iPhone 15シリーズのバッテリー容量は大幅増加?iPhone 14シリーズと比較!
- 2023年07月21日
- iPhone
2023年に発売されるであろう新型iPhone、iPhone 15シリーズ。
iPhone 15シリーズは、前世代のiPhone 14と比べてバッテリーが大幅に増量されるという情報が出ています。
バッテリーが増えると、嬉しいことばかり。
動画の視聴やゲームを続けていても、頻繁に充電しなくてもよく、携帯バッテリーを持ち歩く必要もなくなります。
今回は、そんな気になるiPhone 15のバッテリー事情に関して情報をまとめました。
iPhone 15はバッテリー大幅増!
モバイル機器にとって、バッテリーは非常に重要です。
性能が高くても、極端にバッテリーの持ちが悪ければ使い勝手はイマイチと言わざるを得ません。
現在の生活に欠かせないスマートフォンにとっては特に重要で、少しでもバッテリー容量が大きいことが期待されます。
2023年に発売されるiPhone 15は、そんな期待にはしっかりと応えられるシリーズのようで、大容量バッテリーを搭載するという噂が出ています。
モデルによっても異なりますが、15%前後の増量と予想されています。
バッテリー持続時間には、容量だけでなく電力効率も重要
iPhoneを使用するユーザーにとって重要なのは、バッテリー容量の大きさではなくバッテリーの持続時間です。
別のモデルと比較する場合、容量が大きいからといって必ずしも持続時間が長くなるわけでは無いことには注意しておく必要があります。
電力効率の差によっては、バッテリー容量が小さい方が持続時間が長いということもありえるのです。
バッテリー容量の差が、そのまま持続時間の差になるわけではないことは認識しておきましょう。
電力効率にはチップの性能が大きく影響します。
iPhone 13シリーズまでは、全モデル同じ世代のチップが搭載されていましたが、iPhone 14シリーズはスタンダードモデルとProモデルの差別化が図られた影響か、異なる世代のチップが使われており、スタンダードモデルにはA15 Bionicチップ、ProモデルにはA16 Bionicチップが搭載されています。
A16チップはA15と比べて約20%、A17チップはA16チップと比べて約35%も電力効率が向上すると言われています。
iPhone 15シリーズが、全モデル共通でA17 Bionicチップが搭載されるか、iPhone 14シリーズ同様スタンダートモデルにA16 Bionicチップ、ProモデルにA17 Bionicチップが搭載されるか現段階では不明ですが、バッテリー持続時間の改善は期待できそうです。
iPhone 15シリーズのバッテリー容量をiPhone 14と比較
iPhne 15シリーズのバッテリー容量の予想が、具体的に数値で出回っています。
Mac Rumorsの以下の記事を参考に、モデルごとにここ数年のiPhoneシリーズとの比較をまとめました。
iPhone 15は18.2%アップ
スタンダードモデルであるiPhone 15のバッテリー容量を「3,877mAh」とされています。
iPhone 14のバッテリー容量が3,279mAhだったので、およそ18.2%アップすることになります。
iPhone 13が3,227mAhでiPhone 14の場合はほとんど変化がなかったことを考えると、18.2%アップはかなりの大幅増と言えるでしょう。
iPhone 15 | 3,877mAh(予想) |
iPhone 14 | 3,279mAh |
iPhone 13 | 3,227mAh |
iPhone 15 Plusは13.5%アップ
iPhone 15 Plusのバッテリー容量は「4,912mAh」と予想されています。
Plusシリーズは、2017年9月発売のiPhone 8 Plusを最後に、iPhone Xシリーズ以降には存在しないモデルでしたが、iPhone 14 Plusで復活。
もともと大容量モデルとして知られており、iPhone 14 Plusは「iPhone史上、最も長いバッテリー駆動時間」とされていました。
iPhone 15 Plusが記録を更新できるのか、注目していきましょう。
iPhone 15 Plus | 4,912mAh(予想) |
iPhone 14 Plus | 4,325mAh |
iPhone 15 Proは14%アップ
iPhone 15 Proのバッテリー容量は「3,650mAh」です。
iPhone 14 Proのバッテリー3,200mAhに対して、iPhone 15 Proは14%増量することになります。
アップル公式サイトでは、iPhone 14 Proのバッテリーは「最大29時間のビデオ再生」が可能としていました。
単純計算すると、iPhone 15 Proでは「最大33時間のビデオ再生」が可能となるかもしれません。
iPhone 15 Pro | 3,650mAh(予想) |
iPhone 14 Pro | 3,200mAh |
iPhone 13 Pro | 3,095mAh |
iPhone 15 Pro Maxは12.2%アップ
iPhone 15 Pro Maxは「4,852mAh」です。
iPhone 14 Pro Maxの4,323mAhから、12.2%アップしています。
iPhone 13 Pro MaxからiPhone 14 Pro Maxは、バッテリー容量が減少していたので、しっかり増加したのは嬉しいポイントと言えそうです。
iPhone 15 Pro Max | 4,852mAh(予想) |
iPhone 14 Pro Max | 4,323mAh |
iPhone 13 Pro Max | 4,352mAh |
バッテリー増で本体サイズも拡大?
iPhoneを使う上では、本体サイズも使い勝手に影響する重要なポイントです。
バッテリーの容量は、基本的にそのサイズに比例します。
大容量のバッテリーはサイズも大きいため、搭載するにはiPhone本体のサイズを大きくする、他のパーツを小型化するなどして、スペースを確保する必要があります。
そのため本体サイズも大型化するものと思われましたが、9TO5Macなどの情報によれば、幅・高さが1mmほど小さくなります。
一方で厚さ名が0.4mm増すため、この変化をどう捉えるかはユーザー次第かもしれません。
重量に関して言えば、iPhone 15 Proモデルはボディにチタンを採用するとの情報があります。
iPhone 14 Proで採用されているステンレスよりもチタンの方が軽いため、軽量化が図られる可能性があります。
ただ現状ではハッキリした数値は出回っておらず、200g前後だろうというアバウトな予測にとどまっています。
iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro | |
本体サイズ | 70.46mm × 146.47mm × 8.24mm | 71.5mm × 147.5mm × 7.85mm |
重量 | 約200g(予想) | 206g |
充電コネクタにはUSB-Cを採用?
iPhone 15シリーズの充電コネクタが、ついにUSB-Cになるのではないかと噂されています。
Render spotlight: the iPhone 15 Pro is expected to gain USB-C.
However, users will likely have to purchase MFi-certified USB-C accessories to get full data transfer speeds and charging speeds. #Apple #iPhone15https://t.co/LHxW4oX1f0 pic.twitter.com/iOoY10lZXI
— AppleInsider (@appleinsider) May 4, 2023
iPhoneは、長らくアップルが独自開発したLightning端子が採用されてきました。
登場当時は、表裏がなく小さめで使いやすい端子でしたが、現在スマートフォンやパソコンの周辺機器の多くはUSB-Cへ統一が進んでいます。
複数の規格が並立するのは、ユーザーにとってはそれぞれの対応機器を用意しなければいけないデメリットでしかありません。
数年前からiPhoneもUSB-Cに移行するというような話が挙がっていましたが、iPhone 15シリーズでとうとう実現するということのようです。
尚、EUではデバイスの充電用端子をUSB-Cに統一しなければならないという法律が採択されており、iPhoneもUSB-Cにしなければいけないことになるのですが、Appleが独自のUSB-C規格を設けようとしているという話も出ており、通常のUSB-Cケーブルが使えない可能性もなくはありません。
いずれにしても、iPhoneユーザーにとっては大きな変化であり、注目したいポイントです。
iPhone 15の保険は?
iPhoneは年々値上げされており、iPhone 15シリーズの価格も10万円以上が確実視されています。
大勢が使用するiPhoneですが、今や高級品となっていることは疑いようもありません。
普段から持ち歩く高額の機器なので、故障や盗難といったトラブルに備えて保険サービスに加入しておくと安心です。
iPhoneの保険といえばAppleCare+がメジャーですが、近年はAppleCare+自体の料金も高額となってしまっていて、保険としては少々利用しづらくなっています。
安価で利用することができるスマホ保険もあるため、自身にあったサービスを利用すると良いでしょう。
そこで気になるのは保険についての情報です。
iPhone 15の保険に関するリークはまだありませんが、アップルが販売するデバイスには1年間のハードウェア保証がついているため、iPhone 15シリーズに関しても購入から1年間の自然故障は修理代が無料になると考えられます。
AppleCare+ for iPhoneとは?
AppleCare+は、iPhoneのメーカーであるAppleが提供している公式の保証サービスです。
iPhoneが故障した際、安価で修理サービスを受けることができます。
いわゆるメーカー保証では、自然故障や初期不良といったものにしか対応していないので、落下による破損や水濡れといった万が一のトラブルに対応するにはAppleCare+の加入が必要となります。
メーカーの修理を受けられるため非常に安心感がありますが、利用料金が高いことがネックです。
iPhone SEシリーズを除けば月額1,000円以上かかる上に、修理時には安価ながら負担金もあるため、トータルでは意外と費用がかかってしまいます。
たとえばiPhone 14シリーズであれば以下の通りです。
モデル | 月払い | 2年間 |
---|---|---|
iPhone 14 | 1,280円 | 25,400円 |
iPhone 14 Plus | 1,450円 | 28,800円 |
iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max |
1,600円 | 31,800円 |
保険料を抑えるならモバイル保険
安価な保険サービスを利用したいという場合には、モバイル保険がおすすめです。
モバイル保険は、月額700円で修理時の自己負担金もありません。
修理時の費用も考えると、AppleCare+のほとんど半分の料金で利用することができます。
年に8,400円払っていればOKという安くて安心なスマホ保険です。
一方で保険金には上限があり、年間最大10万円までとなっています。
何度も高額の修理を行ってしまうとカバーしきれませんが、iPhoneの修理費用は最大で10万円前後であるため、ひどい損傷でも1回はカバーできます。
年になんかも壊れるということは稀なので、万が一に備える保険としては十分な内容といえます。
さらにモバイル保険には1契約で3つのデバイスを守れるというメリットがあります。
対象が幅広くiPadやAirPods、Apple Watch、携帯ゲーム機などにも利用できるため、未加入の機器があればまとめて保険をかけてしまうのも良いでしょう。
iPhone 15の保険として、ぜひモバイル保険も検討してみてください。
まとめ
2023年9月に発売が予定されるiPhone 15シリーズ。
なかでも注目の情報は、バッテリーが前世代よりも大幅にアップするというものです。
Mac Rumorsによる、iPhone 15シリーズのバッテリー容量の上昇率は以下の通りとなっています。
- iPhone 15 → 18.2%増
- iPhone 15 Plus → 13.5%増
- iPhone 15 Pro → 14%増
- iPhone 15 Pro Max → 12.2%増
どのモデルも10%以上のバッテリー増強が見込まれています。
iPhoneのバッテリーが長持ちすれば、頻繁に充電しなくて済んだり、モバイルバッテリーを持ち歩かなくてよかったりと、メリットがたくさんあります。
いまから発売が楽しみですね!