新型iPad Pro・iPad Airは2024年5月発売?発売日や値段の予想まとめ!
- 2024年04月24日
- iPad
Appleから販売されているタブレット端末、iPad。
タブレット市場で圧倒的なシェアを占めており、タブレットといえばiPadといっても過言ではないでしょう。
iPadは全4種類のモデルラインナップがありますが、2023年はいずれのモデルでも新機種が登場しなかったため、2024年は発売が期待されます。
本記事では、2024年5月に発売が予想されている新型iPad Pro・iPad Airについて、最新情報をまとめていきます。
目次
新型iPad Proの特徴
2024年に登場すると見られている新型iPad Pro。
現行モデルと異なる、新型モデルならではの特徴をまとめていきます。
ディスプレイが有機ELに
今回の変更点の目玉となるのが、ディスプレイの有機EL化です。
iPhoneは2020年登場のiPhone 12シリーズから有機ELディスプレイとなりましたが、iPadは現行モデル全てが液晶ディスプレイであり、初の有機ELディスプレイ搭載モデルとなります。
有機ELディスプレイは、液晶ディスプレイよりも発色がよく、鮮やかな映像表現が可能となります。
バックライトが不要となることで電力消費も少なくなり、また薄くなることから内部スペースの自由度が上がりバッテリーをはじめとする他のパーツの大型化が可能となります。
より性能の高いものにするためには必要となる変更ですが、ディスプレイ自体のコストが上がり、iPadの価格増につながる大きな要因ともなっています。
最新のM3チップ搭載
新型iPad Proには、最新のM3チップが搭載されるとされています。
現行モデルに搭載されているM2チップの次世代にあたり、2023年10月30日のイベントで発表された最新のものです。
M2チップやM3チップは、SoC(システムオンチップ)といわれます。
1つのチップの上に様々な機能を集約し統合したもので、iPad自体の性能を決定づけているものといえます。
基本的には同じiPadを動かすものであるため、M3チップでないとできないものがあるいうことではありません。
処理速度の速さや同時処理のキャパシティなどが強化されるイメージです。
中身は同じiOSなので、アップデートにより要求される性能が高くなると旧型のモデルの動作は次第に遅くなってしまいます。
快適にiPadを使うのであれば、やはり最新のチップが求められることになります。
最大4TBストレージ
新型iPad Proのストレージは、現在の2TBから一段階大きくなり、最大4TBになると考えられています。
タブレットはもともと大型のスマホといえる立ち位置でしたが、現在iPadの上位モデルはエンジニアやクリエイターが好んで使う開発用のハイエンド端末になっています。
4TBというと普通に使うのは難しい大きさですが、大容量の素材を多数取り扱う制作・開発の現場では嬉しい変更ではないでしょうか。
尚、現行のiPad Proは128GBが最小となっていますが、こちらが継続されるのか廃止されるのかは現時点では分かりかねます。
ディスプレイサイズがわずかに拡大
iPad Proではベゼルがさらに薄くなるとされていて、その結果ディスプレイサイズが僅かに大きくなると見られています。
現行モデルは11インチと12.9インチの2サイズですが、新型iPad Proは11インチと13インチになるだろうかという予想です。
数値上の変化はほとんどありませんが、本体サイズを維持してのディスプレイサイズの拡大は嬉しい変更といえます。
新型iPad Airの特徴
新型iPad Airは、iPad Proと同じタイミングで登場されると見られています。
ただ、新型iPad Proの情報は1つ1つの変更点は小さいながらも複数ありますが、新型iPad Airの情報はあまり出回っていないようです。
ただ、iPadのモデル間の違いをハッキリとさせるため、iPad AirはiPad Proに比べると控えめな性能になる可能性が高そうです。
チップは1世代古いM2チップ
新型iPad Proが最新のM3チップが搭載されるのに対し、iPad Airは1世代前のM2チップが搭載されると見られています。
現行のiPad Air(第5世代)に搭載されているのはさらに1世代古いM1チップであるため、しっかりと性能は引き上げられていますが、性能は明確にiPad Proに劣ることになりそうです。
現行のiPad Air(第5世代)のディスプレイサイズは10.9インチですが、新型iPad Airではこれに加えて12.9インチのモデルが登場するとされています。
種類が増え混乱を招きそうな印象もありますが、iPhoneのスタンダードモデルとProモデルの関係と同じく、性能とディスプレイサイズで計4モデルから選ぶことができるというラインナップを目指すようです。
新型iPad Pro・iPad Airの発売日
(出典:https://www.apple.com/jp/apple-events/)
新型iPad Pro・iPad Airの発売は、2024年5月だと予想されます。
4月24日に、Appleより5月7日にイベントを行うことが発表されました。
詳細は触れられていないものの、Apple Pencilが描かれたイラストが添えられているため、新型iPadの発表である可能性は非常に高いといえるでしょう。
発売はイベント当日、もしくはそれから1週間前後で開始されると思われます。
尚、2024年は4種類のiPadが全て登場すると予想されています。
前年の2023年は初代iPad以来となるiPadが発売されなかった年であり、どのシリーズも現行モデルが登場してからそれなりの時間が経っています。
これは端末の高性能化によりアップデートの頻度が小さくても良くなったことも背景にあると思われますが、各シリーズの立ち位置を明確にしてラインナップを整理する意図もあるのではないかと考えられています。
Pro・Airシリーズが5月、無印・miniが後半になるという見込みです。
モデル名 | 発売日 |
---|---|
11インチiPad Pro(第2世代) 12.9インチiPad Pro(第4世代) |
2020年3月25日 |
11インチiPad Pro(第3世代) 12.9インチiPad Pro(第5世代) |
2021年5月21日 |
11インチiPad Pro(第4世代) 12.9インチiPad Pro(第6世代) |
2022年10月26日 |
11インチiPad Pro(第5世代) 13インチiPad Pro(仮) |
2024年5月頃(予想) |
iPad Air(第4世代) | 2020年10月23日 |
iPad Air(第5世代) | 2022年3月18日 |
iPad Air(第6世代) | 2024年5月頃(予想) |
新型iPad Pro・iPad Airの価格
新型iPad Proの価格は、11インチが1,500ドル、13インチが1,800ドルになると予想されています。
2022年の発売とはいえ、現行モデルがそれぞれ799ドル、1,099ドルであり、どちらも700ドルという大幅な値上げとなっています。
値上げの主な要因は、有機ELディスプレイ化によるコスト増とされています。
これまで11インチでは液晶、12.9インチでは身にLEDバックライト液晶が使用されていましたが、新型iPad Proでは双方有機ELが採用される見通しです。
この有機ELディスプレイには高輝度・長寿命を実現する高度な技術が要求されるため、既存のディスプレイの数倍のコストがかかるそうです。
上位モデルですから性能を追求してほしいものの、価格差が大きく、購入する側にとっては悩ましい変更といえます。
一方、新型iPad Airの情報はまだ乏しく、価格予想はまだ出回っていないようです。
モデル名 | ドル価格 | 円価格 |
---|---|---|
11インチiPad Pro(第2世代) | 799ドル~ | 93,280円~ |
12.9インチiPad Pro(第4世代) | 999ドル~ | 115,280円~ |
11インチiPad Pro(第3世代) | 799ドル~ | 94,800円~ |
12.9インチiPad Pro(第5世代) | 1,099ドル~ | 129,800円~ |
11インチiPad Pro(第4世代) | 799ドル~ | 124,800円~ |
12.9インチiPad Pro(第6世代) | 1,099ドル~ | 172,800円~ |
11インチiPad Pro(第5世代) | 1,499ドル~(予想) | 224,800円~(予想) |
13インチiPad Pro(仮) | 1,799ドル~(予想) | 269,800円~(予想) |
iPad Air(第4世代) | ドル~ | 69,080円~ |
iPad Air(第5世代) | ドル~ | 84,800円~ |
iPad Air(第6世代) | 不明 | 不明 |
AppleCare+は加入するべき?
iPadシリーズの上位モデルであるiPad Proは高額で、新型モデルは20万円以上もかかるという予想です。
当然故障してしまった場合の修理料金も安くはなく、現行モデルでも最大で12~14万円ほどかかってしまいます。
新型iPad Airの購入価格は予想しきれていませんが、現行のiPad Air(第5世代)が7万円前後であるため、これより安いということはないでしょう。
スマホほどではないにしろ持ち運んで使うことが多いiPadは、ちょっとしたミスや不注意で損傷させてしまうこともありえます。
せっかく買ったものですから、安心して長く使えるように保証サービスに加入しておくことは賢い選択と言えるように思います。
iPadのAppleCare+は、モデルによって料金が異なります。
iPad Air(第5世代)は月額580円ですが、iPad Proでは1,000円前後となっています。
修理時にも一定の自己負担金がかかるため、人によっては高くて入りづらいと感じるかもしれません。
金額がネックなようであれば、モバイル保険もオススメです。
Wi-FiやBluetoothにつながる無線通信機器全般で利用できる保険サービスなので、iPadでも利用できます。
月額700円で最大3台まで補償対象に登録できるので、iPhoneやAirPodsなどと一緒にまとめて補償することでオトクに使えます。
新型iPad Pro・iPad Airのサイズ・重量
新型iPad Pro・iPad Airのデザインや全体イメージはまだハッキリしていません。
ただディスプレイサイズについては予想が出ているため、サイズについては現行モデルに近いものと想定できます。
モデル名 | 本体サイズ | 重量 |
---|---|---|
11インチiPad Pro(第2世代) | 247.6mm x 178.5mm x 5.9mm | 471g |
12.9インチiPad Pro(第4世代) | 280.6mm x 214.9mm x 5.9mm | 641g |
11インチiPad Pro(第3世代) | 247.6mm x 178.5mm x 5.9mm | 466g |
12.9インチiPad Pro(第5世代) | 280.6mm x 214.9mm x 6.4mm | 682g |
11インチiPad Pro(第4世代) | 247.6mm x 178.5mm x 5.9mm | 466g |
12.9インチiPad Pro(第6世代) | 280.6mm x 214.9mm x 6.4mm | 682g |
11インチiPad Pro(第5世代) | 247.6mm x 178.5mm x 5.9mm | 不明 |
13インチiPad Pro(仮) | 不明 | 不明 |
iPad Air(第4世代) | 247.6mm x 178.5mm x 6.1mm | 458g |
iPad Air(第5世代) | 247.6mm x 178.5mm x 6.1mm | 461g |
iPad Air(第6世代) | 247.6mm x 178.5mm x 6.1mm(予想) | 不明 |
まとめ
新型iPad Pro・iPad Airの最新情報を紹介いたしました。
イベントの開催も発表され、いよいよ発売が目前となってきました。
端末自体の情報はまだハッキリしませんが、現行モデルの発売から期間が空いているため、大きなアップデートが期待されます。
発売が待ち遠しい限りです。