りと考えられるため、13日21時から予約を開始し、9月20日(金)に発売と予想されます。

iPhone 16の発売スケジュール
Apple新製品発表イベント 2024年9月10日(水)(日本時間午前2時)
予約開始(予想) 9月13日(金)午後9時
発売日(予想) 9月20日(金)

 

iPhone 16の価格(予想)

続いてiPhone 16シリーズの価格予想を見ていきます。

元々スマホは決して安価と言えないハイテクな機器ですが、ハイエンドモデルの1つであるiPhoneの場合、近年では当たり前のように10万円以上かかるようになってきました。
iPhone 16シリーズの価格については、ハッキリとした情報は出ておりませんが、やはり値上げとなる可能性が高いといえるでしょう。

実は米国での新型iPhoneの価格は据え置きであまり変化することがありません。
しかし日本では、円安などの影響もあって、ここしばらくは毎年のように値上がりしています。

2024年も円安がさらに進行し値上がりが濃厚と思われていましたが、7月半ばより円高が進んでおり昨年と同程度の水準まで落ち着いています。
iPhone 15シリーズには1ドル約142円換算の価格設定であったため、発売までこの水準を維持した場合には日本価格も据え置きとなる可能性は高いと考えられます。

【参考】iPhone 15シリーズ販売価格
モデル 日本価格
iPhone 15 128GB 124,800円
256GB 139,800円
512GB 169,800円
iPhone 15 Plus 128GB 139,800円
256GB 154,800円
512GB 184,800円
iPhone 15 Pro 128GB 159,800円
256GB 174,800円
512GB 204,800円
1TB 234,800円
iPhone 15 Pro Max 256GB 189,800円
512GB 219,800円
1TB 249,800円

 

iPhone 14から変化したiPhone 16の特徴

iPhone 16の変更点を、iPhone 14を基準に項目ごとにまとめていきます。

2世代離れているので、変化している箇所は少なくありません。
特にスタンダードモデルではiPhone 15、ProモデルではiPhone 14 Proで大きな変化が見られました。

デザイン

近年のiPhoneのデザインで目を引くのは、ノッチの変化です。
iPhone X以降、iPhoneの象徴的なデザインであった画面上部のノッチですが、iPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro MaxでDynamic Ilandと呼ばれる仕様に変化しました。
ディスプレイの非表示部分を大きく削り、さらに使用中の機能に合わせて特定の情報を表示することができ、利便性が向上しています。

iPhone 16では、iPhone 15同様にこのDynamic Ilandが搭載される可能性が高そうですが、「アンダーディスプレイカメラ」と呼ばれるカメラをディスプレイの下に潜り込ませ、ディスプレイ上にレンズを露出させるための穴が一切ないというデザインを採用する可能性も浮上しています。
実現すれば、従来のiPhoneに比べて非常にディスプレイが広くなったと感じるかもしれません。

その他の変化としては、Proモデルにおけるフレームの材質の変更です。
iPhoneは長らくアルミニウム製のフレームが使用されていましたが、iPhone 15 Proモデルでチタンフレームが使用されるようになりました。
金属的な重みのある質感で上位モデルにふさわしい印象を受けます。
iPhone 16シリーズでも、Pro出るではチタンフレームが採用されるのではないかと考えられます。

側面のフラットエッジデザインは健在で、さらにベゼルが薄くなるのではないかとされています。

ディスプレイ

ディスプレイでは、Proモデルのみに搭載されていた120Hzリフレッシュレートが、全モデル対応するとされています。
リフレッシュレートは映像の滑らかさを表す指標で、1秒間に何コマの画像が表示されているかを意味しています。
従来の60Hzから倍増しており、映像はさらにきれいになるでしょう。

カメラ

iPhone 16では、「アンダーディスプレイカメラ」が実装されるのではないかと言われています。
通常、ディスプレイ側のフロントカメラは、ディスプレイに小さく穴を開けそこからレンズをのぞかせるパンチホール式が主流ですが、アンダーディスプレイカメラはカメラを完全にディスプレイの裏に配置し穴を開けることなく機能するようにしたものをいいます。
俄かに信じられない仕様ですが、既にAndroidスマホで登場しているものなので不可能ではありません。

プロセッサ

iPhoneには、Appleが独自開発している専用のチップが搭載されています。
スマホの動作に必要な演算処理を行っているパーツで、この性能がスマホ本体の性能に直結します。

以前まで、チップはシリーズを通して同じ世代のものが搭載されていましたが、iPhone 14シリーズから最新チップはProモデルのみ採用され、スタンダードモデルでは1世代古いチップが搭載されました。
上位モデルと下位モデルの差を明確にしようという意図だと考えられ、続くiPhone 15シリーズでも同様にチップの世代が異なっています。

しかし、今回登場するiPhone 16では、このチップに世代格差をつける動きが撤廃され、改めて全モデルで最新の「A18」チップが採用されるのではないかと見られています。
ただiPhone 15 Proシリーズで、「A17 Pro」と上位モデルであることを意識したチップが登場したので、「A18 Bionic」と「A18 Pro」という形で、依然として性能に差はあるのではないかと考えられます。

とはいえ、iPhone 16・iPhone 16 Plusとしては、「A17」を飛ばしてチップが2世代進化することになるため、スタンダードモデルを利用しているユーザーには嬉しい変化といえるでしょう。

iPhone 14から機種変更した場合、3世代先のチップということになるので、処理速度の面では大きな改善が期待できます。
iPhone 14を使用していて動作が重い、処理を落ちするといったことが多いようであれば、最新チップの恩恵を強く実感できるのではないでしょうか。

バッテリーと充電

バッテリー関連では、iPhone 15シリーズでコネクタの規格が変更されたことが大きなトピックスです。
従来は「Lightning」コネクタと呼ばれるAppleが開発した独自規格が使用されていましたが、iPhone 15シリーズからはスマホやPCの周辺機器などで使用される「USB Type-C」コネクタに変更されました。
充電ケーブルをはじめとするアクセサリを切り替える必要があるので、使い勝手に大きく影響するかもしれません。

バッテリー容量は、おそらく微増するだろうと考えられます。
基本的に大きさと容量は比例関係にあるので、iPhone本体のサイズを大きく変えない限り、バッテリー容量が劇的に改善することはありません。
一方で容量が減ってしまうこともあまりないため、基本的には同規模の容量で、端数程度の増加となる可能性が高そうです。

キャプチャボタンの追加

新たな機能として、「キャプチャボタン」が追加されるといわれています。
配置は右側側面の下部になると見られており、名称と位置から写真撮影時に使用するボタンなのではないかと推測できます。

ただ機能そのものは判明しておりません。
単なるシャッターボタンのような使い方でしかないようであれば、横向きで撮影しやすくなるという程度なので、画期的な変化とは言い難いです。
より高度な撮影方法を実現するボタンであることに期待しましょう。

 

iPhone 14からiPhone 16に買い替えるべき?

ここまでにご紹介したiPhone 14とiPhone 16の変更点を踏まえて、iPhone 16発売後に機種変更をするべきかどうかを考えていきます。

リーク通りなら改善点としては十分

現時点のiPhone 16の情報はあくまでリーク情報で、9月にAppleが公式発表をするまでは確定的な情報は得られません。
実際に発売される際には見送られる機能や仕様も含まれているはずですが、もしリーク通りの仕様となった場合、十分な改善点が見られるシリーズといえます。

スタンダードモデルでは、特にチップの変化が大きく、動作が快適になったことをしっかりと実感できると予想できます。
アンダーディスプレイカメラが実装されれば、切り欠きがなくなり画面が非常に広くなったと感じるものと思います。
2世代とはいえ、機種変更をする価値は十分にあるといえるのではないでしょうか。

バッテリーの持ちで見る機種変更のタイミング

バッテリーは消耗品であり、使用していると少しずつ劣化しバッテリーの持ちは悪くなってしまいます。
「バッテリーの持ちが悪くなった」というのは、スマホを機種変更する主なきっかけの1つですが、買い替えや交換をするべきタイミングというのは何を目安とすればよいのでしょうか。

iPhoneの場合、「設定」アプリから、本来の性能と比較して現在のバッテリーの最大容量がどの程度かを表した数値を確認することができます。
この数値では80%が1つの目安となっていて、これはAppleCare+加入時に無償でバッテリー交換を受けられるようになるなど、Appleがバッテリーの劣化を認める基準と考えることができます。
機種変更の時期を判断する際、参考にするとよいでしょう。

iPhone 14も十分現役

iPhone 14は2022年9月に登場したモデルです。
型落ちとはいえ、iPhone 16との差は2世代しかありません。

務省が実施している消費動向調査(2024年3月実施)によれば、現在のスマホの平均使用年数は4.5年となっています。
「2年前のスマホ」はまだ十分に現役で多用されているモデルであり、継続利用するのも有効です。

また、OSという観点からiPhoneの寿命を考えると、登場から5~6年というのが1つの目安となります。
iOSはiPhoneが動作するための基幹的なソフトウェアであり、新機能の追加やセキュリティの強化のために定期的にアップデートされています。
このアップデートは、最新モデルはもちろん古いモデルにも対応しています。
Appleが明言しているわけではありませんが、現在の動きでは発売から5年後までは対応している状態が続いているため、iPhoneは5年間は現役で使えるという見方が可能です。

iPhone 14であれば、2027年9月までは現役なので、もう1世代待って3年で機種変更をするのも十分早い切り替えということになります。
iPhone 16は見送るというのも現実的な選択肢でしょう。

 

iPhone 16購入時にAppleCare+をつけるべき?

iPhoneの機種変更を検討する際、併せて考えたいのがAppleCare+をつけるべきかどうかという点です。
数年前ならいざ知らず、現在の最新iPhoneは十数万円かかる高級品です。

高価な機器を日常的に持ち歩いて使うわけですから、落とす、ぶつけてしまうといった万が一の可能性も少なくないでしょう。
安心して使うためにもAppleCare+のような保証サービスは、できれば利用しておきたいところです。

AppleCare+は高い?

AppleCare+はiPhoneのメーカーであるAppleが提供している、いわばiPhoneの公式と言える保証サービスです。
大手通信キャリアがiPhone向けに提供している補償サービスも、ドコモ以外はAppleCare+をベースにしたサービスとなっています。

AppleCare+に加入していると、iPhoneが故障してしまった場合に安価に修理を行うことが出来るようになります。
また一定上の劣化が確認できる場合に限られるものの、バッテリーを無料で交換してもらうことも可能です。
iPhoneを使う上では非常に心強い内容ですが、相応に費用も掛かるサービスとなっています。

例えば、現行の最新モデルであるiPhone 15は月額1,180円です。
iPhone 16の修理料金やAppleCare+の料金は現状では確認できませんが、例年高額化が続いているため、これ以上の金額になる可能性が高いと考えられます。

AppleCare+未加入時の修理料金は非常に高額なため、故障時の修理サポートの恩恵は間違いなく大きいといえます。
ただ、このような補償サービスは必ずしもサポートを受けることになるとは限らず、故障することなく無事に使い切れることもあります。
そういった場合の掛け捨てとなる費用が高いため、落としたりぶつけたりすることが多い、これまでにも何度か壊してしまった経験があるなど、壊してしまう可能性が高いと考えている人でないと使いづらいかもしれません。

【参考】iPhone 15シリーズのAppleCare+料金
機種 AppleCare+ AppleCare+
盗難・紛失プラン
一括購入 月額料金 一括購入 月額料金
iPhone 15 23,800円 1,180円 26,800円 1,340円
iPhone 15 Plus 28,800円 1,380円 31,800円 1,540円
iPhone 15 Pro 31,800円 1,580円 34,800円 1,740円
iPhone 15 Pro Max 31,800円 1,580円 34,800円 1,740円

 

iPhoneを安価に守るなら「モバイル保険」がオススメ

AppleCare+はサポートの回数に上限もないため、高額だがサポートが手厚い保証サービスと見ることができます。
ただ、もう少しサポート内容は薄くてよいので費用を抑えたいという人もいると思います。

そのような人には、「モバイル保険」がオススメです。

モバイル保険はさくら少額短期保険株式会社が提供するモバイル通信機器向けの保険です。
補償対象として登録している機器が故障してしまった場合に、その修理にかかった費用を補償してもらうことができます。
年間最大10万円までという上限はありますが、1回の修理であればほぼカバーしきれますし、自己負担金もないため月額料金のみで利用できるのがメリットです。

様々な機器に利用できることが特徴で、Wi-FiやBluetoothにつながる無線通信機器であれば全般が対象となります。
さらに1契約で3端末まで同時に補償することができるので、iPhoneと一緒にAirPodsやApple Watch、iPad、Macbookといった手持ちのデバイスをまとめて故障のリスクから守ることも可能です。

安価に使えるiPhoneの保険を探しているという場合には、ぜひ検討してみてもらえればと思います。

 

まとめ

現時点で判明している情報をもとに、iPhone 16とiPhone 14を比較していきました。
新しい要素も少なくなさそうなので、期待したいところです。

引き続き新情報が出てきましたら、順次更新していきます。

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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