単なるマナーモードじゃない!?iPhone『おやすみモード』を使いこなす活用術!
- 2026年04月09日
- その他
通知が鳴るたびに手を止めてしまったり、寝る前にスマホを見続けてしまったりと、iPhoneを便利に使うほど、通知に振り回される場面も増えてきます。
とはいえ「全部オフにして連絡が取れなくなるのは困る」「朝のアラームはちゃんと鳴ってほしい」と感じることもあるのではないでしょうか。
そんな「通知が多すぎる」と「大事な通知まで見逃してしまう」の間をちょうどよく調整してくれるのが、iPhoneの「おやすみモード」。
実はこれ、単なるマナーモードのように音を消す機能ではなく、「集中モード」の一種として、通知を受け取る相手やアプリを選んだり、時間帯に合わせて自動で切り替えたりと、かなり柔軟にコントロールできる機能なのです。
この記事では、「集中モード」との関係をふまえながら、おやすみモード・睡眠モード・仕事モードなど違いをわかりやすく整理し、シーン別のおすすめの使い分け、基本の設定、解除方法、さらには「必要な通知だけ通す」ための調整のコツまでをまとめて解説します。
目次
おやすみモードとは?
「おやすみモード」は、「今すぐ、または一時的に通知を止めたい」時に着信や通知を制限する汎用的なモードです。
iOS 15からは「集中モード」の中におやすみモードが組み込まれるようになりました。
集中モードではおやすみモードと同様に、仕事中やプライベートなど、状況に合わせた通知設定ができるようになっています。
以前のおやすみモードは就寝中の通知のオン・オフをカスタマイズできる機能でしたが、新たに備わった集中モードは就寝中に加えて仕事、プライベート、自由にカスタマイズできるカスタムモードなど、さまざまなシーンにあわせて通知のオン・オフをカスタマイズできる仕様になっています。
マナーモードと似ているように感じると感じるかもしれませんが、マナーモードはあくまでも通知を消音し、バイブレーションに変更する機能であるのに対し、集中モードは手動でオン・オフしやすく、シンプルに「通知もバイブレーションも静かにさせる」のがメインの機能です。
これによりiPhoneの通知によって集中力を削がれたり、プライベートの時間を邪魔されたりすることを防げるようになりました。
同じく集中したいときに使えるモード!
iPhoneには「おやすみモード」に加え、さまざまな集中力を高めるためのモードが用意されています。
質の良い眠りをサポートする「睡眠モード」や、特定の業務関連の通知に絞る「仕事モード」が用意されています。
また、プライベートな時間を重視した「パーソナルモード」や、安全運転を促進する「運転モード」も存在します。
これらのモードは、状況に応じて最適な使い方を提供し、私たちの生活を豊かにしてくれます。
質の良い眠りをサポートする「睡眠モード」
「睡眠モード」は、より良い睡眠をとり、規則正しい生活を送るためのモードです。
「おやすみモード」と「睡眠モード」は名称も似ており混同してしまいがちですが、目的と動作がハッキリと異なっています。
「おやすみモード」が通知を制限して静かな時間を作るための機能であるのに対し、睡眠モードはヘルスケアアプリの睡眠スケジュールと連動して睡眠の質をサポートする機能となっています。
例えば、Apple Watchを使っている場合、睡眠ログ(眠りの深さなど)を自動計測してくれます。
さらに、画面の輝度が最も低くなる設定にすることで、夜間でも視覚的な刺激を抑え、質の高い眠りを実現するのを手助けしてくれます。
仕事に没頭したい時の「仕事モード」
「仕事モード」が「おやすみモード」や「睡眠モード」と決定的に違うのは、「働く環境に合わせて通知と画面を自動で切り替える」という点です。
おやすみモードが「全部静かにする」のに対し、仕事モードは「仕事に関係ないものだけを削ぎ落とす」イメージです。
職場に着いたら自動でON、会社を出たら自動でOFFにでき、「Slack」や「Zoom」を開いている間だけONにすることも可能です。
仕事モードを有効にすることで、特定のアプリや連絡先からの通知のみを受け取ることができるため、無駄な情報に邪魔されることなく、重要なタスクに集中できます。
たとえば、プロジェクト管理アプリやチームチャットアプリからの通知はまとめて受け取りつつ、プライベートのメッセージや SNSからの通知は制限することが可能です。
休日を邪魔させない「パーソナルモード」
「パーソナル」モードは、一言で言うと「プライベートな時間を守るためのモード」です。
「仕事モード」とは真逆の役割を持っていて、「仕事の連絡や通知をシャットアウトして、自分や家族の時間を楽しむ」ために使います。
気分のオン・オフを切り替えるのが苦手な人にもぴったりのモードです。
仕事モードが「仕事に集中する」のに対し、パーソナルモードは「仕事のメール、Slack、カレンダーの通知をあえて見ない」ようにできます。
「職場を離れたとき」や「自宅に着いたとき」を条件に設定しておけば、帰宅と同時にスマホもプライベート仕様に切り替わります。
自分にとって重要なコミュニケーションを保ちながら、余計な干渉を避けることができる機能です。
自分専用の「カスタムモード」
「カスタムモード」は、通知の制御や画面の状態などを自分好みに細かく設定できる集中モードです。
iPhoneに最初から用意されている「仕事」や「睡眠」といった基本的な枠組みにとらわれず、用途に合わせて設計することができるのが特徴です。
特定のアプリのみ通知を許可したり、逆に遮断したりすることができます。
ホーム画面・ロック画面の切り替えや、カレンダー・メールなどのフィルタ機能なども利用可能です。
いきなり完璧なものを作ろうとすると失敗しやすいので、まずはデフォルトの集中モードを使い、それを基準に少しずつ変化させていくとよいでしょう。
もう通知に振り回されない!シーン別おすすめの使い分け
通知に振り回されないためには、「今、自分にとって必要な情報以外をシャットアウトする」という考え方でシーン別に使い分けるのがおすすめです。
夜は「おやすみモード」を設定して重要な連絡だけを受け取り、安心して眠りにつけます。
仕事や勉強中は「仕事モード」を使用して業務関連アプリの通知のみ受け取ると良いでしょう。
休日には「パーソナルモード」を使い、親しい人からの連絡を優先することでリラックスした時間を楽しむことができます。
そして、カスタムモードを設定すれば、個々のシーンに合わせた使い方ができ、自分のライフスタイルに最適な通知管理ができるでしょう。
どうやって設定する?iPhoneでの基本操作ガイド
一番簡単なオン・オフ方法は、画面の右上から下にスクロールし、コントロールセンターを開くことです。
コントロールセンターを開くと三日月のアイコンまたは「集中モード」をタップします。
アイコンが白く点灯し、「お休みモードがオン」になれば成功です。
解除する場合も同様にコントロールセンターを開き点灯している三日月アイコンをもう一度タップして消灯させれば解除完了です。
基本的な細かい設定は、設定アプリから「集中モード」、「おやすみモード」の順に開きます。
- [設定]を開いて[集中モード]を選択
- [おやすみモード]を選択
- [連絡先を許可]を選び、家族や緊急連絡先を追加
- [アプリを許可]で、通知が欲しいアプリ(例:タイマーなど)を登録
朝も安心!おやすみモード中でもアラームは鳴る?
「おやすみモード」を設定していると、通知がオフになり、メッセージやアプリのアラート音が消えますが、安心してください。
実は、このモード中でもアラームはしっかりと鳴ります。
iPhoneのアラーム機能は、「おやすみモード」にかかわらず通常通り動作し、設定した時間にアラームが鳴るため、安心して眠りにつくことができます。
ただし、アラームが鳴るためには、音量がゼロに設定されていないことを確認する必要があります。
アラームが鳴らないことを防ぐために、iPhone横のスイッチがオレンジ色(消音)になっていてもアラームは鳴りますが、アラーム自体の音量が小さすぎないか、事前に「時計」アプリ内の設定で確認しておきましょう。
また、iPhone標準の「時計」アプリではなく、App Storeから入れた別の目覚ましアプリを使っている場合は、おやすみモード中に通知がブロックされる可能性があります。
その場合は、設定からそのアプリを「通知を許可」に追加する必要があります。
これで質の良い眠りを得るだけでなく、目覚めも確実にサポートされるため、安心して「おやすみモード」を利用できます。
もっと便利に使いこなす設定のコツ
iPhoneの「おやすみモード」を最大限に活用するためには、適切な設定が不可欠です。
通知のオン・オフを細かく調整する方法や、特定の相手からの連絡を逃さないための設定などを使いこなし、デジタル環境を整え、ストレスを軽減しながら快適なライフスタイルを実現します。
特定の「時間」にまとめて通知を見る
iPhoneには「通知要約」という便利な機能があります。
急ぎではないSNSやニュースの通知を特定の時間にまとめて受け取ることができる機能です。
煩わしい通知に邪魔されることなく、指定したタイミングで情報を得ることができます。
[設定] から [通知] 、 [時刻指定要約]から設定を行うことができます。
たとえば、朝・昼・晩の3回に分けて通知をまとめる設定を行えば、集中している時やリラックスしたい時に通知が増えることはありません。
これにより、1日の情報を効率的に管理でき、より充実した時間を過ごすためのサポートになります。
誰からの連絡を通すか決める(連絡先の設定)
「おやすみモード」を使う際、誰からの連絡を通すかを決めることも重要です。
設定から「集中モード」、「設定したいモード(仕事など)」を選びます。
「連絡先」をタップ「通知を許可」にチェックをいれ、「+追加」で「このモードでも連絡を受けたい人」を選びます。
逆に「この人だけは消音したい」場合などは「通知を消音」を選んで追加します。
どのアプリを鳴らすか決める(アプリの設定)
「おやすみモード」ではどのアプリの通知を受け取るかを細かく指定することができます。
必要な情報だけを意図的に指定し、受け取ることで、集中力を損なわずに集中できます。
「設定」アプリを開いた後、「集中モード」を選択し、該当のモードを開きます。
次に、「アプリを許可」をタップし、通知を受け取りたいアプリを選びます。
これにより、自分が重視するアプリだけを受け取り、余計な干渉を避けながら効果的に過ごせる環境が整えられます。
使いこなしのコツ:通知の見せ方・緊急連絡の「例外」を作る
通知の設定を工夫することで使い勝手が向上します。
「連絡先」の設定内にある「繰り返しの着信を許可」をONにしておく、同じ人から3分以内に2度目の電話があった際、緊急とみなされて通知が鳴るようになります。
それと同時に、「即時通知」をオンにチェックを入れておくことで緊急災害通報アラートなど、システムが「緊急」と判断した通知だけはモード中でも通知される使用になります。
さらに、通知の見せ方を細かく調整することも可能で、通知が来たときに「画面を光らせるか」、「バッジ(赤い数字)を出すか」までまでコントロールできます。
集中モードの設定画面で「オプション」をタップすると、通知が来たときにどのように表示するかを選ぶことができます。
「通知センターに表示」をONにすれば、ロック画面に通知が出ず、指で上にスワイプした時だけ通知が見れるため、作業中の視覚的干渉を減らせます。
「通知バッジを非表示」に設定すれば、ホーム画面のアイコン右上に表示される赤い数字(未読数)が消え、視覚的なストレスを軽減することができます。
「解除し忘れ」を防ぐためのコツとして、コントロールセンターで三日月アイコンをタップする際に、文字の部分(「おやすみモード」など)を長押しし、「1時間」や「この場所を出るまで」といった選択肢が表示されるため、自動的にオフに戻る設定ができ、安心して利用できます。
まとめ
この記事では、iPhoneの「おやすみモード」を中心に、その便利な使い方と活用術を解説しました。
この機能は単なるマナーモードではなく、通知を選択的に管理することで、質の良い睡眠や集中力をサポートします。
さらに、集中モードとの関係性を理解することで、仕事やプライベートの時間にも役立つ柔軟な使い方が実現可能です。
睡眠モードや仕事モード、パーソナルモードなど、シーンに応じた使い分けができるため、ライフスタイルに合わせた最適な設定が大切です。
これらの設定を活用し、自分自身のデジタル環境を整えることで、より充実した日々を送っていただけるでしょう。





























