【2024年12月最新版】iPadを買うならどれがオススメ? 現行の全モデルを徹底比較!
- 2024年12月11日
- iPad
Appleが展開するタブレット端末iPad。
タブレット端末としては圧倒的な人気を誇り、国内市場のおよそ半数のシェアを誇ります。
ただiPadは全4種類のシリーズがあります。
新旧も含めると多数のモデルがあり、その違いも分かりづらいのではないでしょうか。
そこで本記事では、iPadのモデルの違いを解説します。
現行の全モデルを比較していきますので、自分にぴったりのiPadを見つけるための参考にしてください。
目次
そもそもタブレット端末の魅力はどこ?
スマホやパソコンなど、他にもタブレットと同じくインターネットを利用できる個人向けの端末があります。
スマホは今や日本国民の殆どが所持していますので、タブレットの購入者は少なくとも2種類以上の端末を利用することになるはずです。
タブレットの魅力はどのようなところにあるのでしょうか。
タブレットの主な魅力を整理してみました。
スマホよりも大きく、画面の見易さや操作性に優れる
タブレットは携帯しやすい独立した小型の機器で、タッチパネルにより直感的に操作できる機器です。
デザインはスマホに非常に近く、簡潔にまとめるのであれば通話機能がない大型のスマホといっても差し支えないでしょう。
スマホを基準に考えると、文字を読み取りやすく、写真や映像を大画面で楽しめるようになります。
誤タップなどもしづらくなり、操作性も向上すると考えられます。
使い方がスマホに近く、直感的に扱える
OS(オペレーションシステム)は、コンピューターの動作を管理・制御する基幹的なソフトで、搭載された電子機器の中身といえるものです。
タブレットに使われているOSはスマホのOSに近いため、スマホと同じように操作することができます。
パソコンを初めて使うという場合にはそう簡単にはいかず、大きく異なるため操作方法を改めて学び直す必要があります。
タッチパネルで直感的に扱えることもメリットで、新しいアプリや操作が必要な場面でも比較的容易に利用することができるでしょう。
タブレットもパソコンもどちらも使ったことがない人にとっては、ハードルが低く手を出しやすい機器といえます。
スマホと合わせた2台持ち
例えば、Youtubeなどで動画を見ながらネット検索やLINEで連絡をしたいというときなど、スマホで同時に2つのことをしたいということはありませんか?
スマホでも画面を2つに分割して2つのアプリを同時に起動することはできますが、それぞれの画面は非常に小さく使いづらさは否めません。
同時利用したいということが多いのであれば、タブレットを購入して2台持ちするのもおススメです。
スマホを2台持ちするという選択肢もありますが、スマホ2台の場合は同じアカウントを使えないアプリ・サービスも多いため、明確に使い分けたい場合に有効です。
スマホとタブレットであれば同じアカウントを連携することができるので、より柔軟な使い方ができます。
使うにも持ち歩くにも便利なコンパクトなデザイン
スマホに比べると劣りますが、タブレットも十分にコンパクトで扱いやすいのが魅力です。
さすがにポケットには入らないものの、ノート大でカバンに入れるのは容易ですし、iPad miniであれば300gほどと軽量なので、大きな負荷なく持ち歩くことができます。
机などに置いて使うのが基本のノートパソコンとは違い、手に持って十分な操作が可能なので使う場所にも困りません。
屋外はもちろん、家の中でも好きな場所で好きな体勢で利用することが可能です。
他のタブレット端末と比べてiPadはどこがいい?
iPadはタブレット市場において半数以上のシェアを獲得しており、圧倒的な人気を誇ります。
タブレットにも様々な種類がある中でこれほどの人気を得るiPadの魅力とは、どのようなところなのでしょうか。
iPadの主な魅力を整理してみました。
iPhoneと同じ感覚で扱える
iPadに搭載されているiPad OSは、もともとiPhone・iPad共通で使われていたiOSをベースにしています。
基本的な操作やデザインはiPhoneと同じため、iPhoneを利用しているユーザーには非常に使いやすい端末です。
タブレットとしても利用者が多い端末であるため、自身がスマホやタブレットの操作に不慣れでも、家族や友人など周囲の人に助言してもらうことが容易です。
何かあった時に誰かに頼れるというのはトップシェアならではの大きな利点で、安心して使い始められるポイントといえます。
タブレットとしての性能の高さ
Windowsは、PCではシェアの多くを獲得しているOSです。
コンピューターのOSとしては十二分に完成されていますが、マウスやキーボードが欲しくなる場面が多々あり、タブレットに用いるOSとしてはまだまだ改善の余地があります。
主にPCのような使い方を想定しているのであれば別ですが、タブレットとしての操作性やUIでは、現状明らかにiPadが勝っています。
アプリが豊富
アプリが充実していることもiPadの強みです。
長らくiPhoneと同じiOSが使用されていたため、利用できるアプリが豊富にあります。
Androidもスマホ・タブレットで共通のOSを使用していますが、仕様やサイズが異なる様々なモデルがあるため、使いづらいアプリやそもそも使えないアプリも存在します。
基本性能に大きな差があるわけではないものの、iPadでしかできないことが多々あるので、活用の幅ではiPadに軍配が上がります。
iPadのシリーズは4種類! シリーズ間の違いは?
iPadは現在「iPad Pro」・「iPad Air」・「iPad(無印)」・「iPad mini」の4種類のシリーズがあります。
それぞれの特徴と主な違いを整理していきます。
尚、2024年5月に新型iPad Pro・iPad Airが登場したことを機に、iPad(第9世代)の取り扱いが終了し、iPad(第10世代)が1万円値引き、iPad mini(第6世代)が6,000円値上げと、ラインナップや価格にも変更が入っています。
iPad Pro
iPadにおいて、最上位モデルにあたるiPad Pro。
2015年に第1世代が登場し、2024年5月15日には11インチと13インチのM4チップを搭載した最新モデルが登場しました。
iPad Proの特徴は、もちろん高性能であること。
最新のM4チップを搭載しており、3Dデザインや動画編集などプロフェッショナルなクリエイターやデザイナーが利用することを想定しています。
このような開発や作業に用いる場合、まずはパソコンであるMacbookが筆頭候補となりますが、iPhoneと同じ感覚で扱えるUIとタブレットならではの取り扱いやすさから、iPad Proを選択する人も大勢いるようです。
特にイラストや漫画を描く人にとってはペンタブを内蔵している機器といえるため、よりこちらを使う意義が大きくなります。
iPad Air
iPad Airは、iPad(無印)に勝りiPad Proに劣る、それぞれの中間にあたるシリーズです。
2024年5月に登場した新型iPad Airでは、iPad Proと同じ11インチと13インチの2サイズ展開となりました。
従来のiPad Airはディスプレイサイズが10.9インチで、iPad(無印)に10.9インチ、iPad Proにも11インチのモデルがあり、サイズがほぼ同じモデルが3種類ある状態でした。
そのため大きさと性能の良さで選ぼうとすると、iPad Airはハイエンドモデルでも安価なモデルでもないという中途半端なモデルとなっていました。
おそらくAppleもこの点は意識しており、今後もiPad Airの立ち位置がハッキリするような変化が取り入れられていくのではないかと予想されます。
実際のところ、iPad AirとiPad(無印)は搭載されているチップが異なります。
iPad AirにはMacbookと同じMシリーズのチップが、iPad(無印)にはiPhoneと同じAシリーズが搭載されているため、比較するとやはり一線を画す性能を有しています。
タブレット端末であるiPadの使い方は様々ですが、パソコンのような使い方をしたければiPad Air、iPhoneのような使い方をしたければiPad(無印)という棲み分けて捉えるのがスマートかもしれません。
iPad(無印)
iPad(無印)は、iPadのエントリーモデルです。
特に性能にこだわりがなく、単に「iPad」という製品を使いたいという場合には、まずはこちらを選択するのがよいでしょう。
現行最新モデルの第10世代からはカラーバリエーションも増え、シルバー、ピンク、ブルー、イエローの4色展開となっています。
搭載されているチップはiPhone 12シリーズと同じA14 Bionicチップと若干古いですが、LINEやYoutubeなどの動画視聴など通常使用のレベルであれば問題なく利用できるはずです。
iPad mini
iPad miniは小型サイズのモデルです。
iPad(無印)のディスプレイサイズが10.9インチのところ、最新の第7世代では8.3インチと二回りも小さくなっています。
重量も300g弱と非常に軽く、コンパクトで扱いやすいモデルです。
感覚的な話にはなってしまいますが、iPad(無印)は持ったまま使うには少々大きく重いです。
基本的にはカバーやスタンドを使って卓上で立てて使いたいサイズなので、例えば動画を見るため片手で持ち続けたり、寝転んだ状態で頭上に構えて操作したりといった利用シーンを想定するのであれば、iPad miniにするのがオススメです。
性能は、実は現行モデルで比較するとiPad(無印)よりもずっと上です。
搭載されているチップの世代に大きな開きがあり、iPad(無印)がiPhone 12に搭載されたA14 Bionicチップであるのに対し、iPad miniはiPhone 15 Proと同じA17 Proチップとなっています。
最新のiPad(無印)が登場してから時間が立っていることが大きいと思われますが、現状では性能・価格ともに一回り高い上位のモデルという立ち位置となります。
種類 | 価格(税込) |
---|---|
13インチiPad Pro(M4) | 218,800円~ |
11インチiPad Pro(M4) | 168,800円~ |
13インチiPad Air(M2) | 128,800円~ |
11インチiPad Air(M2) | 98,800円~ |
iPad(第10世代) | 58,800円~ |
iPad mini 7 | 78,800円~ |
あなたにぴったりのモデルはどれ?選び方のポイントを解説
iPadにはさまざまなモデルが発売されており、ストレージや通信の種類など、バリエーションも豊富です。
そのため、iPadの購入を検討している方のなかには、どれを選べばよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからはどういったポイントに着目してiPadを選べばよいか紹介します。
用途に合ったモデルを選ぶ
iPadを選ぶとき、まず重要になるのがどのような用途を想定しているかです。
プロのクリエイターとしてイラストの編集や動画作成に利用するのか、Microsoft Officeアプリを多用するようなビジネスマンなのか、電子書籍や動画視聴といった利用方法なのかなど、用途によって選ぶべきモデルは異なります。
たとえば、プロのクリエイターならM2チップを搭載したiPad Proがおすすめです。
また、外にあまり持ち出さず、電子書籍や動画視聴などの一般的な用途に限定されるなら、ノーマルタイプのiPadが最も適しています。
画面サイズ
画面サイズもiPadを選ぶ際の重要なポイントとなります。
iPadシリーズで、もっとも画面が大きいのはiPad Proの13インチ、もっとも小さいのがiPad miniの8.3インチです。
編集作業や電子書籍の閲覧などが主な用途であるなら、サイズの大きいモデルが適しています。
反対に、営業のビジネスパーソンなど、移動が多く、画面サイズより持ち運びしやすいかどうかを重視するなら、iPad miniのような小さいモデルがおすすめです。
iPad Proは、12.9インチと11インチの2つが販売されています。
チップセットやカメラの性能は同じですが、値段は12.9インチが172,800円(税込)から、11インチが124,800円(税込)からと差があります。
どちらが自身に適しているのか、値段も気にしながら検討するとよいでしょう。
プロセッサー性能やスペック
iPadのプロセッサーは、アプリの起動速度や動作の快適さに大きく関わってきます。
新型iPad Proが搭載するM4チップは、前世代や新型iPad Airが搭載しているM2チップと比較して、CPUのパフォーマンスが最大50%、GPUのパフォーマンスが最大4倍高速になったとされています。
動画編集やマルチタスクでの利用など、高負荷の作業を想定しているならiPad Proを選択するのがベストです。
ほかにも、カメラ性能やスクリーンの解像度、モバイル通信は5Gに対応しているかどうかなど、検討すべきスペックは多々あります。
おすすめのiPadモデルをケース別で紹介!
次に、ケース別でおすすめのiPadモデルを紹介します。
クリエイターにはiPad Pro、ビジネス用途ではiPad miniなど、利用する風景をイメージできれば、自分にぴったりのモデルが見つかるはずです。
ぜひ、iPadを選ぶ際の参考にしてください!
・高負荷の作業にうってつけのiPad Pro
・万能型で幅広い用途に使えるiPad Air
・もっとも安く家庭や学校での利用に最適なiPad
・移動の多いビジネスマンにはiPad miniがおすすめ
【iPad Pro】プロのクリエイターにおすすめ!
動画編集やイラストレーター、アニメーターといったプロのクリエイターにおすすめなのが、シリーズの最上位であるiPad Proです。
10コアCPUと10コアGPUという性能を誇るM4チップは、高負荷作業があたりまえのプロユースに適しています。
新型iPad Proは、ディスプレイにUltra Retina XDRディスプレイを採用。
タンデムOELDという2層構造をしたiPadシリーズ初の有機ELディスプレイモデルで、Proモデルに求められる高い色精度や高輝度を実現しています。
【iPad Air】創作活動にもビジネス用にも使える万能型!
幅広い用途に利用したいなら、万能型のiPad Airがおすすめです。
イラスト制作や動画編集といったクリエイティブな作業から、文書作成、表計算といったビジネス用途、読書や映画鑑賞といったアミューズメントでの利用など、さまざまな用途で活躍してくれます。
プロセッサーは、前世代のiPad Proと同じM2チップを採用。
8コアCPUと10コアGPUで、高負荷の作業もスピーディーです。
ストレージ容量も128GBから1TBまで選べるので、高画質写真や動画など大きなファイルをたくさん保存する必要がある場合でも採用できます。
価格は抑えながら、クリエイティブな作業にも対応する高い性能を有したモデルです。
【iPad(第10世代)】安価で家庭や学校での利用に最適!
ホームユースや学生の方で、初めてiPadを購入しようと考えているなら、ノーマルタイプのiPadがおすすめです。
シリーズのなかでもっとも安いため、手がのばしやすく、あまりお金を掛けたくない場合にもうってつけです。
安価であるものの、動画視聴やウェブでの調べもの、文書の作成や簡単な動画編集など、さまざまな用途で活用できます。
ノーマルタイプのiPad(無印)は第10世代と第9世代が販売されていますが、第10世代がおすすめです。
チップ性能やカメラ性能といったスペックのほか、画面のサイズも美しさも進化しているため、よりきれいな映像を楽しめます。
価格と相談しながら、自分にあったiPadを選んでください。
【iPad mini】移動の多いビジネスマンにおすすめ!
営業の外回りや会議室の行き来など、移動が多いビジネスパーソンにおすすめなのがiPad miniです。
シリーズのなかでもっとも小型であるため、手に持って運んでも、カバンに入れて運んでも快適に移動できます。
通勤中の電車内や飲食店での待ち時間など、ちょっとした隙間時間にすぐ取り出せるのもうれしいところ。
メールのチェックや資料の確認、電子書籍で勉強するなど、忙しいビジネスパーソンの時間を有効活用できます。
画面は8.3インチとシリーズのなかで最小ですが、Bluetoothのキーボードに対応しており、ノートパソコンと同じような操作感で作業をおこなうことも可能です。
モバイル保険で大切なiPadを守ろう!
せっかく購入したiPadを長く愛用するために、保険に入ることもおすすめします。
iPadはハイスペックな反面価格も高く、もし保険に入らず故障となった場合、高額の修理料金がかかってしまいます。
たとえば11インチのiPad Pro(M4)では、最大146,800円もかかります。
iPadには、購入から1年間のハードウェア製品保証がついており、一般的な利用内で故障した場合は保証されます。
ただ、1年を超えた場合や、事故や過失での破損は保証の対象外となり、公式のサポートを受ける場合はAppleCare+ for iPadに加入する必要があります。
より安価に十分な補償を受けたいのであれば、AppleCare+ for iPadよりモバイル保険がおすすめです。
AppleCare+ for iPadは、13インチのiPad Proで月額1,350円(税込)、11インチのiPad Proで月額1,180円(税込)かかりますが、モバイル保険なら月700円で年間10万円まで補償されます。
さらに、モバイル保険なら1契約で最大3端末まで保証!
iPadのほか、ワイヤレスイヤホンやiPhoneなど、BluetoothやWi-Fiでつながるデバイスを一緒に守れます。
ぜひ、この機会にモバイル保険の加入もご検討ください。
月払い | 2年間 | |
---|---|---|
13インチiPad Pro(M4) | 1,350円 | 26,800円 |
11インチiPad Pro(M4) | 1,180円 | 23,800円 |
13インチiPad Air(M2) | 850円 | 16,800円 |
11インチiPad Air(M2) | 650円 | 12,800円 |
iPad(無印) , iPad mini | 550円 | 10,800円 |
まとめ
iPadには、iPad ProやiPad Air、iPad miniなど4つのモデルが販売されており、それぞれ特徴が異なります。
iPad Proは、M4チップを搭載した最上位モデルでプロのクリエイターにおすすめ。もっともサイズが小さいiPad miniは、移動の多いビジネスパーソンなどにうってつけです。
それぞれの特徴を理解したうえで、自分にぴったりのiPadを見つけてください。
また、iPadを購入する際は、同時に保険について考えておくことも重要です。
モバイル保険なら月700円で年間10万円までの補償を受けられ、iPadと同時にiPhoneやワイヤレスイヤホンなども守れます。