子供のスマホをLINEだけに設定できる?注意点や設定方法、おすすめの格安スマホを解説!
- 2024年08月09日
- スマホ
「動画も見ないしゲームも使わないから、LINEだけ使えればいい」
「なるべくスマホの月額料金を安く済ませたい」
このように、スマホをLINEの通話やメッセージだけに特化させて、なるべくシンプルに使いたいと考える方も多いのではないでしょうか?
今回は、スマホはLINEだけ使えれば良いという方向けに、そのメリットや具体的な設定方法、SIMカードの基本知識や、おすすめの格安SIMについて解説していきます。
スマホをLINEだけにする際の注意点にも触れていきますので、制限をかける際は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそもスマホをLINEだけにできるの?
近年、家族や友達とのコミュニケーションツールとして、LINEをメインに使う方が増えています。
LINEは、トークと呼ばれるメッセージ機能や通話だけでなく、ビデオ通話や写真・動画の共有、ニュースやスタンプ、LINE Payと呼ばれるウォレット機能まで備わっており、日常生活の様々なシーンで便利に使うことが可能です。
これらの機能がアプリ1つで実現されるため、スマホをLINEだけにしたいという考えも十分に理解できます。
では、そもそもスマホをLINEだけに特化させて使用することは可能なのでしょうか?
結論から言うと、スマホをLINEだけにすることは可能です。
方法としては、LINE以外のアプリを全て無効にしてしまえば、実質的にスマホをLINE専用として使用することができます。
スマホをLINEだけにする3つのメリット
利便性を追求したさまざまなアプリがリリースされている中、スマホをLINEだけにすることのメリットは大きく3つあります。
それは、価格面での大幅な節約、シンプルな操作性、そして管理のしやすさです。
余計なアプリを利用しなければ、アプリの通知にストレスを感じることもありません。
スマホをよりシンプルに使いこなしたい人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
メリット①データ使用量を抑えられる
スマホをLINEだけにする大きなメリットの1つとして、データ使用量を大幅に抑えられることが挙げられます。
通常、他のアプリやインターネットの閲覧はデータを大量に消費しますが、スマホをLINEだけに制限することで、データの消費量が抑えられるからです。
また、データ量が抑えられるということは、通信料の節約になるため、月額料金が安くなるということも利点だと言えます。
メリット②ハイスペックな端末が不要になる
スマホをLINEだけにする場合、スペックの高い高性能な機種端末は不要です。
さまざまな機能が搭載されていても「使いこなせない」「シンプルな操作性が良い」と感じる方も多いのではないでしょうか?
また、スペックの高い機種は、消費電力が大きくバッテリーの持ちも懸念すべきポイントです。
その点、スマホ端末をシンプルな機種にしてLINEだけを使うようにすれば、日常生活で必要な機能はほぼ全てカバーでき、バッテリーの持ちも良くなります。
さらに、何といってもハイスペックなスマホは機種代が高額です。
LINEだけで十分と考える方であれば、大量のストレージや高性能なカメラなど、必要以上の性能を求めている人は少ないはず。
そのため、機種代にかかる経済的な負担も軽減でき、シンプルで使いやすいスマホへとカスタマイズすることができます。
メリット③:利用状況を管理しやすくなる
スマホの利用をLINEだけにすることで、基本的にアプリは1つとなりますので、利用状況の管理が非常に楽になるというメリットがあります。
例えば、ストレージの空き状況を確認する際、どれだけのデータをどのアプリが消費しているか、またどのアプリをどれだけ利用しているかなどを把握するのは一苦労です。
一方、アプリをLINEだけにすることで利用状況が明確になり、セキュリティ面での管理もしやすくなります。
これらは、子供にスマホを持たせる際にも大きなメリットです。
さまざまなアプリのダウンロードや課金を防ぎ、保護者が子供の通話やメッセージの利用状況を把握する際に、管理がしやすくなるでしょう。
スマホでLINEだけを設定する方法は2パターン
スマホでLINEだけに設定する方法は、主に2パターンあります。
1つ目は、Googleファミリーリンクというアプリを利用して設定する方法。
2つ目は、通信キャリア側のサービスを利用して制限をかける方法です。
これらの方法を用いてスマホをLINEだけに制限をかけていきます。
使用する機種や状況によって、どちらの方法が自分に適しているか判断していきましょう。
Googleファミリーリンクを利用する
スマホでLINEだけを使いたい場合におすすめなのが、「Googleファミリーリンク」というアプリです。
Googleファミリーリンクは、子供がスマホを持つ場合に、保護者がデバイスを管理できる機能で、このアプリを利用してスマホをLINEだけに設定します。
まず、保護者と子供それぞれのGoogleアカウントを作成し連携することから始めます。
子供の年齢に応じて、パスワード入力が必要な場合もあるため、設定は親子で行うことがおすすめです。
Googleファミリーリンクの設定手順
- 保護者の端末で「Googleファミリーリンク」をダウンロード
- 保護者のアカウントでログイン
- 子供のスマホでアプリをダウンロード
- アプリから「LINE」の使用を許可
- その他アプリをブロック
通信キャリア側で設定する
もう1つの方法として、通信キャリア側でLINE以外のアプリのアクセスを制限し、LINEだけ使用できるよう設定します。
通信キャリア側で設定するメリットは、自ら必要なアプリのダウンロードや設定を行う必要がない点です。
キャリア側で不必要なアプリやインターネットを遮断してくれるため、設定にかける時間や手間が省けることが魅力でしょう。
ただ、通信キャリアによっては制限をかけるサービスを行っていない、あるいは有料でオプション料がかかる場合もあるため、事前に確認することが必要です。
スマホでLINEだけ利用するためにはSMS機能付きSIMがおすすめ!
そもそもSIMカードとは、スマホに挿入して使用する小型ICカードのことで、料金プランや電話番号、データ容量が記録されています。
SIMカードは、キャリア側で用意された利用プランによって使用できる内容が変わるため、LINEだけ使用するためにはどのプランを選べば良いかという点が重要になってきます。
また、SIMカードはドコモ・au・ソフトバンクなどの、大手キャリアと格安スマホによってもサービス内容が異なるため、LINEの利用状況に応じて、最適なSIMを選ぶことが大切です。
SIMカードの種類
SIMカードの機能には大きく分けて次の3つの種類があります。
音声通話機能付きSIM | SMS機能付きSIM | データ通信SIM | |
---|---|---|---|
通話 | ○ | × | × |
SMS | ○ | ○ | × |
データ通信 | ○ | ○ | ○ |
LINE | ○ | ○ | × |
音声通話機能付きSIMの特徴
音声通話機能付きSIMは、一般的に使われているSIMカードの1つで、普段私たちが使っている、通話やメッセージ、インターネットやアプリなどを全て利用することができます。
大手キャリアには、音声通話機能付きSIMカードが搭載されていることも特徴です
利用できる機能
- 通話
- SMS(ショートメッセージ)
- データ通信(インターネットやSNSを含めたアプリ)
- LINEの利用
SMS機能付きSIMの特徴
SMS機能付きSIMには、独立した音声通話機能がありませんが、電話番号が付与されるためLINE登録が可能です。
通話を行う際は、LINEのアプリからLINE電話を選択すれば、利用することができます。
格安スマホでSMS機能付きSIMカードを選択すれば、月額料金をお幅に削減することにも繋がります。
スマホをLINEだけにしたいと考えている方は、こちらのプランがおすすめです!
- SMS(ショートメッセージ)
- データ通信(インターネットやSNSを含めたアプリ)
- LINEの利用
データ通信SIMの特徴
データ通信SIMの決定的な特徴は、LINEの登録ができないことです。
音声通話機能もないため、LINEを利用した通話やメッセージなどのサービスが一切利用できません。
データ通信SIMを選ぶ方の特徴は、インターネットやゲームの専用端末として選ぶ方がほとんどでしょう。
スマホをLINEだけにしたいと考えている場合には不向きなプランです。
利用できる機能
- データ通信(インターネットやSNSを含めたアプリ)のみ
「SMS機能付きSIM」を提供してる格安SIMはどこ?
上記で記載したように、スマホをシンプルにLINEだけにしたいという方は「SMS機能付きSIM」を選択しましょう。
ただ、ここで注意しなければならないのは、全ての通信キャリアで「SMS機能付きSIM」を取り扱っているわけではないということです。
また、SMS機能付きのSIMカードを提供していたとしても、別途オプション料が発生する場合もあります。
オプション料金の有無と合わせて、SMS機能を搭載した格安SIMを見ていきましょう。
SMSオプション料無しの格安SIM
- 楽天モバイル
- LINEMO
- IIJmio
- NUROモバイル
- UQモバイル
- J:COM MOBILE
- エキサイトモバイル
- LIBMO
など
SMSオプション料有りの格安SIM
- トーンモバイル(+110円)
- BIGLOBEモバイル(+132円)
- QTモバイル(Dタイプの場合のみ+154円)
- イオンモバイル(データプラン タイプ1・2 NTTドコモ回線+154円)
- mineo(Dプラン+132円、Sプラン+198円)
など
スマホでLINEだけ使うならどっち?格安SIMと大手キャリアの違い
ここまで、SIMカードの種類や特徴を踏まえて格安SIMに焦点をあてて解説してきました。
しかし、実際にスマホをLINEだけで使う場合、格安SIM(スマホ)と大手キャリア、どちらがおすすめなのでしょうか?
ここで簡単に説明すると、大手キャリアは通信速度が速く快適に利用できることや、実店舗があることで何かトラブルがあった際に迅速に対応してくれることがメリットです。
しかし、手厚いサポートがある分、料金が高めという懸念点もあります。
一方、格安スマホはその名の通り料金が格安で、月額料金を大幅に抑えることができます。
デメリットは、通信速度の不安定さやサポート体制が不十分な点です。
LINEに特化して使用したい方は、使い方や利用頻度などをポイントにして選択することがおすすめです。
大手キャリアの特徴
まず、大手キャリア最大のメリットは、自身の通信設備を持っているため、通信環境が安定しストレスなく利用できることです。
都心や大都市だけに限らず、地方でも高速な通信環境が整っています。
また、大手キャリアは、5Gなどの新しい通信技術を取り入れるスピードが速いことや、サポート体制が充実しているなど、ユーザーの満足度が高いことも特徴です。
しかし、これらのサービスに対する料金は、高めに設定されています。
LINEを使用するだけの目的であれば、必ずしも大手キャリアを選ぶ必要はないかもしれませんが、通信速度やエリアの広さ、手厚いサポートなどを重視する方には、大手キャリアがおすすめでしょう。
格安SIMの特徴
格安SIMの最大の特徴はコストパフォーマンスの高さと言えるでしょう。
大手キャリアの月額料金は、数千円が一般的です。
しかし、スマホの利用をLINEだけにしたい方であれば、必要以上の通信料を払う必要がないため、月々の料金を数百円代まで減らせることもできるでしょう。
また、格安SIMは大手キャリアに比べてプランの選択肢が豊富なことも特徴です。
「子供が使うのであればこのプラン」「無駄なデータ容量はいらないからこのプラン」というように、ライフスタイルに合わせてプランを選択することができます。
さらに、最近では、格安SIMの通信環境も改善されてきており、LINEの通話やメッセージのやり取りに支障がでることも少なくなってきました。
それらを踏まえると、格安SIM(スマホ)は、自分に合わせたプランを選択できることでより快適に、そして経済的にも余裕をもって過ごすことができそうです。
LINEの利用状況に応じた格安SIM選定がポイント
格安SIM(スマホ)を選ぶ際は、LINEの利用状況に応じて通信キャリアを選定することが大切です。
例えば、頻繁にLINEを利用する方であれば、多くのデータ通信量が必要になるため、データ量の制限や大容量プランを選択しなければなりません。
また、スマホをサクサク使えることを望むのであれば、利用するキャリアで通信障害が発生しやすいエリアなどを確認することも必要です。
このように、格安SIMを選ぶ際には、いくつかのポイントを踏まえて、自分のLINEの利用状況を見直すことで、快適なスマホ生活を送ることができるでしょう。
毎月のデータ量を把握する
LINEは、通話やメッセージの他にも、画像、動画など様々なコンテンツを共有することができるため、その利用状況は人それぞれ特徴があります。
そのため、自分がどれだけのデータを使用するかを把握することで、最適なプランを選ぶ第一歩だと言えます。
例えば、LINEをメインに利用する方であれば、データ量の多いプランが必要になるため、データ無制限の格安SIMを選ぶことがおすすめです。
毎月のデータ量を把握することは、最適な格安SIM選びの秘訣だと言えるでしょう。
通信速度で選ぶ
スマホを利用するうえで、通信速度は重要なポイントです。
特にLINEを使う場合は、メッセージや画像の送受信速度、ビデオ通話の鮮明さなども気になるところでしょう。
また、通信速度が速くでも、電波が繋がりにくければストレスになります。
先ほど、大手キャリアは通信環境が安定していることがメリットだと解説しましたが、格安SIMによっては、この大手キャリアの回線を利用してサービスを提供しているキャリアがあります。
大手キャリアの回線を利用しているため、エリアや時間帯にも左右されず、通信環境の質を担保したまま格安SIMのプランを使用することが可能です。
ただ、実店舗がなくサポートが手薄なことや、細かくオプション料が発生するなど、通信環境だけで選べないこと場合も多いはず。
自分の利用状況や優先度に応じて選択することが大切です。
月額料金で比較する
スマホをLINEだけで利用したいと考える方にとって、月額料金は大きなポイントではないでしょうか?
格安SIMと言うだけあり、大手キャリアと比較すれば大幅にコストを削減できます。
ただ、多くの格安SIMが存在し、それぞれ料金体系もさまざまです。
自身の利用状況に応じて、何社かピックアップし、各社の特徴とそれにかかる料金を細かく比較していきましょう。
また、格安SIMの中には家族割引やセット割があるものもあります。
そのため、単に月額料金だけでなく、その他にかかる費用を考慮に入れて格安SIMを選ぶことがおすすめです。
【LINEだけでいい】おすすめの格安SIM4選!
LINEをメインにスマホを利用するのであれば、格安SIMの選択肢も視野に検討することがおすすめです。
データ通信量の多いユーザーから少ないユーザーまで、利用状況に応じて豊富なプランを提供しています。
さらに、初心者にも分かりやすい導入ガイドやオンラインによるサポートある格安SIMもあります。
ある程度スマホに慣れているユーザーであれば、格安SIMに挑戦してみるのも良いでしょう。
それでは、おすすめの格安SIMをご紹介していきます。
LINEMO(ラインモ)
LINEMO(ラインモ)は、大手キャリアであるSoftBankが提供する格安SIMサービスで、申し込みはオンラインでのみ受け付けています。
これまでは、20GBの「スマホプラン」だけを提供していましたが、最近では3GBの「ミニプラン」のサービスを開始しました。
LINEMO(ラインモ)の大きな特徴は、LINEと連携した「LINEギガフリー」でトークや通話が使い放題となるサービスです。
一方、デメリットとしては、格安スマホで多いオンライン限定のサポート対応となる点や、スマホの機種を新しくする際には別途自身で購入する必要がある点です。
ミニプラン | スマホプラン | |
---|---|---|
月額基本料 | 990円(税込) | 2,728円(税込) |
データ容量 | 3GB | 20GB |
データ量超過後の通信速度 | 300kbps | 1Mbps |
NUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーグループが提供する格安SIMで、料金プランは8個ほど用意されているため、自分に合ったプランが見つけやすいことが特徴です。
また、プランの中には「バリューデータフリー」が付いており、LINEの対象機能をご利用時に、データ通信量を消費しないオプションもあります。
デメリットとしては、専用アプリを使用して通話を行わないと、通常の通話料が発生し高額になる場合があることや、LINEMOと同様、基本的にサポートに関してはWebのみの対応となるため、注意が必要です。
NEOプラン | NEOプランW | VSプラン | VMプラン | VLプラン | VLLプラン | 5分かけ放題プラン | 10分かけ放題プラン | かけ放題プラン | お試しプラン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月額基本料 | 2,699円 | 3,980円 | 627円~ | 825円~ | 1,320 円~ | 1,625 円~ | 930 円 | 1,320 円 | 1,870 円 | 330 円~ |
データ容量 | 20GB | 40GB | 3GB | 5GB | 10GB | 15GB | 1GB | 1GBン | 1GB | 0.2GB |
Gigaプラス | 15GB | 15GB | – | 3GB | 6GB | 9GB | – | – | – | – |
楽天モバイル
楽天モバイル最大の特徴は、料金プランがシンプルでワンプランしかないという点です。
そのため「自分にはどのプランがおすすめなの?」と悩む必要がありません。
また、普段の買い物で貯まった楽天ポイントを通信費に充てられるため、実質的な通信費が抑えられることも大きな特徴でしょう。
一方、考えられるデメリットは、通信環境がやや不安定なことがある点や、かけ放題は専用アプリを介しての通話が必要な点です。
Rakuten最強プラン | |
---|---|
3GB未満 | 980円(税抜) |
3~20GB | 1,980円(税抜) |
20GB以上 | 2,980円(税抜) |
データ量超過後の通信速度 | データ高速無制限 |
国内通話 | Rakuten Linkアプリでかけ放題 SMSし放題 |
IIJmio
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、インターネットイニシアティブが展開するブランドで、安定した通信環境や速度に定評があり、快適なLINE利用が可能です。
また、端末は別途購入というキャリアもある中で、IIJmio(アイアイジェイミオ)は、スマホだけで30種類以上の機種を格安SIMとセットで購入可能することで機種代もお得に購入できることもメリットです。
デメリットは、支払いはクレジットカードのみと限定的な点や、データを使いすぎると制限速度がかかる点などが挙げられます。
音声SIM | 音声eSIM | |
---|---|---|
2ギガプラン | 2GB/税込850円 | 2.4GB/税込550円 |
5ギガプラン | 5GB/税込990円 | 6GB/税込690円 |
10ギガプラン | 10GB/税込1,500円 | 12GB/税込1,200円 |
15ギガプラン | 15GB/税込1,800円 | 18GB/税込1,500円 |
20ギガプラン | 20GB/税込2,000円 | 24GB/税込1,700円 |
5G対応 | ○ | ○ |
LINEだけ使うために知っておきたい格安SIMの注意点とは
メリットをお伝えしましたが、この方法には注意点もあります。
例えば、LINE以外のアプリを利用できなくすることで、万が一、LINEのサービスが利用できなくなった場合、通話やメッセージ、その他のサービスも利用できなくなるからです。
また、端末の性能によっては、LINEだけを使うことでスマホの動作が重くなる可能性も考えられます。
これらの点を考慮に入れながら、スマホをLINEだけにすることが最適な選択であるかを判断しましょう。
通信速度が遅い可能性がある
やはり、格安SIMにする最大の注意点は、通信速度の遅さです。
大手キャリアから乗り換えた場合は特に、その差を感じやすいかもしれません。
通信速度とは、データの送受信を行う速度を指し、LINEのメッセージのやり取りやネット、動画の視聴などでストレスを感じることがあります。
ただ、通信速度の遅さは懸念すべき重要な要素となるものの、LINEを主に利用するユーザーにとっては、必ずしも大きな問題ではないかもしれません。
格安スマホに乗り換えを考える際は、通信速度の遅さをあらかじめ理解しておくと良いでしょう。
大手キャリアと比較して店舗が少ない(実店舗がない)
大手キャリアの場合、各地に店舗が点在しているため、スマホの不具合や設定についての相談がしやすい一方、格安SIMは「店舗が少ない」「実店舗を持たない」「店舗でのアフターフォローはしない」ことで、コストを削減しているという特徴があります。
また、新しい機種の購入を検討する際、できれば実際に手に取って端末を確認したい方もいるはずです。
店舗が少ない、または店舗がない場合が多い格安SIMはそれができない点も、注意すべきポイントでしょう。
乗り換え後のAPN設定などの設定は自分でやる
格安SIMは、APN設定などの初期設定も自分で行う必要があります。
APN設定とは、新しいSIMカードでインターネットに接続するための設定で、必ず必要な工程です。
大手キャリアの場合、店舗でのサポートが充実しているため、この設定もキャリア側が行ってくれることが多いですが、格安スマホでは、全て自分で設定作業を行うことがほとんどです。
格安スマホへの乗り換えを検討している方は、事前に設定方法を調査しておくか、初期設定をサポートしてもらえる格安SIMを選びましょう。
オンラインでのサポートを利用する際は、通信環境が必要となりますので、設定前に確認しておくことが大切です。
故障や紛失のサポート体制が充実してない
格安スマホの多くは店舗が少なく、また、電話やメールでのサポートが主となるため、スマホの故障や紛失時には、自身での対応が求められます。
例えば、スマホが故障した場合、自分で修理業者を探し、修理費用を自己負担しなければなりません。
また、スマホを紛失した場合も、新規にスマホを購入し、自身で設定を行う必要があるなど、コストだけでなく多くの手間を費やすことになります。
格安スマホを選ぶ際は、故障や紛失などのデメリットを理解した上で、自分自身で対応できそうか、検討することが大切です。
スマホをLINEだけにするなら「モバイル保険」が最適!
大手キャリアに比べると格安SIMはサポート体制が整っていません。
設定方法や繋がらないなどの利用トラブルに対するサポートだけでなく、格安SIMには故障や破損、水没に対する補償サービスを提供していないことがほとんどです。
そのため、「格安SIMへ乗り換えた」「機種を新しくした」際は、万が一のことを考えて、自分で保険に加入することで予期せぬ出費を抑えることができます。
スマホ保険の保険料も月々数百円からと低価格で、加入のハードルが低いことも魅力です。
スマホをLINEだけ利用する際に、おすすめなのがさくら少額短期保険の「モバイル保険」です。
その理由は、なんと言ってもコストパフォーマンスの高さにあります!
それでは、特徴を踏まえて「モバイル保険」の魅力をご紹介していきます。
モバイル保険の特徴
主端末1台と副端末2台の合計3台が補償対象
モバイル保険の特徴としてまずお伝えしたいのが、補償台数が3台可能なこと。
主端末1台と、副端末として2台が登録できます。
また、登録可能な端末はスマホだけではありません。
Wi-Fiに接続できる機器であれば、補償対象となるため、ワイヤレスイヤフォンやゲーム機、タブレット、そしてSIMフリーの端末などが含まれます。
組み合わせが自由なので、格安SIM同様ライフスタイルに合わせた補償が受けられるのが魅力です。
スマホの補償は最大10万円
スマホの修理で多いのが、画面割れや落とした衝撃による破損や故障。
「画面が割れた経験がある」または「画面が割れているけどそのまま使ってきた」という方も多いのではないでしょうか?
モバイル保険では、年間の利用回数に制限がありませんので、保険支払額の範囲内であれば、何度でも利用することができます。
日常生活で起こりがちな些細なトラブルも、制限なく補償対象になるのが嬉しいポイントです。
提携修理店で煩わしい手間を解放!キャッシュレス対応可
スマホが故障した際、修理店舗を見つけ、見つけた店舗が修理に対応できるかを確認し、一旦修理代を自己負担してから、修理代金を申請をするというパターンが一般的です。
しかし、この一連の煩わしい手間を解消したのが、提携修理店「iCracked Store」による「キャッシュレスリペア」です。
キャッシュレスリペアは、提携修理店で修理を依頼することで、店頭で修理代を一時的に負担することなく、保険会社から直接修理店が支払われる制度です。
提携店があることで修理店選びに迷うこともないため、ストレスなくスムーズに修理まで行うことができます。
モバイル保険の月々の保険料や補償料は?
モバイル保険の保険料は「月額700円」と補償内容の手厚さからみても破格の値段です。
また補償料は、主端末は年間最大100,000円で、副端末は30,000円まで補償。
修理不可や盗難の場合は、主端末が25,000円、副端末は7,000円まで対象となります。
通常、修理代のみ補償で修理不可や盗難には対応していない保険会社がほとんどですが、モバイル保険はこのようなトラブルも補償対象となるのが魅力です。
まとめ
スマホをLINEだけ利用したい方にとって、格安SIMは自分に合ったプランが選択でき、月額料金を大幅に削減することができます。
また、必要な機能に特化した端末を選ぶことができるので、使いやすさが増すと共に、機種代の節約にもなるでしょう。
ただし、大手キャリアと比較すると通信速度が遅いなどのデメリットも存在します。
メリットだけでなく、デメリットも十分に理解し、自分のライフスタイルに最適なSIMやプランを選びましょう。