公式のChatGPTアプリが日本でも登場!ダウンロードからログイン方法、使い方まで徹底解説
- 2023年05月30日
- AI
2023年5月26日、ついに日本でも公式のChatGPTアプリがリリースされました!
今回リリースされたChatGPTの公式アプリには、いままでのブラウザ版にはなかった特徴もあり、より便利にChatGPTが使える仕様となっています。
そこでこの記事では、公式ChatGPTアプリのインストール方法からログイン方法、使い方まで徹底的に解説していきます!
目次
公式ChatGPTアプリが日本でも登場!
2023年5月26日、OpenAIは日本向けにiOSアプリ版のChatGPTをリリースしました。
アメリカでは5月18日からすでに提供を開始していましたが、これにより世界30カ国以上の国で公式のChatGPTアプリが利用できるようになりました。
今回発表されたのはiOS版のみですが、Android向けの公式アプリも近日提供を開始するとのことです。
公式ChatGPTアプリの始め方!ダウンロードからログインまで徹底解説
今回提供を開始したChatGPTアプリは、iPhone版のみですので、アプリはApp Storeでダウンロードする必要があります。
実際に使用を開始するまでには、いくつかのプロセスを経る必要があるため、以下で詳しく解説していきます。
App Storeでダウンロード
アプリはもちろんApp Storeでダウンロードします。
ただApp Storeで「ChatGPT」と検索するとほかにもいろいろ類似アプリが出てくるはずです。
公式のChatGPTアプリは、アイコンが「OpenAIのロゴ」でデベロッパ(開発元)が「OpenAI」となっています。
検索で見つからない場合は、以下のリンクから直接飛んだ方が早いのでおすすめです。
ログイン方法は4つから選択
ダウンロードしたら、ログインしましょう。
ChatGPTアプリにログインする方法は4つ用意されています。
- 「Continue with Apple(Apple IDでログイン)」
- 「Continue with Google(Googleアカウントでログイン)」
- 「Sing up with email(Eメールアドレスでログイン)」
- 「Log in(既存アカウントでログイン)」
上の3つは新しくChatGPTのアカウントを作成する方法です。
Apple IDでログインする場合は名前や誕生日などを入力する必要があるなど、指示に従ってログインを完了させましょう。
すでにパソコン版でChatGPTを使っているという方は、「Log in」を選択しましょう。
既存のアカウントで公式アプリ版を利用できます。
公式ChatGPTアプリの使い方!PC版と異なる点も
さて、ChatGPTにログインできたら、さっそくアプリ版を使ってみましょう。
公式アプリ版のChatGPTは、いままでのパソコン版と異なる点もあります。
PCより手軽に使えるので、利用方法をマスターすれば、より快適なスマホライフを送れるでしょう。
アプリ版は音声入力もできる
公式ChatGPTアプリの使い方は簡単です。
画面最下部の「Message」に、ChatGPTに答えてほしい質問(プロンプト)を記入するだけです。
混雑状況によって返答までの時間は多少異なりますが、基本的にはすぐに回答してくれます。
また、公式アプリ版のChatGPTで特徴的なのは音声でもプロンプトを入力できること。
メッセージ欄の右にある波形のようなアイコンを押すと、音声を認識できるので質問やChatGPTにやってほしいことなどを話しかけましょう。
音声入力をやめる場合は停止ボタンを押します。
PC版ではキーボードでの入力でしかプロンプトを書けませんでした。
音声で入力できる公式アプリ版なら、よりスムーズに調べたいことを聞けるようになるでしょう。
新しいチャットを作成する
ChatGPTでは、人間との会話のように質問を続けることが可能です。
ただ、別の話題にしたいという場合などは、新しいチャットを作成することもできます。
新しいチャットを作成する方法は以下の通りです。
1.画面右上にある三点リーダーをタップしてメニューを開く
2.メニューの下にある「New chat」をタップ
アプリ版はチャット履歴を検索できる
公式アプリ版のChatGPTでもっとも便利なのは、チャット履歴の検索が可能なことです。
これはPC版には存在しない機能です。
チャットが溜まってくると、いざ過去のものを確認したくても大変ですが、検索機能を使えば簡単に見るけられるでしょう。
チャット履歴を検索する方法は以下の通りです。
1.画面右上にある三点リーダーをタップしてメニューを開く
2.メニューから「History」をタップ
3.検索窓にキーワードを入力
そもそもChatGPTとは?
ChatGPTは、2022年11月に登場した対話型AIです。
AIに対して質問などを問いかけると、それに合った答えを返してくれます。
ChatGPTの登場は、世界を驚かせました。
文章が自然なうえに、回答も正確で専門的な内容でも素早く答えることができたためです。
登場からわずか5日でユーザーは100万人を突破。
その圧倒的な勢いに、検索エンジンを主戦場とするGoogleが「コードレッド(非常事態)」を宣言するほどでした。
では、具体的にChatGPTでは何ができるのでしょうか。
ここでは、事例を用いながら解説していきます。
自然な文章を即座に作成
ChatGPTを使えば、問いかけ(プロンプト)に対する自然な回答を文章ですぐに作成してくれます。
課題の作文やビジネスメール、夕飯の献立など、ChatGPTが答えてくれる内容は自由自在です。
たとえば「体調不良で急遽会社を休むため、上司に送るメールを理由も併せて簡潔に作成してください。」というプロンプトを投げかけると、以下のような回答を得られました。
件名: 急な体調不良による休暇の連絡
〇〇さん(上司の名前)へ、
急な連絡となり申し訳ありません。本日は体調不良のため会社を休ませていただくことになりました。医師の診断が必要です。早急な回復を目指し、休養を取ります。連絡方法は通常通りです。ご了承いただければ幸いです。
敬具
〇〇(自分の名前)
多少の修正は必要ですが、ChatGPTが作成してくれた文章を下書きにすればメールの作成などが効率的に行えます。
プログラミングも簡単に作れる
ChatGPTでは、プログラミングのコードも作成してくれます。
基本的な知識さえあれば、プロのエンジニアでなくてもコードを作ってくれるので、自分でブログを始めたり、簡単な入稿作業を行ったりすることもできるでしょう。
たとえば、「FizzBuzz問題のコードを作成してください。」というプロンプトを投げかけると、以下のように返ってきました。
以下は、FizzBuzz問題を解くためのPythonコードです。
for num in range(1, 101):
if num % 3 == 0 and num % 5 == 0:
print("FizzBuzz")
elif num % 3 == 0:
print("Fizz")
elif num % 5 == 0:
print("Buzz")
else:
print(num)
上記のコードを実行すると、1から100までの数字を順に表示します。ただし、3で割り切れる場合は代わりに「Fizz」、5で割り切れる場合は代わりに「Buzz」、3と5の両方で割り切れる場合は代わりに「FizzBuzz」を表示します。
具体的な指示がなかったので、今回はPythonで記述してくれましたが、プロンプトで言語を指定すればその言語のコードを教えてくれます。
他にも「HTMLで『Hello World!』と表示するプログラムを作成してください。」や「文字を赤くするCSSコードを教えてください。」など問いかければ、実際のコードと簡単な説明を返してくれます。
最新GPT-4を使うなら有料版をサブスク
ChatGPTは無料でも十分利用できるツールですが、有料版だとより賢く便利にバージョンアップします。
有料版の「ChatGPT Plus」は月額20ドルで、以下のような特典があります。
- サーバー混雑時でもスムーズにチャットが可能
- 新機能が優先的に使える
- 新言語モデルのGPT-4が使える
公式アプリ版では、ChatGPT Plusにバージョンアップすると、チャット欄の上部にGPT-3.5とGPT-4を切り替えられるタブが付きます。
公式ChatGPTアプリの注意点
ChatGPTアプリをダウンロードしたり、実際に利用する際には覚えておきたい注意点がいくつかあります。
以下の内容に留意し、ChatGPTを上手に活用しましょう。
類似アプリがたくさんある
先ほど少しだけ触れたように、App Storeで「ChatGPT」と検索すると似たようなAIチャットアプリがたくさんヒットします。
類似アプリがリスティングで上位に表示されている場合もあるため、本物を見極めるなら、アイコンとデベロッパ(開発元)に注目しましょう。
ChatGPTの公式アプリは、OpenAIのロゴがアイコンに使用されており、デベロッパは「OpenAI」となっています。
わからない場合は、以下のリンクからダウンロードページに飛ぶと確実です。
Android版はまだない
ChatGPTの公式アプリは、まだiPhone版しか登場していません。
Android版はまだないですが、OpenAIのプレスリリースでは「まもなく」と発表しています。
Android users, you’re next! ChatGPT will be coming to your devices soon.
(Androidユーザーの皆さん、次はあなたの番です!ChatGPTはまもなくあなたのデバイスにやってきます。)
—OpenAIのリリースより引用
もし、AndroidのスマホでChatGPTを使いたなら、Google Chromeなどのブラウザアプリから利用しましょう。
個人情報や機密情報は入れない
利用時の注意点としては、プロンプトに個人情報や機密情報を入れないように気をつけましょう。
ChatGPTをはじめとした対話型AIは、プロンプトの中身を学んでいき、それを活かして回答を作成します。
機密情報などが含まれていると、勝手に学ばれてしまい、情報が流出してしまうリスクも否定できません。
大切なiPhoneを長く愛用したいならモバイル保険がおすすめ
公式版のChatGPTアプリが登場したことで、iPhoneはもっと利便性がアップすると考えられます。
瞬時に調べものができたり、メールの下書きを簡単に作成できたり、使い方は多種多様です。
そんなiPhoneをできるだけ長く愛用したいなら、スマホ保険についても考えてみませんか?
iPhoneの修理費用は、思っているより高額です。
iPhone 14の場合、画面が割れてしまった場合は42,800円、水没してしまった場合は83,800円という高額な修理費を請求される見積もりとなっています。
スマホ保険に入っていれば、こうした修理費を補償できます。
なかでも、おすすめなのがモバイル保険!
月額700円で加入でき、年間10万円まで補償されるため、画面割れや水没時の故障も実質0円で修理を受けられます!
ぜひ、この機会にモバイル保険の加入も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
2023年5月26日、日本でもChatGPTの公式アプリがリリースされました。
現在はiPhone版のみですが、Android版もまもなく提供されるとのことです。
アプリ版のChatGPTには、ブラウザ版にはない特徴もあります。
アプリ版では音声でプロンプトを入力でき、チャット履歴を検索することも可能です。
iPhoneにChatGPTのアプリを入れておけば、よりスマホライフが便利に楽しくなるでしょう!