【徹底比較】Pixel 7aとPixel 7の違いはどこ? Pixel 7aコスパ最強の魅力に迫る!
- 2023年05月30日
- Google Pixel
先日Pixel 7aが発売されました!
2022年秋に発売されたPixel 7の廉価モデルにもかかわらず、Pixel 7に見劣りしない性能だと評判です。
今回はコスパ最強と謳われるPixel 7aをPixel 7と比較し、Pixel 7aの魅力に迫ります。
目次
Pixel 7aとPixel 7は価格差なんと2万円!
Googleは毎年、秋に最新技術を詰め込んだフラグシップモデルを発売し、翌年の夏にその廉価モデルであるaシリーズを発売しています。
Pixe 7a は例年より早く2023/5/11に発売されました。
販売価格はPixel 6aよりも50ドル高い499ドル、日本価格で6万円ちょっとです。
2022年秋に発売されたPixel 7は8万円でしたので、なんと2万円も安い価格設定。
さすがaシリーズです!
Pixel 7a | 62,700円 |
---|---|
Pixel 7 | 82,500円~ |
Pixel 7aの性能はPixel 7にかなり追いついた!
今までのaシリーズは価格はたしかに安いけど性能もさほど高くないモデルでしたが、Pixel 7aは違います。
Pixel 7aがこんなに騒がれているのは、そのスペックがかなり高くPixel 7ともはや同等のレベルだったためです。
またスペックだけでなくデザインもとても似ています。
安価にPixelの最新モデルが利用できるのはとても魅力的です!
リフレッシュレートが同じ
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に何回新しい画像を描けるかの指標です。
スマホでゲームをするときには大切な性能で、90~120Hzあると快適にゲームが楽しめます。
Pixel 6aでは60Hzでしたが、Pixel 7aはPixel 7と同様に90Hzまで出すことが可能です。
Pixel 7a | 90Hz |
---|---|
Pixel 7 | 90Hz |
カメラ性能はどちらも高い
Pixel 7aとPixel 7では別のカメラセンサーが搭載されましたがPixel 7aが劣っているというわけではありません。
Pixel 7aはPixel 7より画素数の高い写真を撮影できます。
この価格帯でGoogle Pixel7aのカメラ性能が、飛び抜けてるのがをわかる動画。 pic.twitter.com/4HwJpmGxOx
— いつもの匠@ガジェット研究家 | 3Dプリンタ大好きシステムエンジニア|ChatGPT楽しい! (@itsumonotakumi) May 21, 2023
処理能力が同じ
スマホの処理能力は、搭載されているプロセッサとメモリの大きさで決まります。
プロセッサは人で例えると「脳みそ」、メモリの大きさは「机(作業スペース)の大きさ」を表しています。
Pixel 7aは廉価モデルにもかかわらずPixel 7とプロセッサもメモリの大きさも同じですので、同じ処理能力になっています。
Like all #Pixel7 series devices, #Pixel7a is powered by our #GoogleTensor G2 chip and 8GB RAM to bring you incredible performance and intelligence.#GoogleIO pic.twitter.com/oQCnzvRN44
— Made by Google (@madebygoogle) May 10, 2023
Pixel 7aもワイヤレス充電可能に
Pixel 6・7のナンバリングモデルはワイヤレス充電に対応していましたが、Pixel 6aでは残念ながらワイヤレス充電は非対応でした。
廉価モデルではワイヤレス充電できるようにならないかと思っていましたが、今回Pixel 7aは廉価モデルで初めてPixel 7aがワイヤレス充電に対応可能になりました。
接触させるだけで充電できるのは便利ですね。
aシリーズ | 無印 | |
---|---|---|
Pixel 6 | ✕ | ● |
Poxel 7 | ● | ● |
Pixel 7aも顔認証可能に
顔認証機能もワイヤレス充電と同様にaシリーズでは未対応でしたが、Pixel 7aから顔認証が可能になりました。
指紋認証も顔認証も対応可能になり、1人前のスマホの認証機能が搭載されました。
aシリーズ | 無印 | |
---|---|---|
Pixel 6 | ✕ | ● |
Poxel 7 | ● | ● |
Pixel 7aとPixel 7の細かな違いを徹底比較
デザイン・カラー
Google Pixelのデザインはカメラバーと背面ガラスの色の組み合わせの違いで変化していっています。
その点、Pixel 7aはPixel 7とデザインがとても似ていました。
どちらもカメラバーが金属製で背面ガラスと同系統の色合いです。
また、フレームがカメラバーと同じ金属で出来ているのも特徴的です。
カラーはどちらにも黒・白系統があり、さらにPixel 7aでは水色とコーラルピンク、Pixel 7ではレモン色が展開されています。
Pixel 7a | Charcoal(黒)・Snow(白)・Sea(水色)・Coral(ピンク) |
---|---|
Pixel 7 | Obsidian(黒)・Snow(白)・Lemongrass(レモン色) |
価格・容量
スマホはストレージ容量で価格が変わります。
Pixel 7aは128GBのみで、Pixel 7は128GB/256GBから選べます。
一般的な利用方法なら128GBで十分ですが写真や動画をたくさん撮る人は256GBがいいかもしれません。
今使っているスマホでストレージの使用状況が確認できますので、それを参考にしてみてください。
Pixel 7a | Pixel 7 | |
---|---|---|
128GB | 62,700円 | 82,500円 |
256GB | – | 97,900円 |
- 設定のアプリを開く
- 「ストレージ」をタップ
- カテゴリーごと・全体の使用状況を確認できる
大きさ・重さ
Pixel 7aとPixel 7の大きさはほとんど変わりません。
平面的なサイズ感はPixel 7aの方がわずかに小さく、厚みはPixel 7aの方がわずかに太いです。
Pixel 7aの方が本体の厚みがあるためか、相対的にカメラバーの出っ張りが控えめになっています。
また重さもPixel 7aの方がわずかに軽いですが、手に持ったときほとんど違いを感じないでしょう。
Pixel 7a | Pixel 7 | ||
---|---|---|---|
大きさ | 高さ | 152mm | 155.6mm |
横 | 72.9mm | 73.2mm | |
厚み | 9.0mm | 8.7mm | |
重さ | 193.5g | 197g |
ディスプレイ
本体サイズと連動しディスプレイサイズもPixel 7aの方がわずかに小さくなっています。
リフレッシュレートはPixel 6aまではaシリーズは60Hzでしたが、Pixel 7aから90Hzになり、Pixel 7と同じレベルまで追いつきました。
一方、ディスプレイに使用されているガラス素材は引き続き今までaシリーズで使用されていたものです。
Pixel 7aのガラス強度はやや心配かもしれません。
Pixel 7a | Pixel 7 | |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | 6.3インチ |
リフレッシュレート | 90Hz | |
ガラス素材 | Gorilla Glass 3 | Gorilla Glass Victus |
カメラ・写真機能・動画機能
Pixel 7aもPixel 7も、背面カメラが広角レンズと超広角レンズの2種類、フロントカメラが1種類ついています。
驚くことに、廉価版にもかかわらずPixel 7aのカメラはPixel 7とほぼ同等のクオリティの高さです。
カメラセンサーはPixel 7の方がたしかに高機能なものが搭載されていますが、画素数はPixel 7aの方が3カメラ全てで上回っています。
Pixel 7a | Pixel 7 | ||
---|---|---|---|
背面カメラ | 広角レンズ | 6,400万画素 | 5,000万画素 |
超広角レンズ | 1,300万画素 | 1,200万画素 | |
フロントカメラ | 1,300万画素 | 1,080万画素 |
一方、写真や動画の機能はPixel 7aがわずかに劣っています。
Pixel 7ではモーションモード・HDR動画撮影・シネマティックぼかし・音声ズームが利用可能ですが、残念ながらPixel 7にはこれらの機能は搭載されていません。
チップ・メモリ
チップ・メモリはそのスマホの処理能力に寄与します。
Google Pixelは廉価モデルであるaシリーズも、フラグシップモデルと同じチップが搭載されることが特徴の一つです。
しかも今回はメモリもPixel 7と同じ大きさですので、Pixel 7aの処理能力は完全にPixel 7と同レベルと言えます。
Pixel 7a | Pixel 7 | |
---|---|---|
プロセッサ | Google Tensor G2 | |
メモリ | 8GB |
充電
Pixel 7aからaシリーズでもワイヤレス充電が可能になりました。ただ速度はPixel 7には劣ります。
有線の充電方法も同様で、どちらも急速充電に対応していますがPixel 7の方が充電速度は速いです。
一方大きな違いとして、Pixel 7aではバッテリーシェアができません。
Pixel 7ならバッテリーシェアを活用して、他のスマホやワイヤレスイヤホンを充電できます。
Pixel 7a | Pixel 7 | |
---|---|---|
ワイヤレス充電 | 最大7.5W | 最大20W |
急速充電 | 18W | 20W |
バッテリーシェア | ✕ | ● |
SIM
Pixel 7a・Pixel 7どちらもデュアルSIM・eSIMに対応しています。
ほとんど使わないと思いますが、Pixel 7ではeSIMのデュアル利用も可能ですが、Pixel 7aはデュアルeSIMには対応していません。
Pixel 7a | Pixel 7 | |
---|---|---|
デュアルSIM | ● | ● |
eSIM | ● | ● |
デュアルeSIM | ✕ | ● |
防塵・防水
スマホのスペックには「IP~」という防塵・防水性能を表す規格があります。
1文字目は防塵規格、2文字目は防水規格の等級です。
Pixel 7aとPixel 7で防塵性能は変わりませんが、防水性能はPixel 7の方が一段階高くなっています。
Pixel 7a | Pixel 7 |
---|---|
IP67 | IP68 |
生体認証
Pixel 7aではaシリーズ初顔認証が可能になりました。
Pixel 7aはPixel 7と同様にディスプレイ指紋認証も顔認証も利用可能です。
Pixel 7aはコスパ最強!!圧倒的にオススメ
Pixel 7aは6万円ちょっと、Pixel 7は8万円ちょっとと2万円も価格に差があります。
それにも関わらず、Pixel 7aのスペックはほとんどPixel 7と同等でハイクオリティです。
Pixel 7aがPixel 7より劣っていることは、ストレージ容量が1種類・バッテリーシェアできない・写真や動画機能が少し少ない・防水機能が少し劣るだけです。
圧倒的にコスパ最強なのでPixel 7aとPixel 7をどっちを買うか悩んでいる人は、Pixel 7aがおすすめです。
Pixel 7aの口コミを紹介
Pixel 7aは今とても注目されています。
肯定的な意見が多いものの、発熱がある・ちょっと重いといっ口コミも上がっていますね。
Pixel 6aはワイヤレス充電とWi-Fi6Eが使えなかったのが不満だったけど、7aでは改善されてるし、もう欠点なしのコスパ最強スマホって感じ。
— わーい (@wai_2525a) May 19, 2023
pixel 7a君めっちゃぬるぬる動くわ最高
— まっち (@macchl_0103) May 24, 2023
Pixel7a使って4日立つけど、本体が重い以外不満ないな!
軽ければ最高だけど、値段上がるしね!
価格考えるとちょうどいいのかな— しまもん (@86shimann) May 19, 2023
Pixel 7aにぴったりな補償サービス
スマホを新しく買い替えるときは、万一の故障に備えて補償サービスに加入しておくのが大切です。
ただiPhoneにはApple Care+がありますが、Pixelのメーカー保証はまだ日本では提供されていません。
そこでオススメしたいのが、保険会社が提供している「モバイル保険」というスマホなどのモバイル機器の “もしも” に備えられるサービスです。
モバイル保険ってどんなサービス?
モバイル保険はPixelをはじめスマホ全般やワイヤレスイヤホンなど様々なモバイル機器が壊れてしまった時に、かかった修理費用が全額補償されるサービスです。
- 年間最大10万円まで修理費用が全額補償される
- スマホ・ワイヤレスイヤホン・タブレット・ノートPCなどモバイル機器すべてが登録できる
- 1契約で3端末まで登録できる
- 月額700円と安い
修理費用を全額補償
あまり知られていませんが、よくあるスマホの補償サービスでは修理にかかる料金の一部が補償され、ユーザーが一定の負担金を支払わなければなりません。
故障の規模によっては1万円以上かかってしまうこともあり、せっかく補償サービスに入っているのに何だかなという感じです。
しかしその点モバイル保険なら、年間10万円までという限度は設定されていますが、修理にかかった費用が全額補償されるのが魅力的です。
対象はモバイル機器すべて
モバイル保険は、wifiやBluetoothに繋がるモバイル通信端末すべてが補償対象です。
ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、タブレットなど意外と多くのモバイル機器が身の回りにあふれていると思います。
またノートPCやカメラなど高価な電子機器も対象で、修理費用が10万円まで補償されます。
1契約で3端末まで補償
よくある補償サービスは該当のスマホのみが補償対象ですが、モバイル保険なら、1契約で3端末まで補償に入れられます。
3端末登録することで、どれか1端末でも壊れてしまうリスクは3倍になるため、補償サービスをより有効に利用できます。
Pixelを主端末として、自身がもっているワイヤレスイヤホンやタブレットを副端末として登録することができます。
また家族の端末も登録でき、1契約で子どもに持たせているスマホも補償に入れられます。
月々たったの700円
修理費用が全額補償され1契約で3端末まで登録できるのに、月々の利用料金は700円と、他の補償サービスと比べ圧倒的に安いです。
サービスを提供しているのが保険会社ですので、普段の金銭的な負担をなるべく抑え、もしもに備えられる優れた仕組みになっています。
モバイル保険のここが良い!
そもそもモバイル保険はスマホの補償サービスとして優れていますが、特にPixel 7aの補償サービスとしてオススメな点があります。
それはPixelの修理ならなんと無料でできるということです。
Pixelは正規修理店が決められていて、日本では「iCracked」というスマホ修理屋さんで修理してもらうことになります。
モバイル保険はiCrackedと提携しているため、事前に申請すると、1回も修理費用を払うことなく無料でPixelを修理してもらえます。
まとめ
コスパ最強と謳われるPixel 7aの価格やスペックをPixek 7と比較してみました。
購入を迷っている人の参考にならば嬉しいです。