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【7/27発売開始!】Google Pixel Foldは買うべきか?折りたたみスマホのメリットとデメリット

【7/27発売開始!】Google Pixel Foldは買うべきか?折りたたみスマホのメリットとデメリット

2023年5月11日、GoogleはGoogle初の折りたたみスマートフォンである「Google Pixel Fold」を発表しました。
6月20日から予約を開始し、7月27日に発売されました。

Pixel Foldで注目なのは、なんと言ってもその形状。
2つのスマートフォンを並べたような大きさで、真ん中を折りたためます。

Pixel Foldは買うべきかどうか、折りたたみスマホのメリットとデメリットを踏まえたうえで考えてみることが大切です。

Pixel Foldの特徴は?

Pixel Foldは、Googleが初めて発売する折りたたみのスマートフォンです。

広げたときの幅は158.7mmあり、折りたたむと79.5mmとなります(縦は139.7mm)。
Pixel Foldと同時に発表されたGoogle Pixel 7aが幅72.9mm×縦152.0mmのため、だいたい通常のスマホを並べたくらいのサイズ感といえます。

Pixel Foldのスペック

Google Pixel Foldには、「Google Tensor G2」というプロセッサを採用。

Google Tensor G2は、Googleが独自開発した2代目のプロセッサであり、現状における最上位チップです。
電力効率の向上により、バッテリーが長持ちするようになり、また機械学習の高速化にも寄与しています。

また、Pixel Foldではカメラを3つ搭載。
「背面カメラ」「前面カメラ」「インナーカメラ」で質の高いカメラエクスペリエンスを得ることができます。

その他のスペックは以下の通りです。

Google Pixel Foldのスペック
サイズ(折りたたみ時) 縦139.7mm×幅79.5mm×厚さ12.1mm
サイズ(広げた時) 縦139.7mm×幅158.7mm×厚さ5.8mm
重量 283g
ディスプレイ(内部) 7.6インチ
ディスプレイ(外部) 5.8インチ
バッテリー駆動時間 24時間以上
(スーパーバッテリーセーバー使用なら最長 72 時間)
メモリ 12 LPDDR5 GB RAM
ストレージ 256GB
プロセッサ Google Tensor G2
背面カメラ 48メガピクセル Quad PD
背面カメラ 48メガピクセル Quad PD
10.8メガピクセル ウルトラワイド カメラ
10.8メガピクセルのデュアル PD 望遠カメラ
前面カメラ 9.5メガピクセルのデュアル PD
インナーカメラ 8メガピクセル
認証 指紋認証
顔認証
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Pixel Foldの価格

Pixel Foldの価格は253,000円です。
Google Pixelシリーズは、ミドルモデルの価格でハイエンドモデルに届く性能という高いコストパフォーマンスが魅力で、日本でもAndroidスマホの中では大きな存在感を示すようになってきました。
高価なモデルが散見される折りたたみスマホでも、同様に比較的安価でコストパフォーマンスの高い機器を期待しましたが、他のモデルと遜色のない25万円という大台に乗る形となりました。

ただ下取りが用意されているのは嬉しいポイントです。
同社製品であるGoogle Pixelシリーズは当然として、AppleのiPhoneやSonyのXperia、SamsungのGalaxyなど他社のスマホも下取りが可能となっているので、Google Pixel以外からも乗り換えやすくなっています。
Google Storeの購入時に選択をする箇所が用意されているので、容易に利用できます。

Pixel Fold購入時に利用できる下取り価格の一例
Pixel 6 33,750円
Pixel 6 Pro 40,500円
Pixel 6a 25,000円
Pixel 7 40,500円
Pixel 7 Pro 50,000円
iPhone 14 61,413円~
iPhone 14 Pro 72,739円~

 

折りたたみスマホはなぜ折りたためる?仕組みがスゴい

折りたたみスマホ自体は、Pixel Foldが登場する以前から存在しました。

初めて登場したのは、2018年、中国企業のRoyoleが開発した「FlexPai」。
その後も、サムスンの「Galaxy Fold」やHuaweiの「Mate X.」、Xiaomiの「Mi Mix Fold」などが続きます。

ところで、どうして折りたたみスマホは折りたためるのか気になりませんか。
ここでは、折りたたみスマホの仕組みを簡単に説明していきます。

【理由1】有機ELディスプレイ

折りたたみスマホが折りたためる理由のひとつとして、まず挙げられるのは有機ELディスプレイを採用しているということです。

有機ELディスプレイの以前は、液晶ディスプレイが使用されていました。
液晶ディスプレイは、バックライトが液晶やカラーフィルター、ガラスを透過して画面を表示しています。

一方、有機ELディスプレイはカラーフィルター自体が発光体であるため、ガラスとカラーフィルターだけで構成でき、折りたたむハードルを下げるのに貢献しました。

【理由2】折りたためる超薄型ガラス

もう一点重要なのは、折りたためる超薄型ガラスが開発されたことです。

ガラスは折りたためないイメージがあると思いますが、折りたたみスマホで採用しているガラスは可能です。

サムスンが2020年2月に発売した「Galaxy Z Flip」には、「UTG(Ultra-Thin Glass)」という超薄型ガラスが採用されていますが、その厚さはなんと30マイクロメートル。
髪の毛の厚さが100マイクロメートルほどと言われているので、それよりも3分の1以上薄いガラスが採用されているということです。

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有機ELディスプレイと超薄型ガラスの登場によって、折りたたみスマホは折りたたむことができています。

 

 

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折りたたみスマホのメリット

Google Pixel Foldや他の折りたたみスマホの購入を検討しているなら、メリットとデメリットの両方を見比べることが大切です。

ここからは、まず折りたたみスマホのメリットを解説していきます。
代表的なメリットとしては、画面が大きいことやマルチタスクが可能なことが挙げられます。

画面を大きく使える

折りたたみスマホの最大のメリットは、なんと言ってもスクリーンの大きさです。

Pixel Foldが開いた状態のディスプレイは7.6インチ。
Google Pixel 7aが6.1インチであるため、1.5インチもディスプレイが大きい計算になります。

画面が大きいと、動画を視聴するのにも、電子書籍を楽しむのにも大きなメリットとなります。
スマホゲームをよく楽しむ人なら、より迫力のあるスクリーンでプレーを楽しめるでしょう。

マルチタスクが可能

ディスプレイの大きさと関連して、マルチタスクができるのも折りたたみスマホのメリットです。
たとえば、画面の半分でGoogle ドキュメントのような文書を作成するアプリを開いて、もう片方ではGoogle Chromeで調べものをするといった活用方法が可能です。

また、Googleの公式ブログによれば、YouTubeにおいて「立てかけた時の上側の画面で動画を視聴できるほか、今後のアプリのアップデートにより、下側の画面でプレーヤー コントロールにアクセスできる」ようになるとのこと。

今後、折りたたみスマホのUIに適合したアプリが開発されたり、アップデートが行われたりすることも期待できます。

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背面カメラで自撮りができる

背面についている高性能カメラで自撮りができるのも、折りたたみスマホならでは。

Pixel Foldは、折りたためば通常のスマホのように使えます。

つまり、開いた状態で裏返せば背面カメラの隣にディスプレイが配置されています。
この状態で自撮りをすれば、ディスプレイを見ながら背面の高画質カメラで上手に自撮りが可能です。

このメリットが最も魅力的なのは、動画配信やライブチャットをしている方かもしれません。

インカメラの性能も年々向上していますが、背面カメラには劣ります。
よりきれいな映像を自分で確認しながら動画配信や撮影をしたいなら、折りたたみスマホがおすすめです。

 

折りたたみスマホのデメリット

折りたたみスマホには多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。

ただ、今回発売されるPixel Foldでは、従来の折りたたみスマホがもっていたデメリットをなるべく改善する努力も見受けられます。
そういった部分も確認しながら、折りたたみスマホのデメリットを解説していきます。

重たい

折りたたみスマホは、通常のスマホを2つ並べたようなサイズであるため、その分重量が重くなる傾向にあります。

Pixel Foldの重量は283g。
同時に発表された通常型スマホのGoogle Pixel 7aが193.5gなので、90gほど重くなっています。

女性の方や普段スマホをポケットに入れている方などは重さが気になるかもしれません。

持ちづらい

折りたたみスマホは、閉じた状態なら通常のスマホのような形状で利用することができます。
ただ、折りたたんで使うと、厚みが出てしまう分、持ちづらさを感じる方もいるかもしれません。

Pixel Foldは、その点を配慮した設計となっています。

Pixel Foldの折りたたんだときの厚みは12.1mm。
サムスンが2022年9月に発売した「Galaxy Z Fold4」が14.2~15.8mmなので最大でも3.7mmも薄い形状となっています。

数字は小さいですが、持ってみると大きな違いを感じられるでしょう。

防水性能

折りたたみスマホに関しては、防水性能も気になる部分です。

ヒンジで開閉する折りたたみスマホは、防水性能を担保するのが困難と言われています。
たとえば、2022年8月にXiaomiが発表した「Xiaomi MIX Fold 2」は防水性能なし。
水没すると、せっかくのスマホが故障してしまいます。

一方、Pixel Foldは「IPX8」の防水性能をもっている優れものです。
「IPX8」は、1.5mの真水に約30分沈んでいても水が入らないことを意味しています。

値段が高い

通常のスマホと比較して、値段が高いことも折りたたみスマホのデメリットと言えるでしょう。

先ほど少し触れたように、Pixel Foldの価格は253,000円とかなり高額です。
Pixel 7aがGoogleストアの価格で62,700円なので約4倍、高性能のノートパソコンが購入できるくらいの値段です。

モニターが大きく、スペックも高いため、値段が高くなることも仕方ないかもしれませんが、通常のスマホで満足している方にはなかなか手が届かないでしょう。

もし、手に入れたいなら下取りなどを活用すれば、比較的安く購入できるかもしれません。

 

折りたたみスマホの修理料金はどのくらい?

本体価格が高価であるため、修理価格もどうしても高額になりがちです。
特にインナーディスプレイの修理は非常に高価で、使用時以外は折りたたんでいるため傷つきづらいとは思いますが、万が一の時のリスクは小さくありません。

故障に備えて、購入時には補償サービスに加入しておくのがオススメです。
修理はGoogle Pixelシリーズと同じく、日本におけるGoogle正規修理サービスプロバイダーのiCrackedで行うことができます。
基本的にパーツが取り寄せになるようなので、修理を行う際は事前予約必須です。

Pixel Fold修理料金
修理箇所 料金
インナーディスプレイ 148,500円
アウターディスプレイ 29,480円
背面パネル 19,580円
インナーフロントカメラ 16,280円
アウターフロントカメラ 16,280円
リアカメラ 30,580円
バッテリー交換 19,580円
基板交換(256GB) 81,180円
その他パーツ交換 14,080円
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修理料金を抑えたいならモバイル保険!

折りたたみスマホが故障すると、修理するには数万円の費用を要します。

なるべく修理費用を抑えて、せっかく購入した折りたたみスマホを長く利用したいなら、モバイル保険に加入しておくことをおすすめします。

モバイル保険は、月額700円で加入できるスマホ保険です。
補償額は年間10万円のため、金額内に収まれば自己負担なしで修理を受けることができます。

また、嬉しいのは1つの契約で3つのデバイスをまとめて補償対象にできること。
折りたたみスマホと通常のスマホの2台持ちでも、両方とも守ることが可能です。

Google Pixel Foldを購入する際は、ぜひモバイル保険の加入もご検討ください!

 

まとめ

Google Pixel Foldの発表で注目を集める折りたたみスマホ。
画面が大きく、動画や電子書籍をより楽しめたり、マルチタスクができたりとさまざまなメリットがあります。

一方、デメリットも存在します。
画面の大きさは重量の重さや持ちづらさに影響し、人によっては使いづらく感じるかもしれません。
また、値段も高額でPixel Foldの価格は253,000円です。

実際に購入する際は、メリットとデメリットを見比べながらじっくり検討することが重要です。

Pixel Foldについての最新情報はこちらの記事をご覧ください。

 

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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