【最新】iPhone 17 vs iPhone 16 徹底比較|どちらを買うべき?失敗しない選び方
- 2025年09月12日
- iPhone
2025年9月、とうとう最新モデルiPhone 17シリーズが発表されました。
iPhoneの購入時に新たな選択肢が増えたことになります。
一方で、これまで最新シリーズであったiPhone 16は1世代型落ちのモデルとなります。
型落ちといっても十分な性能があり、値下げもされるため買い頃の端末でもあります。
この記事では、iPhone 17とiPhone 16、どちらを買うべきか悩んでいる方に向けて、iPhone 17とiPhone 16の違いをを分かりやすく比較していきます。
スマホ選びで後悔しないために、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
iPhone 17はどう進化した?
最新のiPhone 17シリーズはどのような端末なのでしょうか。
ウリやアップデートされたポイントをまとめていきます。
詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。
iPhone Airが登場
2025年の新型iPhoneは、ラインナップに大きな変化がありました。
iPhone Airの登場です。
名前に「17」を冠しておらず、厳密にはiPhone 17シリーズではありません。
ただ同時に発表・発売されるため、購入するiPhoneを選ぶ際には、iPhone 17シリーズと同じように新型iPhoneとして選択肢に入ってきます。
来年も同じタイミングでiPhone Air2が登場するのであれば、フラグシップモデルの各シリーズの1つと考えても問題はないでしょう。
iPhone SEシリーズのように数年おきに発売されるのか、毎年発売されるのか、今後の販売スケジュールには注目です。
iPhone Airの特徴は、薄くて軽いスマートなiPhoneであること。
6.5インチの大型ディスプレイを搭載している一方で、厚さは5.64mmという驚異的な薄さ、重量も画面サイズが一回り小さいiPhone 17よりも軽い165gです。
さらに、登場と同時に廃止されたPlusモデルと同じく大型ディスプレイを採用しているため、Plusモデルに近いモデルというイメージを持ってしまいがちですが、搭載されているチップはProモデルと同じもの。
「大型のスタンダードモデル」であったPlusモデルと異なり、iPhone AirはiPhone 17 Pro・iPhone 17 Proと並ぶ上位のモデルとなっています。
ただし、カメラが1眼であることやバッテリーの持ちが悪いことなど、Proモデルよりも劣る部分があります。
基本的な性能はProモデルと同じで、一部の機能やパフォーマンスを犠牲に薄型・軽量・安価を実現したモデルといえます。
デザインの変化
iPhone 17シリーズの見た目上の変化としては、主に背面のカメラ部分とフレームの素材が挙げられます。
カメラはこれまで背面の左上にコンパクトに収納されていましたが、iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Maxでは、カメラを収める四角い枠が横幅いっぱいに広がり、存在感が増しました。
iPhone Airに至ってはカメラが1基しかなく、横に細い帯状となったカメラの枠はちょうどGoogle Pixelのような印象を受けるデザインとなっています。
フレームについては、Proモデルがチタン素材からアルミ素材に変更されました。
iPhone 15 Proで登場したばかりでしたが、高度な処理にはつきものとなる発熱に対処するため放熱性の高い素材に変更する意図があったようです。
Proモデルが手放した形になるチタン素材ですが、アルミには劣るものの放熱性は高く、剛性に優れ頑丈であるため、薄く華奢な筐体を持つiPhone Airに採用されています。
チップ性能の向上
最新シリーズであるiPhone 17シリーズには、最新のチップが採用されます。
iPhone 17にはA19チップ、iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro MaxにはA19 Proチップが搭載されています。
チップは人でいう脳にあたるパーツで、動作に必要となる計算処理を行っています。
祭祀の高性能なチップを搭載することで、処理性能や電力効率がさらに向上していることになります。
特に注目されているのがAI関連処理の大幅な高速化で、Apple Intelligenceが強化されるうえで必要不可欠といえます。
Apple Intelligenceがさらに進化
Apple IntelligenceはiPhone 16シリーズの目玉でしたが、発売時点では米国をはじめとする一部の地域に限定されており、日本で使用できるようになったのは約半年後の2025年4月からです。
機を逃した感があり、日本ではまだiPhoneのAI機能はあまり話題になっていないように思います。
画像生成やメッセージの作成、文章の要約・校正といったいわゆる生成AIとしての機能に加え、ChatGTPと連携してSiriがより高度な処理を行えるようになるなど、iPhone全体の機能を底上げするものでもあります。
今回強化されたライブ翻訳は、メッセージやFaceTime、電話アプリなどと連携して、自動翻訳や翻訳しつつの書き起こし、相手にも翻訳して送る・発話することができるなど、言語の違う人との間でもスムーズにコミュニケーションをとることができる機能です。
今後もiPhoneがより便利なものになるよう機能が強化されていくと想定されます。
iPhone 16の実力を改めてチェック
iPhone 16シリーズは、2024年に登場した現行モデルとして、多くの最新機能を備えています。
Apple Intelligenceの初対応モデルであることに加え、チップやカメラ、使い勝手などの面で「完成度の高さ」が評価されています。
A18 Proチップの高性能処理
iPhone 16 ProおよびiPhone 16 Pro Maxに搭載されている「A18 Proチップ」は、Macbook ProやMacに搭載されているM3チップに近いアーキテクチャを採用しており、非常に高速な処理能力を誇ります。
これにより、ゲームや動画編集といった高負荷な作業もスムーズにこなせるほか、AI機能やマルチタスクの動作も快適です。
特にApple Intelligenceとの親和性が高く、オンデバイス処理による高速な生成・解析処理にしっかり対応している点は、今後のAI時代に向けた重要な強みです。
iPhone 17 Proにはさらに進化したチップが搭載される見込みですが、十分に活躍できる高性能なチップといえます。
Apple Intelligenceにフル対応
iPhone 16シリーズは、Appleが新たに展開した生成AI「Apple Intelligence」に初めて対応した機種です。
メールやメモの要約、自然な文調での返信生成、画像の自動補正など、日常に役立つスマート機能が搭載されています。
iPhoneの大部分の機能は、旧端末であっても5世代前までであれば、iOSのアップデートによって利用できるようになります。
しかしApple Intelligenceは高い処理能力が要求されるため、iPhone 16シリーズ以外ではiPhone 15 Pro・iPhone 15 Pro Maxしか使うことができない限定的な機能です。
今後のiPhoneに欠かせないであろうApple Intelligenceに対応するモデルであることは、iPhone 16の強みの1つといえます。
ここ数年の新機能も多数
iPhone 16には、Apple Intelligenceの他にも、ここ数年で実装された多くの新機能があります。
もちろんこれらはiPhone 17にも引き継がれるはずですが、数世代前からの機種変更であればiPhone 16でも十分な恩恵があるかもしれません。
Dynamic Island
iPhone 14 Proで初登場し、iPhone 15・iPhone 16では標準化されたインターフェースです。
通知や着信、再生中の音楽、タイマーなど、特定の機能の使用時にこれまでと異なるリッチな表示を行う機能です。
画面上部の切り欠きが無くなり、カメラやセンサー類はパンチホール形式の配置になりましたが、この非表示となる領域をうまく巻き込んだ表示を行うことで、非表示領域があることを感じさせずストレスのない利用を可能としています。
アクションボタン
アクションボタンはiPhone 15 Proに初めて実装された機能で、iPhone 16シリーズではスタンダードモデルであるiPhone 16・iPhone 16 Plusにも搭載されています。
左側側面の上部にあるボタンで、サイレントボタンと入れ替わる形で設置されました。
カスタマイズ可能なショートカットボタンで、ユーザーが任意に機能を割り当てて使うことができます。
本来数アクション必要な操作でもワンタッチで使えるようになるので、よく使うボタンを割り当てることで操作性が増し、時短などにもつながります。
iPhoneをより快適に使うことができる機能です。
カメラコントロール
iPhone 16シリーズで初登場した、カメラをより使いやすくするためのボタンです。
これまで何も配置されていなかった右側側面の下部に配置されたボタンで、ワンタッチでカメラアプリを起動することができます。
カメラ起動中にはシャッターボタンとして利用できるほか、なぞるように指をスライドすることで、ズームの調整やカメラの切り替えなどをシームレスに行うことも可能です。
撮影する機会の多い人には恩恵が多い機能といえそうです。
iPhone 17を買うべき? 16を買うべき?迷ったときの判断ポイント
最新のiPhoneですから、iPhone 17とiPhone 16のどちらの方が高性能かといえば、間違いなくiPhone 17になります。
ではiPhone 16を選ぶ魅力は何なのかというと、型落ちで値下がりしているため購入価格が安いことになるでしょう。
基本的にはこの性能と価格の違いで比較することになります。
ただし、今回はもう1つ大きく影響する要素があります。
それがiPhone 17がeSIMしか使えないことです。
一度切り替わった以上、今後のiPhoneにはSIMカードを指すスロットは搭載されず、eSIMを使わなければいけないでしょう。
iPhone 16を選んだとしてもいずれ切り替える必要があるので、この機種変更の機に変えるというのもスマートな考えですが、「eSIMはよくわからないから変えたくない」という人もいるはずです。
iPhone 16であればSIMカードを使い続けられるので、先延ばしになるだけですが、これもiPhone 16を選ぶ理由の1つにはなるかもしれません。
ここでは、判断の参考になるポイントをまとめます。
- 最新スペックをとにかく試したい
- 新しいデザインやAI体験に興味がある
- 毎年買い替えるガジェット好き
- スマホでよくゲームをする
- 薄くて軽いiPhoneがいい(iPhone Air)
- Apple Intelligenceを使ってみたい
- 費用を抑えたい
- iPhoneの機能を使い切れていない
- SIMカードのまま使いたい
まとめ
iPhone 17とiPhone 16の違いを整理していきました。
iPhone 16もまだまだ十分現役のモデルです。
OSのアップデートも5年ほどは続けられますし、1世代程度の型落ちであれば、性能に不足を感じることはほとんどないでしょう。
2~3万円ほどの価格差に見合う魅力があるかどうか、ぜひ検討してみてください。
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