ノートパソコンの保険にはモバイル保険がおすすめ!
- 2024年05月07日
- ガジェット
新型コロナウイルスの感染はようやく落ち着いてきましたが、この拡大をきっかけにテレワークが働き方の1つとして一般的となりました。
テレワークをするためには自宅に働く環境を整える必要がありますが、用意すべきアイテムの筆頭がオフィスワークに欠かせないパソコンです。
テレワークのため、ノートパソコンを購入した人、購入を検討している人は多いのではないでしょうか。
自由に外出ができず自宅で過ごす時間が増えたことで、プライベートでのパソコンの利用頻度も増えているように思います。
仕事に遊びにと活躍するパソコンですが、高価な電化製品の1つであり故障時の損失は小さくありません。
万が一の事故に備えておくことも大切です。
今回は安心してパソコンを使えるようにするために、ノートパソコンで利用できる補償について紹介していきます。
目次
購入時に付いてくるメーカー保証だけでは足りない?
電化製品には、一般的に購入から1年間メーカー保証がついており、もちろんノートパソコンでも利用できます。
メーカー保証とは、メーカーが自社の製品の性能や品質を保証するものです。
購入した時点で壊れている、正しく使っているのに不具合が発生するなどの、いわゆる初期不良や自然故障に対して、無償修理や本体交換といった対応を受けることができます。
利用者側ではなく製品側に問題があると思われるトラブルは、発生したとしても対処してもらえるので安心です。
一方で、落とす、ぶつける、水に濡らすなど、利用中の事故によって起きた損傷や不具合は、メーカー保証の対象外です。
これらに備えるにはメーカー保証では不十分で、有償の補償サービスを利用する必要があります。
有償の補償サービスとはどのようなもの?
有償の補償サービスであれば、メーカー保証ではカバーできない、利用中の事故によって起きた損傷や不具合でも補償を受けることが可能になります。
費用はかかりますが、補償範囲が拡がりより大きな損失に備えることができます。
ノートパソコンで利用できるサービスとしては、家電量販店で購入した場合に加入できる延長保証がメジャーでしょうか。
同じようにメーカー保証を延長、強化するサービスを提供しているメーカーもあり、メーカーから直接購入する場合でも有償補償サービスを利用することが可能です。
基本的に購入時に追加料金を支払って加入することになるため、手間がかからないのがメリットです。
ただし加入の際は保証内容をしっかりと確認しておくことが肝要で、あくまでメーカー保証の期間を延長するだけで事故による損傷は対象外のままというサービス・プランもあります。
同様に、修理時にも費用がかかり、その負担額によってはサービスに加入しなくてもあまり変わらないということもありえるので、併せて確認してから加入を決めることが望ましいでしょう。
また、保険会社が提供するノートパソコン向けの保険というものもあります。
総合的にオトクに使えることが多く、こちらを利用するのもおススメです。(詳しくは後述します)
ノートパソコンに有償補償は必要なのか?
補償サービスは、そもそも対象機器が壊れなければ使うことができないため、補償が適用されるかどうかに確率が絡みます。
その性質上、一概に必要と言い切ることは難しいものの、ノートパソコンは補償の必要性が高い機器ということは言えるかと思います。
主な理由は2つあります。
ノートパソコン自体が高価
ノートパソコンは、価格だけにこだわるなら数万円で手に入れることもできますが、スペックが低くまともに動かないことがほとんどです。
実用に足るものとなると、10万円前後はかかってしまうのが普通です。
一般的に10万円というと、かなり高価といえるかと思います。
壊れてしまったからといって、気軽に買い直しするのは難しい金額ではないでしょうか。
修理であれば買い直すよりは安く済みますが、元々が高価なためそれなりの費用がかかります。
損傷箇所によっては購入価格とあまり変わらないような高額となることも少なくありません。
計画的な出費ならまだしも、突然このような高額の出費が必要となるのはなかなかな痛手といえます。
ノートパソコンの故障リスクのある場面は少なくない
ノートパソコンは、それなりの大きさで重量もありますが、精密機械です。
デスクトップパソコンと同じように自宅の定位置でのみ使うという人もいると思いますが、多くは頻繁に移動しながら使われているはずで、持ち運ぶとなると実は故障のリスクとなるシーンは少なくありません。
移動中の主な事故の事例としては、カバンに入れ損ねて落としてしまった、移動中にカバンごとぶつけてしまった、満員電車で過度に圧力がかかってしまったなどが挙げられます。
また、持ち運びと聞くと屋外での利用をイメージしがちですが、自宅でしか使わない場合にも様々な形でリスクが潜んでいます。
例えば、キーボード上にものがあるのに気づかず閉じてディスプレイが破損してしまった、飲み物の容器を倒して水に濡れてしまった、床に置いていて誤って踏んでしまったなど、いずれもちょっとした不注意によるもので誰にでも起こりうるものかと思います。
パソコンの補償には「モバイル保険」
モバイル保険は民間の保険会社さくら少額短期保険株式会社が提供しているモバイル機器に特化した補償サービスです。
モバイル保険は月額700円(非課税)で年間10万円の範囲まで修理にかかる費用を補償してくれるという内容です。
年間の回数制限もなく、利用できるので大変オトクです。
モバイル保険 | |
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月額料金 | 700円(非課税) |
修理費用 | 0円 |
申し込み期間 | 購入から1年未満 1年以上経過でも有償補償加入中で可能 |
補償内容 | 年間10万円の範囲なら何度でも修理可能 |
・パソコン以外のモバイル機器を補償でき、1契約で3台まで加入できる
・自己負担金なしで修理を受けることができる
・申し込み期間が長く、中古のものまで加入できる
・登録や保険の申請などが全てWEBで完結
・バッテリー修理が対象外
・紛失に対応していない
パソコン以外のモバイル機器でも加入でき、3台まで補償できる
モバイル保険はWi-Fi・Bluetoothにつながるモバイル機器なら原則補償対象となっています。
ノートパソコン以外にも、スマホやタブレット、ワイヤレスイヤホンなども対象と範囲が非常に広く、利便性の高い保険です。
また、1契約で3台まで加入することができるので、ノートパソコン以外の所有している機器もついでに補償することが可能です。
3台全てを登録すると1台あたり約233円で守ることができるので、もし個別に補償に入っている場合や補償未加入の機器がある場合には、併せて利用することで割安に利用することができます。
自己負担金0円で修理を受けることができる
モバイル保険は年間10万円という範囲の中であれば、自己負担金なしで修理を行うことができます。
回数制限もありませんので、限度額を超えない限りは何度でも修理にかかる費用を補償してくれます。
申し込み可能な期間が長く、中古端末も加入可能
一般的な補償サービスは購入時、もしくは購入から1週間~1ヶ月といった短い期間に加入する必要がありますが、モバイル保険は購入から1年まで加入が可能です。
もし1年以上経っている場合でも、メーカーの有償補償に加入しているものであれば、切り替えや併用という形で加入することができるので、後から利用しやすいサービスとなっています。
さらに、中古で購入したパソコンでも加入が可能です。
購入店舗の3ヶ月以上の保証がついていることが必要ですが、新品でなくても事故に備えることができるのは大きなポイントです。
申し込みや申請などが全てWEBで完結
モバイル保険の申し込みや、補償対象の機器の変更、保険金の申請など、サービスを利用する上で必要な手続きを、全てWEB上にあるマイページ内で対応することができます。
場所、時間にとらわれることなく空き時間に利用できるので、スムーズな手続きが可能です。
バッテリー交換は補償の対象外
バッテリー交換が対象外になっています。
モバイル保険は、経年使用や自然消耗での劣化を原因とする復旧作業は補償の対象外となっており、そもそも消耗品であるバッテリーの劣化は補償することができません。
ただ、バッテリー交換は他の有償補償も対象外のことが多く、欠点というわけではありません。
紛失が対象外
モバイル保険は盗難は保険の対象となっていますが、紛失は対象外になっています。
しかし、パソコンの場合は本体自体も大きく、利用する場所も限られていますので、失くす人はほとんどいないと思います。
そのため、紛失が対象外だったとしてもあまりネックなことではありません。
まとめ
今回はパソコンで加入できる補償の中で1番おすすめのモバイル保険について紹介をしていきました。
リモート環境が普及してきた近年はパソコンの利用頻度も上がっていますので、今まで以上に壊すリスクは高くなってしまいます。
そのため、万が一に備えて「モバイル保険」に加入して充実したモバイル生活を送りましょう。