【2023年5月最新版】iPadを買うならどれがオススメ? 現行の全モデルを徹底比較!
- 2023年05月10日
- iPad
アップルから発売されているタブレット端末のiPad。
おしゃれなデザインと確かな機能性で、世界中で人気を博しています。
2023年は巣ごもり需要が落ち着き、他のメーカーが出荷台数を減らした一方でiPadだけは台数を増加させています。
米調査会社のIDCが2023年2月に発表したレポートによると、アップルのタブレットシェアは38.0%で前年より3.7ポイント増えています。
2位のサムスンが18.6%のシェアなので、これはアップルのiPadが2倍近く人気だということを意味しています。
今回は、そんなiPadのおすすめモデルを解説します!
どうしてiPadが人気なのかを紹介したうえで、選ぶ際にはどういったポイントに着目すべきなのか、またどういった方にどのiPadのモデルがおすすめなのか、わかりやすく説明していきます。
自分にぴったりのiPadを見つけるための参考にしてください!
iPadが人気な理由
iPadが人気な理由はさまざまです。
画面が大きいため使いやすい、軽量でノートパソコンより持ち運びが楽など、多くのメリットが挙げられます。
どのiPadを購入するか検討する前に、どうしてiPadが人気なのか理解しておくと、よりモデル選びが楽しくなるはずです。
大画面で使いやすい
iPadは、プロ仕様のiPad Proをはじめ、ノーマルタイプのiPadや小型タイプのiPad miniなど、さまざまなモデルが販売されています。
最新モデルであるiPad Pro(第6世代)の画面サイズは12.9インチで、これは小さいノートパソコン並みのサイズです。
画面の大きさは、タブレットで行う作業のしやすさにかかわってきます。
イラストをデザインしながら、ウェブページをブラウジングするなど、マルチタスクを実施したいとき、画面が大きいと仕事がはかどるでしょう。
また、動画を視聴したり、電子書籍で読書をしたりするとき、スマートフォンでは小さくて疲れるという場合でもiPadほどのサイズがあれば非常に便利です。
軽量で持ち運びが楽
軽量かつ薄型で、持ち運びが簡単なこともiPadが人気の理由です。
2021年に発売されたiPad mini(第6世代/Wi-Fiモデル)は293グラムと軽く、厚さも6.3ミリと薄いデザインとなっています。
ノートパソコンと比較すると、たとえば同じアップルから発売されているMacBook Air(M2チップモデル)で1.24キログラムあり、かなり差があることがわかります。
もちろん、スペックの違いやキーボードつきの操作性など、さまざまな違いがありますが、グラフィックの作成やウェブの閲覧、Microsoft Officeアプリの利用といった使い方はiPadでも十分可能です。
また、バッテリーの持ちも魅力で、ビデオ視聴も最大10時間可能。
外出先での使用や、旅行中のエンターテインメント用途にも適しています。
スマートフォンより便利で、ノートパソコンより手軽という、使い勝手の良さがiPadの魅力です。
高性能なチップセットを搭載
軽量で薄型にもかかわらず、パワフルなスペックを持ち合わせているのもiPadならではの魅力です。
2022年10月、アップルはM2チップを搭載した新しいiPad Proを発売しました。
M2チップは、アップルが独自に開発したチップセットで8コアのCPUと10コアのGPUというスペックを誇ります。
これにより、3Dデザインの作成や動画編集、ARモデル構築といったパソコンで行うような作業も可能となっています。
また、画面の美しさも人気の理由です。
現行のどのモデルにもLiquid Retinaディスプレイが用いられており、美しい映像体験が楽しめます。
iPadの種類は4つ!おすすめモデルを比較
現行のiPadからは、「iPad Pro」・「iPad Air」・「iPad」・「iPad mini」という4つのモデルが販売されています。
それぞれどのような特徴があるのか解説していきます。
iPad Pro
iPadシリーズにおいて、最上位モデルにあたるiPad Pro。
2015年に第1世代が登場し、現在は2022年10月に発売された12.9インチの第6世代と11インチの第4世代が最新モデルとなります。
iPad Proの特徴は、もちろん高性能であること。
最新のM2チップを搭載しており、3Dデザインや動画編集などプロフェッショナルなクリエイターやデザイナーが利用することを想定しています。
パソコンとは違い、外に広角・超広角の高性能カメラが搭載されているため、撮った写真をそのまま編集するという使い方も可能です。
価格は、12.9インチの第6世代iPad Proが172,800円(税込)から、11インチの第4世代iPad Proが124,800円(税込)からとなっています。
カラーは、スペースグレーとシルバーの2色から選択可能です。
iPad Air
iPad Airは、10.9インチの画面を持ちながら軽量で、かつさまざまな用途にも使える万能型のiPadです。
カラータイプも、スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーとiPadシリーズのなかで最も多い5色展開となっており、自分の好みのおしゃれなモデルが見つかるはずです。
強力なスペックをもっているのも魅力で、2022年3月に発表された最新のiPad AirはM1チップを搭載。
8コアCPUと8コアGPUという性能を誇り、3Dデザインや複数のアプリを使ったマルチタスク、ゲームプレイなど、さまざまな用途もスピーディーにこなします。
ストレージは64GBと256GBの2つから選択でき、価格は92,800円(税込)からとなっています。
iPad
シリーズのなかで、もっとも安く手に取りやすいのがノーマルタイプのiPadです。
アップルの公式オンラインストアでは、第10世代と第9世代のiPadが販売されており、第10世代が68,800円(税込)から、第9世代が49,800円(税込)からとなっています。
第10世代からカラーバリエーションが増え、シルバー、ピンク、ブルー、イエローの4色が販売されています。
また、第10世代は第9世代より進化したA14 Bionicチップを搭載しており、4Kビデオの編集や高精細のゲームプレイも可能です。
画面サイズも第10世代なら10.9インチあるので、専用のキーボードアクセサリを取り付ければ、ノートパソコンのような使い方もできます。
iPad mini
iPad miniは、2012年に第1世代が登場した「手のひらサイズ」のiPadシリーズです。
幅134.8mm、縦195.4mmとシリーズのなかで最も小さく、持ち運びが簡単なのが最大のメリットです。
かわいらしい見た目でありながら、パワフルな性能を有しているのも魅力的。
最新の第6世代iPad miniは、6コアCPUと5コアGPUのA15 Bionicチップを搭載しており、Photoshopで写真編集をしたり、高精細グラフィックスのゲームで遊んだりすることも可能です。
価格は78,800円(税込)からで、スペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色から選べます。
種類 | 価格(税込) |
---|---|
iPad Pro 12.9インチ | 172,800円~ |
iPad Pro 11インチ | 124,800円 |
iPad Air | 92,800円~ |
iPad(第10世代) | 68,800円~ |
iPad(第9世代) | 49,800円~ |
iPad mini | 78,800円~ |
あなたにぴったりのモデルはどれ?選び方のポイントを解説
iPadにはさまざまなモデルが発売されており、ストレージや通信の種類など、バリエーションも豊富です。
そのため、iPadの購入を検討している方のなかには、どれを選べばよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからはどういったポイントに着目してiPadを選べばよいか紹介します。
用途に合ったモデルを選ぶ
iPadを選ぶとき、まず重要になるのがどのような用途を想定しているかです。
プロのクリエイターとしてイラストの編集や動画作成に利用するのか、Microsoft Officeアプリを多用するようなビジネスマンなのか、電子書籍や動画視聴といった利用方法なのかなど、用途によって選ぶべきモデルは異なります。
たとえば、プロのクリエイターならM2チップを搭載したiPad Proがおすすめです。
また、外にあまり持ち出さず、電子書籍や動画視聴などの一般的な用途に限定されるなら、ノーマルタイプのiPadが最も適しています。
画面サイズ
画面サイズもiPadを選ぶ際の重要なポイントとなります。
iPadシリーズで、もっとも画面が大きいのはiPad Proの12.9インチ、もっとも小さいのがiPad miniの8.3インチです。
編集作業や電子書籍の閲覧などが主な用途であるなら、サイズの大きいモデルが適しています。
反対に、営業のビジネスパーソンなど、移動が多く、画面サイズより持ち運びしやすいかどうかを重視するなら、iPad miniのような小さいモデルがおすすめです。
iPad Proは、12.9インチと11インチの2つが販売されています。
チップセットやカメラの性能は同じですが、値段は12.9インチが172,800円(税込)から、11インチが124,800円(税込)からと差があります。
どちらが自身に適しているのか、値段も気にしながら検討するとよいでしょう。
プロセッサー性能やスペック
iPadのプロセッサーは、アプリの起動速度や動作の快適さに大きく関わってきます。
最新のM2チップを搭載するiPad Proは、前の世代と比較して、CPUのパフォーマンスが最大15%、GPUのパフォーマンスが最大35%高速になったとしています。
動画編集やマルチタスクでの利用など、高負荷の作業を想定しているならiPad Proを選択するのがベストです。
ほかにも、カメラ性能やスクリーンの解像度、モバイル通信は5Gに対応しているかどうかなど、検討すべきスペックは多々あります。
おすすめのiPadモデルをケース別で紹介!
次に、ケース別でおすすめのiPadモデルを紹介します。
クリエイターにはiPad Pro、ビジネス用途ではiPad miniなど、利用する風景をイメージできれば、自分にぴったりのモデルが見つかるはずです。
ぜひ、iPadを選ぶ際の参考にしてください!
・高負荷の作業にうってつけのiPad Pro
・万能型で幅広い用途に使えるiPad Air
・もっとも安く家庭や学校での利用に最適なiPad
・移動の多いビジネスマンにはiPad miniがおすすめ
【iPad Pro】プロのクリエイターにおすすめ!
動画編集やイラストレーター、アニメーターといったプロのクリエイターにおすすめなのが、シリーズの最上位であるiPad Proです。
8コアCPUと10コアGPUという性能を誇るM2チップは、高負荷作業があたりまえのプロユースに適しています。
12.9インチの第6世代iPad Proは、ディスプレイにLiquid Retina XDRを採用。より正確に配色などを注意しなければならないプロのニーズを満たしてくれるでしょう。
また、第2世代のApple Pencilと相性が良いことも、おすすめの理由です。
Apple Pencilがディスプレイに触れる場所を正確に認識し、直感的な操作を可能にしてくれます。
【iPad Air】創作活動にもビジネス用にも使える万能型!
幅広い用途に利用したいなら、万能型のiPad Airがおすすめです。
イラスト制作や動画編集といったクリエイティブな作業から、文書作成、表計算といったビジネス用途、読書や映画鑑賞といったアミューズメントでの利用など、さまざまな用途で活躍してくれます。
Wi-Fiモデルで461gと、iPad miniに次ぐ軽さにもかかわらず、10.9インチのディスプレイをもっているため、あらゆる作業も快適におこなえます。
プロセッサーはM1チップを採用。8コアCPUと8コアGPUで、高負荷の作業もスピーディーです。
容量は64GBと256GBの2種類から選べます。
もし、クリエイティブな作業でも利用する予定があり、高画質写真や動画など、大きなファイルをたくさん保存する必要があるのなら、256GBを選ぶとよいでしょう。
【iPad(第10世代)】安価で家庭や学校での利用に最適!
ホームユースや学生の方で、初めてiPadを購入しようと考えているなら、ノーマルタイプのiPadがおすすめです。
シリーズのなかでもっとも安いため、手がのばしやすく、あまりお金を掛けたくない場合にもうってつけです。
安価であるものの、動画視聴やウェブでの調べもの、文書の作成や簡単な動画編集など、さまざまな用途で活用できます。
ノーマルタイプのiPadは第10世代と第9世代が販売されていますが、第10世代がおすすめです。
チップ性能やカメラ性能といったスペックのほか、画面のサイズも美しさも進化しているため、よりきれいな映像を楽しめます。
価格と相談しながら、自分にあったiPadを選んでください。
【iPad mini】移動の多いビジネスマンにおすすめ!
営業の外回りや会議室の行き来など、移動が多いビジネスパーソンにおすすめなのがiPad miniです。
シリーズのなかでもっとも小型であるため、手に持って運んでも、カバンに入れて運んでも快適に移動できます。
通勤中の電車内や飲食店での待ち時間など、ちょっとした隙間時間にすぐ取り出せるのもうれしいところ。
メールのチェックや資料の確認、電子書籍で勉強するなど、忙しいビジネスパーソンの時間を有効活用できます。
画面は8.3インチとシリーズのなかで最小ですが、Bluetoothのキーボードに対応しており、ノートパソコンと同じような操作感で作業をおこなうことも可能です。
モバイル保険で大切なiPadを守ろう!
せっかく購入したiPadを長く愛用するために、保険に入ることもおすすめします。
iPadはハイスペックな反面価格も高く、もし保険に入らず故障となった場合、高額の修理料金がかかってしまいます。
たとえば第6世代のiPad Pro(Wi-Fiモデル)では、最大128,800円もかかります。
iPadには、購入から1年間のハードウェア製品保証がついており、一般的な利用内で故障した場合は保証されます。
ただ、1年を超えた場合や、事故や過失での破損は保証の対象外となり、公式のサポートを受ける場合はAppleCare+ for iPadに加入する必要があります。
より安価に十分な補償を受けたいのであれば、AppleCare+ for iPadよりモバイル保険がおすすめです。
AppleCare+ for iPadは、12.9インチのiPad Proで月額1,100円(税込)、11インチのiPad Proで月額980円(税込)かかりますが、モバイル保険なら月700円で年間10万円まで補償されます。
さらに、モバイル保険なら1契約で最大3端末まで保証!
iPadのほか、ワイヤレスイヤホンやiPhoneなど、BluetoothやWi-Fiでつながるデバイスを一緒に守れます。
ぜひ、この機会にモバイル保険の加入もご検討ください。
月払い | 2年間 | |
---|---|---|
iPad Pro 12.9インチ | 1,100円 | 21,800円 |
iPad Pro 11インチ | 980円 | 19,400円 |
iPad Air(第5世代) | 580円 | 11,800円 |
iPad , iPad mini | 550円 | 10,800円 |
まとめ
iPadには、iPad ProやiPad Air、iPad miniなど4つのモデルが販売されており、それぞれ特徴が異なります。
iPad Proは、M2チップを搭載した最上位モデルでプロのクリエイターにおすすめ。もっともサイズが小さいiPad miniは、移動の多いビジネスパーソンなどにうってつけです。
それぞれの特徴を理解したうえで、自分にぴったりのiPadを見つけてください。
また、iPadを購入する際は、同時に保険について考えておくことも重要です。
モバイル保険なら月700円で年間10万円までの補償を受けられ、iPadと同時にiPhoneやワイヤレスイヤホンなども守れます。