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iPhoneが安く手に入る整備済製品とは? 中古との違いやメリット・デメリットについて詳しく解説!

iPhoneが安く手に入る整備済製品とは? 中古との違いやメリット・デメリットについて詳しく解説!

2023年3月より、アップルの公式オンラインストアにてiPhoneの「認定整備済製品」の販売が始まりました。

認定整備済製品とは、注文のキャンセルや返品によって戻ってきた製品を、アップルが検品や部品交換を実施してリフレッシュした端末であり、新品同様の品質が保証されています。
いままでMacやiPadは扱われていたものの、整備済みiPhoneがオンラインストアで販売されることはありませんでした。

今回は、整備済みiPhoneの特徴をはじめ、購入方法やメリット・デメリット、おすすめの保険などを紹介します。
本記事を参考に、お得にiPhoneを手に入れましょう。

iPhoneの整備済み品とは?

アップルが扱う認定整備済製品とは、市販されている中古品とは異なり、アップルが厳密な基準を設けてリフレッシュした製品です。
一言で言えば、いわゆる「新古品」のことを指します。
返品によって返却された端末や展示品を、専門のスタッフが清掃や部品交換などをすることによって、新品同様の性能と品質を実現しています。

整備済みiPhoneは、認定整備済製品として販売されているiPhoneです。
以前まで認定整備済製品はMacやiPadの販売はあったものの、iPhoneは出回っていませんでした。
しかし、2023年3月より、アップルの公式オンラインストアにてiPhoneでも認定整備済製品の販売が始まっています。

新品のiPhoneとの違い

整備済みiPhoneと新品のiPhoneの大きな違いは、価格と製品の状態です。

安価で購入できる!

整備済みiPhoneを購入するメリットは値段が安価であることです。
新品同様の品質が保証されたiPhoneを最大15%オフの特別価格で購入できます。

例えばアップルオンラインストアでは、iPhone 13 Pro Max(SIMフリー)の認定整備済製品を126,800円(税込)で販売しています。
定価は154,579円(税込)ですので、3万円近く安く購入することが可能です。

製品の状態

クリーニングや部品を交換したからといって、整備済みiPhoneは新品と異なります。
品質は保証されているものの、なかには一度誰かの手元に届いたものや傷がついたものもあるため、それが気になる方は慎重に検討した方が良いでしょう。

また、認定整備済製品はすべて新品を購入した場合とは異なる白いパッケージに梱包されています。
のちにリサイクルショップなどで売ることを考えている場合は、その点も留意しておいた方が良いでしょう。

新品のiPhoneとの違い

・最大15%オフの特別価格で購入できる
・認定整備済製品は新品とは異なる白いパッケージに梱包

中古のiPhoneとの違い

整備済みiPhoneと中古のiPhoneは、製品の状態や品質に加え、補償内容や価格などが異なります。

認定整備済製品は純正パーツを用いてクリーニング!

整備済みiPhoneは、純正のパーツを用いて、専門のスタッフが徹底的にクリーニングと点検を実施しているため、品質が保証されています。
一方、中古品の場合は、店舗のスタッフが対応するため、スキルにばらつきがあります。

また、整備済みiPhoneは返却された製品や展示品など、未使用の端末を扱う新古品です。
多かれ少なかれユーザーが一定期間使用した中古品とは、その点も異なります。

整備済みiPhoneは1年間の保証付き!

整備済みiPhoneは、新品と同様に、1年間のハードウェア保証と90日間のテクニカルサポートが提供されています。
一方、中古のiPhoneには公式の保証がなく、何らかの問題があった場合には、高額の修理費用がかかる可能性があります。

価格については、中古品の方が整備済みiPhoneよりも安価に購入できる場合もありますが、製品の状態や品質、補償内容に不確定要素があるため、リスクを伴います。

中古のiPhoneとの違い

・純正パーツを使用
・Appleの徹底的なクリーリングと点検済み
・整備済みiPhoneは1年間の保証付き

 

整備済みiPhoneはどこで買える?

整備済みiPhoneは、アップルオンラインストアの他、アマゾンなどでも購入できます。
ただ、公式のアップルオンラインストア以外で購入する場合は気を付けたい点もあるため注意しましょう。

アップルオンラインストア

整備済みiPhoneは、アップルオンラインストアの認定整備済製品ページで販売されています。
「整備済製品を見る」からiPhoneを選択すると、現在取り扱っている整備済みiPhoneが確認できます。

受け取り方法としては、実店舗での受け取りと配送に対応しており、配送を選択した場合でも送料は無料です。

アマゾンなど、その他店舗

インターネットで検索すると、アマゾンやリファビッシュストアでも「整備品」や「整備済み」として販売されているiPhoneが見つかります。
ただし、これらは中古品をクリーニングして販売している場合もあります。
こういった商品を購入する場合は、値段や品質を確かめ、納得したうえで購入することをおすすめします。

整備済みiPhoneのメリットとデメリット

ここからは、整備済みiPhoneのメリットとデメリットを紹介します。
実際に購入する際は、どういった欠点があるかも理解しつつ検討すると良いでしょう。

メリット

前述した価格や保証以外にも整備済みiPhoneを購入するメリットは存在します。

過去のモデルを新品同様で購入できる!

アップルオンラインストアでは、最新のモデルではなく、一世代や二世代前の整備済みiPhoneが販売されています。
そのため、過去の人気モデルを新品同様の品質で安価に購入することが可能です。

ストレージやカラーのオプションも用意されているため、自分の好みに合わせて選択できます。

環境に優しい

整備済みiPhoneを購入することで、リサイクルや廃棄物処理に関連する問題解決に貢献することができます。
認定整備済製品では、返品された端末や展示品が再利用されているため、新しい製品を製造するための資源やエネルギーの節約につながります。

整備済みiPhoneのメリット

・過去の人気モデルを新品同様の品質で安く買える
・再利用で環境に優しい

デメリット

整備済みiPhoneには、新品よりも安価に手に入れることができる魅力がある一方、いくつかのデメリットが存在します。

在庫に限りがある

前述の通り、整備済みiPhoneは、返品された端末や展示品をクリーニングして販売しています。
そのため、在庫に限りがあり、人気のモデルやカラーはすぐになくなってしまう場合があることを覚えておきましょう。

また、それと関連して、自分がほしいと思っているiPhoneのモデルが見つかるとも限りません。
扱っているのは、一世代や二世代前のものが多いため、最新のモデルがほしいという方には、お気に入りのiPhoneが見つからない可能性があります。
こまめにアップルオンラインストアをチェックし、値段や品質などを新品と比べながら検討することをおすすめします。

ギフト梱包に対応していない

通常のアップル製品の場合、購入した商品をプレゼント用としてラッピングできるサービスがあります。
ただ、認定整備済製品は、ギフト梱包に対応しておらず、なかには傷あるものも存在するため、基本的には自分用として購入することをおすすめします。

整備済みiPhoneのデメリット

・在庫に限りがあり、ほしいモデルが見つからない場合も
・プレゼントには向いていない

 

整備済みiPhoneで買えるおすすめモデル

ここからは、整備済みiPhoneとして購入できるおすすめモデルを紹介します。

ただし、前述のように認定整備済製品は、在庫に限りがあります。
実際に購入を検討する際は、アップルオンラインストアを確認してください。

iPhone 13 Pro Max

iPhone 13 Pro Maxは、2021年9月24日に発売されたiPhone 13 Proの上位モデルです。
画面上部のノッチが前モデルより小型化し、画面がより見やすいデザインに変更されました。
カメラの機能も改善され、超広角でマクロ撮影が可能に。77mm相当の3倍望遠で遠くの対象物もきれいに撮影できます。

また、バッテリー持ちが向上したことも大きな魅力です。
iPhone 12 Pro Maxでは「最大20時間のビデオ再生」が可能だったのに対して、iPhone 13 Pro Maxでは「最大28時間」可能となっています。

iPhone 12 Pro

iPhone 12 Proは、2020年10月23日に発表されたモデルです。
この世代から「MagSafe」が搭載され、強力な磁力によって高速のワイヤレス充電が可能になりました。

また、iPhone 12 Proでは「A14 Bionicチップ」を搭載。iPhone 11 Proの「A13 Bionicチップ」と比較して、CPUとGPUの性能が約30%向上しています。
「Neural Engine」のコア数も8コアから16コアに倍増し、より高度な処理が可能となっています。

iPhone 12 Pro Max

iPhone 12 Pro Maxは、iPhone 12 Proの上位モデルです。
画面が大きく、バッテリー持ちもiPhone 12 Proに比べて向上しています。

iPhone 12 Pro Maxでは、センサーシフト光学式手ぶれ補正に対応。
これは、内蔵のセンサーが手ぶれを検知して、撮影時のゆれを補正してくれる機能です。
センサーシフト光学式手ぶれ補正によって、走りながらの撮影や車内での撮影でも、安定して撮れるようになりました。

 

整備済みiPhoneでもAppleCare+ for iPhoneに入れる!

整備済みiPhoneを含むアップルの認定整備済製品には、1年間のハードウェア保証がついています。
また、保証を延長したいという方は、AppleCare+ for iPhoneに入ることも可能です。

以下では、AppleCareの特徴に加え、より安く保険料を抑えたい方におすすめのモバイル保険について紹介します。

AppleCare+ for iPhoneとは?

AppleCare+ for iPhoneは、アップルが提供するAppleCare+のひとつです。
AppleCare+ for iPhoneのほか、AppleCare+ for MacやAppleCare+ for iPadなどがあり、それぞれの端末に合った保証を提供しています。

AppleCare+ for iPhoneは、たとえばiPhone 13及びiPhone 12では月額1,180円(税込)、2年間なら23,400円(税込)で以下のサービスを受けられます。

画面または背面ガラスの損傷 3,700円
過失や事故による損傷 12,900円

料金を抑えたいならモバイル保険がおすすめ

AppleCare+ for iPhoneは、アップルが提供する公式の保証で安心感がありますが、料金が高いことがネックと思う方も多いでしょう。
そこで、おすすめしたいのがモバイル保険です。

モバイル保険は月額700円で加入でき、年間10万円まで補償されます。
たとえば画面が割れた場合、iPhone 13 Pro Maxでは50,800円(税込)の交換費用が発生するとされていますが、モバイル保険に加入していれば全額補償されます

また、ひとつの契約で合計3台まで補償の対象に加えられるのもモバイル保険ならでは。
Wi-FiやBluetoothにつながるスマートウォッチやワイヤレスイヤホンをiPhoneと一緒に保険に組み合わせることで、いざというときにも安心です。

 

まとめ

整備済みiPhoneは、返品された端末や展示品を専門のスタッフが丁寧にクリーニングして提供する製品です。
新品同様の品質が保証されていながら、最大15%オフの特別価格で購入できます。

整備済みiPhoneは、新品と比べて安価ではあるものの、それでも10万円以上する高額な商品です。
アップルが提供するAppleCare+ for iPhoneに加入することもできますが、よりおトクに手厚い補償を受けたいと考えているのなら、モバイル保険に入ることをおすすめします。

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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