価格・発売日は?【アップル「WWDC23」まとめ】ARゴーグルなど新製品続々!
- 2023年06月09日
- ガジェット
2023年6月6日未明より、アップルの開発者向けイベント「WWDC23」が開催されました。
開発者向けと言いながら、毎回新製品が発表されるWWDC。
今回も注目の新製品が続々と発表されました。
噂のARゴーグルや新型のMac Book Airなど、WWDCで登場した製品をまとめました!
目次
2023年6月6日未明より、WWDC23開催!
2023年6月6日未明より、アップル社の開発者向けイベント「WWDC23」が開催されました。
注目なのは、なんと言っても冒頭の基調講演。
今回も注目の新製品が続々と発表されています。
映像の冒頭でアップル社CEOのティム・クックはこう言います。
「私たちの最新テクノロジーとプラットフォームを発表する、このとても特別な日にようこそ」
一体、WWDC23では、どういった新製品や新情報が発表されたのか。
価格や発売日なども含めて、まとめていきます!
- 【Apple Vision Pro】 3499ドル(約48万円)/来年末までに発売
- 【MacBook Air 15】 198,800円~/6月13日発売
- 【Mac Studio】 298,800円~/6月13日発売
- 【Mac Pro】 1,048,800円~/6月13日発売
- 【iOS 17】 一般公開は2023年の秋ごろ
【Apple Vision Pro】 3499ドル(約48万円)/来年末までに発売
今回のWWDCで、最も注目だったApple Vision Pro。
イベント前からARゴーグルを開発しているという噂がありましたが、実際に発表されたのは基調講演の最後でした。
ARとは「Augmented Reality」の略で「拡張現実」のこと。
現実世界に仮想空間を表現・拡張する技術です。
ただ、アップルはVision Proを単なるARゴーグルではなく、「新しい種類のコンピューターで現実の世界とデジタル世界をシームレスに融合する」ものとしています。
ゴーグルをつけるだけで、周囲の環境が無限のキャンパスになり、空間を手や声、目線で操作することが可能だとか。
価格は3499ドル(約48万円)。
来年初めにアメリカで発売され、その他の国では来年末までに発売予定です。
Apple Vision Proについてより詳しく知りたい場合は、以下の記事を参照してください。
【MacBook Air 15】 198,800円~/6月13日発売
WWDCでは、15インチの新型MacBook Airについても発表がありました。
MacBook Airは2022年のWWDCでデザインを刷新したばかり。
いままでは13インチのMacBook Airしかありませんでしたが、今回の発表で15インチがラインナップに加わりました。
ディスプレイが大きくなったことで、映画を見るにも、動画やイラストを編集するにも、より使い勝手が良くなります。
ただ、サイズは大きくなっても重量は1.51kgと軽量。
厚みはわずか1.15cmで、アップルによると「世界で最も薄い15インチのノートパソコン」なのだとか。
プロセッサは、13インチ同様にM2チップを採用。
IntelベースのMacBook Airより12倍高速で処理することができるそうです。
価格は198,800円~。
発売は6月13日ですが、すでに予約は可能です。
15インチのMacBook Airについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【Mac Studio】 298,800円~/6月13日発売
プロユースのデスクトップパソコンである「Mac Studio」の新製品も発表されました。
Mac Studioは、2022年3月に登場した比較的新しいアップル製品で、同じくデスクトップパソコンであるMac miniとMac Proの中間に位置するラインナップです。
登場以来、テレビの編集や音響エンジニアといったプロも愛用しています。
今回のWWDCでは、「M2 MAX」モデルと、その上位の「M2 ULTRA」を搭載したMac Studioが登場。
従来は 「M1 Max」と「M1 Ultra」でしたが、より強力なチップセットによって高負荷の作業もいままで以上に高速で行うことができます。
アップルによると、M2 MAXはCPU性能が最大1.8倍、GPU性能が最大3.6倍向上。
M2 ULTRAは、CPU性能が最大3.3倍、GPU性能が最大6.1倍高速になり、プロのクリエイターの強力なパートナーとなってくれるでしょう。
新しいMac Studioの価格は、M2 MAXモデルが298,800円、M2 ULTRAモデルは598,800円。
発売は6月13日ですが、すでに予約は可能です。
新しいMac Studioについてもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
【Mac Pro】 1,048,800円~/6月13日発売
Macシリーズの最上位モデルである「Mac Pro」の新製品も発表されました。
2019年に後継モデルが発表されて以来、アップデートがなかったMac Proでしたが、ついに進化。
2019年モデルのプロセッサは「Intel Xeon」でしたが、今回のWWDC23で発表されたモデルは「M2 ULTRA」を搭載。
これによってすべてのMacシリーズでAppleシリコンが搭載されることとなりました。
IntelベースのMac Proに比べて、新モデルは3Dレンダリングが7.6倍、ビデオのレンダリング速度が6.4倍と驚異的なパフォーマンスを実現。
PCIスロットが7つ、Thunderboltポートが8つ搭載されるなど、拡張性も強化されています。
新しいMac Proの価格は、タワー型が1,048,800円、ラック型が1,098,800円。
発売は6月13日ですが、すでに予約は可能です。
新しいMac Proについてもっと詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
【iOS 17】 一般公開は2023年の秋ごろ
WWDCでは、ハードウェアだけでなく、新しいソフトウェアの発表もあります。
その代表的なものとして、WWDC23では「iOS 17」が登場。
今回のアップデートでは、iPhoneがより直感的になり、親密なコミュニケーションが可能になるのだとか。
iOS 17の主な機能は以下の通りです。
- 着信時の表示がカスタマイズ可能に
- FaceTimeに「留守電」機能が搭載
- AirDropで連絡先を簡単に共有
- 充電中に時計などを大画面表示
- 「Siri」だけで起動可能に
iOS 17では、電話を受け取ったときの表示がカスタマイズできるようになり、写真にしたり、フォントを変更したりすることが可能です。
また、FaceTimeでは、相手が受け取れなかった際でもムービーのメッセージが残せる機能が加わりました。
iOS 17のデベロッパ向けベータ版は6月6日から、パブリックベータ版は7月中に公開される予定だそうです。
一般公開は2023年の秋ごろが目安だとか。
なお、iOS 17はiPhone 8/iPhone X以降のデバイスでは非対応となります。
iOS 17についてより詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
デバイスを長く愛用するならモバイル保険がおすすめ!
WWDC23では、さまざまなアップルの新製品が登場しました。
すでに予約できるものも多く、いまから使うのを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
新しいデバイスを購入したときに、同時に検討してほしいのが「モバイル保険」の加入です。
モバイル保険に入っていれば、購入したデバイスを長く愛用することができます。
モバイル保険がおすすめな理由
アップルの製品は、基本的に1年間のハードウェア保証がつきますが、より手厚い補償を求めるなら、AppleCareに入る必要があります。
ただ、AppleCareはやや保険料が高額です。
15インチのMacBook Airは、1年間で12,800円かかります。
モバイル保険なら月額700円で加入可能。
そして、年間10万円まで補償されるので、修理費用を安く抑えることができます。
また、1つの契約で3つのデバイスまで補償できるのも魅力的。
ノートパソコンやiPhone、ワイヤレスイヤホンなどを一緒にまとめて守れます。
ぜひ、新しいデバイスを購入した際は、モバイル保険の加入もご検討ください。
まとめ
WWDC23では、4つの新しいデバイスが発表されました。
もっとも注目されていたApple Vision Proは、来年末までに発売予定。
iPhoneやMacなど、革新的なデバイスを世に広めていったアップルが、どういった形でARゴーグルの世界を切り開いていくのか、興味が尽きません。
また、MacBook Air、Mac Studio、Mac Proの新モデルも登場。
M2 ULTRAのMac Proが誕生したことによって、すべてのMacシリーズでAppleシリコンが搭載されるようになりました。
なお、新しいデバイスを買った際は、もしものときに備えることも重要です。
「落としてしまって画面が割れてしまった」、「水をこぼして故障してしまった」など、万が一の場合に修理費用をできるだけ抑えるためにも、モバイル保険の加入をおすすめします。