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【要注意】Pixel 7aは画面が割れやすい?利用できる保険・補償サービスや修理料金をまとめました

【要注意】Pixel 7aは画面が割れやすい?利用できる保険・補償サービスや修理料金をまとめました

Google PixelはGoogleが自社ブラントとして展開しているAndroidスマホです。
AndroidのOSはGoogleが開発しているため、OSと筐体の相性がいいPixelシリーズは人気があります。

今販売している最新モデルはPixel 7・Pixel 7 Proで2022年10月に発売されました。
その廉価モデルであるPixel 7aが2023年 夏に発売される予定です。

今回は、Pixel 7aが壊れたらどうすればいいのか?故障に備えられる補償サービスはあるのか?をまとめました。

 

Pixel 7aはPixel 7の廉価モデル

Google Pixelには、毎年秋に発売されるナンバリングの「ノーマルシリーズ」と「Proシリーズ」、翌年の夏に発売される廉価版の「aシリーズ」があります。
例年aシリーズは性能を控えめにすることで、端末価格が安価に抑えられています。

端末価格が安価

Pixelのaシリーズの端末価格は少しずつ上がってきていますが、Pixel 7aはPixel 7の廉価モデルですので、端末価格はPixel 6aより上がるかもしれませんがPixel 7よりは安価になると予想されます。

Pixel 販売価格
aシリーズ 無印シリーズ
Pixel 3 48,600円 95,000円
Pixel 4 42,900円 89,980円
Pixel 5 51,700円 74,800円
Pixel 6 53,900円 74,800円
Pixel 7 予想:5~6万円 82,500円

スペックも控えめ

なぜaシリーズが安価にできるかというとスペックが控えめになっているためです。
まだPixel 7aのスペックの詳細はまだ明らかになっていませんが、Pixel 6aとPixel 6のスペックの違いからある程度予想できます。

Pixel 6aはPixel 6と比べて下記のスペックが控えめでした。
しかし、例えば「キレイな写真が撮りたい!」「スマホで快適にゲームがしたい!」といった特別なこだわりが無い人にとっては、aシリーズのスペックでも十分です。

Pixel 7aはカラーバリエーションが豊かになる、ストレージ容量が選べるようになる、ワイヤレス充電に対応するなど良い噂も耳にしますが、下記の他の点ではPixel 7より控えめなスペックになるでしょう。

Pixel 6aのスペックが控えめな点

  • 処理能力
  • ディスプレイのサイズや質
  • カメラの質
  • ワイヤレス充電
  • 防水性能
Pixe 6aとPixel 6のスペック比較
Pixel 6a Pixel 6
メモリ(RAM) 6GB 8GB
ディスプレイ サイズ 6.1インチ 6.4インチ
リフレッシュレート 60Hz 90Hz
ガラス Corning Gorilla Glass3 Corning Gorilla Victus
カメラ 広角 1,220万画素 5,000万画素
超広角 1,200万画素
充電 急速充電
ワイヤレス充電 非対応 対応
防水 IP7 IP8


 

Pixel 7aは画面が割れやすい…!?

Google PixelはiPhoneと比べ画面が割れやすい、カメラバーが壊れやすいといった噂を耳にします。

Pixelシリーズの液晶に使われているのはゴリラガラスというアメリカの会社が開発したガラスで、ゴリラガラス、ゴリラガラス2・3・4・5・6、ゴリラガラス Victusへと年々進化を遂げています。
最新機種には進化したゴリラガラスが使われていますが、aシリーズの液晶はPixel 4a以降ずっとゴリラガラス3ですのでPixel 7aもゴリラガラス3になる可能性が高いです。

Pixelシリーズ全体を通して液晶が割れやすいという評判ですが、aシリーズにはずっと古いゴリラガラスが使われているので、とくに画面割れしやくなっています。

Pixel 画面ガラス素材
aシリーズ 無印シリーズ
Pixel 3 Dragon Trail® Corning®Gorilla®Glass5
Pixel 4 Corning®Gorilla®Glass3 Corning®Gorilla®Glass5
Pixel 5 Corning®Gorilla®Glass6
Pixel 6 Corning®Gorilla®Glass Victus
Pixel 7 予想:Corning®Gorilla®Glass3

 

Pixel 7aが壊れたらどうすればいい?

iPhoneが壊れたらApple Storeへ行きます。
では、Google Pixelが壊れたらどこで修理してもらえるでしょうか。
また修理料金はいくらくらいになるでしょうか。

iCrackedに持ち込むか郵送で修理

Appleと違ってGoogleは実店舗がほとんどありません。
代わりに各国に認定修理パートナーがいて、Google Pixelの修理全般を請け負っています。

日本の修理認定パートナーは「iCracked」です。
iCrackedは日本全国に店舗があり、壊れたPixelを直接店舗に持ち込むことも出来ますし、郵送で修理してもらうこともできます。

Google Pixelの修理方法

  • iCrakedの店舗に直接持ち込む(1か所1~2時間で完了)
  • iCrakedから梱包キットを取り寄せて郵送する(最短3~5日ほどで完了)

廉価モデルでも修理料金はそこそこ高額

Google Pixelは壊れた箇所別に修理料金が細かく設定されています。
aシリーズは廉価モデルとはいえ、修理料金はそこそこ高額です。

まだPixel 7aの修理料金は公表されていませんが、Pixel 6aでも画面修理に2万円以上かかってしまいます。
また基板交換が必要な場合や故障箇所が複数部位にまたがっている場合は、もっと高額になり、端末の購入代金以上になってしまうことも珍しくありません。

Pixel 6a 修理料金
画面修理 背面パネル修理 バッテリー交換
21,780円 20,680円 14,080円
カメラ修理 基盤交換 その他のパーツ交換
フロント リア
14,080円 19,580円 59,180円 12,980円


 

Pixel 7aに補償サービスはつけられる?

Pixel 7aは端末価格が安い廉価モデルとはいえ、壊れたときに簡単に買い直せるほど安くありません。
また修理するにしても、そこそこ高額の修理料金がかかってしまいます。

そのようなときに有用なのが補償サービスです。
Pixel 7aで利用できる補償サービスにはどのようなものがあるでしょうか。

日本にはGoogleの有償保証サービスはない

iPhoneにはApple Care+という有名なメーカーの有償保証サービスがあります。
Google PixelにもPreferred Careという名前の有償保証サービスがありますが、2023年現在、日本では実施されていません。

ただし、自然故障や初期不良に対応する購入後1年間の限定保証は無料でついてきます。
この限定保証を利用すると、購入したPixelに初めから欠陥があった場合や、ユーザーの過失によらない欠陥が生じた場合の、修理や交換が無料です。

Google Pixel限定保証の特徴

  • 新規端末購入から1年間有効
  • 無料
  • 初期不良や自然故障が対象
限定保証の対象となる事例

  • オンラインで端末を購入し、手元に届いたときには画面が割れていた
  • なにもしていないのに電源が入らない
  • なにもしていないのにインターネットや携帯が繋がらない
  • なにもしていないのに頻繁にフリーズする

限定保証がついているのはありがたいですが、スマホが壊れてしまう要因で圧倒的に多いのはユーザーによる過失です。
うっかり落として割れてしまったといった事故に対応するためには、なんらかしらの有料の補償サービスに入っておくのがおすすめです。

限定保証の対象外である事例

  • 誤ってPixelを落としてしまって画面が割れた
  • お風呂でスマホを使っていたら起動しなくなった
  • スマホが盗まれた

キャリアで購入すればキャリアの補償サービスがある

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4大キャリアにはAndroid用の補償サービスもあり、Pixel 7aをキャリアで購入すると加入できます。
ドコモと楽天モバイルには持込端末用の補償サービスもあり、Pixel 7aが対象端末になれば、回線契約だけでも加入できます。
ただPixel 6aはドコモでは販売されませんでしたので、Pixel 7aも一部のキャリアでしか取り扱われないかもしれません。

キャリアの補償サービスは、端末が故障・盗難・紛失したときに、リフレッシュ品(同じ機種の新品同様の端末)に即日交換できるサービスです。
基本的に修理はできず、新しい端末が手元に届いたら壊れた端末を返却しなければなりません。

また、リフレッシュ品と交換する際には、壊れた端末の初期化と新しい端末へのデータ移行が必要です。
水没や損傷でデータの復旧が必要な時は、キャリアのデータ復旧サービスが利用できます。

キャリアの店舗は全国にあるため、とりあえず困ったときは店舗に行きスタッフさんに案内してもらいましょう。

キャリアの補償サービスの特徴

  • 端末購入時や回線契約時に加入できる
  • リフレッシュ品に即日交換できる
  • 基本的に修理はできない
  • 壊れた端末の初期化と新しい端末へのデータ移行が必要
  • データ復旧サービスが安く利用できる
  • 店舗で対面でスタッフさんに対応してもらえる
  • 基本的に利用料金が高い

モバイル保険ならどこで購入しても入れる

キャリアの補償サービスは基本的に端末購入時しか加入できませんが、Pixel 7aはGoogle Storeから直接購入するという人も少なくありません。
Pixel 7aに合う補償サービスを改めて単独で考えるときは、モバイル保険というモバイル機器に特化した保険も一度検討してみてください。

というのも、モバイル保険はGoogle Pixelの日本唯一の修理認定パートナーであるiCrackedと提携しているサービスだからです。

そもそもモバイル保険はスマホが壊れた時にかかる修理費用を補償するサービスです。
修理自体は、メーカーやキャリアできちんとやってもらうこともできますし、近所にある街の修理屋さんでパパっと直してもらうこともできます。
もちろん一部のパーツを取り換える修理だけではなく、本体交換が必要になる修理でも、修理費用が全額補償されます。

一般的な手順としては、自身で修理に出して一度修理費用を払い、修理後にモバイル保険を申請して返金してもらうという手順になりますが、iCrackedを利用する場合は一度も費用を支払うことなく無料で修理できます。

保険単独のサービスですので加入条件がキャリアの補償サービスよりもゆるく、モバイル保険ならPixel 7aをどこで購入しても加入できます。
新品の端末でしたら購入後1年間まではいつでも加入可能です。

またモバイル保険ならではの特徴として1契約で3端末まで登録できます。
月額料金が1契約700円なので、3端末登録すると1端末あたりたったの233円です。
例えば、お子さんの端末を一緒に登録したり、ワイヤレスイヤホンやノートPCなどを一緒に登録したりでき、身の回りのモバイル端末をまとめて補償できます。

モバイル保険の特徴

  • 日本唯一の修理認定パートナーであるiCracked と提携していてPixelが無料で修理できる
  • 購入後1年以内ならいつどこで買ったスマホでも加入できる
  • 修理費用が全額補償される
  • 1契約で3端末まで登録できる
  • スマホだけでなく、ワイヤレスイヤホンやノートPCなどモバイル機器すべてが補償対象
  • 利用料金が安い


 

どちらがオススメ?|キャリアの補償サービス vs モバイル保険

Pixel 7aにつけられる補償サービスには、キャリアの補償サービスとモバイル保険があります。
どちらがオススメでしょうか。
加入条件・利用料金・サービス内容を比較しました。

比較① 加入できる条件

キャリアの補償サービスはあくまでオプションの一つですので、端末を購入したり回線を契約したりするときに併せて加入できます。
一方モバイル保険は保険単独のサービスで、加入できるタイミングが広く設定されています。

サービス名 加入条件
ドコモ smartあんしん補償 ・端末購入から14日以内
・持込端末で回線契約から14日以内
au 故障紛失サポート with Cloud ・端末購入時
ソフトバンク あんしん保証パックプラス
楽天モバイル スマホ交換保証プラス
モバイル保険 ・端末購入日から1年以内
・他の補償サービスから引き継ぎ

比較② 月額料金とスマホ故障時にかかる費用

補償サービスの利用料金には、月額料金と故障時にかかる自己負担金があります。

月額料金は、1契約あたりで比較すると同じくらいかモバイル保険の方が安いです。
ただモバイル保険は1契約で3端末まで補償できるので、1端末あたりの料金で比較するとモバイル保険が圧倒的に安いです。

また一般的な補償サービスでは、月額料金に加えスマホが故障したときには一定の自己負担金がかかります。
キャリアの補償サービスも同様でリフレッシュ品に交換するのに1回5,000円以上かかります。
しかしモバイル保険なら自己負担金がかかりません

月額料金も自己負担金も、モバイル保険の方がキャリアの補償サービスよりも安価に利用できます。

サービス名 月額料金 自己負担金
ドコモ smartあんしん補償 550円~ 8,250円~
au 故障紛失サポート with Cloud 990円 5,500円~
ソフトバンク あんしん保証パックプラス 715円 1,650~5,500円
楽天モバイル スマホ交換保証プラス 715円 6,600円
モバイル保険 700円 0円

比較③ サービス内容

費用面ではモバイル保険に劣っているキャリアの補償サービスですが、サービスが幅広く手厚いという特徴があります。

モバイル保険のサービス内容はシンプルで、修理にかかった費用が全額補償されます。
キャリアの補償サービスも、Pixelが壊れた時にリフレッシュ品に安く交換できるというのがメインのサービスですが、それに加え、端末の位置を探す、壊れた端末に入っているデータを復旧するといったサービスがあります。

結果 モバイル保険がおすすめ!

キャリアの補償サービスはたしかに手厚いですが、その分利用料金も上がってしまいます。
一方、モバイル保険は端末の補償以外のサービスはありませんが、月額料金・自己負担金どちらもキャリアの補償サービスよりも安くなっています。

また、モバイル保険に加入していれば、日本唯一の修理認定パートナーであるiCrackedで無料で修理できるため、Pixel 7aの補償としては、キャリアの補償サービスよりもモバイル保険がおすすめです。


 

まとめ

Pixel 7aのスペックの詳細はまだ分かりませんが、画面が割れやすいことが予想されます。
購入を考えている人は予め補償サービスの加入も検討しておきましょう。

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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