スマホ(iPhone)が1円で買えるカラクリを詳しく解説します!

スマホ(iPhone)が1円で買えるカラクリを詳しく解説します!

最近家電量販店などで、iPhoneをはじめとする人気のスマホが格安で販売されていることをよく目にするようになりました。
場合によっては、「月額1円」や「23円」といったほとんど無料に近い価格で購入できることもあるようです。

本来十数万円かかる機種が何故このような破格の金額で売られているのでしょうか。
安すぎて何か裏があるのではないかと、買うのに抵抗がある人も居ると思います。

今回はどのようなカラクリで破格の価格で購入できるかを紹介していきます。

1円でスマホが買えるってどういうこと?

2021年の年末頃から、家電量販店などでスマホが格安で販売されているのをよく目にするようになりました。

近年のスマホは高額化が進んでいます。
新しいモデルが出るたびに値段が上がりつつあり、最新機種となると10万円以上することもめずらしくありません。

そんな中、2021年秋に登場したばかりのiPhone 13 miniや前年モデルのiPhone 12シリーズが、家電量販店などで破格の値段で販売されているのをよく見かけるようになりました。
いわゆる格安スマホよりも安価で、場合によっては1円で購入できることもあります。
2022年3月18日に発売が開始したiPhone SE(第3世代)も、発売初日から1円で販売されているところもあったようです。

 

なぜ1円でスマホが購入できるの?

本来10万円近くするスマホが、なぜこのような破格の金額で購入することができるのでしょうか。

これには複数の割引が適用されており、全て適用出来た場合に1円という最安の金額となります。
それぞれの割引の条件や値引き額を紹介していきます。

他社からの乗り換え、もしくは5~30歳の新規契約による割引

割引の1つは、以前から長らく続いている通信回線の乗り換えによるものです。
現在使用しているキャリアからスマホを販売しているキャリアへ乗り換えることで、購入価格を割引してもらうことができます。

また現在では、5~30歳の新規契約でも同様の割引を受けることができるようになりました。
2021年度から登場したキャンペーンで、年齢のみという軽い条件で利用できる割引です。
元々は学割でしたが、名称に反して「学生であるかどうか」ではなく年齢のみを条件としているという実態から、2021年度からは新たに「U30」としてスタートしています。

現在、電気通信事業法では通信契約とスマホの販売は完全分離するよう定められています。
通信契約を条件とするスマホの割引はも上限が決まっており、その最大の2万円の割引を受けることができます。

家電量販店独自の割引適用されている

家電量販店が独自に割引を用意しています
1円スマホの割引として現在展開されているものは、「新規契約」「のりかえ」「機種変更」「端末単体購入」を条件とするものです。
端末購入のみでも適用されるため、新しくiPhoneを購入したいと考えている人であれば誰でも利用することが可能です

割引額は定まっていませんが、割引の結果1円やそれに準ずる破格の料金とするために、高額となることが多いです。
例えば、本来10万円近くするiPhone 12の場合には、7万円以上の割引となることもあります。

キャンペーンはいつまで続く?

これらのキャンペーンは2022年3月現在多くの家電量販店で実施されており、スマホの料金の動向やおトクな購入方法に詳しくなくても知っているという人は少なくないのではないでしょうか。
キャンペーンを利用して賢くスマホを手に入れるのが当たり前という風潮すら感じますが、このような破格な割引がいつまでも続くとは考えづらいです。
安価に端末を購入したいと考えている場合には、様子を見ずにできるだけ早めに購入した方が良いかもしれません。

3月で終了する可能性あり

基本的にこのような割引は、抱えている在庫を消化するために行われることが多いです。
特に古いモデルは最新モデルに比べて売れづらくなるため、割引が用意して販促される傾向にあります。
当然、これらの在庫が消化できてしまえば、品切れとなりキャンペーンも終了します。
在庫がある期間に限られた一時的なキャンペーンである可能性は高いといえます。

加えて1世代古い2020年モデルのiPhone 12シリーズだけでなく、最新のiPhone 13シリーズや発売された直後のiPhone SE(第3世代)にもキャンペーンが用意されています。
これは既に在庫が薄くなってきているものの、3月という売り時にキャンペーンを継続するために無理に実施しているという可能性も考えられます。
4月以降は速やかに終了してしまうかもしれません。

通信契約に伴う端末価格の値引きではないかという指摘も

2019年に電気通信事業法が改正されましたが、この改正には「端末と回線の分離」が盛り込まれています。
通信回線を提供しているキャリアでは、通信料金の収益を原資としてスマホ本体を大幅な割引を適用して販売することが一般的でしたが、現在ではこれは規制されており、通信回線の契約を条件とする割引は2万円という上限が設けられています。

先ほど紹介した割引は表面上このルールに則ったものとなっていますが、実際に店舗で通信契約を伴わない「本体購入」のみを希望すると、在庫切れなどを理由に購入できないという事例が多いようです。
実態としては通信回線を契約しないと割引を受けられないことになり、電気通信事業法に違反しているのではないかという指摘の声があがっています。
転売の問題などもあるため一概に否定できるものではありませんが、正規利用を考えている人が購入できないのでは問題です。

そのため、近いうちにこのような販売方法自体が規制される可能性があります。

新しいスマホに買い替える際にやっておくべきこと

やるべきこと

・データのバックアップ
・アプリの引き継ぎ

新しいスマホを購入した際は、前まで使っていたスマホからデータを移す必要があります。
iPhoneのクイックスタートなど、近年では簡単にデータ移行できるようになっていますが、何らかのアクシデントでデータが消えてしまう可能性も否定できません。
余裕があればバックアップを取っておきましょう。

また、データ移行ではアプリの設定やアカウントの登録などまでは行われないことが多く、個別に引き継ぎを行う必要があります。
毎日使うものやすぐに使うものでない場合、先延ばしにして後で困るということも少なくありません。
これらの引き継ぎも、機種変更時に漏れなく済ませてしまうことをオススメします。

新しいスマホの補償はどうする?

1円でスマホを買えたとしても、壊してしまうと修理料金は通常通りかかります。
iPhoneは本来高価で、修理料金も安くは済みません
加えて1円スマホのキャンペーンはいつまで続くか分からず、壊した際に安価で買い直せるとは限りません

壊れたときのリスクは小さくないので、備えておくことも必要でしょう。
安価で手に入れたものではありますが、安心してスマホを利用するのであれば、やはりスマホ保険はオススメです。

スマホ補償にはいくつか種類があります。
それぞれの特徴を紹介しますので、自身にあった適切なサービスを選んでみてください。

メーカーが提供している延長保証

本来メーカー保証は1年間という期間が短く対象も自然故障のみに限られていますが、延長保証サービスを利用することで保証期間を延ばし、事故や過失で起きた故障も対象とすることが可能です。

代表的なサービスが、iPhoneのAppleCare+です。
Androidスマホの場合、提供しているメーカーが限られ日本では提供されていないこともあるようなので、残念ながら意識して利用するのは難しそうです。

メーカー延長保証の例としてAppleCare+を出して保証内容をみていきます。

Applecare+は修理費用の一部を保証してくれるサービスで、故障以外の盗難や紛失も対応してくれるプランも存在します。
また、iPhoneの基本的な使い方や、不明点など解決してくれるテクニカルサポートも受けることができますので、大変便利です。

Point

・最大容量が80%以下の時にバッテリーを無料で交換できる
・エクスプレス交換サービスが利用できる
・信頼感・安心感がある

 

キャリアが提供しているキャリア補償

キャリア補償とは、キャリアでスマホを購入した時に加入することができる補償です。

キャリアではiPhoneとAndroidで加入できる補償が異なっており、ドコモだけAndroidで加入できる補償にiPhoneでも加入できます。
iPhoneで加入できる補償はAppleCare+を踏襲しているので、ほとんど内容は変わりません。
また、iPhoneの場合はキャリアで修理することができないので、Appleで対応してもらう形になります。

対して、Androidで加入できる補償はキャリアで修理の対応をしているので、店舗に来店するだけで全て対応してくれますので、大変便利です。
また、金額もiPhoneで加入できる補償よりも安価なので大変お得です。

Point

・修理中に代替機を無料で貸し出しをしてくれる
・Androidで加入できる補償はサポート面も充実している

 

民間の保険会社が提供しているスマホ保険

メーカーやキャリア以外にも民間の保険会社もスマホ補償を取り扱っています。
例えば、さくら少額短期保険株式会社では、モバイル保険というモバイル機器を対象とした保険を提供しています。

モバイル保険はメーカーやキャリアの補償とは異なり年間の回数制限はなく、限度額の範囲であれば何度でも修理費用を補償してくれます。

Point

・自己負担金がかかないので0円で修理ができる
・スマホ以外にもWi-Fi・Bluetoothがつながる機器も補償できる
・1契約で3台まで補償の対象にできる
・中古端末でも加入できる

 

まとめ

今回は1円でスマホを購入できるカラクリについて詳しく見てきましたが、乗り換え契約、もしくは新規契約が必須で、少し手間がかかってしまいますが、ここまで安価な価格で購入できることは基本ありませんので、このタイミングで買うのが一番おすすめです。

また、1円で購入できたからと言ってスマホ補償は要らないということではなく、修理代金は決して安い訳ではないので、補償も併せて加入して安心したスマホ生活を送れるようにしましょう。

この記事を書いたライター

モバイル保険 メディア編集部

万が一のスマホの故障に備えるモバイル保険を広めるため、鋭意ブログを執筆中。「Enjoy Your Mobile Life」をモットーに、スマホをより便利に使うための情報を発信していきます。

https://mobile-hoken.com/

この人の記事一覧