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Pixel 8 Proは買うべきか?Pixel 7 Proとの違いを徹底比較

Pixel 8 Proは買うべきか?Pixel 7 Proとの違いを徹底比較

2023年の秋ごろに発売される予定のGoogle Pixel 8 Pro。

Proモデルは、Googleが発売する人気のスマートフォンであるPixelシリーズのなかでも、最もハイエンドなモデルです。

今回は、Pixel 8 ProとPixel 7 Proを比較していきます。
価格やスペック、カメラなど、さまざまな側面から比較しますので、Pixel 8 Proを買うかどうかの参考にしてください!

Pixel 8 Proの発売日・価格の予想は?

まずは、Pixel 8 Proの基本的な側面から解説していきます。
Pixel 8 Proはいつ発売されて、どれくらいの価格になるのか、考えていきましょう。

Pixel 8 Proは10月の木曜日に発売?

Pixelシリーズには、フラッグシップモデルと廉価版のaシリーズがあります。
毎年、まずフラッグシップモデルが発売され、その数か月後にaシリーズが発売される流れとなっています。

Pixel 8 Proはフラッグシップモデルにあたります。
歴代のフラッグシップモデルがいつ発売されているのかは、以下の通りです。

モデル 発売日
Pixel 3 XL/3 2018年11月1日(木)
Pixel 4 XL/4 2019年10月24日(木)
Pixel 5 2020年10月15日(木)
Pixel 6 Pro/6 2021年10月28日(木)
Pixel 7 Pro/7 2022年10月13日(木)

Pixel 4 XL/4以降、基本的にフラッグシップモデルは10月の第3木曜日か第4木曜日に発売されています。

そのため、Pixel 8 Proも10月の木曜日に発売される予定です。
具体的な日にちとしては、2023年10月19日(木)や10月26日(木)が考えられるでしょう。

Pixel 8 Proは値上げの可能性も

Proシリーズは、Pixel 6 Proから始まった比較的新しいモデルです。
2021年に発売されたPixel 6 Proと2022年に発売されたPixel 7 Proは、日米で販売価格が異なります。

モデル アメリカ 日本
Pixel 6 Pro 899ドル~ 116,600円~
Pixel 7 Pro 899ドル~ 124,300円~

ご覧のように、アメリカではPixel 6 ProとPixel 7 Proの価格が据え置かれたのに対して、日本では1万円弱値上がりしているのがわかります。
これは、為替相場を反映した価格設定と思われ、状況次第でPixel 8 Proも日本では割高になる可能性はあります。

また、アメリカにおいてもPixel 8 Proは値上げされるのではないか、という情報もあります。

Android Authorityでは、「インフレや景気などを考慮し、多少の値上げがあっても不思議ではない」としています。
Googleが2023年5月11日に発売した最新のPixel 7aが、前モデルのPixel 6aから50ドルほど値上がりしたことも、懸念材料であるとか。

アメリカでも値上げされるとすれば、日本でも値上げは避けられないでしょう。

 

【デザイン】Pixel 8 Proはフラットディスプレイ採用?

それでは、Pixel 8 ProとPixel 7 Proがどのように異なり、進化しているのかを比較していきましょう。

まずは、デザイン面から。
サイズはどのくらいなのか、ディスプレイはどう変わるのかをまとめていきます。

サイズ

複数のリーク情報によると、Pixel 8はPixel 7より小型化されるとの情報があります。
Android Authorityによると、Pixel 8 Proも、Pixel 7 Proよりやや小型化されるという情報はあるものの、その変化は限定的です。

モデル サイズ(ミリ)
Pixel 7 Pro 162.9 x 76.6 x 8.9
Pixel 8 Pro 162.6 x 76.5 x 8.7

Pixel 8 Proは、Pixel 7 Proから、縦が0.3ミリ、幅が0.1ミリ、厚みが0.2ミリ小さくなることが予想されています。

ディスプレイ

Pixel 6 Proから、Proモデルでは「エッジディスプレイ」を採用してきました。
これは、ディスプレイの端が丸みを帯びている形で、手になじみやすいというメリットがある一方で、フィルムが貼りにくいなどのデメリットもあります。

しかし、Android Authorityによると、Pixel 8 Proでは、このエッジディスプレイを廃止し、フラットディスプレイを採用するのではとのこと。
また、角の半径をより丸くするという情報もあります。

Android Authorityでは、その他にも解像度やリフレッシュレートといったリーク情報も掲載しています。

Pixel 7 Pro Pixel 8 Pro
サイズ 6.70インチ 6.70インチ
角の半径 50ピクセル 115ピクセル
解像度 3,120×1,440ピクセル 2,992×1,344ピクセル
輝度 1,400ニト 1,600ニト
最大リフレッシュレート 120Hz 120Hz

 

【プロセッサ】Tensor G3は何がすごい?

Pixel 8 Proを含む、Pixel 8シリーズには「Google Tensor G3」という新しいプロセッサが採用される予定です。

Pixel 7 Proで採用されている「Google Tensor G2」と何が違うのか、まとめていきます。

Tensor G3は9コアに増強?

Android Authorityでは、Tensor G3のスペックを詳報しています。

注目なのは、コア数。
Tensor G3は、Tensor G2の8コアから9コアに増強されるとしています。
コア数は、数が増えるほど並列して処理を行う能力が向上し、マルチタスクなどを可能にします。

また、Android Authorityでは、コアのアーキテクチャにも着目。
Tensor G3では、メインコア×1、ミドルコア×4、高効率コア×4にすることで「性能が大幅に向上し、他社のフラッグシップに搭載されているプロセッサの性能に匹敵するようになるはず」としています。

Tensorのアーキテクチャ比較
Tesnor G3 Tesnor G2
メインコア Cortex-X3(3.0GHz) x1 Cortex-X1(2.85GHz) x2
ミドルコア Cortex-A715(2.45GHz) x4 Cortex-A78(2.3GHz) x2
高効率コア Cortex-A510(2.15GHz) x4 Cortex-A55(1.8GHz) x4

レイトレーシング対応のGPU採用?

Android Authorityによると、Pixel 8シリーズのGPUにはハイエンドの「Mali-G715 (Immortalis)」が採用されるのではとしています。

コア数は、正確な情報元はないものの「10コア」としており、Pixel 7 ProのGPUより3コア増強されます。

Mali-G715 (Immortalis)は、レイトレーシングに対応しているらしく、光の反射や屈折なども反映された現実に近い映像を体感することができます。

TensorのGPU比較
Tesnor G3 Tesnor G2
GPUモデル Mali-G715 (Immortalis) Mali-G710
コア数 10 7

機械学習性能も進化?

Tesnor G3はTPUも進化する予定です。

TPUとは、「Tensor Processing Unit」の略で、Googleが独自に開発した特定用途向け集積回路のこと。
機械学習の高速化を実現するのに寄与します。

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Android Authorityによると、コードネーム「Rio」と呼ばれるTesnor G3のTPUは、1.1GHzになるのだとか。
Tesnor G2のTPUが1.0GHzだったので、わずかですが向上する予定です。

 

 

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【カメラ】大幅アップデートの情報も

Proモデル最大の特徴は、カメラと言っても過言ではありません。

たとえば、Pixel 7 Proは、Pixel 7には存在しない望遠カメラを搭載。
遠くの被写体でも美しく撮影することができます。

Pixel 8 Proは、Pixel 7 Proよりもっと進化するとの情報もあります。
ここからは、Pixel 8 Proに搭載されるとの情報があるセンサーや興味深い機能について紹介します。

広角・超広角カメラの性能アップ?

Android Authorityによると、Pixel 8 ProもPixel 7 Proと同様に、カメラの構成は広角カメラ、超広角カメラ、望遠カメラ、インカメラの4つの模様。

ただ、それぞれのカメラの性能はアップ。
広角カメラのセンサーが「Samsung GN2 (50 MP)」になり、「約35%多く光を取り込むことで、より明るい低照度画像と、より速いシャッタースピードによるブレの軽減が期待」できるとしています。

Pixel 8 Proに搭載される超広角カメラは、ソニー製の「IMX787」を採用とのこと。
Pixel 7 Proが1200万画素だったのに対し、IMX787は6400万画素と大幅なアップデートが報じられています。

Pixel 7 Pro Pixel 8 Pro
広角カメラ Samsung GN1(50 MP) Samsung GN2(50 MP)
超広角カメラ Sony IMX386(12 MP) Sony IMX787(64 MP)
望遠カメラ Samsung GM5(48 MP) Samsung GM5(48 MP)
インカメラ Samsung 3J1(11 MP) Samsung 3J1(11 MP)

体温が測れるセンサー搭載?

カメラバーに体温が測れるセンサーが搭載されるという情報もあります。

これは91mobilesにて有名リーカーであるKuba Wojciechowski氏が公開した情報。
体温を測るには、額に触れない程度にセンサーを近づけ、スタートボタンを押して5秒以内に額からこめかみの方に移動させるという。

この機能は、体温だけでなく、モノの温度も測ることが可能だとか。

 

Proモデルは修理費用も高額

PixelシリーズのなかでもハイエンドであるProモデル。
高スペックであるため本体価格が高額ですが、高いのは修理費用も同じです。

たとえば、Pixel 7はディスプレイ修理に24,000円ほどかかるとされていますが、Pixel 7 Proは40,000円程度とかなり幅があります。

修理費用を抑えるならモバイル保険!

修理費用を安く抑えたいなら、モバイル保険に加入しておくことをおすすめします。

モバイル保険は、月額700円で入れるスマホ保険。
年間10万円まで補償されるため、Proシリーズのディスプレイ修理なども実質無料で受けることができます。

また、1つの契約で3つのデバイスを一緒に守れることも魅力的です。
スマホとWiFiやBluetoothでつながるワイヤレスイヤホンやタブレット端末などを補償対象にできます。

Pixel 8 Proに買い替える際には、一緒にモバイル保険の加入もご検討ください。

 

まとめ

Pixel 8 Proは、例年通りであれば2023年10月の木曜日に発売される予定です。
価格は、アメリカでも値上げされるという観測があり、為替相場次第で日本ではさらに値上げされる可能性もあります。

Pixel 8 ProはPixel 7 Proに比べて、デザインやプロセッサ、カメラなどで進化するという情報があります。
Pixel 7 Proで採用されていたエッジディスプレイがフラットになり、プロセッサはTensor G3が搭載されるとの見方が有力です。

Proモデルは、Pixelシリーズのなかでもっともハイエンドなモデル。
Googleの技術が結集したPixel 8 Proの発表が待ち遠しいですね。

 

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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