【2023年】iPhone 13を本気で安く買うなら家電量販店がオススメ! 1円キャンペーンの実態に迫る
- 2023年12月27日
- iPhone
「iPhone 13がなんと1円で購入できる!」という噂が流れています。
本来なら10万円以上もかかる端末代金が1円になるなんて疑わしさ満載です。
3年間iPhone XRを使ってきた私はそろそろ新しい機種に買い替えたかったので、家電量販店に行き1円キャンペーンを調査してきました。
実際に行ったからこそ分かった、iPhone 13が破格の安さになるキャンペーンの仕組みや利用条件をまとめていきます。
※尚、本記事で紹介している1円キャンペーンは、電気通信事業法の改正により2023年12月27日以降は実施できなくなっています。
今後新たなキャンペーンを確認した際は改めて紹介していきます。
目次
iPhone 13はふつうに購入すると10万円以上
iPhone 13シリーズは2021年の秋に発売されもう型落ちとなったモデルです。
翌年iPhone 14シリーズが販売されたタイミングで、Apple Storeをはじめキャリアや家電量販店でのiPhone 13の販売価格が値下げされましたが、それでも10万円以上の値がついています。
スマホは生活必需品で毎日使うものとはいえ、10万円以上ともなると中々手が出せません。
私も今のiPhone XRを使い初めて3年になりますが、壊れるまでは使い続けようと考えていました。
容量 | 価格 |
---|---|
128GB | 107,800円 |
256GB | 122,800円 |
512GB | 152,800円 |
家電量販店がなんと1円~24円でiPhone 13を提供中
iPhoneの新しいモデルに興味はあったものの、値段が高すぎて断念してたところ、嬉しいニュースを耳にしました。
「家電量販店に行けば、あのiPhone 13がたった1円で買えるかもしれない…!?」
にわかには信じられない噂です。
しかし、試しに家電量販店に足を運んでみたところ、なんと本当にiPhone 13をたった1円で購入することができました。
iPhone 13が格安で買える秘密を見ていきましょう。
なぜこれほど安いのか?
破格の安さの秘密は、キャリアの割引プログラム+家電量販店の特別割引です。
もともとキャリアには「端末購入サポート」という新しい端末を安く使えるプログラムがあります。
購入サポートという名称ですがイメージはレンタルです。
最近、車を購入するときによく見かける方法で、分割払いとサブスクをハイブリットしたものがありますが、それと同じ仕組みになっています。
端末の購入代金を4年間で分割し、最初の2年間支払ったところで端末を返却すると、残りの端末代金の支払いが免除されます。
もし2年間で返却しなかった場合は分割払いがつづき、4年で端末代金を払い切ったあとは返却の必要が無くなります。
購入の2年後に端末を返却することが前提となっていますが、半額で新しい端末を使えるため大変お得なプログラムです。
今回のiPhone 13が格安で購入できるキャンペーンは、この端末購入サポートを利用しています。
家電量販店の特別割引で、端末購入サポートの前半2年間で支払う端末代金が大幅に割引きされ負担額が1円~24円になります。
2年以上その端末を使い続ける場合は2年後から通常通りの端末代金がかかってしまいますが、2年で返却する場合は、なんとたった数円でiPhone 13を利用できます。
利用条件はある?
あります!
iPhone 13が1円~24円で購入できるキャンペーンを利用するには、通信会社の乗り換えが必要です。
例えばドコモからソフトバンクやauからドコモというように、他社の通信キャリアに乗り換えることで家電量販店の特別割引を利用できます。
ただ、最近はahamoやpovoのようにオンライン限定の格安プランを使っている人も少なくないでしょう。
わたしもpovoユーザーで、乗り換えが条件と聞いた時は、2年間キャリアの通信サービスを契約しなければいけないかなと心配していましたが、そのような縛りは全くありませんでした。
この格安キャンペーンを利用するには、たしかにキャリアの通信サービスを一旦契約しなければいけません。
しかし翌日には解約できるため、キャリアの通信料金は多くても一か月分の支払いで済みます。
キャリアによっては通信料金が日割りになるため、翌日に解約すればほとんど料金がかからないこともあります。
また多くの店舗では1円キャンペーンを利用できる対象モデルが決められていて、iPhone 13の128GBに制限されています。
- キャリアの端末購入サポートを利用する
- 通信会社を乗り換える
- 一旦キャリアの通信サービスを契約する(翌日に解約できる)
- 2年後に該当端末を返却する
1円キャンペーン実施店舗や期間は?
iPhone 13の1円キャンペーンが実施されているのは一部の店舗です。
店舗により実施の有無・キャンペーン内容・期間が異なるため、利用できるかどうかは実際に店舗に足を運んでみないと分かりません。
利用したいと考えているのであれば、いくつか大きめの店舗を回ってみてください。
また、iPhone 15シリーズが登場したことで、iPhone 14が型落ちのモデルとなりました。
iPhone 13の在庫状況によっては、キャンペーンの対象がiPhone 14に切り替わる可能性があります。
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- ヤマダデンキ
- エディオン
【体験レポ】povoユーザーはauの1円キャンペーンとの相性が抜群すぎた
今回訪れた店舗では、iPhone 13の格安キャンペーンを利用するにはドコモ・au・ソフトバンクのいずれかに乗り換えることで必要でした。
キャリアによる違いはあまりなく、割引後のiPhone 13の端末価格が、auなら1円に、ソフトバンクなら24円になる程度でうまい棒2本分の差です。
私は月々の通信料金を抑えるためにauのオンライン限定プランであるpovoを利用しています。
それ以前はauユーザーでしたので、せっかくならauに乗り換えようかなと思い店員さんの話を聞いていたところ、povoユーザーはauへの乗り換えの相性がとても良いことが分かりました。
povoからauの乗り換えは事務手数料がかからないのでお得!
店頭での新規契約には事務手数料3,300円がかかります。
他社からauに乗り換える際は事務手数料がかかってしまいますが、povoはau系列のプランなので事務手数料がかかりません。
3,300円あれば銀座でお寿司ランチが食べられそうです。
auからpovoに戻すときは通信料金が日割りになるので安心!
auの契約書には、解約した場合も当月の通信料金は満額請求されると明記されていますが、店員さんによるとpovoは例外のようです。
povoのホームページにもauから乗り換える際の通信料金についての記載があり、そこには移行月のauの通信料金は日割りになると書かれています。
auからpovoへの移行には特別ルールが適応されるみたいです。
auの通信料金は他の大手キャリアと同様に高額で、月1GBまでしか使えないデータ容量が一番小さいプランでも月額3,500円ほどかかってしまいます。
しかし、翌日に解約するとすると日割りなら100円になるため、日割りのありがたみはとても大きいです。
乗り換え前はpovoのデータ量を使い切っておこう!
思い付きで1円キャンペーンを利用してみて私が少し後悔したことをお伝えします。
1円キャンペーンを利用するには新規契約でなく乗り換えが必須ですので、一度povoを解約しなければいけません。
povoは前払いでデータ容量を購入するサービスなので当たり前ではありますが、解約する際、データ容量がまだ残っていたとしても返金はありません。
また翌日に再度利用を開始しても残データ容量は引き継げません。
私は大容量プランを長期で購入していたため、あと30GBほど残っていたのでもったいなかったなと思っています。
povoユーザーで1円キャンペーンを利用したい人は、購入するデータ容量を調整していきましょう。
比べてみた!1円キャンペーン vs 購入して下取り
新品のiPhone 13は、Apple Store・キャリアショップ・家電量販店から購入できます。
キャリアショップで購入する場合は、2年間で返却する前提で端末購入サポートを利用し端末代金を半額にする購入方法がお得です。
ただ、家電量販店が1円キャンペーンを実施しているときは、キャリアの端末購入サポートを利用したうえでさらに家電量販店割引がかかるため、キャリアショップで購入するよりも圧倒的にお得になります。
一方Apple Storeで購入する場合は、iPhone 13をいったん満額で購入し次の機種に替えるときに下取りに出します。
では、家電量販店の1円キャンペーンを利用する場合と、Apple Storeで購入し数年後に下取りに出す場合と、どちらがより安くiPhone 13を使えるか比較していきましょう。
家電量販店の割引を利用する場合
家電量販店の割引を利用すると2年間1円~24円でiPhone 13(128GB)を使えます。
もし2年後に返却しなかった場合は、端末価格の半額を24回分割払いで毎月払っていくことになります。
例えば今買ったiPhone 13を3年後に返却する場合を例に負担額を考えてみます。
まず、最初2年間の端末料金は家電量販店の特別割引で1円~24円になり、端末価格の半額が割り引かれます。
そして3年目に端末価格の25%を支払うことになり、残りの25%が免除されます。
また、もし4年間iPhone 13を使用した場合は、トータルの負担額は端末価格のほぼ半額で、その端末を返却しなくてよくなります。
返却タイミング | 負担額 |
---|---|
2年間で返却する場合 | 1円~24円 |
3年間で返却する場合 | 約3万円 |
4年間以上つかう場合 | 約6万円 |
iPhone 13を購入して下取りに出す場合
トータルの負担額は購入価格から下取り価格を差し引いた額です。
家電量販店の割引は128GBの端末に限定されていることが多いため、iPhone 13(128GB)の負担額を考えていきます。
下取り価格は端末の破損状況やモデルの古さにより変わります。
参考に、数年間前のモデルの下取り価格を見てみましょう。
iPhoneの発売価格は為替の影響もありますので一概には言えませんが、発売の2,3年後に下取りに出すと当時の価格の40%くらいになり4,5年後だと20%を切っています。
機種 | 発売時期 | 発売時の価格 | 最大下取り価格 | 下取り価格の割合 |
---|---|---|---|---|
iPhone 12 | 2020年秋 | 111,980円 | 46,000円 | 40% |
iPhone 11 | 2019年秋 | 67,800円 | 36,000円 | 53% |
iPhone XS | 2018年秋 | 165,024円 | 28,000円 | 17% |
iPhone 8 | 2017年秋 | 103,464円 | 13,000円 | 13% |
※最大下取り価格は2023年3月2日時点のものです。
Appleは3月31日まで下取り価格を増額していますので、検討中の人は早めに下取りに出しましょう。
お得なのはどっち?
家電量販店の1円キャンペーンを利用する場合と、AppleでiPhone 13を購入し数年後に下取りに出す場合とどちらがお得でしょうか。
2年後にiPhone 13を手放すと考えてみます。
家電量販店なら1~24円で2年間端末を使えますが、Appleで購入する場合は下取り価格を差し引いても端末代が5~6万円かかってしまいます。
この差は何年iPhone 13を使っても変わらないため、利用年数に関わらず1円キャンペーンを使った購入がお得です。
修理代が意外と高い?購入前に補償サービスも要チェック
スマホは常に持ち歩いているものですので、ポケットに入れ損ねて落としてしまったり、洗面台で滑り落として濡らしてしまったりと壊してしまうリスクが非常に高いです。
せっかく1円キャンペーンでiPhone 13を手に入れたとしても、壊してしまったときの修理費用が高額ですと結局iPhoneへの出費がかさんでしまうということにもなると思います。
iPhone 13の修理費用は7万円弱かかることもありますので、もしもの場合に備えて補償サービスに入っておくのがオススメです。
修理のタイプ | 料金 |
---|---|
前面のひび割れ | 42,800円 |
背面ガラスの損傷 | 53,800円 |
背面カメラの損傷 | 21,800円 |
その他の損傷 | 68,800円 |
店員さんに流されるとキャリアの補償サービスに
1円キャンペーンを利用してiPhone 13を購入するときは、家電量販店のどこかしらのキャリアの店員さんに案内してもらうことになります。
端末購入手続きの途中で店員さんに勧められるため、そのままキャリアの補償サービスに加入する人も少なくないでしょう。
あまりスマホ関連に詳しくなかった頃の私もキャリアの補償サービスに入っていました。
ただキャリアの補償サービスは月々1,000円ほどかかってしまい、年間ではなんと1万円になります。
補償サービスは万一iPhoneが壊れてしまった時に高額な修理費用を払わなくてもいいようにするためのものですので、その補償サービス自体の料金が高いとあまり意味がありません。
キャリア | 月額料金 |
---|---|
ドコモ | 825円 |
au | 1,309円 |
ソフトバンク | 1,280円 |
しっかり比較するとどの補償サービスがおすすめ?
実は、補償サービスはキャリアが提供しているものだけではありません。
他にもAppleが提供しているApple Care+や保険会社のモバイル保険などがあります。
キャリアの補償サービスには対面で手厚く対応してもらえる安心感、Appl Care+にはiPhone製造メーカーのサービスを受けられる信頼感がありますが、コスパで選ぶなら圧倒的にモバイル保険がおすすめです。
Apple Care+やキャリアの補償サービスは月額料金が高く、また修理する場合にも修理費用の一部を自己負担しなければなりません。
モバイル保険は月額料金が安く、修理にかかった費用を全額返金してもらえるのが魅力的です。
モバイル保険はオンライン手続きがメインで、店舗がないため確かに対面でのサポートは受けられませんが、コールセンターは用意されていますので困ったことがあれば電話でサポートしてもらえます。
また、モバイル保険は修理にかかった費用を補償してくれるサービスですので、どこで修理を行っても補償されるため、Appleで修理してもらえます。
医療保険で、どの病院で治療を受けても医療費を補償してもらえるのと同じイメージです。
補償サービス | 特徴 | 月額料金 | 修理時の負担金 |
---|---|---|---|
キャリア | ・対面でサポートしてもらえる ・月額料金が高い |
825~1,309円 | 12,900円 |
Apple Care+ | ・Appleのサポートが受けられる ・月額料金が高い |
1,180円 | 12,900円 |
モバイル保険 | ・月額料金が安い ・修理費用を全額返金してもらえる |
700円 | 0円 |
モバイル保険ならたったの700円で3端末も補償できる
モバイル保険は月額料金はたったの700円と、キャリアの補償サービスやApple Care+よりも安いです。
ふつうスマホの補償サービスは1契約1台ですので、他の補償サービスではiPhone1台を守るのに月々1,000以上かかってしまいます。
しかしモバイル保険では1契約でなんと3端末まで登録できるため、1端末あたりの利用料金は233円となり圧倒的コスパの良さです。
3端末登録することで端末を壊してしまうリスクも3倍になるため、保険料が無駄になる心配もありません。
また、モバイル保険は名前の通りモバイル機器全般を対象とした保険です。
AirPodsやApple Watch、iPadも登録できるため、よく使っているモバイル機器をまとめて補償に入れられます。
- 月々たったの700円と安い
- 1契約で3端末まで補償できる
- AirPodsやApple Watch、iPadなどスマホ以外の機器も補償対象
- 年間10万円まで修理費用は全額返ってくるため自己負担金0円
まとめ
家電量販店の1円キャンペーンを使ってiPhone 13を格安で手に入れる方法を紹介してきました。
他にもiPhone SE(第3世代)やiPhone 13 miniの1円キャンペーンも実施されているので、気になる人はぜひ足を運んでみてください。
1円キャンペーン実施中の機種でどれが自分に合っているか迷った人にはこの記事がオススメです。
また端末購入後のデータ移行が分からない人はこの記事を読んでみてください。