Nintendo Switchに補償は必要? 修理方法や料金、使える補償についてまとめました!
- 2024年09月02日
- ガジェット
世界的に圧倒的な人気を誇る家庭用ゲーム機Nintendo Switch。
据え置き機として自宅でテレビに映して使うだけでなく、持ち運んで屋外で利用することもできるポータブルゲーム機でもあります。
コントローラーも従来のように操作するだけのものから、実際に体を動かしながら振り回して使うものも登場しています。
色々な遊び方、使い方ができる反面、壊れてしまうリスクも高くなったゲーム機でもあります。
ポータブルゲーム機としてはかなり大きく重さもあるため、遊んでいる最中に落としてしまったり、持ち運びの際にぶつけたり、カバンの中で他の荷物にあたり傷がついたりといったことも起きやすいです。
そこで本記事では、Switchが故障した場合の修理方法や修理料金、Switchに利用できる保証サービスについてまとめていきます。
目次
Nintendo Switchの修理方法
任天堂の公式サイトから、修理を依頼することができます。
このオンライン修理受付にはオンライン修理にはメールアドレスが必要です。
ない場合も修理は可能ですが、修理品の情報を受け取ることができず修理料金の割引特典(修理代金5%割引)も利用できません。
フリーメールでもいいので、メールアドレスを用意してオンライン修理受付を利用する方がよいでしょう。
・こちらから修理を依頼する
・修理品を任天堂サービスセンターに送る
・見積もり連絡を希望していた場合、メールにて連絡が来るので修理可否を回答
・修理完了後、返送
料金が発生する場合は、代引きにて支払い、修理品を受け取る
任天堂 オンライン修理以外の修理方法
任天堂では持ち込みの修理は受け付けていないため、基本的にはオンライン修理を利用することになります。
ただ、オンライン修理はメーカーである任天堂の修理であり確実で安心できるサービスですが、郵送で部品を郵送で送り、修理後返送してもらうという流れのため、正常なSwitchが手元に戻ってくるまでにだいたい2週間はかかります。
もしすぐに修理を終えたいという場合には、街の修理店を利用する方法もあります。
中には低質・悪質な修理店もあるためお店選びは慎重に行う必要がありますが、修理にかかる時間が短く料金も安いのが特徴です。
Nintendo Switchの修理料金
任天堂が公開している修理料金をご紹介します。
修理料金はモデルや修理箇所によって異なり、修理の際に他の故障箇所が見つかる場合もありますので、あくまで参考の金額です。
修理料金が気になる場合は、修理を行う前に見積もりの連絡をもらうことも可能です。
機器 | 修理箇所 | 修理料金 |
---|---|---|
Nintendo Switch本体 (有機ELモデル) |
CPU基板 | 15,400円 |
有機ELディスプレイ | 11,000円 | |
ドック | 3,960円 | |
その他 | 4,950円 | |
Nintendo Switch本体 | CPU基板 | 13,200円 |
液晶ユニット | 8,800円 | |
スタンド | 1,100円 | |
ドック | 3,300円 | |
その他 | 4,950円 | |
Nintendo Switch Lite本体 | CPU基板 | 13,200円 |
液晶ユニット | 8,800円 | |
その他 | 4,950円 | |
Joy-Con | 2,200円 | |
Nintendo Switch Proコントローラー | 4.290円 |
※金額は全て税込
Nintendo Switchで利用できる保証サービス
Nintendo Switchは据え置き機、ポータブル機、どちらとしても使えるゲーム機です。
ポータブル専用のモデルNintendo switch Liteも登場していますが、持ち運ぶには大きく重く、落としたりぶつけたりといったことも起きやすくなっています。
お子さんが遊ぶことも多いため、何かあった時のために保証サービスを利用したいという人も少なくないのではないでしょうか。
Switchで利用できる保証サービスには、以下のようなものがあります。
メーカー保証
一般的に、家電製品にはメーカー保証がついていて、Nintendo Switchも例外ではありません。
メーカー保証は購入から1年間、初期不良や通常利用の範囲で起きた不具合に対して、無償で修理や本体交換を受けることができるというものです。
いわゆる自然故障にのみ対応するものなので、落としたりぶつけたりといった故障時に利用することはできません。
期間も保証範囲も限定されているため、これでは不足という場合には別のサービスを利用する必要があります。
ワイドケア for Nintendo Switch(サービス終了)
「ワイドケア for Nintendo Switch」は、Swtich専用の公式の修理保証サービスです。
提供は任天堂販売株式会社で、2022年7月1日に開始されました。
水濡れや破損にも対応し、購入から期間が経っていてもいつでも加入できます。
月額プラン(200円/月)と年額プラン(2,000円/年)が用意されており、比較的安価で利用することが可能です。
公式のサービスということで安心して使える魅力も大きく、使い勝手は悪くなさそうです。
しかし、登場から1年という2023年6月末に、サービスの終了が発表されました。
2023年8月31日を以て新規契約と契約更新が出来なくなっており、既契約ユーザーのみ保証期間が終了するまで利用できるという状態でした。
こちらの期間も過ぎたため、HPも速やかに閉鎖されると思われます。
残念ですが、ワイドケア for Nintendo Switchの代わりとなる他のサービスを利用しましょう。
家電量販店の延長保証
ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラといった家電量販店では、延長保証サービスが提供されています。
料金や保証期間、対象範囲などサービス内容は量販店によって様々なので、加入を考えている場合にはしっかりと内容を確認することが重要です。
確認すべき点としては下記が挙げられます。
・延長保証自体の料金
・保証期間と利用回数
・保証適用時の負担金の有無と金額
・保証範囲(自然故障のみか事故・過失による故障も含むか)
モバイル保険
保険会社が提供する保険サービスを利用する方法もあります。
モバイル保険はスマホをメインとする保険サービスですが、対象機器がWi-FiやBluetoothにつながるモバイル通信機器全般と非常に広く、Nintendo Switchにも利用することができます。
1契約で3端末まで保険にいれることができるため、例えばスマホとタブレットとSwitchというように、他の手持ちのモバイル端末と一緒に補償を付けるという使い方が可能です。
月額700円で使えるため、1台当たりは233円とワイドケア for Nintendo Switchと近い料金になっています。
まとめて補償できるモバイル機器を持っている場合には、モバイル保険がオススメです。
Nintendo Switchに補償サービスは必要?
補償サービスは、起きるか起きないか分からない万が一の故障に備えて利用するサービスです。
有効に使えるかどうかは確率的なものであり、人によって評価が異なります。
そのため絶対に必要だ、もしくは不要だと言い切ることはできません。
そこで、この疑問には「適切なサービスがあるのであれば入るべき」という答えが最も適していると考えられます。
適切というのは4つの観点で判断します。
・故障する確率が高そうか否か
・故障したときに必要な修理料金
・サービスの補償内容
・サービスの利用料金
機器の形状やその使い方などから、「いつか壊しそう」「壊すことはなさそう」など、事故が起きる可能性は感覚的にある程度想定できると思います。
この確立に加えて、故障したときに元に戻すために必要な費用がどの程度かかるかを考えてみましょう。
これを踏まえて、補償内容とサービスの利用料金を確認します。
補償金額や利用上限、適用範囲などが故障の確立・費用に対して十分で、利用料金がその内容に見合うと判断できるのであれば、そのサービスは当人にとって利用するべき適切な補償サービスと言えます。
まとめ
Nintendo Switchの修理や補償サービスについてまとめました。
補償の加入を判断するには、修理方法や費用、補償サービスの内容など関連する情報を集めることが肝要です。
本記事が判断の参考になれば幸いです。