Google製スマートウォッチ「Pixel Watch」が登場!? 発売日はいつ?料金や機能は? 気になる最新情報をまとめました!
- 2023年03月15日
- ガジェット
身につけて使うコンピューターをウェアラブルデバイスといいます。
様々な形式のデバイスがありますが、現在最もメジャーなのは時計型のデバイスです。
既存の生活を阻害せず身につけやすいため、Apple Watchを筆頭に街中でも見かける機会が多くなってきました。
そんなスマートウォッチ業界に、Googleから「Pixel Watch」が登場すると発表されました。
スマートウォッチはスマートフォンと連携してより便利に使うことができるため、Android OSを開発しているGoogle製のデバイスは非常に注目を集めています。
そこで、この記事ではPixel Watchに関する情報をまとめていきます。
Pixel Watchとは?
Pixel Watchは、Google初のスマートウォッチです。
元々噂はありましたが、2022年5月11日~12日に開催された「Google I/O 2022」にて正式に発表されました。
Googleは「Wear OS」と呼ばれるスマートウォッチ向けのOSを開発しています。
Android OSの開発から自社製スマートフォン「Google Pixel」の製造に着手したように、スマートウォッチも自社で開発するというのは自然な流れといえます。
「Pixel」シリーズは他にもワイヤレスイヤホンやタブレットなど様々な機器に広がりを見せており、高度な連携でより日々の生活を充実させてくれそうです。
その後、2022年10月6日に行われたMade by Googleのイベントにて、Google Pixle 7などとともにPixel Watchの情報が公開されました。
Pixel Watchの最新情報
とうとう登場するPixel Watch、その情報を整理していきます。
Pixel Watchのデザイン
Pixel Watchは、円形のシンプルなデザインです。
文字盤の周りを囲うベゼルがないのが特徴的で、いかにもデジタルデバイスというようなゴツゴツとしたデザインが多く見られるスマートウォッチとしては珍しい見た目をしています。
これまでのスマートウォッチと比べてスリムな印象があるので、女性でもつけやすいかもしれません。
バンドは、現在公開されている映像や画像ではシリコン製のものが使われているようです。
取り外しできるようなので、様々な種類のバンドが用意されるかもしれません。
Pixel Watchの発売日
Pixel Watchの発売日は10月13日です。
Pixel Watchは2022年5月に製作が公表された時点で、2022年秋にPixel 7シリーズと同時に発売されるとアナウンスされていました。
Google Pixelシリーズの発売は例年10月後半の木曜日発売となっているので、2022年10月20日もしくは27日発売となるのではないかと予想していましたが、さらに1週間早い発売となりました。
Pixel Watchの料金
Pixel Watchの価格は、Wi-Fiモデルが39,800円、LTEモデルが47,800円です。
スマートウォッチの価格の相場は3~10万円とされているので、Pixel Watchは比較的リーズナブルなな価格帯だと言えます。
ただ、OSを開発しているGoogle製のデバイスであり、スマホと同様に価格の割に高い性能を発揮するコスパの良いモデルとなることが期待できます。
アメリカでの価格は350ドルなのでおよそ1ドル=113円換算の値段設定ということになり、円安による値上げが多数みられる中では非常にお買い得といえるかもしれません。
尚、スマートウォッチの中には数千円で購入できるものもありますが、これらは身体の状態や運動量などを測定・記録するアクティビティトラッカーといわれるデバイスです。
同じ時計型のウェアラブルデバイスですが、機能が限定的でそれ以上のことができず、一般的なスマートウォッチとは区別されることも少なくありません。
スマートウォッチを比較する際には、機能をしっかりと確認したほうがよいでしょう。
単体でインターネット通信が可能なセルラーモデルも登場
Pixel Watchは、Wi-Fi接続などなしにインターネット通信が可能なモデルも用意されています。
単体でも電話や地図の確認などを行うことが可能です。
近年では、外出時の所持品として財布よりも重要となりつつあるスマホを持たないということは考えづらいものの、例えば運動時など最低限の機能で十分というときには重宝しそうです。
スマートウォッチ用OS「Wear OS」
スマートウォッチが動くには、オペレーティングシステム(= OS)の搭載が必要です。
独自のOSを搭載しているものも多数ありますが、汎用のOSとして利用されているものもいくつかあります。
「Wear OS」もその1つです。
Wear OSは正式には「Wear OS by google」という名称で、Googleが開発しているOSです。
Android OSをベースに開発されており、スマートフォンと同じようにGoogle Playから対応しているアプリをインストールして使うことができます。
Pixel Watchにも当然Wear OSが搭載されます。
中身を開発しているGoogle製のスマートウォッチということで、Wear OSの機能を最も引き出せるデバイスのはずです。
現在スマートウォッチはApple Watchが多くのシェアを占めていますが、Apple Watch以外となるとPixel Watchが主流になるかもしれません。
各種Googleサービスに対応
Pixel WatchはGoogleが提供している様々なサービスの利用が可能です。
特に利用シーンをイメージしやすいのがGoogleマップです。
目的地までのナビゲーションとして活用するには、スマホより便利に使えそうです。
Google Payが使えるのも便利です。
スマートウォッチの機能としては珍しいものではありませんが、キャッシュレス決済が浸透し使いやすくなった現在では使う機会も少なくないでしょう。
Pixel WatchでYoutube Musicが使えることもポイントといえるかもしれません。
ウォーキングやランニングなどの運動時に音楽を聴きたいという場合にもスマホを持つ必要がありません。
他にもGmailやGoogleカレンダー、Googleアシスタントを使うことができます。
スマートウォッチメーカー「fitbit」が傘下に
Googleは2021年頭にスマートウォッチメーカーの1つであるfitbitの買収を完了しています。
fitbitはフィットネス関連の家電製品やウェアラブル製品を開発している企業です。
スマートウォッチはAppleやSamsungといった大手企業が高機能な製品を続々と開発している中、fitbit製品は健康管理、特に睡眠管理に強みがあります。
Pixel WatchにはFitbitのノウハウが生かされてることが明確にアピールされています。
心拍測定機能に加え、起床時に睡眠スコアを確認することができ、転倒の検出や緊急時のSOS発信も可能となっています。
ただFitbitとの差別化は図られているようで、Fitbitでしか利用できない機能も多々あります。
Fitbitの機能が全て利用できるわけではないのは、残念な点といえます。