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Google逆転か?Google Bardの使い方やChatGPTとの違いを徹底解説!

  • 2023年05月30日
  • AI

Google逆転か?Google Bardの使い方やChatGPTとの違いを徹底解説!

2023年5月11日、Google Bardの日本語版が一般公開されました。
Google Bardとは、Googleが開発している対話型AIであり、活用することでさまざまな知識が身に付いたり、仕事を効率化できたりといったメリットがあります。

対話型AIといえば、ChatGPTの話題が先行しており、Google Bardは後塵を拝していました。

Google Bardの日本語版が起爆剤となるのかどうか、今回はGoogle Bardの使い方やメリットといった基本的な情報をはじめ、ChatGPTとは何が違うのかもあわせて解説していきます!

Google Bardとは?

Google Bardとは、Googleが提供する対話型AIのことです。
2023年3月21日にアメリカとイギリスで先行して公開されましたが、5月11日には日本語での試験モデルが一般公開され、ますます利用者が増えることが予想されます。

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Bardとは、「鳥(Bird)」ではなく英語で「詩人」のこと。
ユーザーが質問(プロンプト)を投げかけると、Google Bardが言葉を返してくれます。

Google Bardを活用すれば、いままでのようにキーワードで検索しなくても解答を得られたり、文章やプログラミングを生成してくれるので仕事の効率化が図れたりと、多くのメリットがあります。

 

Google Bardはどこで利用する?使い方を解説

Google Bardの使い方は簡単です。
Googleのアカウントを持っている人は、Google Bardのサイト(https://bard.google.com/)にアクセスすれば、すぐにでも利用できます。

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以下では、Google Bardの始め方と、どうやって使えばいいのかを解説していきます。

Google Bardを始めるには?

Google Bardは、Googleが提供するサービスであるためGoogleのアカウントを持っていることが前提です。
ただ、アカウントさえ持っていれば、数ステップでGoogle Bardの日本語版が利用できます。

Google Bardの始め方

0.Googleのアカウントを作成
1.Google Bardのサイト(https://bard.google.com/)にアクセス
2.[Bardを試す]を選択
3.利用規約とプライバシーを読み[同意する]を選択
4.画面下部にメッセージ(プロンプト)を入力

Google Bardの使い方!レシピやプログラムを実際に書かせてみた

Google Bardの使い方は、自由自在です。
難しいことは考えず、自分の知りたいことやBardに答えてほしいことなどを記入していきましょう。

以下では、実際にBardに答えてもらった回答を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

レシピを教えてもらう

Google Bardを使えば、料理のレシピも簡単に教えてくれます。

たとえば、「鶏のから揚げのレシピを教えて」とメッセージを送ると以下のような回答が得られました。

鶏のから揚げのレシピは、次のとおりです。

材料

・鶏もも肉 300g
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ1
・生姜(すりおろし) 小さじ1
・ニンニク(すりおろし) 小さじ1
・小麦粉 大さじ2
・片栗粉 大さじ2
・揚げ油 適量

作り方

1. 鶏肉は一口大に切る。
2. ボウルに鶏肉、酒、醤油、砂糖、みりん、生姜、ニンニクを入れてよく混ぜる。
3. 冷蔵庫で30分以上漬け込む。
4. 小麦粉と片栗粉をボウルに混ぜる。
5. 漬け込んだ鶏肉を小麦粉と片栗粉のボウルに入れ、両面をまぶす。
6. フライパンに揚げ油を熱し、中火で鶏肉を揚げる。
7. 鶏肉の表面がこんがりと揚がったら、油を切って器に盛り付ける。

ポイント

・鶏肉を下味に漬け込むことで、味が染み込み、ジューシーになります。
・鶏肉を揚げるときは、中火でじっくり揚げることで、外はカリカリ、中はジューシーに仕上がります。
・鶏肉を揚げる前に、キッチンペーパーで水気をよく拭き取ることで、油はねを防ぐことができます。

材料や実際の手順だけでなく、ポイントも解説してくれました。
これなら、初めて作る人でもできそうです。

プログラムを書いてもらう

Google Bardをはじめとした対話型AIは、プログラムのコードを作成するのも得意とするところです。

たとえば、プログラマーの定番問題であるFizzBuzz問題について「FizzBuzzのプログラムを書いて」と投げかけると、コードを返してくれます。

はい、わかりました。FizzBuzzのプログラムをPythonで書いてみました。

Python
for i in range(1, 101):
if i % 3 == 0 and i % 5 == 0:
print("FizzBuzz")
elif i % 3 == 0:
print("Fizz")
elif i % 5 == 0:
print("Buzz")
else:
print(i)

このプログラムは、1から100までの数字を順番に表示し、3の倍数なら「Fizz」、5の倍数なら「Buzz」、両方の倍数なら「FizzBuzz」と表示します。

指示がなかったため、Pythonで記述してくれましたが、「Rubyで書いて」や「JavaScriptで書いて」など具体的に言語を示すと、その言語のコードを教えてくれます。

 

 

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Google逆転?Google BardとChatGPTの違いとは?

2022年12月、Googleは「コードレッド(非常事態)」を宣言しました。

これは、2022年11月にプロトタイプがリリースされたChatGPTの爆発的な人気に対して行われたものです。

対話型AIは、文字通り人間の会話のように、質問に対してAIが回答してくれるものであり、Googleが主戦場としていた検索エンジンの市場を脅かす存在と認識されました。

GoogleがBardを発表したのは、ChatGPTの登場からわずか4カ月ほどの2023年3月。
GoogleがいかにChatGPTの存在を危惧しているかがうかがえます。

Google BardとChatGPTにはどのような違いがあるのか、以下で解説します。

検索エンジン

Google Bardは、Googleの検索エンジンと連動して回答してくれることを特徴としています。
プロンプトに対する回答は、Googleエンジンの内容から学習されるため、常に最新の情報を反映しています。

一方、ChatGPTは特定の検索エンジンとは連動しておらず、学習データも2021年までと限定的です。
ただ、検索エンジンに関しては、プラグインを活用したり、ChatGPTが組み込まれたマイクロソフトのBing AIを使ったりすることで利用できます。

言語モデル

Google Bardは、言語モデルとして「PaLM 2」を搭載しています。
誕生当時は「LaMDA」という言語モデルを用いて大量のデータを学習していましたが、PaLM 2は従来のモデルに比べて、推論や多言語、コーディングの機能が改善しているとされています。

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一方、ChatGPTは「GPT(Generative Pre-trained Transformer)」という言語モデルを搭載。
2023年3月には「GPT-4」を発表し、推論や文章の簡潔さが進化したとされています。

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価格

前提として、Google BardもChatGPTも無料で利用することが可能です。
ただ、ChatGPTには無料版と有料版があります。

有料版の「ChatGPT Plus」は月20ドルのサブスクリプションで、GPT-4が利用できたり、混雑時でもスムーズに回答してくれたりといったメリットがあります。

Googleアプリとの相性

Google Bardは、その他のGoogleアプリと相性が良いというのもChatGPTとの違いとして挙げられます。

Bardの回答にはエクスポートボタンがついており、「Googleドキュメントにエクスポート」「Gmailで下書き作成」などが選択できます。

なかでも、おすすめなのが「Gmailで下書き作成」。
ビジネスメールの書き方がわからない場合や、どう書き始めたらよいか思いつかない場合など、Bardにメールの下書きを書いてもらい、それをそのままGmailにエクスポートできます。

 

Google Bardの注意点

レシピの提案や文章の作成など、Google Bardはとても便利な一方で注意点があります。
そこで、ここからはGoogle Bardを活用する際の注意点を解説します。

なお、以下で解説するものは、Google Bardだけでなく、対話型AI全般に言えることです。
今後ますます普及が進むであろう対話型AIを、上手に活用するためにも覚えておきましょう。

回答のすべてを鵜呑みにはできない

まず覚えておきたい注意点は、得られた回答がすべて正しいというわけではないということです。

いくら膨大な量のデータから学習しているとはいえ、回答は完璧なものではなく、多分に間違いを含んでいます。

重要なのは、あくまでGoogle Bardの答えを参考として捉えておくことです。
メールの下書きとしてGoogle Bardを利用したなら、コピペしてそのまま送ってしまうのではなく、自身でペンを入れてより正しく適切な文章に仕上げましょう。

著作権に配慮する

Google Bardをはじめとした対話型AIは、まだ発展途上の技術であり、さまざまな問題を含んでいます。

その代表的な例として挙げられるのは、著作権です。
対話型AIは、ウェブ上などの大量データで学習しており、回答にはそれらが反映されています。

主要メディアやクリエーターのなかには、対話型AIに内容を盗用されているのではないか懸念を表明しているものもおり、実際にGoogle Bardで得られた回答を商用で利用する際などには著作権に抵触していないか注意が必要です。

個人情報や機密情報の入力は避ける

対話型AIはユーザーが入力するプロンプトを学習していきます。

対話を続けていくと、AIが学習してよりスムーズで正確なコミュニケーションができるというメリットがある一方、個人情報や機密情報の取り扱いには注意が必要です。

実際、電子製品メーカー大手のサムスンでは、対話型AIに機密コードを入れ、重要な情報が漏洩してしまったという事例もあります。

プロンプトを作成する際は、個人情報や機密情報の入力は避けるようにしましょう。

 

モバイル保険でスマホを守る!

Google Bardはウェブで利用するサービスであるため、スマートフォンでも使うことが可能です。

みなさんのスマートフォンは、保険に加入していますか?
iPhoneのような高級スマホは、画面割れやちょっとした故障があったとしても、なかなか新しいものに買い替えるのは躊躇するかもしれません。

また、修理代も意外と高額です。
iPhone 14の場合は、前面画面の修理だけでも42,800円、水没などのその他の修理では83,800円の見積もりとなっています。

そういったとき、スマホ保険に入っていれば修理代を安く抑えられるのでおすすめです。
なかでもモバイル保険は、月額700円で加入でき、年間10万円まで補償。
画面割れや水没時の故障でも、実質0円で修理を受けられます。

ぜひ、便利なスマホライフを楽しむためにも、この機会に加入をご検討ください。

 

まとめ

2023年5月11日、Google Bardの日本語版が一般公開されました。
Google Bardは、Googleが提供する対話型AIであり、メールのドラフトを作成したり、プログラミングのコードを書いてくれたりと、上手く活用すれば非常に便利なツールです。

対話型AIとしては、ChatGPTが有名ですが、Google BardとChatGPTには違いがあります。
Google Bardは、検索エンジンから最新の情報を学習しており、またGoogleのほかのアプリとの連携にも優れています。

対話型AIは、今後ますます発展すると予想されます。
いまのうちに使い方や注意点を理解し、仕事や日常生活で活用していくと、他の人より一歩先に行けるかもしれませんよ。

 

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

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